最終更新日:2025/4/2

コニカミノルタ情報システム(株)

  • 正社員

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

グループ各社をITで支える誇りとやりがい

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仕事もキャリアも働き方も。自らの手で拓く未来

コニカミノルタグループのIT会社として設立されたコニカミノルタ情報システム(株)。深い知見と高い技術でネットワークやセキュリティ、基幹システムといった幅広いITサービスを提供し、各社の活動を支えています。

ITサービス本部とシステム開発本部で働く2022年入社の同期3名に、それぞれの仕事内容や仕事のやりがい、将来像などをインタビューしました。

I.K.さん(写真左)
ITサービス本部 オフィス・コミュニケーション部

T.N.さん(写真中)
システム開発本部 エンハンスシステム部

K.A.さん(写真右)
システム開発本部 基幹システム1部

先輩社員たちの一日

「出社後は、メールチェックと連絡、定例会の参加から始まり、案件の処理などを行います。その合間に会議にも出席し、通常は定時頃に退社します」I.K.さん
「出勤後、通常業務を開始します。会議に出たり、不具合の改修や月次作業の準備をしたり、メールの確認・返信などを行います。週の約半分はリモートワークです」T.N.さん
「会社で仕事をする日は8時半に出社。メール確認や調査をし、会議に出たり作業をしたり。プロジェクトの進捗状況を先輩と共有し、定時頃退社することが多いです」K.A.さん

知識を増やし、もっと対応力を高めたい

就職活動を始めた時、業界については特に限定せず人と関わることを軸としていたため、接客業や営業なども候補にありました。IT企業に関しても、あくまで人との関りを重視している会社という観点で見ていました。当社については、学生時代にコニカミノルタグループのプラネタリウムでアルバイトをしていた関係で親しみがあったことと、何より会社の方針などが自分に合っていると感じたため、入社を決めました。

現在、所属しているオフィス・コミュニケーション部は、グループ全体で使用しているクラウドサービスの保守や、基盤として使用しているソフトウェアの保守・問い合わせ対応、アプリを使用した開発などに取り組んでいる部署です。
その中で私は主にメールを担当。メールのセキュリティ向上や保守、メールに関する問題解決などにあたっています。具体的には、不審なメールを未然にブロックする設定や、その見直しなど。そのほか、不審メールに関する訓練も担当しています。基本的に当社ではメールサーバにセキュリティを入れているため、不審メールが入ってくることはほとんどないのですが、まれに届くこともあります。そのため、こちらから不審メールを装ったメールをユーザーに送信し、リンクをクリックした人やパスワードを入力した人に、トレーニングの受講を案内するなどしています。

今の部署には今年の4月に異動してきたばかりで、まだ分からないことがたくさんあります。それでも、業務を通して自分の知識が増えていることを実感できると楽しいですし、増えた知識を使って成果物ができるとやりがいを感じます。
また、仕事で心掛けているのは、当たり前ですが「報連相」を欠かさないことです。特に確認には気を付けています。上司から「この仕事をお願い」と言われ、自分では理解していても、私の認識が間違っているかもしれません。そのため指示を受けた後、必ず自分の言葉に置き換えて「こういうことですか」と確認をするようにしています。

現在、前任者の定年に伴う異動があり、今は引き継ぎをしながら業務に取り組んでいます。まだ前任者に及ばない部分があるので、知識を増やしどのような事態にも幅広く迅速に対応できるようになることが、今の目標です。
(I.K.さん)

5年後のプロジェクトマネージャーを目指して

私は文系学部出身ですが、ITベンチャーでアルバイトをしていたことでITに興味を持ち、IT業界に絞って企業を見ていました。条件としては、私が佐賀県出身ということもあり、家賃補助や福利厚生面を重視していました。当社への入社を決めた理由は、大手企業グループのIT会社であるということ。さらに最終面接の時に、自分の素の状態で話すことができたことが、当社に決めた理由の一つです。こちらが緊張しない空気をつくってくれていたので、安心感を感じました。

配属先であるシステム開発本部のエンハンスシステム部は、グループ内のITに関する困りごとを聞いて、その問題を解決する部署です。私が担当しているのは、基幹システムで処理ができない部分をカバーする補完システムの運用と保守。基幹システムが月に1回閉まるタイミングに合わせて補完システムの詰め作業をするほか、管理レポートの作成や不具合の対応、年度の切り替わりでのシステム改修などに携わっています。

以前は上司に付いて行うことが多かったのですが、最近は補完システムに関して一人で任せてもらえる部分が多くなっています。補完システムに不具合が見つかったことがあり、その改修作業を担当した際は、スケジュールの作成からテストをしてリリースまでのすべてを一人で行いました。これは自分のキャリアの中でも大きな経験でしたし、成長を実感しました。頼りにされていることが感じられ、嬉しかったですね。また、私宛に直接質問が来たり、こうしてほしいといった依頼が届いたりするため、やりがいも感じています。
最近は単独作業が増えたことで、逐一上司に確認し、報告することを意識しています。そこを疎かにしてしまうと、間違ったまま突き進んで収拾がつかなくなってしまう恐れがあるためです。不具合やミスを未然に防ぐためにも、基本的な確認作業を怠らないよう心掛けています。

今はまだITに関する知識が不足していますし、業務を遂行するためのスキルも足りません。そのため当面の目標は、今携わっている業務を通じてもっとスキルを伸ばしていくことです。その先で、しっかりと実績を積んで5年後くらいにはプロジェクトマネージャーというポジションにつくという目標があります。
(T.N.さん)

問い合わせで知る仕事のリアリティと得られるやりがい

私は、元々SEに興味があったため、就職活動ではIT企業一本に絞っていました。いろいろな会社を受けましたが、私は仕事をする環境が変わってしまうのが嫌だったため、転勤や客先常駐の可能性がある会社は避けたいと考えていました。その点、当社は転居を伴うような転勤は少ないですし、客先常駐ということもありません。同じ環境で仕事ができることが一番の決め手となり、当社に入社しました。また、対応してくれた総務の方々の雰囲気が柔らかくて、皆さんが就活生である私をリラックスできるようにしてくれたので、面接にも緊張することなく臨めました。人柄のいい人が集まっている会社であることが実感できました。

現在、私が携わっているのは、BI(Business Intelligence)ツールを使い、グループ全体で使用する帳票の開発や運用・保守を担当する業務です。具体的には、PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)をはじめとした帳票を作成しています。

この業務で特に印象的だったのは、今携わっているプロジェクトのリリース直後に、グループ会社が集まって帳票をつくった担当者に質問できる機会が設けられた時のことです。それまで私はユーザーと直接関わることがなかったので、実際に使っている人が目の前にいて、プログラムに関する質問を受けたことで、ユーザーの存在をリアルに感じられました。それをきっかけに、もっとしっかりと一つひとつの業務に取り組もうという気持ちになりましたし、私に変化をもたらした大きな経験だったと思います。

現状はまだ、先輩や上司のサポートを受けながら仕事をしており、完全に一人で完結した経験はありません。今の帳票の業務も関わり始めて長いため、ユーザーの業務にもっと役立つよう私一人で完了させることが直近での目標。自分のつくっている帳票に不具合がないように、確実な仕事ができたらと思っています。そして一歩一歩ステップアップし、マネージャーを目指したいと考えています。
(K.A.さん)

学生の方へメッセージ

就職活動に臨むにあたっては、受けたい企業の強みや優位点に注目してください。当社でいえば、その強みは第一に、コニカミノルタグループ唯一のシステムインテグレータであること。グループ内企業を顧客とした事業を展開しているので、経営面での安定性やさまざまなIT分野で挑戦できることが魅力です。第二に、文系・理系を問わず、IT人財として活躍していけること。入社後には2~3カ月もの時間を掛けた教育プログラムを実施します。また、その後20を超える教育を実施することで、ITの知識がなくても業務に必要なスキルを身に付けることができるのです。第三の強みは、グループ全体で海外での売上比率が8割を占めていること。グローバルに活躍したい方にとって大きな魅力だと思います。

そんな当社が求めているのは「顧客の本質的ニーズや課題解決にフォーカスし、顧客の実現したいという“想い”を起点とした仕事をしたい方」「自身の専門性を活かしながらも、チームメンバーと協働して粘り強く課題解決や価値創出に取り組める方」「新技術やITトレンド、グローバル対応など新しい取り組みにも前向きに取り組める方」の3要素にマッチした人財です。社員の成長こそが会社の成長につながるだけに、若手にもどんどんチャレンジをさせてスキルアップを促しています。積極性あふれる多くの学生との出会いを心待ちにしています。
(総務部 総務グループ グループリーダー/小原 宏二)

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コニカミノルタグループの拠点の一つ、八王子市に本社オフィスを構える。ワーク・ライフ・バランスの推進により、オフィスへの出勤率は30%前後となっている。

マイナビ編集部から

コニカミノルタの名を聞くと、大型の複写機をイメージする方がほとんどではないだろうか。もちろん、そうした情報機器が事業の中心ではあるのだが、それはグループ全体の一つの顔に過ぎない。プロ用プリント事業もあればヘルスケア事業もあるなど、事業領域は想像以上に幅広い。また、コニカミノルタグループは国内での収益より海外での収益の方が多いグローバル企業。グループ全体の売上高はおよそ1.1兆円、従業員数は4万人に迫る。

その情報部門を一手に引き受けているのがコニカミノルタ情報システム(株)だ。安定した経営基盤と事業面での将来性、スペシャリストを見据えたキャリアプラン、ワーク・ライフ・バランスを重視した働きやすさなど、SE志望の学生が求める要素を同社は全て備えている。同社のSEの立ち位置はメーカー系親会社の“社内SE”ということになる。グループ会社のユーザーに寄り添って、非常に近い存在として開発を手掛けていくだけにお客さまの喜びをリアルに共有できるという。対面に座るのではなく、横に座って共に歩んでいく――そんなふうに自社のスタンスを説明してくれた総務グループの小原さんの言葉が強く印象に残った。

多様な経験を通じてどこまでも成長したい人、幅広い業務にチャレンジしてみたい人、海外ビジネスをサポートする形でキャリアアップを図りたい人、同社は、そんな皆さんの力が活かせる企業だと感じた。

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新入社員研修はオンラインと対面のハイブリッド型。オンラインでの研修では、 前後に30分ずつ参加者同士で話し合う時間を設け、お互いの意思疎通ができるようにしている。
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