最終更新日:2025/4/25

P&Gプレステージ合同会社

  • 正社員

業種

  • 商社(薬品・化粧品)
  • 専門店(その他小売)
  • 化粧品
  • エステティック・美容・理容
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

意欲と成果が認められ、次々と新たなポストに抜擢!

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挑戦して掴んだスキルや経験を、再び店舗で生かしたい

■上原 智聡さん
2019年入社
SK-IIスキンエキスパート(SE/美容部員)

憧れの美容業界の扉を開き、スキンエキスパート(SE)として活躍している上原さん。「個人競技に打ち込んだ青春時代とは異なる人とのつながり、チームプレーの楽しさを教えてくれたのがSK-II」と語る上原さんの仕事ぶりに迫ります。

上原さんのお仕事拝見!

店頭でカウンセリング、販売に携わるSEは大切な仲間。お互いに情報共有しながらお客さまにSK-IIの魅力を伝え、ファンになっていただくための役割を担っている。
SK-IIのお客さま層はどんどん広がり、長年お使いいただくリピーターの方はもちろん、初めてカウンターにお越しになる20代の方までさまざま。
2024年6月にリニューアルされた新ユニフォーム。自由な着こなしが楽しめる洗練されたデザインにぜひ注目してもらいたい。

「SK-II製品とお客さまをつなぐ懸け橋に」

私は2歳から体操を始め、3歳からは競技として取り組むようになりました。小中高とずっと体操競技を行っていたため、大学ではまったく異なることを学びたいと、日本を含めたアジアの文化や宗教、歴史、価値観を学ぶ学部に進み、海外留学も経験しました。留学以前の私は体操という個人競技の影響から黙々と一人で何かに打ち込むことが多く、人見知りでコミュニケーションも苦手。悩みがあっても誰にも打ち明けられないタイプでしたが、海外で多様な国の学生とふれあうことで人見知りを克服し、新たな自分を見つけることができました。

帰国後に将来を考えるようになった時、人に何かを広げる・発信する仕事がしたいと思い、接客業や営業職を意識するようになりました。その一つとして美容業界に注目したのは憧れがあったからだと思います。実際、企業見学などでお会いした美容業界の方々は身なりも所作も美しく、その佇まいからは凛とした自信が感じられました。なかでも当社は現職の美容部員の方々が制服姿で直接お話してくださり、素肌の美しさはもちろん、寄り添うような優しい語り口に思わず魅了されてしまいました。振り返れば、この時から私の心は決まっていたように思います。

「私もこんな人になりたい」。そう思ったのが、当社を志したきっかけです。以降はP&Gプレステージを第一志望に活動を続け、製品を買って試したり、店頭に足を運んだり、思いつく限りの情報収集を行いました。入社を決めたのは、SEという仕事に“お客さまと製品をつなぐ懸け橋になれる魅力”を見いだしたからです。また、SK-II製品を通じてお客さまがきれいになるお手伝いをできるだけでなく、人として自分自身も、自分の素肌も磨けるなんて夢のような仕事だと思い、当社を選びました。

2年目でイベント専任チームの一員に!チームでゴールをめざす喜びを経験

入社後は数週間にわたる新入社員研修を通して、肌の基礎知識から製品、カウンセリング技術について学ぶことができました。学生時代はスキンケアに無頓着で知識もなかった私ですが、この研修のおかげで安心してSEとしての店頭活動を始めることができたと感じています。私は配属時から上司に「なるべく多くの経験を積みたい」と伝えており、2023年5月に本社職になるまで、東京のドラッグストア、神奈川のショッピングモールで販売を行うほか、イベント専任チームとして百貨店などで開催される期間限定イベントに携わることもできました。

イベント専任チームとは、いわばSEの精鋭部隊です。全国に多数いるSEのなかから20名が選抜されるのですが、私は2年目でそのメンバーに選んでいただくことができました。イベント時には普段は別の店舗で働くSEが会場に集まり、ともにカウンセリングや販売に携わります。もちろん目標もあり、購入率や品数の拡大をめざすのですが、私は精鋭チームという周囲の期待の大きさから普段通りの接客ができなくて空回り。落ち込む日が続きました。そんな時、ある先輩から「どうしてそんなに自信をもって接客できるの?」と尋ねられ、「自信なんてないです!」と即答。心のなかにしまっていた悩みを打ち明けると、「上原さんもそうだったんだ」とお互いの本音を話すことができました。

精鋭という言葉にとらわれ、自分らしいカウンセリングを見失っていた私たちでしたが、本音を言い合えたことで緊張が解け、孤軍奮闘していた販売活動が一気にチームプレーに進化。いつしかその輪はチーム全体に広がり、事前の情報共有や販売計画、効果的なトークなどをお互いに教え合い、みんなで目標数字の達成をめざせる関係を築くことができました。

会社と現場をつなぐ本社職で人事育成に注力。学んだスキルを再び店舗で生かしたい

イベント専任チームでの仕事を経験したことで、お客さまのニーズを引き出す力、それに応じた製品を提案する力を磨くことができたと自負しています。実際、イベントでの購入率は7~8割と以前の倍以上になり、自店に戻った後もプラスワン提案でより多くの製品を購入していただけるようになりました。こうした成長が上司から認められ、私は現在、念願の本社職として活動しています。本社職とは、全国のSEと本社をつなぐポジションで、各店の環境の違いや課題を吸い上げて本社に伝えるとともに、本社が推進する方針や制度を現場に浸透させる仕事です。通常は10年以上のキャリアの方々が就くポストにもかかわらず、4年目で推薦していただけたことは大きな自信になりました。

私は主に新卒社員のトレーニングを担当しており、最近、とある店舗を訪問したばかり。数字が伸びない、元気がないと店舗の上長が心配していたSEと向き合い、二人で色々な話をしました。自分の経験をもとに笑顔でお客さまと接することの大切さを伝えたのですが、これを機に彼女の仕事への向き合い方ががらりと変わったんです。ハードルが高かった顧客さまへのカウンセリングができるようになり、イベント時には目標数字以上の結果を残したと聞きました。もちろんすべてが私のおかげというわけではないですが、あのコミュニケーションをきっかけに彼女が悩みを払拭できていたのならこんなにうれしいことはありません。

この出来事は私にとっても大きなやりがいになり、今後も新人教育に力を注ぎ、一人でも多くのSEにSK-IIで働く楽しさを伝え、お客さまのために頑張れる人を育てたいと思っています。また、いずれは店舗に戻り、本社職で培ったトレーニングスキルや思いの伝え方を生かし、店舗の土台を築く仕事がしたい。やっぱり私はSK-IIの店舗、そしてお客さまが大好きなので今後も現場で活躍したいと思っています。

学生の方へメッセージ

「この仕事って○○だよね」と決めつけず、正しい知識をもとに自分で判断することが大切だと思います。例えば、私が携わる美容部員という仕事も、会社によってその内容はさまざま。限られた知識で判断してしまうと大きなチャンスを逃してしまうかもしれません。

私はそんな思い込みや勘違いを避けるため、とにかく気になる企業や興味のある業界は徹底的に情報収集を行いました。会社を見学できる機会があれば必ず訪問し、多くの企業が出展するイベントがあればできる限り足を運ぶ、これが私のこだわった企業研究の方法です。自分の目で見ることで入社後のミスマッチを未然に防ぐことができますし、思わぬ魅力を発見できることがあるかもしれませんからね。

なかでも現職SEから直に話を聞ける当社の説明会は必見!美容業界に興味があれば、ぜひP&Gプレステージを企業研究の一社に加え、SK-IIという製品に携わる仕事の魅力に触れてみてください。

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「意欲や成果をきちんと認め、若くても責任あるポジションを任せてもらえる会社。自己成長したい方にはぴったりの環境ですよ!」

マイナビ編集部から

P&Gグループは洗剤、紙おむつ、ヘアケア製品、化粧品、小型家電製品など、暮らしと密接につながる製品とサービスを世界中に提供する日用品メーカーだ。今回、取材を行ったP&Gプレステージ合同会社はその一員として、今日までの長きにわたりSK-IIビジネスに携わっている。

これまでは「SK-IIビューティーインフルエンサー」と呼ばれていた同社の美容部員だが、2024年6月末から「SK-IIスキンエキスパート(SE)」へと呼称を変更。それに伴い、ユニフォームも変わり、世界的ファッションブランドがSEのために特別にデザインした洗練されたスタイルへ。季節、性別、マタニティなど、SE一人ひとりがそれぞれの個性を表現できるユニフォームとなっている。

また、SDGsに取り組む同社は「change destiny for earth」をモットーに掲げ、製品を通じてお客さまの運命を変えるだけでなく、地球の運命を変えることにも注力。ガラスボトルのリサイクルを行い、地球環境の改善に率先して取り組んでいる。このほか店頭でのジェンダーレスな接客も進んでおり、性別にとらわれないカウンセリングで他社と差別化を図っている。「老若男女すべてのお客さまとフラットに向き合えるのも魅力です」と上原さん。いきいきと働くその姿に、SK-IIがめざす未来を見た気がした。

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オハイオ州に本拠を置くP&G社。そのグループ会社である同社は外資系企業ならではの自由闊達な社風、日本企業の細やかなおもてなしが融合したとても魅力的な企業体だ。

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