最終更新日:2024/6/1

大和工業グループ[グループ募集]

  • 上場企業

業種

  • 鉄鋼
  • 金属製品
  • 機械

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

グローバルに躍進を続けるYamatoの磨き抜かれた技術力を支えるエンジニアたち!

  • 材料・エネルギー系 専攻の先輩

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鉄のプロフェッショナルとして着実に成長できる環境がある

大和工業、ヤマトスチール、大和軌道製造の3社を中心に、鉄の精錬から鉄鋼製品の製造・販売までをトータルに手がける大和工業グループ。国内外のフィールドで活躍中の先輩エンジニアの成長の軌跡を追う。


【製鋼部門の主要設備を網羅する経験値がスゴイ!】
■御立 賢太さん
大和工業株式会社 技術統括部 技術統括課
(米国グループ会社 Nucor Yamato Steel出向)
2009年入社/関西大学 工学部 先端マテリアル工学科卒業

【圧延部門で日本・海外で様々なPJに参加した経験値がスゴイ!】
■平松 良規さん
ヤマトスチール株式会社 圧延部 圧延技術課
2010年入社/神戸大学 海事科学部 卒業

【御立】大学時代に学んだ設備が目の前にあるので、とっつきはよかったですが、入社後どれだけ勉強するかが大事。操業や設備について常に改善を目指して意識しています。
【平松】地元の姫路企業であり、海外勤務にも興味があったため積極的にグローバル展開を行うYamatoに魅力を感じました。培った経験を活かして、技術向上に努めたいです。
【御立】日本の職場で、海外駐在経験のある社員が常に身近におり、各国の駐在経験談を聞くことができた環境は、自分が駐在員になった今でも本当に役立っています。

「連続鋳造設備」+「電気炉」で培った経験・知識を武器に、米国グループ会社の技術向上に挑む!

入社後に配属になった製鋼部は、鉄スクラップを電気炉で溶解し、加工できる鋼を造り出す部署です。そのなかで私は、鋼の良質化と均質化を図りながら総合的な省エネルギー・高品質化を追求する連続鋳造設備の担当になりました。まだ何もわからない状態でしたが、すぐにH形鋼の大型サイズ用の新しい連続鋳造設備の導入に携わることに。図面の見方や工事の仕方について学びつつ、同時に製造工程・設備の管理業務、操業の改善なども任され、設備の改善や補修工事を行う際には多くの業者の方々とのやり取りも行いました。上司の指導の下でさまざまな経験を積みながら知識を得る日々でしたが、2年目になると言われた仕事をこなすだけでなく、自分で状況を判断して策を練り、実行していかなければなりません。難しかったですが、少しでも自分のアイデアが操業改善につながったときは「仕事をやり遂げた!」と実感できて、うれしかったですね。

3年目からは最先端の炉頂余熱装置(SSP)を搭載した130トン直流電気炉を担当することになりました。電気炉は多くの原材料や操業設備を取り扱うため、補修や改善の際には機械・設計・耐火物・副資材などに関連する多くの業者さんや職人さんとのコミュニケーションが欠かせません。それぞれの分野のプロと接するなかで知識が深まり、自分の仕事の幅も大きく広がっていきました。5年目には鋼を造るときの副産物であるスラグを有価物に変えるための設備であるスラグ破砕設備の導入も経験。入社してから連続鋳造設備と電気炉の2部門を担当し、鉄鋼の上工程と下工程の両方に携わることができて、とても刺激になり、視野が広がったと思います。

10年目には米国のグループ会社である「Nucor Yamato Steel」に出向となりました。夢だった海外勤務のチャンスをいただけて喜んだものの、実は私は英語が苦手でした(笑)。海外赴任前教育として社外英会話教室の制度を利用したり、赴任後も日々英会話の学習を続けたりしながら奮闘していますが、覚えたばかりの英語が次の日からすぐに役立つため、現地スタッフとのコミュニケーションが今はとても楽しく感じています。
【御立 賢太】

日本で培った技術と韓国の駐在経験をもとに、海外工場の立ち上げや技術改善に貢献!

私が所属している圧延部門は、製鋼部門で製造された材料を圧延加工し、H形鋼やI形鋼、溝形鋼などの最終製品をつくっている部署。主な業務は、生産設備の不具合改善や新規設備の導入です。最初は船舶品を扱う重工部門に配属され、その後圧延部へ異動。入社3年ほどで韓国駐在を経験しました。韓国では語学面での苦労はあったものの、仕事の幅が広く、働く楽しさを感じました。当時は協力会社も含めると500~600人ほどの工場の中で、日本人は私1人でした。そのため業務はエンジニア業務にとどまらず、人事や経理、購買といった部分にまで及びました。日本とやりとりをする際には、初めて扱う分野も多く、まず基本的な用語を覚えることから始めることも多かったです。しかし幅広い業務に携わったおかげで、会社がどのような仕組みで動いているか理解することができました。韓国での経験から、日本で働いていた時よりもさらに視野が広がり、会社全体のことが見渡せるようになりました。
仕事のやりがいを感じたときは、自分の設計した図面がサウジアラビアで採用されたり、ベトナムの生産技術改善に貢献したときです。とくにベトナムでは、同い年のエンジニアと仲良くなり、コロナの状況下で現地に行けなくなった時も、チャットやビデオ会議で技術的なアドバイスをし、技術支援をすることができました。彼から、「君の助言のおかげで問題が解決した」と連絡が来たとき、とてもうれしく感じました。

日本での多くの先輩方に指導いただいた圧延技術が、様々な国で役立っていることを実感したり、自身の韓国駐在経験が他の国のプロジェクトに活用できたりしました。グローバル鋼事メーカーの一員であること実感します。
また、現在、圧延設備の大規模な刷新を行っており、最新設備が順次導入をされます。今後は、新設備での操業技術の向上、IoT推進に注力したいと思います。
【平松 良規】

自由度が高く若いうちから責任のある仕事を任せる風土のなかで、それぞれの夢の実現をめざす!

【御立】高品質の鉄をできる限り安く生産できるようにすることが私たちに課せられたミッション。鉄鋼製品は大型で大量に生産しているため、原材料も大量です。その原価を少しでも安くすることができれば、年間1,000万円近くのコストダウンも可能。そのようなスケールの大きな仕事を若手社員にも任せてもらえるところが当社で働く魅力の一つだと思います。

海外のグループ会社に赴任して改めて実感したのは、信頼関係を築くことの大切さ。たとえ拙い英語でも質問に対しては身振り手振りで精一杯伝える……。そんな日々の積み重ねが少しずつ現地スタッフとの絆を強くしていると感じています。今後は日本で学んだ鉄鋼の知識を生かして、海外のグループ会社の技術向上に貢献したいと思います。また、自分が上司や先輩にしてもらったように、将来的には海外駐在をする後輩社員の良き手本となれるようなプロフェッショナルなエンジニアに成長していくことがこれからの目標です。

【平松】世界7か国に展開する大和工業グループのマザー工場として、更に生産技術を進化させることが目標となります。当社の圧延工場は、世界でも珍しく、1ラインでフルサイズ・多品種製造ができます。これによりお客様が必要とする小ロットの製品をスピーディーに製造することが可能です。これは、スピーディーなライン転換や保全、生産設備の改善を追求し続けてきたことで実現しました。形鋼製造における豊富なノウハウが当社にあるため、そこに新技術を組み合わせることで、より高い製造技術を確立し、海外に発信をしていきたいです。

また、自身の海外経験を活かして、これから海外へ行く後輩育成にも貢献したいです。これまで様々な国のプロジェクトに参加し、言語や価値観の違いに戸惑うこともありました。しかし、国は違えども、よいモノづくりをしようという思いは同じだと知ることができました。相手の価値観を理解し、心を通わせ、積極的にコミュニケーションをとることで、信頼関係を構築することができます。そういった、グローバルエンジニアとしての在り方を後輩に伝えていきたいです。

企業研究のポイント

当社は新入社員に対して『エルダー制度』があり、先輩社員が指導員として仕事やそれ以外の相談事もサポートします。仕事を始めたばかりの中でも新入社員として何でも相談できる心強い存在となります。

住まいに関しては独身寮を用意しており月8500円(水道・光熱費、ネット代込み)で利用することが出来ます。
社内には毎日日替わりのメニューを用意する社員食堂があり、一部会社負担のため1食150円で利用することが出来ます。その他にもレジャー施設やホテル・レストラン等の優待サービスの制度や
ライフイベントに適応した福利厚生が揃っているので生活面でのサポートも充実しています。

またインターンシップ、WEB会社説明会では大和工業グループだけではなく
鉄鋼業界についての知識を深めることが出来る内容となっていますので是非ご参加ください。

皆さんが企業研究を行う際には、社員へのサポート体制にも着目してみると、安心して働ける環境が見つかるかもしれません。

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米国・韓国・タイ・サウジアラビア・バーレーン・ベトナムで各種形鋼や軌道用品等の現地生産を手がけ、現地の技術支援など海外で多くの社員が活躍中!

マイナビ編集部から

グローバル鉄鋼メーカーとして躍進を続ける東証一部上場・大和工業グループ(大和工業・ヤマトスチール・大和軌道製造)。日本の電炉メーカーとして、1980年代という早期からグローバル展開を開始し、現在ではアメリカ・アジア・中東などに拠点を構え、グローバルNo.1をめざして海外展開を推進。多くの社員が若手のうちから世界各地へ飛び、日本の技術を世界に伝える役割を果たしている。海外経験のある先輩も多く、国内で世界に誇る技術力を身につけることも、グローバルエンジニアとして世界の拠点で活躍することも可能だ。

同社では全社員の能力と人間力の向上促進のため、教育研修に注力。新入社員研修をはじめ、エルダー制度、語学研修制度(海外留学制度ほか)、各種免許・資格奨励金制度など多彩なメニューを用意。生活環境面では単身者向けには全室個室のワンルームタイプの寮を、家族世帯向けには各室3LDKの社宅を用意。休みも完全週休2日制(土日祝休み)で年間休日120日以上と充実しているので、ON・OFFのメリハリをつけて働けるのも魅力だ。

社内は非常に風通しが良く自由度が高い。自分が興味のあることを伸ばせる環境があるので、エンジニアとして働くには最高の環境。今回の取材では社員一人ひとりの仕事へのモチベーションの高さがひしひしと伝わってきた。

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現在、アメリカ・アジア・中東などに拠点を構えており、Yamatoの若手社員たちはグローバルNo.1をめざして世界各地で活躍中です。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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