最終更新日:2025/5/15

(株)オー・エンターテイメント【オークワグループ】

  • 正社員

業種

  • 専門店(書籍・音楽・インテリア)
  • 教育
  • レジャーサービス
  • フィットネスクラブ
  • サービス(その他)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客様に豊かなライフスタイルを提案し、“感動”を創造する仕事です。

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自分の「強み」や「好き」を活かしてチャレンジ!

「感動との出会いをマルチ・チャンネルで提案する」をコンセプトに、多彩な事業を展開するオー・エンターテイメント。今回は2つの異なる部署の先輩に、仕事の面白さや働きやすい職場環境について聞いてきました。

◆時久 栞さん (写真右)
東進塾事業部
2018年入社 総合科学部卒

◆中村 友哉さん (写真左)
WAY事業部 WAY書店
2021年入社 総合社会学部卒

先輩からのメッセージ!

「教育業界に興味がある方はぜひ当社の企業研究もしてみてください。担任も校舎長も一人ではありません。先輩たちに支えてもらいながら成長していけます」と時久さん。
「本が好きなら書店で働くのは楽しいですよ。発売前の本を読めたり、本屋大賞にも参加できたり、本好きな人ともたくさん出会えて人生が豊かになります」と中村さん。
「待遇面や福利厚生も充実!特に家賃補助があるのは、金銭的に大きなメリットになります。2人とも徳島出身ですし、他府県から入社している社員も多いですよ」

数字ではなく、一人ひとりの生徒の気持ちに寄り添うこと。それが何より大事です。

大学時代に国語の教員免許を取り、塾講師のアルバイトもしていた経験から、教育業界に興味を持ちました。また本が好きで書店員にも憧れがあったため、「東進衛星予備校」や「WAY書店」を手がけている当社に注目。選考段階から内定後の懇親会まで温かい雰囲気を感じられたのも、入社の決め手になりました。

入社後は、東進塾事業部に配属。3年目までは担任として、生徒のカリキュラムの作成や三者面談・保護者説明会・模試の運営などを行いました。入社前にこの仕事に抱いていたイメージと違っていたのは、「勉強を教える」のではなく、「勉強のやり方を教える」仕事であるということ。生徒によってどの勉強法が向いているのか、性格的にどう声かけをするのが効果的か、一人ひとりポイントが異なるところは難しいですね。逆に、自分が教科を教えなくていいので、そのぶん生徒との関わりに時間を持てるのは大きなやりがいにつながっています。

例えば今までで印象に残っているのは、ある生徒の共通テストでC判定が出た時。第一志望の出願をどうするか、三者面談で話し合っていると初めて将来の夢を語ってくれました。そして「C判定だけど、ここを第一志望で受けます!」と覚悟を決めた目で出願書を持ってきたんです。不合格のリスクもあり出願していいのかを悩みましたが、最後は私も覚悟を決めて送り出し、見事合格することができました。このような生徒との受験にまつわる感動的な関わりは毎年多くあり、私も合格率などの数字ではなく、生徒の気持ちを重視した対応を心がけています。

現在は塾全体の運営・管理をする校舎長として、より広い視野で生徒指導や保護者対応を行いながら、広報活動や生徒募集、スタッフ管理といった幅広い業務を担っています。今後も生徒や保護者との信頼関係を大切に、感動的な瞬間をたくさん創っていきたいですね。
<時久さん>

推し本コーナーを設置するなど、自分のアイデアをカタチにできるのが面白い。

学生時代から読書家だった私は、出版社や書店に就職したいと考えていました。そこで勤務地を関西エリアに絞り、約20社をリサーチ。なかでも当社は「感動との出会いをマルチ・チャンネルで提案する」をコンセプトに、エンターテイメント・カルチャー・スポーツ・教育といった多彩な分野で地域貢献している点に共感しました。また説明会や面接などで人事の方が何でもオープンに話してくれるところにも安心を感じ、入社を決めました。

入社後は本社での新入社員研修を経て、WAY書店の店舗に配属。その後も数ヶ月に一度、書店バイヤーの知識、売場の創り方、社内システムの使い方といった実務的な研修があり、仕事をしながら学ぶことができて役立ちました。

1年目は書籍や文具の品出し、レジ打ち、レンタル商品の棚戻しなどを通じて、商品、売場、お客様の動向を把握します。そして2年目以降は、新商品のレイアウトを考えたり、パート・アルバイトスタッフのシフトを作成したりといった書店運営がメインになります。面白いのは、客層に合わせた書籍や文具をセレクトし、売れ行きを仕掛けていけるところ。自分が「これは面白いから多くの人に読んでもらいたい!」と思った本を売場でプッシュし、実際に手に取って購入いただけた時はめちゃくちゃ嬉しいですね。

また私は「書店の売場を楽しんで見てほしい」という気持ちが強くあり、1年目の頃からオリジナルの「推し本」コーナーを提案。テーブル1台分くらいのスペースに、「今注目!新人作家の本」や「秋の夜長に読みたい本」などテーマに沿った本を置いて、手書きのポップで装飾しました。当時の店長が「やりたいことがあったらどんどん提案してね」と言ってくれたおかげで、自由にチャレンジすることができたんです。今、書店をめぐる状況はなかなか厳しいですが、そんな時代だからこそ本の面白さをもっともっと広めていきたいと思っています。
<中村さん>

風通しがよく、チームワークがいいところも魅力。家賃補助などの福利厚生にも注目を!

当社の魅力は、人間関係がとてもいいこと。校舎長は孤独だと思われるかもしれませんがそんなことはなく、他の校舎の校舎長とよくコミュニケーションを取っています。「こういうケースはそっちではどう対応している?」「備品が切れているんだけどそっちに余っていない?」など、普段から連絡を取り合っていることで、離れていても仲間との連携を感じます。私が新人担任だった時、たくさんアドバイスをくれた校舎長とは今も食事に出かけるなど交流があり、何か困ったことがあれば相談しています。実際に働いてみて、やはり人間関係は続ける上で重要だと思いますね。
またシフト制で休みの調整がしやすいところも私にとっては向いているスタイル。繁忙期でなければ土日を休みにすることもできますし、残業もほとんどないのでワークライフバランスを大切にした働き方が可能です。<時久さん>

東進塾事業部と同じように、WAY事業部も風通しがよく上司・先輩と話しやすい環境です。店舗には本好きなパート・アルバイトスタッフも多いので、「あれ読んだ?」「面白かったよね」といった会話ができるのも楽しいですね。また店舗間同士のミーティングが3~4ヶ月に一度、店長は1ヶ月に一度ミーティングを行っており、他店舗との情報交換も活発。会議終わりには気の合う人たちと食事に行くなど人間関係も良好です。
もうひとつ私が福利厚生面で魅力を感じているのは、家賃補助。独身者や単身赴任者は会社が借上げしたワンルームマンションで月数千円の家賃で住めるため、住居費はほとんどかかりません。休みは週休2日のシフト制。年末年始やお盆といった長期休暇は一般的な時期とズラして取ることになりますが、そのぶん旅行も安く空いている時期に行けるので気に入っています。<中村さん>

学生の方へメッセージ

私は人事の立場から皆さんに「企業研究を通じて、自分にとって最もふさわしい1社と出会ってほしい」と思っています。そのためにはマイナビのような企業情報サイトや企業ホームページで情報をチェックすることも大事ですし、インターンシップや会社見学に参加して自分の肌で雰囲気を感じることも大切。そして知りたいこと、疑問に思うことがあれば、どんな小さなことでもいいので質問してみてください。学生の皆さんは恥ずかしいと思うかもしれませんが、どの会社でも質問は大歓迎のはずです。特に当社の場合は、情報がガラス張り。役員だけでなく新入社員も損益計算書を見ることができるくらいオープンですから、皆さんの質問には包み隠さずお答えしたいと考えています。

また入社後にやりがいを持って働くためには、「チャレンジできる風土かどうか」も見てください。当社は基本的に社員の意見に対してNOとは言わず、「まずはやってみよう!」とチャレンジを後押しする社風。やりたいことを提案し、行動をしていけば、早いうちから実力を発揮して活躍することができます。多彩な事業を展開しているため、将来的にはその時代に沿った新しいビジネスアイデアを出すことだって可能ですよ。ワクワクするような可能性が無限に広がっている会社です。

(人事教育総務部 アシスタントマネジャー 丸橋範久)

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新入社員には配属先の先輩が丁寧にサポートをしてくれるので安心。職場の人間関係も良好で、誰とでも気さくに話したり、相談したりしやすい環境があります。

マイナビ編集部から

大学受験予備校「東進衛星予備校」から、本・文具・雑貨・レンタルを扱う「WAY書店」、文具雑貨専門店、映画館、フィットネスジムまで、多岐にわたる事業を展開しているオー・エンターテイメント。そんな同社の経営理念は『感動を提供すること』と『心の豊かさを提案すること』だ。同社の扱う商品やコンテンツには創造に関わった人たちの想いが込められており、例えば書店に並ぶ一冊の本には、著者の想い、出版社や印刷会社の方々の情熱が詰まっている。予備校の映像授業には、講師の先生方が生徒に寄せる想いが反映されている。こうした大切な商品やコンテンツを「笑顔」と「誠実さ」でお客様に届けることが、感動と心の豊かさを提供するカギになるという。

複数の事業を手がけていると景気に左右されにくく、それぞれの事業部で支え合えるのも大きな強みだ。今後も事業を展開するエリアの特性、時代のニーズに合ったライフスタイルを提案していく方針で、総合エンターテイメント企業としてますます発展していくだろう。教育やカルチャーなど「自分の好きなことを仕事にしたい」と考える学生は、ぜひ企業研究で深掘りしてみてほしい。その際、例えば書店なら「電子書籍が伸びている今、地域にどうすれば書店を残していけるだろう」といった社会課題を考えることも大切。自分の好きなことだけではなく、社会にも目を向けられればさらにチャンスが広がっていくはずだと感じた。

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和歌山県を拠点とする「オークワ」のグループ企業。安定基盤をもとに、新しいコンテンツを提案するという楽しい仕事に挑戦できる。
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