最終更新日:2025/3/24

NTTイノベーティブデバイス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • コンピュータ・通信機器
  • 精密機器
  • その他電子・電気関連

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

最先端技術に触れながら、入社1年目から多彩なフィールドで活躍!

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新卒社員たちが本音で仕事と会社の魅力を語る

2019年に入社した新卒社員を直撃。現在の仕事内容とその面白さ、入社のきっかけから職場の雰囲気、研修、さらに今後の目標などについて、本音で語ってもらいました。

【取材対象社員】
M.Kさん
理工学研究科 メディア通信工学専攻 修了
フォトニックコンポーネント事業本部 
商品開発部 PLC部門

Y.Mさん
理工学研究科 電気電子情報工学専攻 修了
映像コンポーネント事業本部
システムコンポーネントプロジェクト

M.Sさん
理工学部 機械工学・材料系学科 卒業
ブロードバンドシステム・デバイス事業本部
エレクトロニクス事業ユニット 第一商品開発部 機能設計部門

※社名及び組織名は取材当時のものです

先輩社員の横顔

「開発した技術をより多くの事業者の方々に使ってもらうため、新たな市場開拓にも貢献していきたいですね」とY.Mさん。
製造工程のビッグデータへの技術の応用は前例がなく、トライ&エラーの繰り返し。「自分がその先駆けになれるということで、モチベーションも高まります」とM.Kさん。
「1年目から大きな責任ある仕事を任せてもらえることで、大変である分だけ、仕事の手応えとやりがいはとても大きいですね」とM.Sさん。

光技術を強みとして、最先端や次世代向けの製品開発に関わる

――所属部署の紹介と担当業務を教えてください

【Y.M】映像コンポーネント事業本部は、映像圧縮LSIや放送局向けのコーデック装置など、多様な製品を開発しています。私は映像を伝送する際に、映像をエンコード・デコードするコーデック装置のファームウェアの設計をしています。高精細化に伴いデータ量が増加している今、効率的な配信を可能にするコーデック技術の重要性は、ますます高まっています。

【M.K】フォトニックコンポーネント事業本部は、光通信用デバイスの開発と製品化を行っています。私の部署では、PLC(平面光波回路)製品の中で、光信号の合分波を行う、主に通信用途を目的としたデバイスの開発を担当しています。私が主に担当しているのは、工場で得られるビッグデータを用いて製造工程の効率化・安定化を図るプロジェクトです。現在は製造工程でデータを取得している最中で、どんな結果が出るか楽しみです。

【M.S】ブロードバンドシステム・デバイス事業本部は、大容量光通信向けのLSIを開発しています。私の部署では光通信のシミュレータを作成・活用しながら、LSIの信号処理アルゴリズムを検討しています。現在は性能を損なうことなくいかに小型化し、消費電力を少なくできるかという課題に取り組んでいます。

――どのようなところに仕事の面白さを感じますか?

【M.S】やはり、NTT研究所由来の最先端な光通信の技術や、超高速LSI技術を使った製品の設計・開発に関われることですね。グローバル市場に向け、常に5~10年先を見据え開発に取り組むことができる環境に身を置けることが一番の魅力です。

【M.K】最近では、光通信技術を応用したセンシング分野など、通信以外の技術開発も積極的に行っています。他にも量子暗号化装置や非通信用途の特殊チップの開発など、応用分野の拡大に携われるのが面白いですね。

【Y.M】映像は、メタルケーブルで伝送する方式から、今やIPネットワークで伝送する方式が主流になってきました。また、コンテンツをクラウド上において配信するサービスも一般化しています。そこで求められるのが映像技術やネットワーク技術。ハードとソフトの双方の技術へ精通することも大切です。こうした広範な技術に触れられる点に面白さを感じます。

高い技術力に加えて、製品化までに関わる業務の広さに惹かれた

――NTTエレクトロニクスに入社を決めた理由は?

【Y.M】大学に当社の製品があったことから興味を持ちました。そのうえで、技術力を前面に出している会社であることに強く惹かれたことが、入社の決め手でした。私は光計測の研究をしていたので、映像分野への関わりは初めてでしたが、テレビやインターネットなどで毎日目にしている映像の裏側の仕組みがどうなっているのか興味を抱いたことも後押しになりました。

【M.K】私は大学で通信の分野について学んだので、それを生かせると思ったことがきっかけです。また、大学で当社のインターンシップを紹介されて参加し、雰囲気の良さを感じたことが決め手になりました。同じ研究開発系の企業の中でも、当社は開発した成果が、具体的なモノとして見える会社であったことも魅力でした。

【M.S】最終的な決め手になったのは、面接時に「入社したらチャレンジしてみたいこと」を話したら熱心に聞いてくれて、賛同してくれたことでした。個人の意欲を後押ししてくれる会社だと感じました。実際、入社後も若手の話もしっかり聞いてくれますし、判断は正しかったと思います。

――会社の雰囲気はどうですか?

【Y.M】一つの目標に向けて黙々と向かう人が多い会社だと感じます。一方で、若手に対して先輩、上司の方々が細かく目を配り、気遣ってくれ、しっかりとサポートしてくれます。皆さん知識が豊富でレベルが高いので、たくさんの刺激を受けますね。

【M.K】歳の近い先輩はもちろんですが、年代が離れていても関係なく、気兼ねなく質問できる環境だと思います。また、若手の意見をしっかりと聞いてくれて、受け入れてくれる雰囲気もあります。

【M.S】OJTの時から、年代の近いメンバーを席の近くに配置してくれていたので、緊張するようなことはありませんでした。また、「質問があるなら、ぜひ自分に聞いてほしい」と言ってくれる方が多いので、とても助かっています。

より大きな開発プロジェクトに参加し、社会の発展にも貢献したい

――研修の流れはどのような感じですか?

【M.S】入社後のひと月は全体研修として全員が共通の研修を受けますが、それ以後は所属する事業本部ごとに内容も期間も異なります。私は現在(11月)も、業務の傍らで設計開発についての研修を継続して受けています。

【M.K】5月に事業所での研修に移り、製造部門の見学も含めて複数の業務を経験して会社全体の仕事について学びました。6月に配属されてからは、OJTを担当してくださる先輩から業務の一部を任されながら徐々に仕事に慣れていき、7~8月より本格的な業務を担当するようになりました。

【Y.M】私も5月に一通りの会社の業務を経験し、6月よりOTJを兼ねて今の開発業務を担当するようになりました。やはり徐々にステップアップしてくことで、実践的な業務にもすんなりと入っていくことができたと感じています。

――最後に、今後の目標を聞かせてください

【M.S】まずは、まわりの方々に依存することなく、独り立ちできるようになることですね。その次には、しっかり知識と技術を身に着けて、他の人にも教えられるようになっていきたいと考えています。業務で言えば、今は小さなブロックが担当なのですが、今後は性能に直結する重要なブロックも担当して、社会インフラに貢献したいと思います。

【M.K】今は、日々勉強を積み重ねている最中ですが、いずれは、この分野のことであれば彼に聞けば大丈夫と言われるようなエキスパートとして認められた存在になりたいと思います。また最近は、先輩方に付いてお客様先を訪問する機会も出てきました。今はサポートする立場ですが、今後は自ら提案したり、折衝をして案件をまとめられるようになることを目標にしています。

【Y.M】最近は展示会などでお客様対応をする機会が増えてきました。今は、お話を伺うことで精一杯の状態ですが、今後は、そうした対話を通じて、製品に対する使用感やニーズを引き出して、次の製品開発にしっかりフィードバックしていきたいと思います。また、より広範な知識を身に付けて、製品レベルにとどまらず、ビジネス的にも貢献できるようになりたいと考えています。

学生の方へメッセージ

【Y.M】様々な会社の情報を調べて選択をしてほしいと思います。当社は技術の会社です。それだけに論理立てた思考が強く求められます。例えば、論文をうまくまとめられるような人であれば、たとえ専門分野が異なっていても大丈夫ですよ。

【M.K】私も光技術の専門でなくても大丈夫だと思います。研修体制がしっかりとしていますし、先輩方の面倒見も良いので、自分の意欲次第でいくらでも知識を習得していくことができますよ。むしろ新しい分野にも深い興味を抱けるような人であることの方が重要だと思いますね。

【M.S】ぼんやりとでも自分がやってみたいことを持っている人に来てほしいと思っています。そんな人であれば今まで通信に関わってこなかった人でも十分活躍できますし、それを支えてくれる環境もあります。あとは、自由な時間が豊富な学生時代しかできない経験をぜひ今のうちにしておいてください。

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手厚い教育制度やフォロー体制が整っているため、分野違いの方でも大丈夫。意欲さえあれば、知識やスキルは入社後にいくらでも身につけることが可能だ。

マイナビ編集部から

NTT研究所の最先端技術を具現化していくことをミッションとし、グローバルにビジネスを展開しているNTTエレクトロニクス。光通信、ブロードバンド通信、デジタル映像の各分野における最先端技術を強みとし、NTTグループの中で唯一、ハードウェアの製造・販売を手掛けるメーカーでもある。その製品はグローバルに提供され、世界各国の情報インフラを支えている。高度な専門性が必要とされる仕事だが、第一線で若手が活躍しているのも同社の特長だ。今回お話を伺った3名の方々も、早くから責任ある仕事を任され、着実に経験を重ねている。最先端技術に接することができる特別な経験が、好奇心を強く刺激し、モチベーションを高めるからだろう。また、ハードウェアメーカーでもあるため、自身が設計・開発した製品を自分の目で確認できることも同社だからこその魅力と言えるだろう。

技術革新を担う立場として、その進歩に先駆けていくための社員研修は充実している。1カ月間の新人研修後は、部署ごとに多彩なカリキュラムが揃う。また、OJTを中心に、通信教育やeラーニングなどスキルアップを後押しする環境も整うため、学生時代の専攻と異なっていても心配はない。

大きなフィールドで大きなビジネスに携わりたいという好奇心、向上心の強い方にとって、NTTグループという確固たる安定基盤のもとで、様々な可能性に挑戦できる同社は、格好のフィールドになるはずだ。

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部署の垣根がなく、情報交換や相談がスムーズに行える環境。抜群のチームワークのもと、世界中から支持される製品の開発が進められている。

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