理研に入って驚いたことの一つが、若手にも大きな仕事を任せてもらえるということです。私は1年目で、理研がコロナ禍での在宅勤務対応のため交通費を実費で支給する仕組みを試験的に導入することになり、その担当を任されました。システム構築なども任され、入って間もない自分に前例のない仕事をやらせてもらえることに、大きなやりがいを感じました。理研の事務職には、このように自分で考えて動くクリエイティブな仕事がたくさんあります。やりたいことがたくさんある人にはぜひチャレンジしていただきたいと思います。
また多くの方から、「文系出身でも大丈夫ですか?」という質問をいただくのですが、文系・理系でスタートラインが変わるわけではないので安心してください。事務職の業務の幅は広いので、出身学部に関わらず、配属先で新しいことを一から覚えていくことになります。知的好奇心がある方にはとても面白い職場だと思います。私自身も文系出身で、就職活動中、理研には文系出身の事務職員がたくさんいることを知り、「自分にもできるかもしれない」と思って飛び込みました。不安な方がいらしたら、ぜひ説明会などに参加して、職員の生の声に触れて、たくさん質問してみてください。
(石井 梨子さん)