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最終更新日:2024/10/10
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真実はどこにあるのか。取材相手に真摯に向き合う先輩の姿を見ながら、地方紙記者としての矜持を受け継ぎます。
新聞社の仕事は、“記憶”にも“記録”にも残ります。例えば、2018年7月に起きた西日本豪雨。川を氾濫させ、山を崩し、岡山県内は戦後最大級となる被害に見舞われました。被災後、山陽新聞の記者たちが目にしたのは、インフラが機能しない町、泥に埋まった家、悲しみや怒り、苦しみに打ちひしがれる人々の姿でした。そんな状況だからこそ、私たちには「被災地で見聞きしたことを記録に残す」という責務があります。現地の情報を世に出せるのは、記者であり一人の市民でもある自分しかいません。報道を通じて、読者に「こんな災害を繰り返してはならない」と感じてもらえたら。地元紙から発信する情報が、復興への道を照らすと信じています。■情報感度を高め、世の中の縮図になる新聞を作り上げる。今後も世の中からニュースがなくなることはないでしょう。新聞記者は、何気ない日常に眠る「?」に気づき、ニュースを切り出すのが仕事。事件、事故だけがニュースではありません。例えば取材先での雑談で「国産小豆が値上がりして困っている」と耳にした記者。取材や調査を進めた結果、多くの食品メーカーなどが苦渋の決断で商品を値上げしたり、アイテム数を絞ったり、頭を悩ませながら対応している現状を知り、記事にしました。朝刊一面に掲載されたこの記事も、ちょっとした変化を見逃していたら生まれませんでした。情報感度を高めて“職人”の域に達すると、世の中の縮図になる新聞を作り上げることができるのです。
未来の読者を育てるのも大切な仕事。”新聞のある生活”を知らない子どもたちにも、社会に触れる楽しさを伝えたい。
2023年6月時点での数字です。 全社員に占める女性の割合はまだまだ少ないですが、特に管理職となる40代以上は、その傾向が顕著。一方、20代社員で見ると女性が過半数を占めています。
<大学> 岡山大学、神戸大学、甲南大学、広島大学、上智大学、立命館大学、山口大学、島根大学、愛媛大学、関西学院大学、早稲田大学、日本女子大学、神戸女子大学、ノートルダム清心女子大学