中電プラント(株)

　現在の仕事内容は，島根原子力発電所内の機械設備のメンテナンス作業を行っています。機械設備の例としてポンプがあります。ポンプ毎に決められた点検周期があり分解点検を実施しています。分解点検の内容としてはポンプを分解して，各部品毎に手入れをして寸法や外観等に異常のないことを確認します。全てに問題ない事を確認後，組立てていきます。最初は，部品や図面を見てもどこの部分か全く分からないので日々勉強でした。構造等が分かってくるようになると，だんだんと面白くなっていきました。また，発電所にはポンプ以外にもいろいろな設備があります。まだ経験がない設備もたくさんあり，これからも日々勉強です。

　就職活動の初めに自分がどのような仕事をしたいかを自己分析し，現場監督業に決めました。数ある施工管理会社（現場監督）の中からプラントメンテナンスの当社を選んだ理由としては，３つあります。１つ目は，地元貢献になります。インフラを支えるといった部分で地元貢献で分かりやすかった事と，勤務地が基本的に地元の中国地方であるため希望しました。２つ目は，会社訪問をした際の先輩方の対応や会社の雰囲気が良かったことです。３つ目は，当社が機械・電気設備のメンテナンスが主ですが，建設工事や設計分野もあり，入社後に職種が合わないと感じた場合でも変更できる可能性があると感じたからです。

　入社までは，現場監督という名前の想像で，現場での作業を管理していく仕事だと思っていました。実際，工事が始まっていくと，現場施工管理という内容は間違っていませんでしたが，予想以上に書類作成の仕事が多いと感じました。書類作成の内容ですが，見積り・施工計画書・施工要領書・検討書・材料発注等いろいろな物があります。実感として，現場と机上の割合は7対3くらいだと思います。また，文章作成能力がないと書類の立案が通りません。これも予想と違っていた部分になります。入社後の方が文章について勉強していると思いますし，これからも日々勉強です。