最終更新日:2025/4/4

(株)さなる

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 教育
  • 出版
  • ソフトウエア
  • 商社(教育関連)
  • ゲームソフト

基本情報

本社
東京都、愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

可能性は無限大。あなたの強みを活かせるフィールドがここにある!

PHOTO

一人ひとりの長所をどこまでも伸ばせる環境

久米啓天(写真左) 集団指導/2022年入社

田中鈴菜(写真中央) 教育カウンセラー/2021年入社

早川陽子(写真右) 広報室/2013年入社

今を遡ること60年。1965年にさなるは地方都市の小さな個人塾としてスタートした。その後、「子どもたちに最高の教育を」という揺るぎない信念のもと、教室数を増やし、今や生徒数は6万人を数えるなど、着実な成長を遂げている。今回は教育現場の最前線で奮闘中の若手社員2名と、教師職の経験を経て本社で広報業務に携わっている中堅社員1名に、それぞれの仕事や会社の魅力についてインタビューした。

先輩社員から見たさなるの魅力

「さなるは研修が充実しています。特に1年目はメンターが仕事のことだけでなく生活面でも相談に乗ってくれ、とても心強かったです」久米さん
「さなるは温かい人が多い会社です。先輩や上司が『最近どう?』『困っていることはない?』などと優しく声を掛けてくれるため、安心して働くことができます」田中さん
「さなるには、チャレンジさせてくれる環境があります。若手でも何かやりたいことがあって手を挙げれば、『やってごらん!』と背中を押してもらえます」早川さん

生徒の心を動かす授業を。子どもたちがプラスに変わるきっかけを作れる仕事![久米啓天/集団指導]

塾の教師としてやりがいを感じる瞬間は、生徒から授業の率直な感想をもらった時です。例えば、中学の定期テストが終わり、生徒から「塾でこの問題をやっていたから解けた」「先生の授業のおかげで覚えていた」という声が聞けた時は、心の底から達成感を得ることができます。また、「苦手だった教科の点数が上がった」など、勉強の成果を直接報告してくれた時は、生徒たちの新たな可能性や強みを一緒になって広げられたことに喜びを感じます。

まだ始まったばかりの教師人生ですが、1つ忘れられない出来事があります。高校の合格発表の日、普段はおとなしい生徒が合格の喜びを全身で表していました。頑張ったのは生徒本人ですが、あれほどまでに喜ぶ結果を得る一助となれたことがとても嬉しく、言葉では言い表せないほど感動しました。改めて自分の仕事にプライドを持つことができた出来事です。

私がいつも授業で心掛けているのは、ワクワクするような心動く授業をすることです。振り返れば、私がさなるに入社したいと感じたのは、会社説明会で行われた模擬授業が面白く、「こんなに興味を持てる授業を自分もしてみたい」と考えたことが決め手でした。入社してからは、その想いが一層高まり、「どうすれば生徒が探求心を持って取り組めるか」をいつも考えています。今後の目標は、「先生の生徒で良かった」と思ってもらえる授業をすること。そのためにも、私自身が生徒と共に学び続け、成長していきたいです。

生徒に寄り添い走り続ける! 高校時代の私が求めていた教師を目指して[田中鈴菜/教育カウンセラー]

大学で心理学を専攻していたこともあり、将来はカウンセリングの仕事をしたいと考えていました。きっかけは、私が高校生の時に通っていた、さなるとは別の塾での出来事。勉強のことや将来のことを相談できる相手がいなかったことで、思い悩んだことがありました。そんな経験から、塾や予備校でのカウンセラー職について調べたところ、カウンセラー専門の職種があったのはさなるだけでした。

さなるに入社後は、希望通り高校生を対象とした部門の教育カウンセラーとして働いています。大学受験に向けた学習計画の策定や、模試の結果を分析し、苦手な科目の対策や学習方法をアドバイスすることが主な仕事内容です。時には生徒から対人関係の悩みや、家族に言えない悩みを打ち明けられ、相談に乗ることもあります。以前、保護者から「反抗期で手が付けられないほどだったのに、さなるに通い始めて段々と反抗期も収まり、第一志望に合格できました。本当に感謝しています」というメールをいただいたことがあり、この仕事に就いて良かったと、心から実感することができました。

2024年度は入社1年目の時に受け持った高校1年生の生徒が卒業となり、初めて生徒を送り出しましたが、「3年間、ずっと寄り添ってくれて良かった」と話してくれた時は本当に嬉しかったです。もし高校時代に戻れるとしたら、あの時の自分が求めていた、「生徒に寄り添うカウンセラー」として頑張っていることを伝えたいです。

仕事と子育てを楽しみながら成長できる環境![早川陽子/広報室]

さなるの広報室は、DTPからWebまで、幅広い広報物の企画・作成を手掛けています。私は主に高校部の広報物を担当しています。具体的には、フライヤーやポスターなど、コンセプトメイクや原稿・レイアウト作成などを行っています。

入社後、最初に配属されたのは小・中学生を対象とする集団指導部門でした。当時から自主的に生徒向けの成績アップに関するお知らせを作成したり、掲示物の制作にも積極的に取り組んでいました。そうした私の行動を周りの人達が見てくれていたことが、今のキャリアに繋がっているのだと思っています。

広報の仕事は、頭の中でイメージしていたものが実際にカタチになっていく過程や、チームでより良いものを作るという工程が魅力です。また、これは学習塾ならではですが、自分の手掛けた掲示物が校舎に貼られ、それを見た生徒の反応が分かることはとても嬉しいです。例えば、ある大学に合格した生徒のポスターを作った時に、高校3年の生徒がそのポスターを見て、「次は自分が載るぞ」と受験勉強を頑張ったという話を聞いたこともありました。間接的に生徒のモチベーションアップの手助けになっていることが、自分自身のやりがいに繋がっています。

現在は育児休暇後に復帰し、時短勤務をしています。子育てとの両立は大変な面もありますが、母親となったことで保護者の目線で物事を考えられるようになり、さなるのことを客観的に捉えるという点で広報の仕事にも生かすことができています。一方で母親という肩書きではなく、一人の人間として目の前の仕事に没頭する時間が生活にメリハリを与えています。このように私が前向きな気持ちで働けているのは、上司や同僚の理解や協力あってのことであり、応援してもらえる温かい職場の雰囲気に感謝しています。私のキャリアからわかるように、さなるにはその人に合った多彩なフィールドがあります。これからも自分らしくワークライフバランスを充実させていきたいです。

学生の方へメッセージ

さなるでは、社員がそれぞれの強みを発揮できるフィールドがあります。現在、社内には15部署、50以上の職種があります。これだけの選択肢を用意している背景には、一人ひとりの個性を尊重したいというさなるの想いがあります。既存の価値観にとらわれず、社員のチャレンジ精神を最大限にサポートし、社員が最も輝ける場所で働くことができるよう、会社全体として、取り組んでいます。

今後は、自分で会社を立ち上げて独立したいという志を応援する独立支援制度や、社員一人ひとりの希望するキャリアを応援するための「1on1ミーティング」を導入する予定です。これは上司や役職者が社員一人ひとりと面談し、仕事に関する悩みや今後の目標、将来のビジョンについてヒアリングすることを目的としています。その他、AIを活用したシステムの導入や自動化の推進、一部業務のアウトソーシング化など、働き方改革に積極的に取り組んでいます。

PHOTO
「出る杭は打つのではなく、伸ばされる」 それがさなるの考え方です。自分の強みや得意としていることを発揮できるよう、精一杯応援します!(採用担当)

マイナビ編集部から

今回は、入社3年目の集団指導教師と4年目の教育カウンセラー、そして広報室の中堅社員の3名に取材を行った。仕事内容や立場は異なるが、「子どもたちの将来を本気で考え、成長を支えたい」という思いは共通していた。そして子どもたちの喜びが自分の喜びであり、子どもたちのやる気が自分のやる気になっていることも同じだ。これは同社が求めている『利他の心』そのものであり、それを持っている人材が集まり、大切に育まれている証左と言えよう。
これについて久米さんは「1年目はメンターの先輩が授業だけでなく、教材やプリント作成についてもしっかりサポートしてくれて、親身に相談にのってくれるなど、非常に助けられた」と振り返る。田中さんは「何か困ったことがあれば、身近な先輩に相談ができるため、安心して仕事に取り組める」と、同社の風通しの良さを教えてくれた。また、早川さんからは会社の成長スピードがとても速いという声が聞かれた。「例えばコロナ禍の時は、オンライン授業などへの切り換えも他社と比べて早かった。「子どもたちのために」を合言葉に、社員全員が同じ方向に向かってものすごい勢いで動いているので、そうした団結力や実行力が魅力だと思う」と話してくれた。成長著しい同社の秘訣の一部が垣間見えた取材だった。

PHOTO
校舎数・生徒数ともに、高い実績を誇っているさなる。全国47都道府県に「さなるの教育」を拡げるため、新たな挑戦を始めています。
  1. トップ
  2. (株)さなるの取材情報