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最終更新日:2025/3/21
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部署名本社 事業局 救護・福祉部 救護課(※2023年3月時点)
2016年 日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター 事業部 需給管理課2021年 本社 事業局 救護・福祉部 救護課
いつ起きるか分からない災害に備え、発災した時には被災した方々へ必要な支援を届け、復旧・復興まで途切れることのない活動ができるよう、救護員を育成することが命題です。業務としては、日本赤十字社で国内災害救護に携わる様々な役割に応じた研修会の企画・運営や、最新の動向を踏まえた救護員の育成体系及び研修プログラムの検討等を担当しています。日赤の仕事を知れば知るほど、医師や看護師を始め、もちろん私のような事務職も含め、それぞれが「日赤の使命」に対する高い志を、アクションに変えて働いており、こうした様々な職種の職員が知恵や技術を出し合って、よりよい支援の在り方を考えている姿にいつも誇りを感じます。「苦しんでいる人を救いたい」という思いをいくら持っていても、私ひとりで役に立てることは僅かかもしれませんが、日赤では多くの方々を巻き込んでいくことでより大きく、具体的な形にできることにやりがいを感じるとともに、多岐にわたる事業展開にあっても、「日赤の使命」という同じ思いを持つ仲間と出会えることは、他に代えがたいものだと思います。
学生時代には教職課程を履修し、教育原理を学ぶ中で、成長の過程に働きかける人間的、社会的諸環境について強い関心を抱きました。就職活動が始まる3年次に、学校教育等に制限されることなく、より多くのひとが安心して暮らせる環境づくりに携わる仕事がしたいと考え、非営利の海外救援団体や福祉関係の企業を中心に企業研究を進めました。大学職員の方の勧めから日本赤十字社に出会い、ひとつの理念に基づき、より多くの苦しんでいる人を救うために、さまざまな角度から幅広い事業を展開している点や、非営利という性質から、真にひとを救うことに注力できることに魅力を感じ、入社したいと思いました。また、自己成長の先に企業の成長があると考え、様々な事業に従事できるチャンスのある総合職としての採用形態である首都圏合同採用選考に参加いたしました。
特別なことではありませんが、チームで仕事をするということは大切にしています。物事を進めるうえで、ひとの理解を得ながらマイルストーンを置いていく作業は時に煩雑で、場合によっては受け入れられず悔しいこともあります。しかしながら、より多くの人を救うためには、より多くの「救う力」が必要なので、その煩雑さや悔しさが総合職として一番大切だと思います。自分一人の考えだけでは、一人の人は救えるかもしれませんが、より多くの人を救うことはできないと思っています。多くの人と関わりながら仕事をし、いろんな見地や経験、知識、技術の集合体として仕事をしていくことでより多くの人を救えることにつながると信じています。