最終更新日:2025/4/9

大阪信用保証協会

  • 正社員

業種

  • その他金融
  • 政府系・系統金融機関
  • 財団・社団・その他団体

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

大阪の中小企業者の応援団!大阪経済の発展に貢献できる仕事です。

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「公正」「敢闘」「信頼」を大切に働く先輩たち

「信用保証協会」ってどんな法人?他の金融機関や銀行とどう違う?
先輩たちの実際の働き方ややりがいについて、お話していただきます。

■T・Iさん
企画部署 2012年入協(右)

■K・Nさん
経営支援部署 2022年入協(中央)

■J・Hさん
保証審査部署 2016年入協(左)

大阪信用保証協会の魅力を教えてください!

「教育研修制度やOJTが手厚く、金融の知識がなくてもゼロから成長できる環境があります。また様々な部署があるため、適材適所で力を発揮できるのも魅力です」とIさん。
「有給休暇の他、季節休暇やアニバーサリー休暇などもあり、年間休日が多いのは嬉しいです。福利厚生なども充実しているので、長く働き続けたいですね」とNさん。
「“助け合い”の社風が根付いていて、温かい雰囲気のなかで仕事できます。休みも取りやすく、私は趣味のランニングなどでプライベートも十分楽しんでいますよ」とHさん。

時代が変化するなか、ますます存在感を増す大阪信用保証協会で人間力も高めたい。

入協後は信用保険部署で事務を3年、保証審査部署で6年勤め、現在の企画部署に移って2年目になります。そのなかでも特に印象に残っているのは、保証審査部署に入った時のこと。保証審査とは、中小企業のお客様から保証申し込みをいただき、融資の公的な保証人になれるかどうかを、企業の業歴や保有資産、収益、将来性といった様々な点をふまえて総合的に判断する仕事です。お客様にとっては私たちが保証人になるかどうかで、資金を調達できるかが決まるため責任重大。そこで緊張しながら初めて自分の担当先へ調査に伺い、お客様や銀行とも何度も話し合って保証金額を決めたことがありました。すると後日、社長から「しっかり当社のことを考えてくれて感銘を受けました」とお礼のお手紙をいただきました。この出来事をきっかけに仕事がより楽しくなり、大きな責任とともにやりがいを感じるようになりました。

また企画部署に入ってからは、SDGsの取り組みを推進するため、SDGsに積極的に取り組む企業の保証料を割引するなど大阪信用保証協会独自のルールを企画。利用される企業も多く、様々なメディアにも掲載されました。その情報を見て、他府県の信用保証協会から問い合わせが増えるという好循環になり、自分たちの企画したSDGs推進策が多くの人に届くことが嬉しかったですね。大阪信用保証協会はコロナ禍で売上が減った企業に実質無利子・無担保で融資するゼロゼロ融資にも関わっており、テレビ番組に取り上げられるなど存在感を増しています。

入協してからの11年間、予想外のコロナ禍も含めていろんなことがありました。そんな時代の変化にフレキシブルに対応するため、私がいつも心がけているのは「上善は水の如し」という故事。「最高の善は水のように、他と争わず器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置く」という生き方を通し、仕事の能力はもちろん、人間力も高めていきたいと考えています。

(企画部署 T・Iさん)

カッチリ真面目というイメージが一変。大阪らしく活気あふれる職場です。

大学時代は商学部に属し、企業の成功要因など経営学について勉強しました。そこで就活中は金融業界に絞ってエントリー。特に公的な立場から企業を支える組織が自分には向いているのではないかと思い、公的金融機関などを中心に見ていました。その一つとして大阪信用保証協会のインターンシップに参加した際、「大阪の中小企業者を公的な立場からサポートする、こんな仕事があるんだ!」とすごく興味を持ったんです。また座談会でお話した歳の近い先輩たちが皆さん優しく、はつらつと輝いている姿にも惹かれましたね。

入協後もインターンシップや選考段階で感じた雰囲気の良さはそのままで、大きなギャップはありません。公的機関なので真面目で堅いイメージを抱いていたのですが、面白い人やパワフルな人も多くて活気があること。そこは公的機関とはいえ大阪らしさも感じられ、いい意味でのギャップでした。

現在は経営支援部署で、中小企業者の経営改善や再生支援について協議する会議の運営や、中小企業者のビジネスチャンス拡大を後押しするためのイベントであるビジネスフェアの企画や運営を担当しています。ビジネスフェアに来場される方への案内パンフレットやチラシを作成したり、ノベルティグッズを作ったり、入協前には想像していなかった仕事をしています。間接部門ではありますが、それが中小企業のお客様の役に立ったと感じられる時はやりがいがあります。
当協会ではこうした間接部門の仕事を2~3年経験してから、メインの保証審査部署へ異動するケースが多いので、私も今のうちに知識と経験値を蓄えておきたいと思っています。新人に対しては保証審査や法律に関しての研修が配属後も定期的に行われており、業務と座学の両面から学べるのもありがたいですね。

(経営支援部署 K・Nさん)

支援したい気持ちと公平な審査で葛藤することも。だからこそ希望を示すことが大事。

大阪で生まれ育ち、何か地元の役に立つ仕事がしたいと思っていた私は、「公的機関として大阪の中小企業者を支援できる」という働き方に惹かれ、大阪信用保証協会への入協を決めました。学生時代も地域活性化について学んでいましたし、よりお客様ファーストでサポートできる、よりスケールの大きな活性化に取り組めるだろうという期待感が大きかったですね。

入協後は経営支援部署で3年経験し、現在の保証審査部署へ。保証審査は、融資が必要な中小企業者のお客様に対し、公的な保証人になれるかどうかを判断する当協会のメイン業務です。基本的にはお客様からの保証申し込みについて、金融機関を経由して申し込みをいただき、決算書など様々な書類に基づいて審査するという流れですが、時には直接訪問してお話を伺うこともあります。その時にお会いするのは企業トップの経営者。私より年上で、知識も経験も豊富な方ばかりですから、一層気を引き締めて接しています。

保証審査業務で難しいのは、中小企業者のセーフティネット的な役割としてできるだけ保証を実現させたい思いと、時にシビアな判断を行わなければいけないという葛藤。書類を見ると保証をするのが難しいと思ったお客様でも訪問してお話を聞くことで、書類ではわからなかった事業への思いや将来性などがわかり、支援につながることもあります。そのため、審査ではお客様や金融機関のお話をしっかり聞くということを心がけています。また保証の実現が難しい場合でも、そこで終わりではなく、「どのように改善すれば利用できるか」を具体的に伝えるまでがセット。いかなる場合でも中小企業者に希望を持って進んでもらえるようなサポートが大事だと思いますね。
悩むことがあっても、私が頑張るモチベーションになっているのは、「公的機関として大阪の中小企業者を支援できる」という入協時の志。今後は財務指標の理解も深めつつ、お客様や金融機関から信頼される存在に成長していきたいと思っています。

(保証審査部署 J・Hさん)

学生の方へメッセージ

企業研究する際に、最初の軸となるのは「自分が何をしたいのか」「どんな思いを持っているのか」というところでしょう。例えば大阪信用保証協会の場合ですと、「大阪の経済の発展に貢献できる仕事をしたい」「大阪の中小企業者を支える仕事がしたい」という将来像を考える学生さんにマッチしていると思います。また、信用保証協会は大阪信用保証協会だけではなく全国に51あります。それぞれの協会で特色はありますが、どの協会も中小企業者に対する経営支援など、地域経済発展のために様々取り組みを行っています。そうした点に着目すると、より踏み込んだ企業研究ができると思います。

働き方についてもチェックしてみてください。当協会では大阪府内が活動範囲になりますので、勤務地も限定されています。本店も支店も最寄り駅から徒歩10分以内でアクセス良好。有休をはじめ産休・育休など様々な休暇制度が充実し、ワークライフバランスを実現しやすい環境でもあります。そのため離職率もかなり低く、入協後5年以内の離職率はゼロ。長く働き続けるためにはこうした環境面も大事ですから、自身のやりたいことと働き方の両面から企業研究を進めるのがオススメです。

(人事担当者 Tさん)

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当協会では、採用選考エントリーのための企業説明会を3月に開催します。説明会は、より多くの方に参加していただけるよう、3つの方法で開催します。ぜひご参加ください。

マイナビ編集部から

日本国内の企業のうち、99.7%が中小企業だと知っているだろうか。実は中小企業者こそ日本経済にとってなくてはならない存在なのだ。そんな中小企業者の役に立ち、信頼される存在になることを目指して、大阪府内の中小企業者や大阪の経済発展に貢献しているのが大阪信用保証協会である。一般に中小企業者が銀行などから融資を受けようとする際、大手企業と比較すると、ハードルが高いことが多い。そこで中小企業者がスムーズに融資を受けられるよう、大阪信用保証協会が公的な保証人となって資金繰りの円滑化を図っている。大阪府内の中小企業者の約40%が保証協会を利用していることからも、いかに重要な組織かがわかるだろう。

特に現在はコロナ禍をはじめ予想外の変化が激しく、中小企業者にとっては様々なリスクにさらされる可能性がある。その苦しい状況において、保証協会のセーフティネット機能はますます大切になっているのだ。今回取材した3名は保証協会に求められる協調性や誠実さを始めとし、物事を様々な視点で捉える公正な判断力を持ち合わせた人材だということがインタビューを通して大いに伝わった。この画面で興味を持った方は企業説明会に参加し、さらに大阪信用保証協会への理解を深めてほしい。

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大阪府内の中小企業者を公的な立場からサポート。激しい時代の変化のなか、元気に発展できるよう貢献している。
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