最終更新日:2025/4/24

(株)大和証券ビジネスセンター【大和証券グループ】

  • 正社員

業種

  • 各種ビジネスサービス・BPO
  • 証券
  • 金融総合グループ

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本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

大和証券グループの金融サービスを支える事務業務のプロ集団

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各チームで活躍する若きリーダーたち

金融サービスの膨大な業務を正確かつ迅速に遂行する大和証券ビジネスセンターの社員たち。今回はチームリーダーとして活躍する3人の若手社員に、仕事の内容とやりがい、今後の目標などを伺った。

(写真左から)
■A.Nさん 外国証券決済部 決済事務グループ 株式・債券決済チーム
チームリーダー(2016年入社)
■K.Mさん 登録業務部 登録事務グループ 基本チーム
チームリーダー(2017年入社)
■Y.Sさん 約定管理部 相続振替事務グループ 相続贈与チーム
チームリーダー(2020年入社)

大和証券ビジネスセンターの魅力

「ワークライフバランスが実現しやすい制度が整っていることと、若手の提案を否定することなく『まずはやってみよう!』という肯定的な雰囲気があることです」(A.Nさん)
「残業時間が過剰にならないように上司も気にかけてくれますし、有給休暇も1時間単位で取ることができます。上司からは休みを取るように促されることも(笑)」(K.Mさん)
「働きやすい環境なので、チームリーダーや管理職の女性社員の割合もアップしています。個人の自己啓発にも注力していますし、穏やかな社風も魅力です」(Y.Sさん)

イレギュラーな事態への対応が自身の成長につながります(A.Nさん)

大和証券の営業職を志望し、グループの合同説明会に参加しました。その説明会でたまたま大和証券ビジネスセンター(以下、DSC)の先輩社員とお話をする機会があり、自分が大切に考えているワークライフバランスや、会社の雰囲気が自分に合っているなと感じ、DSCに入社を決めました。

現在は外国株式と外国債券の決済業務を担当しているチームでリーダーを務めています。大和証券を通して売買される海外の株や債券は、日々現地で決済できるようにシステム化されています。しかし何らかの事情によって、イレギュラーな事態が発生することも少なからずあります。その際、海外からの問い合わせに対し、大和証券に確認・相談しながら、決済が実行されるように対応します。一口に外国の株式や債券といっても、国によって制度やルールが異なり、物理的な時差の問題などもあります。これらを考慮しながら優先順位を立てて、スムーズに業務を行うことが求められます。

私は2024年の4月からサブリーダーとして、リーダーの指示に従って業務を行い、リーダーのサポートをしていました。しかし、自分がリーダーになった現在は、自分から指示を出してチームのメンバーに仕事を割り振り、協力を要請する立場になりました。メンバーが「忙しそうだな」と思うと、つい気を遣って頼みづらいと思ったこともありましたが、チームの業務を円滑に進めるためには、客観的な判断で指示することが大切だと感じています。

毎日の業務の中でさまざまなことが起こり、人の手が必要になります。ときには私よりベテランの社員の方々でも経験をしたことがないような事態が起こることもあります。チーム内のメンバーやグループ長と相談し、現地や大和証券と連携しながら対応していくことで自分の知識や経験値も上がり、チーム内でも「過去事例」として共有をしていくことができます。何より問題が解決し、無事に決済できたときの達成感はやりがいにも通じています。

今後はチームリーダーとして、チーム内や周囲の人にも気を配り、業務が円滑に進められるようにサポートしていくことが第一の目標です。また、時間がかかってしまう業務や手順が多い業務に関しても、効率化ができないかを考え、何事にも積極的に取り組んでいけるリーダーになりたいと思っています。

チームの作業負担軽減に向けて、業務フローの改善や最新技術の勉強も(K.Mさん)

入社後3年間は約定管理部にてお客様の振込入金業務を担当し、4年目に登録業務部に異動しました。異動後の2年間はマイナンバーの登録管理を担当し、チームリーダーになりました。その後、基本チームに異動し現在に至っています。

登録の基本チームでは、主にお客様の住所や金融機関の口座管理を担当しています。お客様の住所登録を変更したり、銀行口座の登録や変更を行ったりとシンプルな業務ですが、それだけに絶対にミスできないという大きな責任があります。私はリーダーという立場にあるので自ら登録業務を行うというより、チームメンバーが業務をやりやすいようにフローを考えたり、新しい業務が始まる際には、わかりやすい説明資料を作成したりといった仕事が中心になります。たとえば、1人のメンバーがミスをしたとしても相互チェックで2人目が気が付ける体制にし、制度や業務で扱うシステム画面の構成が変わった際は見落としが発生する可能性が大きくなるので、定期的に業務手順を見直して、実務に沿っているかを確認しています。

リーダーとしては、どうすればみんなが納得して気持ちよく仕事ができるかを常に考える必要があるので、そこが難しいところです。反面、自分の考えをチームの仕事に反映できるので、作業が簡便になったり業務効率が上がったりすると、仕事の成果として大きなやりがいにつながります。速さと正確さが求められるこの仕事で、最近の成功例として、今までメンバーが目で見て一件一件手入力で登録していたお客様の情報を、システムで一括登録できるよう考えて実行しました。このシステムのおかげで、手入力はイレギュラーなものが中心になり、業務の効率が格段に上がりました。チームの残業も大幅に減り、メンバーからも感謝されました。もちろん、自分だけではなく上司やプロジェクトに参加したメンバーと意見を出し合い、検討を重ねたからこそ実現できたと思っています。

メンバーに業務負担が集中することのない仕組みづくりに注力しており、そのために、私もAIなどの知識を率先して身に付け、誰もが簡単に業務を行えるような環境をつくっていきたいと考えています。

入社後すぐに経験してきたプロジェクトや業務が自分の糧に(Y.Sさん)

就職活動ではマネジメント職に就ける可能性があり、なおかつワークライフバランスが実現できるという条件を軸に考えていました。その両方を叶えることができる会社を探していたところ、福利厚生も充実し、早くからマネジメントを経験できるDSCを見つけました。

私が所属している相続贈与チームは19人のメンバーで構成されています。入社3年目に贈与チームのリーダーになり、相続と贈与のチームが統合された時点で、相続贈与チームのリーダーを任されました。チームの業務としては、相続では亡くなった方の口座の証券残高を相続される方の口座に移管するスケジュールを立て、手続きを行います。また、贈与の場合も同じように贈与される方から受贈者(贈与される人)の口座に移すスケジュールを立て、関連部署に移管の依頼をし、法令で定められた書類の作成を行っています。相続の場合は、亡くなられた方の遺産整理になるので金額も大きく、相続される関係者の方の心情に配慮しながら、ミスがないように細心の注意を払っています。

私たちのグループは業務量が非常に多く、多忙な組織です。そのため効率化に注力しています。ただ、部内で完結する業務ではなく、他部署や大和証券とも連携が必要な業務になりますので、関連部署にプランを持ち込んでプレゼンテーションを行い、お互いに納得できる環境に落とし込むことが重要です。自分たちだけではなく、関連部署のメリットも考えなければいけないところが難しい点ですね。

入社3年目からリーダー職に就いていますが、1年目の夏頃から効率化のプロジェクトに参加させてもらい、大和証券内で新しい商品を導入することになった際、ゼロから業務開始までの工程を2ヶ月ほどで構築した経験もあります。これらの経験があったからこそ、現在の自分があると思っています。今後も大和証券の事務を集約していこうという流れになっているので、それに貢献できるように効率化を進め、余裕ができた時間でまた新しい仕事が受託できるようにしたいと思っています。そのための一つとして、Udemy Businessで好きな講座を受けられる制度(費用は会社負担)を利用し、毎日始業前の15分を使ってDX関係の講座を受講しています。入社前に考えていたとおり、早くからマネジメントを経験することができて、環境に恵まれていると感じています。

学生の方へメッセージ

■新卒の就職活動は一生に一度で、いろいろな企業を見られる良いチャンス。積極的に説明会に参加してみてください。私のようにグループ説明会に参加して、別の企業に興味がわいたということもあるので、出会いを大切にしてほしいです。頑張りすぎて体調を崩したり、うまくいかないときに「私なんて……」と思ってしまったりするかもしれませんが、リラックスして、自分の可能性を信じてください。(A.Nさん)

■自分の中に「軸」と「自信」の2つを持つことがとても重要だと思います。友人たちが早々に内定をもらうと焦ることもあるかもしれませんが、会社が決まることが就活のゴールではありません。入った会社で何をするかが重要なので、周りに流されずにじっくり取り組んでください。面接の場では、自信を持って話すと、自分の伝えたいことがより伝わりやすくなると思います。堂々と自信を持って臨んでください。(K.Mさん)

■当社のように事務系総合職という働き方ができる会社があることを、最初は知りませんでした。世の中には学生が考えているよりずっと多くの仕事や働き方があるということをみなさんにも知っていただきたいです。私は自分が譲れないと思う条件をあげて、そこに合致する企業を探し当社に出会いました。みなさんにも譲れないこだわりには妥協せず、自分の理想とする働き方ができる仕事を見つけてほしいです。(Y.Sさん)

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年功序列ではなく、入社から数年でチームリーダーを任される社員も多く、それが自身を成長させる経験となり、自信につながっていくという好循環がある。

マイナビ編集部から

大和証券グループのバックオフィス部門を支える大和証券ビジネスセンター。証券サービスの事務業務に求められるのはスピードと正確さだ。ともすれば膨大な業務量に追われ、ピリピリとした雰囲気では?と予想していたのだが、それは見事にはずれた。取材に応じてくれた社員たちは終始穏やかで、チームメンバーのことを考えている。それだけでも社員の人の良さ、風通しの良さが感じられた。

同社の特徴としてあげておきたいのは、若手社員を入社後早い段階からチームリーダーに抜擢し、チームの業務フロー改善や業務運営を経験させていることだ。そこに年功序列は存在しない。そのため、能力があればすぐに実力を発揮できる環境である。もう一つは充実した社内制度だ。1時間単位で有給休暇が取得でき、法定以上の福利厚生が整えられている。働く環境としては申し分ないだろう。また、自己啓発の支援として、Udemy Businessを導入しており、社員は自分が学びたいと思った講座を無料で受講することができるため、多くの社員が利用している。総合職でありながら、これらの制度や環境の中でワークライフバランスを実現できる。そんな同社のような企業をもっと広く知ってもらいたいと感じた。

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東京都江東区にあるオフィス。国内大手の大和証券グループが提供する金融商品やサービスを、事務の面から強力にサポートしている。

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