共立(株)

どちらも「強み」をアピールしていただくことになりますが、伝え方が異なります。

ガクチカ：学生時代に特に力を入れた「活動や経験」に焦点を当て、具体的な経験と共に自身の成長や学びをアピール
自己PR：自身の「価値観やスキル」に焦点を当て、それらが過去の経験にどう活きたのかをアピール

特に、自己PRでは自身の強みが企業にどう合致するかまで述べると、より具体的で印象的なエントリーシートを書くことができます。

企業研究を徹底し、何に親和性や魅力を感じたのか、そして自身の強みをどのように企業に還元し貢献できるかを具体的に伝えてください。もし具体的にやりたい仕事が決まっていれば、その内容を詳しく述べると良いですが、学生のうちに仕事内容を全て理解することは難しいでしょう。

志望動機だけで合否を判断することはありませんが、皆さんの希望が当社で実現できない場合や、どの企業にも当てはまる志望動機の場合は、「当社への志望度は高くない」と判断される可能性があります。

どの経験が印象が良いかは、応募する企業や職種によって異なりますが、ぜひ自身の強みをさまざまな経験からPRしてみてください。同じアピールポイントを異なる場面から伝えることで、皆様の人柄がより明確になります。

また、チームプレイを重視している企業であれば、大人数での活動をイメージしやすいゼミやサークル活動のエピソードが効果的です。
企業との親和性を意識して、適切なエピソードを選びましょう。

結論、適性があえばどの業界・職種でもご活躍いただけると思います。
私も理系出身ですが、学んできた分野とは全く異なる業界にいます。

基本的に新卒は、どの業界・業種でも専門的知識がなくてもチャレンジできる特権を持っています。勉学に励んできた経験は、「コツコツと学び続けられる人」と評価されるでしょうし、社会人になると論理的思考力が必要不可欠です。些細なことでも構いませんので、専門的知識以外での大学生活の学びを振り返り、自己アピールをしてください。

ただし、面接官は皆さんの人柄や経験を知らないため「専門分野に進まなくていいのか？」と疑問に思うのは当然です。チャレンジしたいことがあるのか、自分に合わないと感じたのか、そのあたりをぜひ面接でお伝えください。

弊社の選考にご参加いただくには説明会の参加を必須としております。
募集要項や弊社HPと重複する内容とはなりますが、説明会では最低限弊社について知っておいてほしいことや、職種ごとの違い等をご説明しております。ある程度予備知識を持ったうえで、面接にてより深い仕事内容についてや弊社と皆さんとのマッチ度合いを双方に確認ができればと考えています。説明会に参加し、理解ができなかった部分や疑問に思った点は面接等で確認すると双方のミスマッチを防ぐことができます。面接のお時間も限られているため、面接に臨む際には説明会にてご案内した内容は頭に入れておくようにしましょう。
また、弊社ではオンデマンド型の会社説明会を導入しており、様々な会社について調べなければならない学生の皆様に向けて、動画を視聴いただければ会社の概要や選考に進むまでの流れがわかる内容としております。所要時間は約20分程で、倍速視聴も可能なため、皆様のご都合に合わせてご視聴いただけますと幸いです。

印象に残るエントリーシートの特徴として「応募者の考えや価値観が明確に伝わる」が挙げられます。

特別な経験があったほうが良いのでは？と思う方もいらっしゃるかもしれません。ただ、当社の選考では皆様がどんな考え・価値観を持っているのか、それを当社でどのように活かしてもらうかをすり合わせる場と考えています。そのため、エントリーシートの時点で応募者の考えが明確に伝わるとより印象に残りやすくなります。

エントリーシートを書く際は、ぜひ「なぜその行動に至ったのか」「なぜそのように考えたのか」を盛り込んで書くことを意識してみましょう。

面接やESは「自分が何を考えて行動したのか」を伝える場です。

2020年から感染症流行による影響で多くの学生さんの社会活動が制限されました。
話題性のあるエピソードを用意しなければいけないと思いがちですが、実はそんなことはないです。
「バイトリーダーをやっていました！」という内容をよく見かけますが、リーダー経験の有無を評価しているわけではありません。何がきっかけでリーダーになったのか、リーダ―になったことで何を学んだのか、プロセス重視です。
小さなことでも自分が何を思って行動したのかきちんと伝えることで、皆様の人間性や将来への考え方は十分伝わります。

ぜひ、エピソードの大小ではなく、行動のきっかけ/動機を伝えるようにしてみましょう。

・エントリーシートの自撮り写真
なるべく写真撮影をしてもらえる場所で撮影することをおすすめします！
エントリーシートは学生の皆様と企業が出会う最初の機会でもあります。
自撮り等では顔に影が入ることもありますので、可能な範囲で撮影してもらいましょう。

・応募職種とやりたい仕事の乖離
志望職種に沿った自己PRを心掛けましょう。
例えば、営業職志望の方が「人と話さず仕事がしたい」とアピールしてしまうと、面接官はその方がどのように会社で働いてくれるか想像しにくくなってしまいます。
そうならないために、応募した職種がどんな仕事をするのか、誰と関わって仕事をしていくのかをきちんと把握するように心がけましょう。その上で、皆様のどんな強みが活かせるか伝えることができるとより説得力が増します！

・会社に訪問する際は、コートなどの上着は脱いでから入室するように心がけましょう
・企業へ折り返しの電話をする際は名前を名乗りましょう

こちらは社会人になると研修等で学ぶマナーのひとつです。お客様の会社に訪問する際やお電話をする際にもよく行う重要なマナーです。
ただ、社会人になる前はこのようなマナーを使う場面はあまりないですよね。
だからこそ、皆様がこのマナーをしっかりと実践していれば社員さんは「○○さんは社会人マナーをきちんと実践できている！」と良い印象を持つこと間違いなしです！
対面面接が増えてきた今だからこそ、改めて確認してほしいマナーです。

結論から申し上げると、不要です。
お礼メールを送ってくださる学生さんは全体の1割程なので、印象には残ります。ただお礼メールの有無で選考内容には影響はありませんし、学生の皆様もお忙しいかと思いますので基本的には不要です。時間がある、もしくはどうしても行きたい企業であれば送付しても良いかと思います。
またメール関連ですと、日程調整等のご連絡をさせていただいた際に24時間以内に返信をいただけると大変助かります！