(株)ハマキョウレックス【東証プライム上場】

当時、私が通っていた大学の学部学科に求人がきており、”こんな会社があるよ”と就職課から紹介をしてもらったことがこの会社との出会いです。正直物流には興味はありませんでした。面接を進めていく中で、物流センター（実際に働くことになる場所）を見る機会を設けていただき、初めて自分の目で倉庫の中を見たときに、「医療機器の物流倉庫ってこんなに綺麗なんだ、こうやって社会を支えることができる」と知ったことが入社の決め手になりました。
　小さいころから医療ドラマや医療密着のテレビが好きだったこともあり、当時就職活動では医療機器メーカーや医薬品メーカー等といった企業に絞って、人命に関わる仕事に就けたらいいなと考えていました。しかし就職活動はうまくいかず、受けては落ちの繰り返し、そんなときにこの会社と出会いました。「医療従事者だけが人を救えるわけじゃない、”医療機器が使用する方々に届いている”という”当たり前”を支えることができる、物流ってなくてはならない存在なんだ」と感じことができたことが、入社を決めた理由です。

医療機器メーカーより業務委託を受け、3PLとして物流業務を行っています。医療機器物流の中でも私の所属しているセンターは医療機器製造業のライセンスを取得し、包装・表示・保管をメインでお仕事をしています。
　私は医療機器製造業 責任技術者として薬機法に則り品質管理の総括責任者として日々業務を行っています。主な業務内容としては、薬機法の基準に則った品質管理業務、顧客対応および県の査察対応、品質マネジメントシステムの構築=ISO13485の認証取得と維持のための取り組み、SOP作成やその他入荷・検査（流通加工）各工程における現場マネジメント業務があります。
　私の所属しているセンターの従業員は全体で70名程度おり大半はパート従業員となりますので、日々の「業務管理」に加えて「労務管理」や「安全管理」なども業務内容に含まれます。
　また現在は、自センター業務に加えて、全社で行われる新卒向け勉強会の講師や、外部で行われる学生向けの物流講義（大学等での業界研究の一環として）を行ったりしています。

私は入社から現在に至るまで医療機器物流に携わってきました。入社から1年が経った2016年4月、最大震度7を観測した熊本地震が発生しました。熊本には私の実家があり家族は被災、当時福岡にいた私もその震災を体験しました。震災直後は全ての交通網が寸断され、医療機器含め様々な物資の供給が途絶えましたが私達は独自で車を仕立て、医療機器を被災地へ届けることができました。荷主からも感謝の言葉をいただき、この仕事のおかげで自身が育った熊本に恩返しができ、この出来事は日々の仕事が報われた瞬間でした。
　物流は私たちの生活に無くてはならないものです。医療機器に限らず、コンビニに行けばたくさんの商品が”当たり前”のように並んでいる、その”当たり前”を日々支え、社会インフラのひとつであることに魅力があると感じています。

私は医療機器物流に特化しており、専門的知識などが多くある業務内容ですが、今後はこの会社背負っていけるよう他分野（他セグメント）の業務内容も理解し、自身の市場価値を高めていきたいです。
　世間では「物流」の認知度はそれほど高くなく、物流＝男社会のようなイメージを持たれていますあります。外部で物流認知度向上に向けた取り組みや、女性も活躍できるところをアピールして会社全体を盛り上げていけたらと思います。

就職活動で良い企業ってなんだろう、自分のやりたいことってなんだろう、と分からないことだらけだと思いますが、今その答えを見つけることは難しいことがあります。私もその一人でした。今できること、遊びでも勉強でもアルバイトでも部活・サークルなどでたくさん経験していくことが大切だと思います。
　このハマキョウレックスは、多種多様なセグメントで幅広くいろいろなことに挑戦しています。皆さんの経験が思いもよらないところで活きることも多くあり、やりたいこと・チャレンジしたいことは背中を押してくれる、そんな前向きな会社です。

是非この会社で一緒に働きませんか。