プロジェクトの基本的な流れは、営業が顧客の要望を社内に展開し、エンジニアリング部門がラインの構成を図面に起こします。次に各設計部門が機械、配管、ソフトなどを設計。設計が終わるとプラント部門が施工に着手します。施工後はエンジニアリング部門が試運転を行い、問題がなければ引き渡しとなります。
各部署が連携しながら仕事を進めており、協力会社や顧客とも密にコミュニケーションを取っていく必要があります。そのため、いろいろな人と協力してものづくりを楽しめる方はとくに向いていると感じます。営業もノルマはなく、競い合う関係性ではありません。関わる人たち全員が協力することで良いものづくりが可能になっています。
職場の雰囲気としては穏やかな人が多いですね。社内外の関係性を重視している会社なので、OBを招いて食事会をしたり、部材の仕入れ先や工事協力会社とも交流の場を設けています。また、仕事以外でも、社員旅行や有志によるサークル活動など、事業所や部署の壁を越えて親交を深める機会もあります。
社員の育成に関しては、入社後1年間は研修期間として仕様決定の流れや工場の製造プロセスなどを学びます。その後も計27の講座が用意されており、専門的な知識や技術を着実に身に付けていけるカリキュラムとなっています。文理問わないので、興味を持った方には是非チャレンジしていただきたいですね。