最終更新日:2025/4/18

アデコ(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 人材派遣・人材紹介
  • 専門コンサルティング
  • 各種ビジネスサービス・BPO

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

企業や求職者の課題に一歩踏み込み、寄り添う力と幅広いサービスで応えていく

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人と企業に向き合いながら「自らのありたい姿」を叶えていく。

人財サービスのグローバルリーダーとして、世界60の国と地域で事業を展開するアデコグループの日本法人である、アデコ。今回は成長を続ける若手社員たちに、やりがいや醍醐味について語っていただいた。

◆諸田 雄大さん(写真中)
首都圏東事業本部
2023年入社/法学部卒

◆清水 マリヤムカリム さん(写真右)
キャリアプランニング本部
2023年入社/英米文学部卒

◆島崎 夢実さん(写真左)
LHH Japan
2021年入社/教育学部卒

一日の仕事の流れ

毎日の予定はアポ次第で、提案フェーズも各社異なります。直行直帰などもして効率的に動いていますが、アポが重なる日には先輩ともフォローしあっています(諸田さん)
在宅勤務も適宜活用しつつ、一日の大半はオフィスで求職者さんと連絡を取り合っています。休日も同期や先輩と飲みに出かけるなど、社内交流も楽しんでいます(清水さん)
日中は企業の人事担当者と打ち合わせを、夕方から求職者さんとの面談を行うことが多いですね。フルフレックスなので、出社時間も毎日柔軟に調整しています(島崎さん)

熱意ある仲間たちと切磋琢磨しあえる環境が力に/人財ソリューションセールス・諸田さん

幼少期から野球に打ち込み、キャプテンなども任されるなかで、組織やチームについて考える機会が多くありました。そこから人に関わる人財業界の営業職に興味を持つように。当社に注目したのは、この分野で世界トップクラスの企業だと知ったことがきっかけですが、幅広い人財サービスを展開しており、営業として企業のニーズに寄り添った提案ができる点にも魅力を感じて入社を決めました。

1ヶ月の新人研修の後は早速、新規クライアント開拓のチャレンジを開始。電話でアポを取っては先輩に商談同行をお願いし、先輩のトークを見ながら営業のノウハウを学ぶ日々を過ごしました。しかし、アポは取れても契約は空振りというケースが続き、好調な同期の様子を見ながら焦りを感じた瞬間も。アポの件数ではなく、できるだけ人財ニーズの高そうな企業を探し出すことを意識するようになって以降は、少しずつ契約獲得につなげられるようになっていきました。

当社が関わるまで「人財サービスを一度も使ったことがなかった」というお客様のことは、特に印象に残っています。人としての関係性も大切にしながらアプローチを続けた結果、当社を通じて5名の派遣社員を受け入れていただけることとなりました。「相談も発注も当社だけ」という状況に至れたことが非常に嬉しかったです。

初回の挨拶までに3ヶ月、実際に契約となるまでに丸1年をかけたお客様もいます。競合他社との取引が中心の大企業のお客様で、かなりハードルは高かったのですが、丁寧に話を聞きさまざまな提案を続けていたところ、先日ついにご契約に至り達成感が大きかったです。これからももっとお客様の力になっていけたらと思っています。

新規開拓営業チームは若手が多く、カジュアルにコミュニケーションを取りながら日々切磋琢磨しあっています。まだまだ先輩にフォローしてもらう場面は多いですが、夢中になってお客様に向き合っていたところ本部でトップの成績となり、入社時からの目標だった本部での一位表彰をいただけることになりました。春には報酬旅行もあり楽しみにしているところです。再び壇上に上がって表彰されることが、次なる目標です。

私の部署に向いていると思うのは、熱意がある人。いろいろな働き方ができる会社ですが、夢中になって仕事をする熱中力は営業には必須の要素だと思います。

求職者の皆さんの人生に影響を与えられる、その手応えがやりがいに/キャリアプランナー・清水さん

学生時代に英文学や哲学を学び、人や人生について考える機会が多かったことが、人財業界に注目したきっかけです。台湾に1年間留学したり、親がアメリカ人だったりと海外に縁があったことから外資系である当社に興味を持ち、人の良さを感じる社風にひかれて入社を決めました。

キャリアプランナーの仕事は、アデコのサービスに登録いただいている求職者の方に電話をして就業状況を伺うところからスタートします。新人時代は顔が見えない方にご連絡することへの緊張もありましたが、次第に寄り添った会話ができるように。キャリアに正解はないという前提に立ち、求職者の方の事情や状況を決めつけないことを心がけています。

最近は、求職者の皆さんの推しポイントや今後への意欲を引き出すことにも注力しています。時には「現状のスキル条件に満たなくても、スキルアップできる素質を持った方です」と営業社員に対してアピールすることも。営業社員と一緒に企業に訪問することも増えていますね。先方の状況を細かく伺いつつ、レポート等も提示しながら「このスキルを持った方に対しては、これくらいの条件面が必要」といった市場感をお伝えしています。

キャリアプランナーの仕事の一番の魅力だと思うのは、自分のひと声で、求職者の方の人生が大なり小なり変化する可能性があることです。「就業先で正社員になれた」といった話を伺えることも。中でも嬉しかったのは、60代後半の女性の求職者の方に、3年間の長期派遣をスピーディーにご紹介できたことです。「その方の人生にお役に立てた」という喜びが大きかったです。

来春からは、人財ソリューションセールスの部門に異動します。外国籍の求職者の皆さんは、スキルが高い人でも、就労手続きの手間や文化の違いを理由に企業側に懸念を示されることも少なくはありません。「企業側に働きかけていくことで、外国籍の求職者の皆さんを応援したい」という思いから公募に手を挙げ、異動が叶いました。

キャリアを考える上では、部署横断的に社内交流ができるワーキンググループの存在も力になりました。経歴も価値観もさまざまなほかの部署の社員と交流ができ、社長や部長なども参加しています。イベント等も開催されるので仲良くなりやすく、外向的な社員が多いアデコの社風がとても気に入っています!

求職者と企業の双方を深く理解し、理想的なマッチングを目指す/人財紹介コンサルタント・島崎さん

就職活動では、ビジョンマッチングを重視して臨み、求職者と企業のどちらにも向き合える当社のLHHブランドの仕事に魅力を感じて入社を決めました。学生時代は学習塾のアルバイトで高校生のメンターを経験し、人生に寄り添った進路相談ができるやりがいを実感したことも、志望動機の背景にあります。

入社後、担当になったのはITエンジニア領域です。IT業界の知識は全くなかったので、ITパスポートなどの資格も勉強しながら業界や職種の理解を深めました。どんどん新しい技術や職種が出てくる業界なので、現在も継続的に勉強に取り組んでいます。

新人の頃は、求職者さんに対して既存の求人情報を紹介するに留まっていましたが、慣れるに従い企業側への営業活動も行えるように。「ニーズがありそうな会社を調べてアポイントを取り、ご契約を受注できたら、ご希望に合った人財を探して紹介する」という双方向への営業活動が一気通貫でできるようになっていきました。

日頃から心がけているのは、相手の話をきちんと聞く姿勢です。求職者さんに対しては、転職理由や今後やりたいことなど型にはめることなく、その方の希望や事情を丁寧にお伺いするようにしています。企業側に対しても同様です。例えば「PMを担える人財が欲しい」という企業が複数社あっても、深掘りしていくと求めるスキル感は各社で異なることもあります。時には企業側の現職のエンジニアからも話を伺い、その企業が求める人物像を深く理解することで、双方が満足いくマッチングになるよう努めています。

直近では「複数社のエージェントに登録しているが、思うような求人が見つかっていない」という求職者さんにご紹介をしました。無事に入社が決まり、「島崎さんのおかげで、すごくやりたかった仕事を見つけられました」と厚い感謝の言葉をいただいたことが心に残っています。

ITエンジニア業界は全体的に不足傾向にあり、人財確保に課題感を持っている企業は少なくありません。企業の成長につながるような人財をご紹介し、課題解決のパートナーとして頼っていただける存在になることが今後の目標です。将来はチームのマネジメントにも挑戦していきたいですね。個人やチームの成果は年次に関係なくフラットに評価され、給与にもしっかり反映される職場なので、「自分の頑張りによって年収を上げたい」という思いがある人にも、やりがいを感じやすい環境だと思います。

学生の方へメッセージ

学生の方からよくいただくのは、「英語ができなければ入社できないのでは?」という質問ですが、日本法人は国内での仕事がメインのため、語学は必須ではありません。ただ、語学力を磨くほどキャリアの幅が広げられるのは事実で、入社してから語学力の強化に励んでいる社員は少なくありません。語学力を活かしたポジションもあります。

また、外資系企業というと「中途採用がメイン」「個人主義でドライな風土」といった印象も持たれやすいですが、当社は新卒採用に力を入れている会社で、勤続年数の長い社員が多数を占めています。一旦外に出て「やっぱりアデコで働きたい」と戻ってくる社員も珍しくありません。社員の家族が職場を見学できるファミリーデイや、社内のワーキンググループ主催のイベントや有志の食事会なども定期的に開催されており、仲間を思う温かい気持ちにあふれた会社です。

一方で、自律型のキャリア形成ができることや、性別も国籍も問わない多様性に満ちた風土であることは、外資系のイメージと違わない点です。私は22年営業職を務めたあと社内公募を利用して人事に異動しました。こんな社会にしたい、こんなサービスがあるといい!!などはアデコでチャレンジできる風土も長く働くことができる理由です。

(採用担当 川島)

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最終的に入社となってもならなくても、応募者全員とのご縁を末長く続けていきたいと考えています。一人ひとりとの出会いを楽しみにしています(川島さん)

マイナビ編集部から

近年、大きな成長を見せる日本の人財マーケット。そこにいち早く参入し、確固たる存在感を築いてきたのがアデコだ。今回取材した3名に共通していたのは、キャリアに対して主体的に考え行動し、キャリア自律に取組んでいること。若手のうちから自分で考え、タイムマネジメントをして自律的に行動できる人財だからこそ、自由度の高い働き方をしながら目標を追求できるのだろう。ありたい姿を叶えるチャンスも豊富にあり、自ら手を伸ばして縦横無尽にキャリア形成を図る“ボルダリングキャリア”を実現できる企業だ。

また今回、話を聞いて感じたのは、同社の営業は頼まれたことをこなす“御用聞き”ではないということ。求職者や企業自身がまだ見えていない課題を見つけ出し、一歩踏み込んでそこに言及し、解決のための手段やサービスを提案することを目指している。そうした真の“価値”を提供できたときにいただく感謝の言葉は格別で、自らへの肯定感も大きく高まるそうだ。

ただ「人が好き」なだけでは成し得ない仕事だが、一方で、“人好き”な社員が多いこともまた事実。リモートワークが浸透した後も、タテのつながりを増やそうと有志の飲み会を計画したところ、120名以上の若手が集まったとか。社員同士で切磋琢磨し合いながらも、良好なコミュニケーションを図っている。社内の風通しや雰囲気の良さも、取材を通じて印象に残った点だ。

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グループ全体の研修プログラム「インターナショナルフューチャーリーダー」に応募し、海外で長期の研鑽を積んでくる社員も。自分次第でグローバルな活躍も目指せる企業だ。

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