最終更新日:2025/3/31

(株)リカーマウンテン

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 食品
  • 専門店(食品・日用品)
  • 通販・ネット販売
  • 専門店(その他小売)

基本情報

本社
京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

2024年入社の先輩たちが語る!私たちがリカマンを選んだ理由

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店舗で学んだお酒の知識を活かし、将来はそれぞれの目指す道へ

約200店舗を展開する同社ですが、活躍の場は店舗だけにとどまりません。店長、商品企画、バイヤー、イベントなど、それぞれが目指す未来に続く道がある!まずは1年目の先輩たちの「今」を見てみましょう。

■白石さん(写真左)
北方店 新入社員/2024年入社

■田中さん(写真右)
八幡店 新入社員/2024年入社

■宮田さん(写真中央)
三宮北野坂店 新入社員/2024年入社

休日の過ごし方を教えてください

資格取得前は勉強漬けでしたが、最近はテイスティングに使った和酒の残りを味わい趣味のピアノを奏でる休日に。お客様が経営する居酒屋にも月2で通っています。(白石さん)
同郷の友人と飲みに行ったり、自宅で飲んだり…結局飲んでいますね(笑)。最近は焼酎の味がわかるようになりました。京都は第二の故郷!毎日楽しいです。(田中さん)
普段の休みは自宅で映画を観ながらお酒を楽しんだり、友達と食事に出掛けたり。連休は旅行に行くことも多いです。現在、神戸のまちを開拓している真っ最中です!(宮田さん)

【白石さん】入社1年目で「SAKE DIPLOMA」を取得!店舗のムードメーカーとしても活躍中

――入社理由を教えてください
新潟の大学で日本酒にハマりました。米のでき栄えに左右されることなく、常に一定の品質を保つものづくりの姿勢に惚れたのが日本酒を好きになった理由です。好きなものを仕事にしたいと考え、就職活動では新潟県内の酒造メーカーほぼすべてを訪問するほど情熱を傾けていましたが、「日本酒に絞っていいのか」と疑問が生じ、お酒全般を扱うリカマンに注目。当社なら幅広いお酒の知識を身につけ、将来の選択肢も広がると感じて入社を決めました。

――「SAKE DIPLOMA」を取得されたとか?
同期が「ウイスキーエキスパート」を取得したと知り、自分も仕事プラスαの学びを得たいと思い、ソムリエに匹敵する日本酒・焼酎の高難度資格に挑戦しました。ただ、その存在を知ったのは一次試験締切の直前。休日返上で勉強して一次・二次ともに合格することができました。私は卒論のテーマが「米」だったので、この知識もベースになりました。

――1年目での「SAKE DIPLOMA」取得は貴社では史上初?
私の知る限りではそうだと思いますが…もしかしたら先駆者がいるかも(笑)。店長、統括部長、人事部長から褒めていただき、合格を報告したバイヤーの方から「もう和酒バイヤーやん!」と言っていただけたのがうれしかったです。

――店舗でも資格を活かして大活躍でしょうね
以前より自信を持ってお客様に提案できるようになりました。北方店は清酒と焼酎の品揃えが豊富なので、普段の品出しや接客を通じて知識を蓄えられたのも合格の後押しになったはず。特に焼酎はゼロスタートだったので仕事を通じて鍛えられたと思っています。

――店舗ではどんな仕事に携わっているんですか?
清酒担当として品出し、接客、売場づくり、マネジメントなどを手掛けています。社員、アルバイト・パートを問わずスタッフ同士が声を掛け合い、笑顔で働いている店を目指し、誰もが楽しく働ける雰囲気づくりを大切にしています。先日もお客様から「この店は雰囲気がいいね」と言っていただき、心掛けが伝わっているとやりがいを感じました。

――最後に目標を教えてください
「ワインエキスパート」の資格取得に加え、早期に店長補佐、店長へとキャリアアップすることを目指しています。それともう一つ、「SAKE DIPLOMA」は難易度に比べて認知度が低いので、この資格の価値を広める取り組みにも注力したいと思っています。

【田中さん】面倒見のいい先輩たちに支えられ、苦手な接客を克服!将来はイベント企画に挑戦したい

――入社の決め手を教えてください
好きなものに携わりたいと考え、お酒と映画を軸に就職活動を行っていました。当社に惹かれたのは、ウイスキーメッセやワインフェスタといったイベントを主催していると知ったからです。お酒離れが進む若い世代にイベントを通じて魅力を発信する姿を見て、新しいことに挑戦する企業だと感じたのが決め手です。また、動画配信サービスから当社の動画を視聴した際、コンテンツとして抜群に面白かったのも入社を決める後押しになりました。

――福岡出身だそうですね。京都には慣れましたか?
地元で働くことも考えましたが、好きなものを仕事にしたいという思いが強く、京都で初めての一人暮らしをすることを決めました。お客様の方言が聞き取れなかったり、仕事で力こぶができたり(!)ということはありましたが、苦労ではないですね。

――職場の雰囲気はどうですか?
社員、パート・アルバイトさんに助けられ、楽しい京都ライフを過ごしています。ベテランパートの方々はお母さんのような存在で、仕事はもちろん、「あのスーパーが安いよ」「病院はここがいい」と地域で暮らすためのアドバイスをたくさんいただいています。

――現在の仕事を教えてください
1年目の夏ごろまでは洋酒担当として発注や売場づくりに携わり、以降は焼酎や日本酒など和酒の担当になりました。八幡店は昼型店舗の中でも規模も売上も大きく、さまざまな商品ジャンルで全店1位を獲得したことがある店舗です。私が担当する和酒でも輝かしい実績を残しており、しかも売場づくりがうまい方が多い。バイヤーの方からも「お手本が多いから参考にできるね」と言われています。

――恵まれた環境なんですね
そうなんです。実は接客が苦手だったんですが、先輩方から積極的にお客様に接客するよう背中を押され、苦手を克服できました。「僕の接客を見ていてくださいね」と私に見えるように接客してくださる先輩もいるので、見て・聞いて・実践することで成長しています。

――今後の目標は何ですか?
今、先輩の真似をして接客の最後に「楽しんでくださいね」と言葉を添えるようにしています。「楽しんでください」って、いい言葉ですよね。これからも店舗でより多くのお客様と接しながら幅広いお酒の知識を身につけ、その知識を活かして将来は本社でイベント企画に携わりたいと思っています。

【宮田さん】多種多様な顧客ニーズを徹底分析。店舗経営者の志向に寄り添う提案で結果を掴む!

――入社の決め手を教えてください
なかなかやりたいことが見つからなかった時、ふと好きなものを仕事にしようと思い立ち、お酒を軸に就職活動を進めました。私は学生時代に居酒屋などでアルバイトをしており、お酒を飲む場の雰囲気がとても好きで、お酒に関わる企業や仕事について情報収集する中で当社を知りました。販売はもちろん自社ブランドがあり、イベントの企画・運営なども多角的に手掛けていたことが当社を選んだ決め手です。

――入社して気づいたことはありますか?
私が勤務する店舗は夜型店舗のため、配達が多く、想像以上に体力がいるなと思いました。また、お客様との距離の近さも想像以上でした。最初は「お酒や食のプロと向き合う仕事だ」と緊張していましたが、みなさんとてもフレンドリーで、提案もしやすいと感じています。

――夜型店舗の特徴、現在の仕事内容を教えてください
接客販売、発注、配達と昼型店舗とさほど変わりませんが、向き合うお客様の多くが店舗経営者であることが夜型店舗の特徴だと思います。私は顔と名前を覚えてもらうことから始め、「リカマンの宮田から買いたい」と思ってもらえる気くばりを大切にしています。これまで歴代の先輩方が築いてきた信頼関係を守り、それを土台に「リカマンの宮田」を選んでもらえるような痒い所に手が届く接客を心掛けています。

――やりがいを感じるのはどんな時ですか?
新商品の提案をした際、「宮田くんが言うなら買うわ」と決めてもらえたことが印象に残っています。私は配属当初からお客様ごとのニーズの違いに注意を払い、例えば納品時の商品の置き場所、声掛けの仕方などをそれぞれの店舗に合うようカスタマイズしてきました。これはそんな“気くばりの成果”とも言える出来事で、日頃の行いが評価されたと言っても過言ではありません。「認められた」と実感できたことが、とてもうれしかったです。

――今後の目標を教えてください
1年目は自分のことで精一杯でしたが、今後は店舗全体を見渡し、先月より今月、昨年度よりも今年度というように売上アップに貢献できる戦力になりたいと思っています。また、並行してお酒の資格取得、例えば「ウイスキーエキスパート」や「ワインエキスパート」を取得して今以上に自信を持って提案できるようになりたい。そして、いつかは私が当社を知るきっかけになったイベントに携われたらと思っています。

学生の方へメッセージ

【白石さん】私は「好きなもの」を軸に就職活動に取り組みました。保険、ディーラーなど異業種も受けましたが、働く姿を想像できず、お酒に絞ることで当社とめぐり合えました。有名企業、大手企業もいいですが、私は「好きなもの」にこだわって良かった。性に合っている、天職だと思えるリカマンでの仕事は本当に楽しいです。人との会話が好きな人、チームで目標を追いかける仕事がしたい人にも当社は合っていると思いますよ。

【田中さん】就職活動は、自分のこれまでの人生を品定めされているような気がしてしまい大変ですよね。私も苦しい思いをしたことがあります。でも、当社の選考で「就職活動で自分のすべてが決まるわけじゃない」「やりたいことをやりたい時にやればいい」という言葉をいただき、すごく救われました。リカマンは自分が何かをやりたいと思った時に一緒に考え、背中を押してくれる会社。お酒が好きな人たちと「好きなもの」を思い切り楽しめるのも魅力です。

【宮田さん】やりたいことがなかなか決まらなかった時、「好きなもの」を軸にすることで就職活動が動き出しました。特に意識したのは「好きなもの」をより知る努力をすること。お酒を軸に取り巻く環境を広く見渡すことで、そこに紐づく業界、企業、仕事の解像度が上がり、リカマンとも出会うことができました。お客様との距離が近い当社は仕事を通じて学べることが多く、いち早く成長できると思います。

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「店舗だけにとどまらない豊富なキャリアパス、お酒好きという共通項を持つ仲間同士が生み出す気取らない社風が当社の魅力です」と採用チームのみなさん。

マイナビ編集部から

小売販売から卸、EC、醸造・蒸留、企画、輸出入と多彩な事業を展開する(株)リカーマウンテン。「リカマン」の名で親しまれる同社は酒販業界の中でもチャレンジングな企業として知られ、有料試飲や量り売り、ウイスキーのハンドフィル、ガチャなど新たな販売手法を次々と生み出している。現在、全国191店舗(2024年11月時点)を展開しているが、今後は関東進出に注力する方針。また、グループとしてレストラン、パブ、バーも展開しており、将来は外食業に携わるチャンスもある。

酒販業=店舗での販売がメインと思うかもしれないが、同社のキャリアステップは実に多彩。実際、2年目から洋酒の商品企画、SNS運用、ネットショップ運営、ウイスキーの製造で活躍する先輩も誕生している。「本人の意欲を会社が後押しするのが当社の方針。やりたいと思ったタイミングで適材適所の配属ができるようバックアップしています」と人事部長の渡邉さん。

会社都合の抜擢や昇格ではなく、主役はあくまで社員たち。若手が成長するための教育研修にも力を注ぎ、ウイスキーやワイン、焼酎・日本酒の各種資格取得を支援する講座に加え、定期的に実施されるメーカー研修でも幅広いお酒の知識を身につけることができる。お酒を愛する社員が集うリカマンでの仕事は本当に楽しそうだと感じたとともに、好きなことを仕事にするのはやっぱりいいなあと羨ましくなった取材であった。

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店舗ごとにカラーはあれど、共通するのはお酒を愛する仲間が集っていること。お酒が好き、お酒を楽しむ場の雰囲気が好き。そんな思いが確かな絆を育んでいると感じた。

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