最終更新日:2025/6/27

高瀬物産(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 食品
  • 物流・倉庫
  • 農林・水産
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

幅広い食材を通じ、確かな信頼関係を構築。「食ビジネスのプロ」へ成長曲線を刻む。

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業務用食材商社である同社の最前線で活躍する先輩たち

業務用食材を扱う専門商社として、数多くの顧客から信頼を獲得している企業。今回は同社で活躍している3名の先輩社員に、それぞれの仕事内容ややりがい、成長した点、目標などについて語ってもらった。

■営業課 主任 Y.Kさん(写真左)
2019年入社 

■仕入課 S.Rさん(写真中央)
2018年入社

■総務課 I.Nさん(写真右)
2024年入社

それぞれの一日&趣味を紹介

日々社用車に乗って計画的にお客様先を訪問するY.Kさん。新しい商材サンプルなども持参し、挨拶や時間厳守を基本に提案活動に邁進。趣味はドライブとお店巡り。
仕入れた食材の安全・安心をチェックし、検品やラベル張りなども行い商品管理に努めるS.Rさん。趣味はバイクで、休日は関東周辺をツーリングしてリフレッシュしている。
総務課で営業の先輩を事務的にサポートしているI.Nさん。お客様や仕入れ先の電話を取ることも多く、指名を受ける機会も増え仕事のやりがいに。趣味は韓流スターの推し活。

心の底から必要だと感じるものを提案。名前で呼ばれることで信頼感を得る喜びは格別(Y.Kさん)

入社後の2年間は、業務課で食材配送を経験。商品知識を身につけ、多くの店舗を見てニーズを体感できる機会に恵まれました。その後、キャリアパス検定試験に合格したことで、希望していた営業職に就くことができました。下町情緒がある観光地・浅草や、インバウンド需要も大きい観光スポット、さらに水道橋やお茶の水界隈などの150店舗ものお客様を対象にルートセールスをするほか、新規開拓にも努めています。

営業として心がけているのは、売上アップのための商品提案ではなく「この店舗・厨房にはこれが必要」だと心の底から感じたものを提案すること。試食会であるメーカーの大判メンチカツを試食した際に「これは美味しい」「味と見た目のインパクトもすごい」と実感したことから給食事業を営むお客様に提案したところ、その美味しさに感銘を受けられて即採用に。社員食堂用に、大量発注をいただけたのです。味に加えてボリュームも大好評で、まさに自分が食材の架け橋になれた実感がありました。

成功の裏には失敗した経験もあります。クリスマス前に、カフェを営むお客様からドリンクの飾りつけ用のお菓子が届いていないとの連絡がありました。私が発注し忘れていたことに気づき、すぐに謝罪に出向いて「なるべく同じものを急いで手配します」と約束。その後、何とか調達することができ、事なきを得ました。失敗をしても納期までにリカバリーしたことがお客様に認められ、今では笑い話として話せる仲になっています。もちろん数字も大切ですが、お客様といかに本気で向き合って最後まで真摯に対応するか、その重要性に改めて気づかされましたね。

城東支店は飲食店のお客様も人情味あふれる方が多く、一度取引に成功すると長い信頼関係につながり、社名ではなく名前で呼んでくださるお客様も多くいらっしゃいます。「もっと顔を出してよ」などと声をかけていただく機会もやりがいになっています。現在はインバウンド需要も高まり、外食市場も活気に溢れているので今後も業務や仕入れ、商品開発などを様々な課と連携を取りながら、当社の商品力とプライベートブランドなどの開発力を強みとしてさらに売上を伸ばしていきたいです。主任になったばかりなので、係長や課長などの役職も視野に入れて、後輩をリードできる指導力も培っていけたらと思います。

常温商品やチルド、ワインまでを担当。適切な発注と安全管理に努め、食流通を支える(S.Rさん)

身近な繁華街を走る配送トラックから社名を知り、当社の求人に目が留まりました。業界内でも知名度が高く、実績が豊富である点にも惹かれて入社を決意しました。
入社後は業務課で約5年近く配送業務を担当し、お客様とコミュニケーションを取りながら商品と業界知識を習得。上記で登壇しているY.Kさんと同様に、キャリアパス検定試験に合格した後、私は仕入課で商品の仕入れを担当しています。お客様に安定的に商品を供給できるようにメーカーとの商談や発注業務、倉庫における適切な温度帯での商品管理が主な役割です。

私は現在、城東支店で常温商品から乳製品・卵などのチルド商品、さらにワインなどの倉庫棚を担当。営業と連携をしながら季節・トレンド・地域ごとに売れる商品を見極め、安全安心な商品管理に努めています。日々売れていく商品の定期的な発注に加え、お店のイベント期間中は需要を見越したうえでの発注など臨機応変に対応しています。仕入れはいかに良い商品を安く仕入れるかが勝負で、それが会社の利益にもなります。メーカーとの価格交渉が大切で、一方的に「安くしてください」とお願いするのではなく、互いが困ったときに助け合えるような関係を築くことを心がけていますね。

業務課で配送時にお客様の店舗や厨房を幅広く見た経験は、世の中でなにが必要とされているのかを把握できたので、仕入れの仕事に活きていると感じています。仕入課になったばかりのときは、発注ミスをしてしまうことがありましたが、メーカーや社内の営業社員と連携を取り、迅速にリカバリーすることができました。お客様にミスなく着実に商品が届けられているという実感がやりがいにつながっています。

またワインに関しては本社で勉強会もあり、高級ワインから格安ワインまでを試飲する機会もあります。人並み以上の知識が得られることが楽しく、訪ねた先で当社が卸した商品を見つけたり、お客様も楽しく飲食している姿はとてもうれしく思います。当面は当社の中でも「仕入れのプロ」とみなされる存在を目標に頑張っていきたいと思っています。

営業をサポートして、支店窓口として様々なご依頼に対応。報・連・相と優先付けの大切さを学ぶ(I.Nさん)

学生時代から食に興味が湧き、食品業界で就職活動を進めるなかで「食の流通」に貢献している当社の存在を知りました。幅広い職種がチームとなって多彩な食材を仕入れ、お客様に供給している点が自分の志向と一致して、迷わず入社を志望しました。

入社後は城東支店の総務課で、営業事務の仕事をしています。私は東京の下町や観光エリアを担当する営業社員一人をサポートすることからスタート。納品伝票や請求書の発行、見積書の作成、仕入れ先からサンプル品や規格書の取り寄せまでを行っています。Webシステムを活用しながらPCでデータを作成しますが、お客様に応じてオンラインでデータを送信したり、郵送の手配をします。さらに、支店の窓口としてお客様からのご注文やご質問に電話でお応えしたりと、各営業につなぐことも重要な役割の一つです。

仕事を通じて学べたのは、お客様や仕入れ先、営業をつなぐコミュニケーションの大切さ。常にホウレンソウ(報告・連絡・相談)を心がけ、大切な情報伝達に漏れがないように努めています。また時間の管理も大切にしていて今やるべきことと、後での作業でも支障がないことなどを常に優先順位をつけて計画的に取り組むように意識しています。さらに、退勤する前には明日のタスクを付箋に書き、パソコンに張るなどしてミスや対応忘れがないようにしています。
業務を重ねるなかで、お客様から名前を覚えてもらい、私宛てのお電話をいただく機会も増えてきました。「いつも頑張っているね」「商材の色や種類の選定はあなたに任せるから」などのお言葉をいただくと、信頼されているなと感じることができて、大きなやりがいになっています。

当社は、コミュニケーションが活発で笑顔も多い職場。総務課の先輩は若手の方も多く、気軽に相談ができる存在です。素晴らしい職場環境のもと、今後は商品やメーカーの知識を増やしてお客様からの質問に即答できる人材になることが目標。さらにお客様との距離を縮め、営業の一端を担えるような存在になっていきたいですね。

学生の方へメッセージ

【Y.Kさん】当社は文系、理系問わず活躍することができます。私は理系で、大学では生命化学を専攻。当社では、食材の成分表を見て「これは健康に良いものですよ」とアピールすることもあり、学生時代の学びも役立っていると感じます。業務の中では、フットワーク良くお客様と対面をすることが基本となるので、コミュニケーション力を活かしたい人にはとてもやりがいのある仕事といえるでしょう。

【S.Rさん】総合職の場合、最初は倉庫や配送などの仕事からスタート。先輩とお客様先に同行しながら業務を学ぶことになるので、社内外・老若男女を問わず人と話をするのが好きだという方、食に興味があって知識の習得に貪欲な方に当社はお勧めです。さらに、キャリアパス検定試験を合格することによって仕入職や営業職などの希望する職種に就けるので、好奇心や向上心旺盛に学べる方、チームワークの取れる方も成長していけると思いますね。

【I.Nさん】城東支店には明るく快活な人柄の方が多く、毎日活気があります。コミュニケーションを取りながら仕事を進めることが好きな方は、とてもなじみやすい職場。日頃からメーカーの試食会も開かれ、そこでは新しい食材を試食して感想を述べあう機会もあるので、食が好きでトレンドや情報に敏感な方も楽しみは大きいでしょう。また総務から営業にキャリアアップしている先輩もいるので、向上心のある方にも良い環境があると思います。

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各部門が協力し合い、チームとして互いを助け合う風土があるのが当社の特徴。どの支店も年次や部署間の壁がなく、コミュニケーションが活発で笑顔に溢れている。

マイナビ編集部から

同社は飲食店、ホテル、レジャー施設、宿泊施設など、幅広い層の顧客に業務用食材を供給する「食の専門商社」だ。1961年の創業以来60有余年、多くの顧客の信頼を得る一方、全国58カ所に拠点を展開し着実な成長を続けてきた。同社が取り扱う食材は10万点以上に及び、厨房資材なども含め顧客のあらゆるニーズに応えることができることが強みである。今回、3名の先輩社員に話を伺うことができたが、営業、仕入、業務、総務それぞれが自分の役割を自覚し、社内外と連携を取りながら日々の仕事に取り組んでいる姿が取材を通して感じられた。

同社は飲食店などのお客様と仕入先メーカーとの橋渡しとなることが使命といえるが、入社後は倉庫や配送を通して商品知識やお客様とのコミュニケーションを実践的に学んでいけることに加え、配属後も常に先輩が後輩の面倒を見てくれる。さらに主任から課長、支店長など幹部候補へ、あるいは営業や仕入、商品開発などのスペシャリストへと常に目標を持って取り組める環境が整っている。

メディアを見てもグルメ番組が隆盛で、外国人観光客などインバウンド需要も大きい昨今、人々の食への関心はとどまることを知らない。今後もニーズは膨らむことが予想され、安定的かつ意欲的に働き続けられる職場である。食材の知識を深めながら提案力と行動力を磨き続けることで人との太い信頼関係が結べる、まさに大きな醍醐味が待つ会社だ。

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4000社を超えるメーカーの商品、『ベストシェフ』『シェフィール』などのPB商品、海外からの輸入食品・酒類など10万点超のアイテムを提供。調達力と開発力は同社の強みだ。

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