最終更新日:2025/5/7

サイバーコム(株)

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  • ソフトウエア
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事業について伝えたい

システム開発はモノづくり。知的好奇心やチームワークが成長のカギになる

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技術者として、管理職としての成長の軌跡

新卒入社後、現職では最年少の部長として技術部門のマネジメントをしているN.Sさん。現在までのキャリアや仕事のやりがい、社風などについて伺いました。

ICT事業部 事業部長
N.Sさん(2003年入社)

N.Sさんの横顔、サイバーコムでの働き方とは?

「実は飽きっぽいところがあって、一つのことを続けるより、色々なことをするのが好きなんです。好奇心が強いので、未知のことにワクワクします」
「チームのメンバーの顔をしっかり見ることを大切にしています。その人が得意なことで輝けるように、私がメンバーの個性を理解する必要があります」
「コミュニケーションはとにかく大切です。開発の仕事には一人で黙々と作業をするイメージがあるかもしれませんが、実際は話し合いの場が多いんです」

システム開発は、「常に学び続ける仕事」。そして、未知の領域に チャレンジする好奇心が大切

学校から当社を紹介されて、会社見学会に参加したことが入社のきっかけです。訪れた職場では、社員たちが緊張感を持って働いていたもののピリピリした雰囲気はなく、お互いを信頼していることが伝わってきました。ここは働きやすい会社に違いないと感じて、入社を決意しました。

入社後に携わったのは金融系のシステム開発です。6年ほど携わり、技術者としてのキャリアを歩み始めました。私は情報系を学んでいたため、入社時点でそれなりの知識はありましたが、仕事として行うプログラミングは学生時代のものとはまったく別のもので、仕事に必要となる知識はほぼ全て入社後に学びました。同期にはプログラミング未経験者や文系出身者も多くいます。入社時点での知識はあまり関係ないので、異分野から挑戦する方も安心してほしいですね。そもそもプログラミングというのはとても奥が深く、学生時代にすべて習得できるようなものではありません。皆が同じスタート地点に立てるので、あとは本人のやる気次第だと思います。

私はできるだけ多様な経験を積みたいと思っていたので、金融系のシステム開発の後はさまざまな分野の案件に参加させてもらいました。入社7年目には、制御系ロボット開発のメンバーとなり、約3年ほどロボットのためのアプリケーション開発を行いました。人型ロボットなので、手足があり、しゃべることもできます。手や足をタイミングよくなめらかに動かすために必要なプログラミングなどを担当し、大変ではありましたが、非常に貴重な経験ができたと思っています。

その後は、通信系、制御系、官公庁や電力会社など、すべての分野をほぼ一通り経験することができました。開発するシステムは一つとして同じものはないので、毎回未知のことに挑戦することになります。IT業界は簡単ではありませんが、その分、常に新鮮な気持ちで新しいことを学ぶことができるのも、魅力の1つです。今まで考えたこともなかったことが実現されたりと、未知の領域が大きいので、古いものに囚われず、やったことのないものに着手することにワクワクする私のようなタイプには向いている仕事だと感じます。これから入社する皆さんも、知らない世界に飛び込んでみたいという積極性や知的好奇心をぜひ持ち続けてほしいですね。

「現場がわかる事業部長」として、ポジティブなチームビルディングを心掛ける

入社17年目、ソフトウェア事業本部アプリケーション事業部の部長となりました。当時は最年少の部長だったようです。私はプレイヤーとして開発に携わることを楽しんでいたので、その立場を離れることには寂しさも感じたのですが、大きなチャンスをもらったと前向きに捉えることにしました。

事業部長になった今は、プレイヤー時代には味わえなかった別の楽しさを見出し、やりがいを感じています。チームの一員だった頃は、自分の任された仕事に集中するばかりでしたが、今はチームのメンバーがどのような動きをしているかを把握し、全体を見ながら「この部分は、もっとこうした方が良い」というアドバイスができるようになりました。また、メンバーの適性を見て、その人が一番力を発揮できるように配置を考えていくのも、今のポジションならではのやりがいです。

若手社員を育てるのも私の役割です。若い人が委縮することのないように、なんでも相談しやすい環境づくりを心掛けています。若手が何か失敗をして落ち込んでいる時もありますが、それは私自身も十数年前に通ってきた道です。「自分にとっては大きな問題に思えるかもしれないけれど、よくあることだよ」と励まし、私も一緒に反省します。そうすれば、その社員は失敗を繰り返さないようになるのです。皆が笑顔でなければ良いものは絶対につくれないので、会社としてサービスのクオリティを上げていくには、まず社員を笑顔にしなければならないのです。

大規模な案件になると、300人、500人というエンジニアが力を合わせて一つのものを作ることになります。特に金融系システムの開発はメンバーの人数が多くなる傾向があります。多くの仲間と一緒に働けることも、この仕事の魅力の一つです。私も知識を増やしてもっと大きな案件を手掛け、お客さまに良い提案をしたいと思っています。

社員を大切にしなければ、会社として良い成果を出すことはできない

私が所属する事業部は、一般的に「業務系アプリケーション」と呼ばれるものを扱っており、わかりやすくいうと、お客様が業務を効率化させるための事務系のアプリケーションの開発をしています。お客さまの多くは金融系企業ですが、そのほかにも、物流会社や印刷会社など、幅広い業種のアプリケーションを開発しています。

業務が多岐にわたっている分、一つの会社にいながら多様な経験を積むことができることが当社の魅力ではないでしょうか。私自身も、一つのことを長く続けるより、いろいろな世界を見てみたいと思うタイプなので、それを見抜いた上司に、いろいろな経験をさせてもらいました。誰にでも向き不向き、好きな分野と苦手な分野があるので、多様なポジションの中から自分が最も力を発揮できる場所を見つけることが大切だと思います。社員の個性を見抜くことは上司の役割ですね。私も部長になってからは、「社員を大切にするように」と上層部から何度も言われています。会社として成長していくには、社員一人ひとりが自分らしく個性を発揮させ、やりがいを感じながら働ける環境をつくらなければならないのです。

私たちがつくっているのは、システムという形のないものですが、人の力による「モノづくり」をしていることは間違いありません。モノづくりにおいてはメンバーのパフォーマンスが非常に大切ですし、皆で楽しくやった方が良いものができあがると思います。

私が自分の会社の一番好きなところは「人」の部分です。より良いモノづくりがしたいという同じゴールにむかっているからこそ、楽しみながらチームで一丸となって取り組む風土が根づいています。時には厳しいことを言う人がいるかもしれませんが、それはきっと、相手に期待して言っているはずです。大変な時ほど仲間意識を持って、お互いに助け合いながら仕事ができる―そんな環境なので、同じような価値観を持つ方にはぜひチャレンジしてほしいと思います。

学生の方へメッセージ

サイバーコムは「ソフトウェア開発」「ITインフラ」「自社プロダクト」の3本柱で事業を展開しています。その中でもソフトウェア開発では、通信系、制御系、業務系と幅広い分野の開発を行っていることが強みです。文系・理系問わず、様々なバックボーンの社員が在籍しているからこそ、年齢や学歴、キャリアを問わず若手から活躍できる風土があります。

そのため、入社後の新人研修ではIT経験者と未経験者で研修クラスや期間を変えるなど、レベルに合わせた教育にも注力しています。入社してから3年ほど経つと、文理の出身がわからないくらい、1人前のエンジニアになっている社員が多いですね。

ITエンジニアというと「IT知識」や「プログラミング力」が求められるイメージかもしれませんが、当社ではIT系のスキルは入社後の研修やOJTによって未経験でも0から成長できると考えています。それ以上に当社では「コミュニケーション能力がある人」「好奇心をもって学び続ける人」「モノづくりが好きな人」の3つを求めています。システム開発の上流から下流工程まで携わる当社だからこそ、お客様や社内のチームメンバーとのコミュニケーションを大事にしており、楽しみながら新しい分野にもチャレンジできる方をお待ちしています。

選考中に開催するエンジニア座談会などを通じてエンジニア社員の生の声を聞く機会を設けていますので、ぜひリアルなサイバーコムを感じ取ってみてください。

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『良いものをつくりたい』という共通の意識があるので、社員のコミュニケーションが活発。オフタイムも気軽におしゃべりできる仲の良さも自慢です。

マイナビ編集部から

「人と関わることがとても多い」、「チームで協力して一つのものをつくり上げる」、「その人の得意分野で力を発揮できるようなポジショニングを考えている」。こうしたサイバーコムの特徴を知って、IT企業のエンジニア職のイメージが少し変わってくる人もいるのではないだろうか。「IT=理系」というイメージも、現実とは少し乖離しているだろう。

サイバーコムでは、文系・理系問わず全ての社員が最前線で活躍しており、入社前のバックグラウンドはあまり関係がないそうだ。時には数百人のメンバーがチームとなって、一つのアプリケーションを作り上げていく。その過程は大変複雑で、長年のベテラン社員にとっても難しいものだという。学生時代に一人で勉強してわかるようなものではないので、「わからなくて当然。それよりも、コミュニケーション力やモノづくりへの情熱、知的好奇心などを大切にしてほしい」という言葉が印象的だった。

同社ではキャリアプランについても、エンジニアとしてテクニカルを極めていくコースと技術者でありながらマネジメントに注力していくコースの2種類が用意されている。素養にあわせてキャリアが選べるのも魅力の一つだろう。

40年以上にわたって安定経営を続ける老舗IT企業で技術者として一歩踏み出し、モノづくりの難しさ、楽しさを味わいたい―そんな方にぜひチャレンジしてほしい。

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独立系企業として、様々な案件を手掛けるサイバーコム。一つの会社にいながら多様な経験を積めることが、同社で働く魅力の一つだ。

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