最終更新日:2025/4/14

(株)カノー【食品館アプロ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • スーパーマーケット
  • 食品
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

部署ごとに異なる仕事の面白味・キャリアを重ねる中で発見する新しいやりがい。

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部門が違えど共通するお客様への想い。

稲葉 友巳 食品館アプロ城東店 農産課・担当
井上 香織 食品館アプロ城東店 食品課・主任
宮口 翔太 食品館アプロ城東店 副店長兼畜産課・主任

食卓を彩る商品を扱う農産・食品・畜産の各部門で働く3人に、カノーに入社を選んだ理由、仕事のやりがい、今後の目標を伺いました。

社員が語るカノーのココが好き!

「就職した当初、職場に馴染めるか不安だったのですが、上司も先輩もフレンドリーで、すぐに打ち解けることができました。アットホームな職場が私は好きですね」
「仕事終わりに同僚とよく食事に行きます。職場を離れても話に熱が入るのは、いつも仕事のこと。みんな仕事が好きなんだと思います(笑)」
「社長が私の顔と名前を覚えてくださっているんです。ほかの社員のことも同様に。直属の上司ではなく、会社のトップが頑張りを見てくれている。カノーの良いところですね」

早い段階から責任ある仕事を任せてもらえるやりがい

私は流通・小売業を中心に就職活動に取り組んでいました。カノーに入社を決めた理由は2つあります。1つはアプロに馴染みがあったからです。自宅の近くにアプロがあり、私は小さい頃からよく利用していました。そのためカノーがアプロを運営している会社だと知ったときは、迷わず選考に進もうと思いましたね。もう1つの入社理由は、女性が働きやすい環境が整っているからです。私自身、家庭をもつようになっても働き続けたいと考えてます。そのため結婚や出産など、ライフイベントを抱える女性社員をバックアップする制度が整備されている当社であれば、自分が理想とするキャリアを描けると思いました。

現在は農産課に所属しています。主な業務は売場管理と発注、そして食材のカットやパック詰めなどの加工業務です。発注数量を間違えると店舗の売上・利益に影響を与えてしまいます。そのため常に細心の注意を払って取り組んでいます。一度バナナを発注しすぎた時はどうなるかと思いましたが、周りのフォローにより売場変更等を行い、なんとかすべて販売することができました。今はそうした失敗の経験も重ねながら、仕事の精度を高めていくことに努めています。

やりがいを感じる瞬間は、商品の売れ行きが良いときです。自分で加工を施しているからこそ喜びも倍増します。一方で難しさを感じることもあります。それは加工の重要性です。たとえばトマトのパック詰め、カットされたスイカ、それらは基本的に店内で包装したり、カットしたりしています。そのため常に売り場の状況を見て、陳列量が少ない商品があれば、パートの方々に加工の指示を出さなければなりません。またチラシに掲載されている商品などは、あらかじめ加工を担当する人数を増やすなど対策を講じる必要があります。私が注力しているのは、この指示出しの精度を高めることです。加工はいくつかの種類があり、パートの方々は一人ひとり得意分野が異なります。売れ行きの予想、当日の売り場、そして出勤しているパートの方々の能力。それらを総合的に判断して的確な指示を出せるスキルを身につけたいと考えています。

入社した当初は、1年目で今のポジションを任されるとは思ってもみませんでした。今はまだ店長をはじめとする上司・先輩に頼ってばかりですが、任せてもらっていることをポジティブに捉え、早くひとり立ちして店舗に貢献したいです。
(稲葉友巳)

売れ筋になる商品のヒントは売り場にある

学生時代に続けていたスーパーのアルバイトが楽しくて、私は就職活動でも流通業を志望していました。その中でカノーに入社を決めたのは“縁”を感じたからです。実は一度当社の説明会に参加する予定だったのですが、当日、それも直前にキャンセルしたんです。説明会の会場にたどり着かなくて(笑)。そのことがあって当社はもう諦めていました。しかしあるときナビサイトを見ていたら、偶然にも再び当社の説明会の案内が告知されていたんです。そのとき不思議な縁を感じ、内定をいただいた際は迷わず入社を決意しました。

現在は食品課の主任として、品出しをはじめ、発注やチラシ作成、売り場づくり、スタッフの勤怠管理などを行っています。主任のやりがいは店舗における影響力があることです。食品課の中にはお菓子やお米など、合計すると10部門あり、そのすべての売上や利益、在庫などを私が管理しています。また当社は店舗ごとに裁量を与える個店主義です。そのためチラシの作成も各店舗でおこなっています。「今週のチラシの目玉は話題になっている商品にするか、定番商品を値下げするか。近隣の競合店はどうなんだろう…」と周囲にアンテナを張りながら、地域性やお客様の年齢層を加味したチラシを作成することは、難しくもあり面白いポイントでもあります。

日々の業務で心がけているのは、売り場をよく見るということです。商品の売れ行きはデータでもわかります。しかしデータだけではわからないこともたくさんあります。たとえば、お客様が一度手に取ったものの、結局棚に戻された商品、お客様が立ち止まって興味を示しつつも、カゴに入らなかった商品。何かの理由があって購入に至らなかった商品は、ひと工夫を加えれば売れる可能性は大いにあります。それらお客様の動きはデータではわかりません。だからこそ私は頻繁に品出し業務をしながら、お客様の様子を肌で感じることを大切にしています。

当社には商品部や店舗運営部などさまざまなキャリアの選択肢がありますが、私はずっと現場で経験を積みたいと考えています。なぜなら自分が考えた施策や商品ラインナップの結果がダイレクトに返ってくるからです。自分が売っている実感が湧くのは店舗ならではの魅力だと思います。これからも現場第一で、もっと経験を積んで、お客様から選ばれる店舗をつくっていきたいですね。
(井上香織)

お客様と向き合うことで、見えてくる理想の商品ラインナップ

もともと私はアルバイトとしてアプロに勤めており、正社員登用の誘いを受けて入社しました。入社の決め手となったのは、当時の上司の存在が大きいです。まだ学生だった私に仕事の楽しいことや辛いこと、やりがいなど、いろいろ話してくれたことを覚えています。気づいたら同級生とではなく、上司とばかり遊んでいましたね(笑)。そんな憧れの上司に「これからも一緒に働こう」と言われて断る理由はありませんでした。

それからさまざまな店舗を経験し、現在はアプロ城東店にて畜産部の主任を務めながら副店長も兼任しています。牛肉や豚肉、鶏肉といった畜産物は鮮度が重要であり、私はその日店頭に並べた商品はその日に売り切ることを心がけています。そのために必要なのは、お客様に目を向けること、そしてお客様が求めているものを考えて商品を加工することです。平日によく来られるお客様、休日によく来られるお客様は、年齢も家族構成も異なります。たとえば、ご年配のお客様がよく来店される平日の売り場にボリュームのある商品を並べてもあまり反響はありません。それよりも多少単価が高くても少量で上質なお肉のほうが喜んでいただけます。また気温や天候によっても売れる商品は変わります。前日のテレビでお肉を使った料理が取り上げられているかもしれません。さまざまな影響を予想しながら店頭に並べる商品を決める。畜産は野菜や魚と異なり、旬な季節というものはありません。一年中店頭に並ぶゆえに、真剣にお客様と向き合わなければ売上を伸ばすことはできません。その難しさこそ畜産の面白さだと私は考えています。

当社の魅力は風通しの良い社風があることです。社長や専務が店舗に訪れ、現場の社員とコミュニケーションを図っている光景は日常茶飯事です。距離が近いからこそ、日々の取り組んでいる姿勢や意見が上層部にも伝わります。また頑張れば必ず評価に反映され、次のステージに上がるための環境も用意してくれることも当社の魅力のひとつです。私の場合、経営に関する外部研修に参加させていただいています。今後はこれまで培った経験と新たに学んだ知識を活かし、店長を任される人材になることが目標です。そのためにまずは副店長として店長をサポートすること、後輩社員をしっかりと育てることに注力したいと考えています。
(宮口翔太)

学生の方へメッセージ

当社は毎年2~3店舗のペースで新店を出店しており、2022年1月現在、大阪府を中心に51店舗を展開しています。50店舗はあくまでも通過点です。今後、100店舗・年商1,000億円をめざし、さらなる拡大路線を図っていきます。いわば中小企業から大企業へのステップアップですね。また会社が拡大するにあたって、店舗数が増えるだけなく、新しい部署が新設されたり、新たな仕事が生まれたりするでしょう。実際に食品加工の効率化を実現する鶴見生鮮センターの開設や、若手中心で社内改革を実施するグループの誕生など、すでにさまざまな新しい取り組みが実施されています。これから入社される皆さんには、きっと会社の成長を実感していただけるはずです。そして将来的には組織をつくっていくやりがいを味わっていただきたいと考えています。会社が成長していく過程に立ち会うのではなく、主力メンバーとして拡大の一翼を担ってみませんか?何事にも好奇心をもってチャレンジできる方とお会いできるのを楽しみにしております!
(人材開発室 中藤景太)

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当社の社是は「限りなき前進」。社是と同様にアグレッシブにチャレンジできる方をお会いしたいですね。

マイナビ編集部から

大阪府を中心にスーパーマーケット「食品館アプロ」を展開しているカノー。同社の特長は店舗経営にある。それは「個店主義」と呼ばれるスタイルを導入していることだ。個店主義とは、地域性や顧客ターゲットに応じて、商品ラインナップや値段設定、売り場づくりなど店舗経営における大部分を店長をはじめとする現場の社員に委ねることを意味する。そのためどの食品館アプロも、一人ひとりの社員が創意工夫を施したオリジナリティ溢れる店舗となっている。アイデアをどんどん実行に移していきたい方にとっては最適な会社だと言えるのではないだろうか。またキャリアも一本道ではなく、店長を経て店舗開発に移る社員もいれば、店長を経ずしてバイヤーや商品企画に異動する社員もいるとのこと。敷かれたレールを歩くのではなく、自分でやりたいポジションを見つけ、自らの意志で道を切り開いていきたい方にもオススメだ。そんな同社は、改革チームの発足や教育制度の見直し、業務効率化を向上させるセンターの開設など、中長期計画として掲げた100店舗、年商1,000億円に向けたプロジェクトを着々と進めている。企業として転換期を迎えつつある同社とポテンシャルに溢れた皆さんがタッグを組めば、面白い化学反応が起こるだろう。

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ここ数年の積極的な新卒採用で従業員の平均年齢が下がってきているとのこと。皆さんの世代が中心となって組織を動かすようになるのは、そう遠くはないのかもしれません。

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