最終更新日:2025/4/24

(株)ANX

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 通信・インフラ
  • インターネット関連
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都、長野県

取材情報

事業について伝えたい

多くの民間企業のコンサルティングと、図書館情報ネットワークシステムの構築が強み。

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ユニークな事業分野で、独自のネットワークを構築しています。

関 明浩
取締役
営業本部長

学校図書館システムおよび広域図書館ネットワークシステムで独自の実績を持つANX。「このシステムを発展させ、学校の図書館をやがては地域の老若男女が集まるコミュニティ拠点にできないかな」と話す関取締役。「単なるソフト開発にとどまらず、この事業を地域の活性化にもつなげる使命があると思う」と夢を語る。

ANXの仕事

「公共分野での業務を受注できる背景には、当社が独立系であることも理由のひとつだと思う。常に公平な目線でシステム設計やハード選びができるから」と関取締役は語る。
長野支社にて。「私たち自身が作って試し、本当に良いと思えたものだけを提供する。じっくりと吟味するので、リリースには時間がかかります」
お客様に提供するハードウェアは、機種選定の上、社内で組立をし適正なセットアップを実施、要求仕様通りに動作することを確認した上で、納品させて頂きます。

システムの専門家としてクライアント企業の懐に。

営業本部は長野県を中心に業務を展開しており、地元企業のインフラ構築、ソフトウェアの開発などで大きな実績を挙げています。競合する同業他社も多い中、私たちの強みは、ソフトを構築するだけでなくハードの選択に至るまでのきめ細かいサービスを提供できること。クライアント企業の多くは本社と支社、さらに工場などの間でネットワークを構築していますが、こうしたネットワーク環境の構築とハードの選択は切り離せるものではありません。私たちはシステムの専門家としてクライアント企業の懐に入り、親身になってさまざまな課題を解決し、さらにネットワーク構築後のメンテナンスを永続的に行う体制を整えるなど一貫したサポート体制をとることで、多くの企業からの信頼を得ています。いわば私たちは、クライアント企業の情報システム部門を代行しているような位置付けにあります。新規事業部の立ち上げなどの際には初期段階からサポートを行い、企業内の独自システムの構築を請け負うのです。

システムの専門家としてお客様の業務改善に一緒に取り組み、私たちのノウハウにより業務を円滑に進め、最終的には利益向上につなげていくこと。それが私たちの喜びであり、誇りです。

「お客さまが日常の業務で不自由を感じないように」という思いが原点。

当社の目は全国へ、そして海外へも広がっています。流通業や製造業の多い長野県を中心に培ったノウハウは、日本の企業が海外で現地工場や支店を立ち上げる際にも大いに役立つはずです。私たちがシステムを構築する際には、クライアント企業の業務の流れをすみずみまで知ることになり、さらにはシステム上から見える問題点を拾い上げ、「ここの流れを改善すれば、この部分にこのような利益が出せる」などの指摘を行うこともあるのです。長いお付き合いが続いているクライアントの中には、私たちを経営コンサルタントに近い立場で頼りにしてくださる企業もあるほどです。

ここ数年はOSの更新などが短期間で進み、ハードウェアの機能も次々にリニューアルされています。社内にシステム部門を持たない多くの企業にとって、日常の業務と並行してシステムのメンテナンスを行い、ソフトの入れ替えや機器の更新を行うことは大変な労力となっています。「お客さまが日常の業務で不自由を感じないように」という思いから密接なお付き合いをし、お客様の業務環境の向上に一緒に取り組むエンジニアが、これからはますます求められていきます。

地域の図書館を結ぶ広域ネットワークシステムにも大きな強み。

当社は地域の図書館を結ぶ広域ネットワークシステムでも独自のノウハウを構築しており、現在は、長野から岐阜、群馬、東京へと事業を拡大しています。蔵書をバーコードで管理する光景はみなさんもよく目にすると思いますが、当社ではすでに本にICを埋め込んだ管理システムを普及させています。さらに昔から続く同業他社の協業ネットワークにより、全国の図書館へのシステム販売も展開しています。

当社の創業は昭和48年。当時は社内に大きな汎用機を持ち、地元流通業の伝票処理を中心に請け負っていました。伝票を預かってコンピュータへ入力し、計算をしてお返しする。大きなコンピュータを持つ事業者が限られていた当時は、事業者同士の協業ネットワークによって官公庁の業務をこなしていました。当社が公共施設である図書館のシステム構築に強みを持つ理由は、こうした分野での長年の経験と実績によるものです。この協業ネットワークは今日も続いており、互いのノウハウを活かし合って全国へ事業を展開していくことに期待がもてます。

学生のみなさんへのメッセージ

ここ数年、ソフトウェアの進化はいっそう早まり、専門家である私たちでも想定できない変化が次々に起きています。5年先、さらに10年先にはどんなシステム環境が実現しているのか、まったく予測はできません。こうした厳しい環境の中で当社を志望する学生へ、私たちは「この仕事が好きですか」と必ず聞きます。好きであることはもちろん前提ではありますが、今後の世の中では「好き」の度合いが大きな問題になるからです。次々に新しい技術や知識を覚えることを辛いと思わず、むしろ「面白い!」「挑戦したい!」「この技術を習得して多くの人に伝えたい!」と感じるほどの興味が持てなければ、日々の業務を乗り切れないほどの変化が予測されるからです。
エンジニアには、正確なものを素早く作れる能力ももちろん必要です。しかし今後の世の中でより求められる能力は、変化を楽しむ好奇心と、お客様の状況を思いやるヒューマンスキルだと、私たちは思っています。

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サーバルーム。多くの企業のサーバを預かる重要拠点だ。

マイナビ編集部から

大型の汎用機を使った「計算センター」として昭和48年に創業。以降、クライアントのニーズに合わせた企画・提案から、システム構築、導入支援、アフターフォローまでを一貫して行い、きめ細かいサービスで多くのクライアントから信頼を獲得してきたANX。特に学校図書館システム、および広域図書館ネットワークシステムの導入実績は県内トップシェアを誇り、長野県内で約260の小中高校、および大学の図書館で同社のシステムが導入されている。
「アプリ開発やSNSを使った取り組みなど、ソフトウェア業界に華やかなイメージを持っている人からすると、当社の事業内容は少し地味かもしれません。それでも、地元に根を張る“モノ作り企業”として確かな歴史を築いてきました。」そう語るのは人事担当の望月さん。「エンジニアというと、黙々と自分の仕事に集中する人ばかりだと思われるかもしれません。確かに仕事中はそんな場面もありますが、基本的には仕事はすべてチームで行います。実は、コミュニケーションがとても大事な職場なんです。」その言葉の通り、取材中の社内は和やかな雰囲気でやり取りをする様子が見受けられる。「社員のうち4割が文系出身者です。物怖じせず、周囲とうまくコミュニケーションをとってください。そうすれば、入社後の技術習得も心配要りませんよ。」実績と信頼をベースに、今日も「未知の世界」へ挑み続ける。

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「未知の世界はおもしろい」30年ほど前からこのキャッチコピーを掲げる同社。日進月歩で進化するソフトウェアの世界は、毎日が未知への挑戦だという。

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