最終更新日:2024/8/15

(株)綿半ホームエイド

業種

  • ホームセンター
  • スーパーマーケット
  • ドラッグストア
  • 専門店(食品・日用品)
  • 専門店(その他小売)

基本情報

本社
長野県

取材情報

先輩100人100の就活

それぞれの価値観に基づき、それぞれの意思で選んだ、信州・長野での仕事と暮らし

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現場の最前線で働く先輩たちにインタビュー

長野県を中心にホームセンターをチェーン展開する「綿半ホームエイド」。今回は、店舗の最前線で活躍する入社3年目の先輩3人に、学生時代に取り組んだ社会人準備について振り返ってもらいました。

写真左から
■下崎 嵩登さん 人文学部西洋史学科卒
2021年入社/店舗営業部 綿半スーパーセンター松本芳川店 DIY・インテリア・園芸用品担当

■服部 成珠さん 経営学部経営学科卒
2021年入社/店舗営業部 綿半スーパーセンター千曲店 惣菜担当

■内川 幸華さん 国際教養学部国際教養学科卒
2021年入社/店舗営業部 綿半スーパーセンター塩尻店 鮮魚担当

取材のこぼれ話

異動先では海外の工場とのやりとりもあるので、今後は英語の勉強にも力を入れていくつもり。今思えば、もう少し英語の勉強をしておけばよかったと後悔しています/下崎さん
Uターンの魅力は、社会人としての新しい生活を安心できる場所で始められること。中学・高校時代の友人との交友関係が続けられることもメリットだと思います/内川さん
入社前に一番不安だったのは車の運転。今では通勤でもプライベートでも車を運転していますが、冬には雪も降りますし、慣れるまでは少し時間が必要でした/服部さん

【下崎さん】適職診断がきっかけで小売業に興味が湧き、当社の選考へ

私は京都の出身ですが、地方での暮らしに憧れ、長野県内の大学に進学。長野は気候も良くて住みやすく、趣味で始めた民族音楽の活動をそのまま続けたいという思いもあって、県内での就職を考えるようになりました。ただ、県内に絞り込んでしまうと選択肢が限られるので、興味のあった内装・インテリア業界を中心に、東京の会社についても視野に入れて就活をスタートしました。

企業研究をする上で参考になったのは、適職診断。学生時代、アルバイト代わりに海外の珍しい楽器を輸入して販売する仕事をしていたこともあってか、どの診断を受けても、適職が「バイヤー」と出るのです。それで、小売業界も気になるようになり、長野県内で事業を展開する当社の選考を受けてみようと思いました。

内定を複数社からいただき、そのどの会社も魅力があってかなり迷いましたが、最終的には当社の社長から「あなたが満足するまで就活を続けてほしい。その結果、当社と縁があるとうれしい」という内容の手紙をもらい、そこに、人の気持ちを大切にする誠実であたたかい社風を感じ、入社を決めました。

入社後は、松本芳川店でDIY・インテリア・園芸用品の売場づくりや接客、花の仕入れ、パートさんのマネジメントなどを担当しながら、学生時代から続けている民族楽器(アイリッシュフルート、ボタンアコーディオン、バンジョー)を使った音楽イベントなども企画。休日には、仲間と演奏をすることもあり、趣味の時間も充実しています。

今年(2023年)の6月には本社に異動し、インテリアや家電など、プライベートブランドの商品開発に携わる予定。ここにきて興味のあったインテリアに関わる仕事ができるのは、とてもうれしいこと。当社はオリジナルのヒット商品も多く、常に新しい企画が求められているので、私も先輩方に続けるようどんどん挑戦していきたいと思っています。

【内川さん】一人ひとりを大切に思う気持ちが伝わった、それが当社を選んだ一番の理由

両親との約束もあり、もともと千葉県の大学を卒業した後は地元・長野で就職するつもりでした。学生時代にお菓子屋さんでアルバイトをしていて接客に興味を持っていたので、希望は小売業界かホテル業界。独学で勉強し、ゲームを作ったりしていたこともあってIT業界も選択肢の一つでした。

小売・ホテル・ITという3つの業界に絞って就活を進め、当社とIT系の会社から内定をいただきました。最終的に当社を選んだ理由は、当社のほうが、私や、私の思いを大切にしてくれていると感じたから。内定通知を受けた後も受諾を急かされることなく、じっくりと考える時間を与え、逆にこちらの心情や体調を気遣ってくれるなど、丁寧にフォローしてくれたことが決め手になりました。

入社後は、社会人としてのマナーなどを学ぶ集合研修の後、精肉、鮮魚、青果、惣菜など、各部門を1か月ごとに回って業務を体験するローテーション研修が行われました。ローテーション研修に入る前は、「魚を捌いたこともないし、鮮魚部門を希望することはないだろうな」と思っていましたが、実際に経験してみると、技術を教わり、上達していくことがとても楽しく、あっという間に気持ちが180度変わって鮮魚希望に。何事もやってみなければわからないものだと実感しました。希望通り、鮮魚担当となった今も、それまでできなかった加工ができるようになることや、魚の知識が増えていくことに喜びを感じています。

私が今、目標としているのは、研修時代にお世話になった鮮魚部門のチーフ。今は別の店舗で働いていますが、加工がうまくいったときやイベントが成功したときなどは、写真を送って報告しています。魚は鮮度が大切ですから、まとめて加工できず、お盆や年末などの繁忙期は目が回るほど忙しいのですが、その分、お客様に喜んでいただけることも多く、やりがいのある充実した毎日を過ごしています。

【服部さん】地元からも大学からも離れた場所での生活。そんな私の支えは同期のみんな

私は福島の出身で、大学は栃木。最初は関東での就職を考えていました。そんなとき、たまたま就活アプリで当社のインターンシップがあることを知り、自分の視野を広げるために参加。長野県を訪れたのは、そのときが初めてでした。

当社のインターンシップには2日間参加し、売場づくりなどを体験。私はずっとコンビニでアルバイトをしていたのですが、コンビニでは売場づくりを行うことはないので、とても新鮮で楽しかったことをよく覚えています。先輩の人柄や社内の雰囲気もあたたかく、居心地の良さを感じましたし、選考に進んでからも、特別気負うことなく自然体で臨むことができました。また、長野県は、私の地元である福島県と見える景色や天候が似ていてホッとするような感覚もあり、そうしたことも決め手の一つになりました。

入社後は、千曲店の惣菜部門で調理や売場づくり、売上分析などの管理を担当。千曲店限定のお弁当の開発なども任されています。今年(2023年)の6月からは本社に異動し、惣菜部門のアシスタントバイヤーとして働く予定です。私はもともと新しいことを始めるのがあまり得意ではなかったのですが、会社がいろいろなチャンスをくれるので、自然とチャレンジできるようになりました。アシスタントバイヤーとしてこの先どんな活躍ができるのか、今は少し不安もありますが、このチャンスを無駄にせず、いろいろなことにチャレンジして、それを自分の成長につなげていきたいと思っています。

下崎さんや内川さんをはじめ、社内には同期が30人くらいいて、休日には一緒に食事をしたり、遊びに出かけたりしています。仕事をしていると新しい友達もなかなか作りづらいものですし、古くからの友達が近くにいない私にとって、同期は職場の仲間というだけでなく、大切な友達。仕事においてもプライベートにおいても何かと頼れる心強い存在です。

企業研究のポイント

今は業界・業種やエリアを問わず、いろいろな会社の情報が手軽に調べられる時代。職場見学会やインターンシップを行う会社も増えていますから、それらも活用して、自分が知りたい情報が手に入るまで動いてほしいと思います。皆さんが、「きっとこういう仕事だろう」と想像している仕事の中には、表に出ない業務がたくさんあります。入社してから「こんなはずではなかった…」とならないためにも、興味のある仕事については、可能な限り隅々まで調べるなど、しっかり研究を進めてください。

小売業界は、お客様との距離が近く、良いこともそうでないことも、お客様の反応を直接得られることが特徴です。頑張った成果も毎日の売上という数字になってすぐに出ますから、やりがいも十分あります。インターンシップでは、そうした小売ならではの魅力も体感してほしいと思います。

これから企業研究やインターンシップ参加など、どんどん忙しくなると思いますが、それだけに集中せず、学校の学びやサークル活動、アルバイトなど、今しかできないことにも一生懸命取り組んでください。そうした経験から得たさまざまな知識や考え方、コミュニケーション能力は、社会人になっても必ず役に立ちますよ。(人事担当/宮島)

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インターンシップは社風を知れたり、社員と話ができる貴重な場!当社のように交通費が支給される会社もありますから、ぜひ参加してください。

マイナビ編集部から

長野県長野市に本社を置き、県内を中心にホームセンター事業を展開する「綿半ホームエイド」。今回は、取材対象者の3人に学生時代を振り返りながら社会人準備についての話を聞いたが、3人に共通したのが、社員の人柄や社風の良さを入社の決め手としていたこと。手紙やメールを使った直接的なフォローだけでなく、「緊張しがちな自分が、綿半の面接だけは自分らしく自然体で受け答えすることができた」と服部さんも語っていたように、同社は、それぞれの個性を引き出すサポートや雰囲気づくりに長けていて、それが、学生の自然な振る舞いや居心地に良さにつながっているように感じた。

また、同社は働きやすい環境をつくる制度も整っていて、パートスタッフも利用できる保育所(本社内)の設置や、育休取得の推奨なども進んでいる。有給休暇取得率も近年は80%程度にまで向上し、長期休暇制度(5連休)もほぼすべての社員が活用。それぞれの希望やライフスタイルに合わせたキャリアアップ・キャリアチェンジにも柔軟に対応するなど、制度から社風、サポートまで、すべての面で働き手を大切にしていることが伝わってくる。

「気候が良くて空気がきれい」「景色が美しい」など、長野県自体の魅力も高く、自然豊かな地方での暮らしを考えている人は、エリアの特長を知るためにも、同社のインターンシップに参加することをお勧めしたい。

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なぜ長野県での仕事を希望したのか、暮らしたからこそわかる同県の魅力などについても尋ねてほしい

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