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最終更新日:2025/3/1
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部署名エンベデッド事業(※取材当時)
仕事内容キヤノンの一眼レフカメラを制御するソフトウェアの開発
私の現在の仕事は、キヤノンの一眼レフカメラを制御するソフトウェア(ファームウェア)の開発です。私が担当しているのは、一眼レフカメラの背面液晶にリアルタイムで画像を表示する「ライブビュー」と呼ばれる部分です。その中でも、画面上の枠やピント合わせなどに使用する座標の計算モジュールと、枠表示の制御モジュールの開発を主に担当しています。新機種の開発に向けた調査・設計や、実装・不具合修正がメインの業務です。機能とその組み合わせの数が多いことから来る大変さもありますが、自分で書いたプログラム通りにカメラが動くのをすぐ確認できる面白さがあります。また、世界中の何百万人ものユーザーが直接触れる機能の見た目や使い勝手に関わる部分の開発ですし、最先端の製品に触れられるのでとてもやりがいがあります。
一つに絞るのは難しいですが、自分が苦労して設計・実装した機能が初めて形になってちゃんと動いた瞬間や、それが世に出てレビューなどで良い評価を得ているのを目にしたときが嬉しいです。以前の仕事では、一眼レフカメラのある機能について使い勝手を改善したいという要望があり、自分が主担当になって開発チームリーダーと仕様の検討段階からレビューを重ねました。どのような仕様にするか話し合いがまとまるのに時間が掛かったり、短い期間での実装が要望されたりといった苦労もありました。しかしそれだけに、今までとは違った見た目の機能が自分の手元で初めて動いた瞬間には、思わず歓喜の声を上げてしまいました。また、それをリーダーに見せに行って「おお、いいじゃないか、よくできてるね!」と言ってもらえたときには喜びもひとしおでした。
私は学生時代から写真撮影を趣味にしており、カメラの開発に関心を持っていました。私自身が長年キヤノンのデジタル一眼レフカメラを使っていたこと、一眼レフカメラのシェアが世界1位であることから、キヤノンのカメラには特に興味がありました。また、研究室では画像解析のためのプログラム開発も行なったので、画像処理やソフトウェア開発自体にも興味を持つようになりました。それらの関心に合致したのが当社でした。キヤノンのカメラのファームウェア開発や、カメラ付属の画像処理ソフトなどを開発していることから、私のやりたいことと私が持つスキルの両面に一番合った会社だと考えて選びました。
一眼レフカメラのソフトウェア開発部門に配属され、カメラを制御するソフトウェア(ファームウェア)の開発を担当しています。
今の就職活動ではネットで簡単にエントリーができるため、以前から名前を知っていた有名企業に手当たり次第エントリーする人もいるようです。しかし、自分が本当に興味を持ち、就職後も情熱を持って仕事として続けられる対象は何か、それができるのはどの会社なのかをきちんと調べて、対象を絞ったほうが成功しやすいと思います。私も当初は手当たり次第の時期がありましたが、自分がやりたいことと合っていたこの会社では熱意が伝わり、スムーズに選考が進みました。