最終更新日:2025/3/25

近代システムビューロー(株)

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • インターネット関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

年次とともに、深化する働き方。開発の最前線を担う3名の先輩が語る!

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入社4・7・15年目の社員に聞いた会社と仕事の魅力

近代システムビューローに入社した先輩たちは、仕事や社内環境について、どんな感想を持っているのだろうか。若手・中堅・ベテランと、年次の異なる3名の社員に、やりがいや社風について語っていただいた。

■福田 大志さん(写真左)
システム開発部
情報システム部卒/2009年入社

■竹下 和音さん(写真中央)
システム開発部
人文学部卒/2017年入社

■海老根 義也さん(写真右)
システム開発部
経営学部卒/2020年入社

先輩たちのオフタイム

学生時代はテニスに打ち込むほか、ギターにも熱中していたという福田さん。休日の楽しみは映画鑑賞。ホラー作品を中心に、気になる作品をチェックしている。
竹下さんが最近凝っているのは、コーヒーを淹れること。自分で豆を挽き、ペーパードリップで丹念に味を引き出す。好きなストレート豆は、エルサルバドル。
仕事とプライベートのどちらも大切にしている社員が多い。海老根さんも休日はゲームで遊んだり、動画を観るなどインドアでゆっくり過ごし、リフレッシュしている。

開発者の喜びは、試行錯誤の末にゴールにたどり着くこと。きめ細かな対応で信頼を得たい(福田さん)

当社に入ろうと決めたのは、そのざっくばらんな雰囲気に惹かれたからです。面接では、良いことばかりではなく、仕事の大変な面まで含めて、包み隠さず話してくれました。また、現場での仕事についても具体的に教えてくれたので、どのように働くことになるのか、リアルにイメージすることができましたね。

入社して12年目になり、これまで多くの仕事に取り組んできました。入社後、まず官公庁向けの人事システムを手掛け、その後、7年間にわたり銀行で使用される端末用システムの開発に携わりました。そして現在は、保険会社向けのシステムに関わっています。社内における役割も変わってきて、8年目くらいからはチームリーダーとして、後輩たちの進捗管理を任されるようになりました。人に動いてもらうのは難しいことですが、チームが一体となって思い描いたとおりに仕事をやり遂げることができたときは、大きな充足感があります。リーダーとしても、成長の手応えが感じられる瞬間ですね。

現在手掛けているのは、保険会社の代理店で使用される、営業ツールの保守開発業務です。お客さまが使用するなかで、何か問題が起きたり、改善要求が上がってきた場合、どのように対処するかを考え、具体的な仕様について話し合います。開発の仕事なので、自ら手を動かしてプログラムを書く仕事もありますが、こうしたミーティングに費やす時間も、同じくらいの比率を占めています。

仕事でやりがいや喜びを感じるのは、試行錯誤を繰り返しながらも、ゴールにたどり着くことができたときです。例えば、一つのことを解決するには、さまざまな方法が考えられます。自分自身でいろいろなことについて調べ、どう進めていくのがベストなのかを考えつづけなければなりません。もちろん、すぐ正解にたどり着くとは限らず、糸口がつかめなくて苦しむこともあります。しかし、最終的に良い方法が見出せたときは、なんともいえない達成感を味わうことができるのです。また、先輩や上司とも距離が近く、ざっくばらんに話せる環境があるので、困ったときはいろいろ相談しています。これからもきめ細かな対応を通じて、お客さまの信頼を獲得していきたいと考えています。そして、現場でより多くのスタッフが活躍できるようにしていくことが、当面の目標です。

コミュニケーション能力が向上し、成長を実感。後輩の指導・育成スキルも高めていきたい(竹下さん)

学生時代、アルバイトでExcelのマクロを組んだことが、プログラムに興味を持つきっかけとなりました。就職活動では、6月くらいからIT業界に目を向けるようになり、さまざまな企業を訪問。近代システムビューローに興味を持ったのは、福利厚生が充実しており、ここならワーク・ライフ・バランスを実現できると感じたからです。当社では「アリギリス」という言葉を使っているのですが、これは、働き者のアリと怠け者のキリギリスを組み合わせた言葉。選考中にこうしたライフスタイルを実現しようという話を聞くことができ、とても面白い会社だと思いましたね。

入社後は約2年間にわたり、システムの移行作業に取り組みました。具体的には、古いシステムと新しいシステムの間にある、データの差異をなくしていくという作業です。その後、C#を使った金融系システムの試験業務を担当。さらに、Javaを使ったWEBシステムのバージョンアップを経て、現在、某金融系企業のシステム開発を仕様決定段階から手掛けています。

このように多種多様な業務に携わってきましたが、仕事を通じて学んだのは、技術はもちろんのこと、人とのコミュニケーションのとり方です。開発の現場では、お客さまから「こういうモノを作ってください」と提示されるところから仕事が始まります。しかし、その段階で自分の頭の中でイメージしたモノが、本当にお客さまの思い描いているものと合致しているかどうか、一つひとつ擦り合わせていかなければ、ご満足いただけるモノを作ることはできないのです。そして、それをどのように実現すべきかについては、自分で考えながら形にしていきます。やりがいを感じるのは、無駄がなく、確実に意図した動きをしてくれるコードを書くことができたときですね。

これからは、よりいっそう技術に磨きをかけていきたいと考えています。これについては、一つひとつ目の前の仕事に取り組みながら、経験を積んでいくしかないでしょう。また最近、後輩の指導を任されるようになりました。自分が積み上げてきた経験をもとに、どのように伝えればより分かりやすく理解してもらえるのかを模索する日々です。いろいろなタイプの人がいますが、それぞれに合った教え方を工夫して考えていきたいと思います。

文系卒で開発は未知の分野でも、研修を経てスムーズに実務に取り組むことができた(海老根さん)

IT業界を志望したのは、学校の授業でプログラミングを習った時に面白いと感じたこと、パソコンを使う作業が得意だったことがきっかけです。また、エンジニアとして働いていけば手に職が付くのが魅力的でした。当社に入社した決め手は、社員たちの考えに共感した点。どの社員も、仕事とプライベートをどちらも含めたライフスタイルを大切にしていると感じました。私も社会人として働くにあたっては、ライフスタイルをいい加減なものにしたくないと思っていたので、同じ価値観を持つ人たちが働いている当社は自分に合いそうだと考えたのです。

研修では入社後、1カ月間はプログラミング言語の資格取得を目指して、基礎から学んでいきました。2カ月目と3カ月目は、先輩社員が考えてくれた仕様をもとに設計書を作成し、プログラミングをするという実践形式の研修を受けました。研修のおかげで、配属された現場で「どのような動きを意図してプログラムが書かれているのか」といった、プログラムの読み解きができるようになり、大いに役立ちました。

入社後、最初に携わったのは、金融企業向けの業務システムです。これはある業務システムをタブレットでも行えるようにするためのプロジェクトで、私は設計書の作成を担当しました。入社2年目にはマイナンバーを利用したシステム開発のプロジェクトに参加し、テストを担当しつつ若干のプログラミングにも携わりました。現在は、お客さま先の勤怠管理システムのプロジェクトに参加しています。このプロジェクトでは、仕様変更やバージョンアップにともなう改修を担当しており、プログラミングに取り組んでいます。

関わってきた業務の全てが自分のスキルになっていくのが、エンジニアの面白さです。例えば私は、1年目に設計書の作成、2年目にテストを経験して得た知識が、3年目のプログラミングの仕事で生きていると感じています。現在、担当しているプログラミングの経験も、今後のプロジェクトで役立つことがあるでしょう。

ゆくゆくは、大規模なシステム開発のプロジェクトにゼロから完成まで関わりたいですね。エンジニアの立場でプロジェクトを成功に導きたいという想いで、熱意を持って働いています。

学生の方へメッセージ

就職活動においては、会社説明会や面接などを通して、いろいろな情報に触れることになると思います。福利厚生や待遇など数値で表されるものも大事ですが、ぜひ、その会社の雰囲気にも目を向けてみてください。その会社で働く人に会い、職場に流れる空気に触れ、長く働ける環境であるかをしっかりチェックするとよいでしょう。具体的には、自分に合う人が多いと思える会社を見つけてください。(福田さん)

この業界では、常に技術が新しくなっていきます。また、一つのことを突き詰めたとしても、その周辺に類似した技術が数多くあります。そうした意味では、新しいことを追いかけると同時に、幅広い事柄について学んでいかなければなりません。ポイントとなるのは、技術に興味が持てるかだと思います。どんな業界であっても、そこで求められる技術・スキルに興味が持てるかということが大切だと思います。(竹下さん)

就活にあたっては、私のようにITの知識なく、IT企業を志望する方も多いでしょう。まずはあまりイメージがつかないとも思いますが、情報を収集し、その会社でどのような働き方ができるのかを確認することが大切です。私は長く働けそうかという視点で、説明会や面接では各企業の社員から話を聞いていました。当社の社員はどなたも自身のライフスタイルを大切にしていて、その姿勢が私と合っていると感じたことから入社を決めました。(海老根さん)

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さまざまな経験を積みながら、着実にエンジニアとしての実力を身に付けていく先輩たち。学びとスキルアップを後押しする環境が、モチベーションをさらに高めてくれる。

マイナビ編集部から

金融系を中心に官公庁、自治体向けのシステム開発を多く手掛けている、近代システムビューロー。同社では「社員を育てながら会社も発展する」という、人を大切にする理念を掲げている。これを具現化すべく、従業員の定着率が低いといわれる業界にあって、社員が長く勤務しつづけられる環境づくり、および福利厚生の充実に力を注いでいる。

一方、今回話を伺った3名の社員たちも、こうした取り組みを裏付けるように、働く環境の良さに言及していた点が興味深い。例えば、異動の際はその都度、面談を行って希望に沿った配置を行うようにしているという。「こういう技術を使った仕事をしてみたい」という希望があれば、実現に向けて検討してもらうことができるのだ。また、子育てに励む社員のための制度も充実しており、産休・育休から現場復帰を果たすエンジニアも多い。

このほか、社員の技術力向上にも前向きで、資格を取得した社員については、一時金のほかランクに応じて資格手当が支給される。社内には資格取得を促進するチームも設置されており、経験年数に応じて、どのような資格を目指すべきかという指針が示されているという。さらに、資格取得のために購入した書籍代や試験費用も支給してもらえるなどサポートも手厚い。

事業内容だけでなく、働く環境も重視したいという方にとって、見逃せない企業といえるだろう。

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今回取材した3名が異口同音に強調していたのが、同社のざっくばらんに話せる社風だ。人間力を重視する同社では、一人ひとりが輝ける環境づくりが、特に重視されている。

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