最終更新日:2025/3/17

三井不動産レジデンシャルサービス(株)

  • 正社員

業種

  • 不動産(管理)

基本情報

本社
東京都

取材情報

採用活動について伝えたい

マンション管理業は想像以上にクリエイティブ。自分の人間力を生かせる仕事

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「人の三井」。その理念のもと人間力も企画力も身に付け成長

マンション管理を行う三井不動産レジデンシャルサービス。マンション管理について地味で堅実な仕事と捉える学生は多いが、実は創意工夫にあふれた仕事でもある。さらに具体的かつ安定した将来図を描ける業界だ。


■相川 浩至さん(2013年キャリア入社)
人事部 人材開発課 リーダー
営業職であるフロントマネージャーを経験後、現在の部署に。

■角 彩華さん(2013年入社)
人事部 人材開発課 シニアスタッフ
営業職であるフロントマネージャー、およびそのサポート業務を経験後、現在の部署に。

■望木 悠斗さん(2019年入社)
人事部 人材開発課
新人研修後に人事部へ配属。

仕事の醍醐味を教えてください

「マンションコミュニティの核はそこに住む人々。“人”を軸にして創意工夫したプランニングするといろいろな提案ができると思います」(相川さん)
「多くの方と長い関係性が築ける仕事です。担当が変更した後も、関係性が続いたりと深いつながりを実感できます」(角さん)
「若手が活躍できる環境だから自分の意見を言いやすいです。今後は若手社員として、まず自らの業務をスピード感を持って取り組む力を身につけたいと思います」(望木さん)

マンション管理は「販路はマンション、商材は自分自身」。自分のアイデアを前面に出せる仕事

――三井不動産レジデンシャルサービスの事業について教えてください。

相川:お客さまに快適な暮らしを提案していく仕事です。マンションに住んでいると経年と共に様々な問題がでてきます。そういった問題の解決提案や資産価値向上のご提案をするのが私たちの仕事です。

角:マンションは人の体と同じで、年数が経つにつれ修繕・メンテナンスが必要になります。よく「マンションは管理で買え」という言葉を聞きますが、最近のアンケート調査からもマンション購入者の多くは「管理会社で住まいを選ぶ」という傾向がどんどん強まっています。かつては一戸建て中心だった日本の不動産ですが、近年は5割以上の人がマンション住まいを希望していると言われています。マンション管理の需要は増えていると言ってよいでしょう。

相川:仲介と管理の違いを説明すると、仲介は商材がマンションです。しかし管理はマンションが販路になり、商材は自分自身。マンションの数だけ管理の提案も違ってきます。自分のアイデア次第でいろいろな角度からマンションの価値を上げていける仕事です。

――アイデア次第でマンションの資産価値向上に貢献できるというのは、具体的にどのような方法ですか?

相川:一例をご紹介すると私が入社した当時は「マンション内のコミュニティ形成」が取り沙汰されていた時期。そんな中ある大規模マンションでコミュニティづくりの一環として豆まきを実施しました。子どもたちを集めてマンション内を巡回しながら、「この中は入ってはダメだよ」という施設内の注意も改めて促し、「鬼は外、福は内」と楽しい時間を過ごしました。その効果か、1週間後に都内に大雪が降ったのですが、このときの参加者の親御さんたちが連携して雪かきをされました。

角:きちんとコミュニティが築けた一例ですね。相川さんがユニークな取り組みを紹介してくれたので、私はあえて大変な場面をご紹介します。例えば管理組合の紛糾している話し合いの場に立ちあうこともあります。修繕計画などは簡単にまとまらないこともあり、話し合いを合意形成に向け、自分の中で着地点を明確にし、うまく導いてく力も大切です。一方で駐車場に空きがあれば外部に貸す、更地にして新しく何かをつくるなど、自分のアイディア次第で様々な提案ができる仕事です。

マンション管理は優良なストックビジネス。マンションがある限り求められる、将来性ある安定的な仕事

――マンション管理の将来、あるいは三井不動産レジデンシャルサービスの将来性とは?

角:ニュースなどでは新築分譲マンションの販売数が減っていくという報道もされていますが、当社はすでに販売されたマンションの管理を行う蓄積型のビジネスです。この10年を振り返っても分譲マンション業界は大変活況に満ち、管理の仕方によって、資産価値を向上することが可能なマンションもあります。すなわちそれは充実した管理を望むマンションが増えたということ。マンションがある限り必要不可欠な仕事ですから、業界としても会社としても安定していると考えています。

望木:実は私の入社動機も角さんの語る将来性が大きく影響しています。面接では「不動産の中でもお客さまと深く関わっていける管理に魅力を感じた」と話しました。今後の社会情勢を想定すると、仲介だけでなく管理という事業領域も社会的意義が高まるのではないかと。加えて三井不動産というブランドやグループ力も決め手になりました。将来性については不安なく仕事ができると思います。

相川:望木さんが話したように、三井不動産系列あるいは当社は連携力も一つの魅力で、そのチームワークがお客さまに信頼いただいている理由の一つかもしれません。2019年秋に台風や大雨が続いた日がありました。当社が管理する物件が実際に被害も受けたわけですが、そのような万が一の事態になったときでも、部署の垣根を越えて協力し合えるのが当社の社風。前の担当者だけでなく、前の前の担当者まで駆けつけて入居者様のために動こうとするのが三井不動産レジデンシャルサービスという会社です。

――入社1年目の望木さんは最初の部署が人事部なのですね。

望木:はい。当社では基本的にはフロントマネージャー(営業職)からスタートする社員が多く、10年間で3つの部署を経験するというキャリア形成環境があります。そのため数年後に営業になっている可能性があるのですが、1つの会社の中でさまざまな部署を経験できることでスキルも身に付きますし、自分の適性にも気付けると思います。まだ先輩たちのように華々しい活躍については語れないのですが、インターンシップなどで「説明がわかりやすかった」などのアンケート結果を見ると、自分も役に立てているのかとうれしくなります。

「人の三井」だから得られる会社一体としての団結力。その力で多彩な未来図を描ける企業にする

――お話を伺っていると、いい意味で競い合うような雰囲気でないことが伝わってきます。

相川:はい。ここにいる望木さんの人柄からもお分かりいただけるかと思うのですが、「人の良い社員」がたくさんいるのが当社です。それを裏付ける理由があって、私たちは隣の机の社員と数字を競い合うことはありません。私たちはそれぞれが担当するマンションを持ち、その資産価値を維持、向上するための策を練ります。競争がない分、周りの社員が困っていたら全員でフォローするような社風です。

角:「人の三井」という理念が当社の社風にも表れているのかもしれません。望木さんは私たち人事部のメンバーになってまだ日が浅いのですが、自分も部の一員として何かできないかと、一生懸命業務に取り組む姿勢があります。自分の新入社員時代を振り返ると、学生時代は「不動産業界だから体育会系のノリかも」と想像していたのですが、入社して最初に感じたギャップはやはり人の良さでした。最初の配属だった川崎支店では、毎日会社に出勤することがとても楽しみでしたね。

望木:急に先輩たちに褒められて恥ずかしいのですが……。当社に入って、役員や社長との距離が近いことにも驚きました。社員が多いにもかかわらず、きちんと私の名前を覚えてくれています。社内には野球やサッカーなどのサークルもあり、いろいろな支店の人と仲良くなれる活動も魅力です。

――皆さんの今後の目標や、チームワークを生かして一緒に目指したいこととは?

角:マンション管理業をもっとメジャーにしていきたいですね。お話ししたように、マンション管理はとてもクリエイティブな仕事。海外ではステータスの高い職業とも聞いており、この面白さを伝えていきたいです。

相川:世の中のIT化がさらに進んでも淘汰される仕事ではありません。一方で管理業務をAI化によってさらに効率的にできる可能性も秘めた業界です。するとコストダウンができ当社にとっても好都合な環境。この先も確実に多くのニーズがある業界です。

望木:若手の意見もすくい上げてくれるのが当社です。幅広い年代でチームワークを生かして会社を盛り上げていきたいです!

学生の方へのメッセージ

「くらしを見つめて、私たちにしかできないことを。」この言葉は、私たちが大切にしているステートメントです。不動産の仕事と聞いて一般的にイメージされる“仲介”や“売買”といったものとは異なり、私たちが携わるのは“くらし”や“生活”。だからこそ、三井不動産グループの総合力を生かした万全の管理体制と、社員一人ひとりが持つ高いサービス品質で、お客さまの快適なくらしを見守り続けたい。そんな想いを込めて、このステートメントはつくられました。
当社の営業担当であるフロントマネージャーは、そんな想いを実現する“窓口”となる存在。お客さまとの日常的なやりとりをはじめ、管理員、コンシェルジュといった協力会社のマネジメントまで担当する、会社の代表のようなポジションです。
就職活動は、人生を左右する大きな決断です。後悔をしないためにも、視野を広げて色んな会社を見てほしいと思います。その中で、当社の想いや仕事に興味を抱いた方は、ぜひご応募ください。「人と関わる仕事がしたい」「人の役に立ちたい」と思えるなら、きっとやりがいに溢れた職場です。皆さんとお会いできることを、心より楽しみにしています。

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人を育て、助け合う文化がある会社。新しいアイデアや視点を歓迎する、オープンな環境でもある。

マイナビ編集部から

ニューヨークには築100年を超える高級アパートメントが数多く存在している。それらのアパートメントを訪れると誇り高く住人や客人を迎えるドアマンや、各階への案内を行うコンシェルジュが最高のホスピタリティで対応してくれる。これらの人々を管理しているのが現地のマンション管理業者で、その社会的地位は高い。

日本でこのようなクラスのマンション管理業界を切りひらく第一人者のひとつは、おそらく三井不動産レジデンシャルサービスだと思う。それは同社が「人の三井」としてのDNAをしっかりと継承している企業だからだ。

マンション管理の仕事は人が商材になる。その「人」に魅力があるのが同社の特徴で、今回取材にご協力いただいた3名の人事部社員も本音で会社の未来を語ってくれた。学生にとって最初から一生の仕事を見つけようと思ってもなかなか絞り込めないだろう。そんなとき「人」に軸を置いて企業研究するのも一つの手だ。その意味でも、そして将来性においても安心できるのが三井不動産レジデンシャルサービス。若い力が生み出すアイデアを資産価値という挑み甲斐のある世界で存分に昇華させてもらいたい。

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マンションの管理組合の方々への説明・提案も、フロントマネージャーの仕事。相手の立場に立った視点や発想が求められる瞬間だ。
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