最終更新日:2025/4/28

(株)学研ココファン

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 教育
  • 不動産
  • インテリア・住宅関連
  • 食品

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「こんなことがしたい」挑戦心を伸ばしてくれる環境。現場と本社で、成長を実感できる

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新人と中堅社員による対談~理念への思いやキャリアの道筋を紹介

少子高齢社会の課題と向き合い、全国規模で事業を展開する(株)学研ココファン。入社1年目の新人と10年目の中堅社員、2人にそれぞれの立場から、入社理由・仕事の魅力、キャリアパスなどを語っていただきました。

■鹿子畑さん/品質管理本部兼人財開発部サブマネージャー・育成担当
2014年入社/政治経済学部経営学科卒
■佐藤さん/市川中山 ケアスタッフ
2023年入社/都市科学部都市社会共生学科卒

2人の仕事風景を紹介

「研修を経て新人が頑張っている姿や、提案した事業が順調に推進されるのがやりがい」と語る鹿子畑さん。ケアスタッフや事業所長の経験すべてが本社の仕事に活きている。
「最初は高齢者との接し方に戸惑いがありましたが、親身に接することで心を開いてくれる、やりがいが生まれました。私も経験を将来に活かしたいです」と語る佐藤さん。
年次もキャリアも異なるが、教育研修の場面で講師と新人として、接点があった2名。今回の対談でからも、フレンドリーで温かい雰囲気を持った社風なことが伝わってきた。

介護経験ゼロからでも、先輩サポーターのもとで成長。入居者様が心を開いてくれることが日々の励みに!

鹿子畑/就職活動では福祉と異なる学部で学んでいましたが、福祉業界における社会課題の解決が可能な企業も就職活動の選択肢にありました。当社はグループとして「学研版地域包括ケアシステム」に取り組んでいて、0歳から100歳までの全世代の方に向けて社会課題の解決に貢献できることに魅力を感じました。私も学研の街づくりに挑戦したいという思いが強くなったことがきっかけです。佐藤さんはどうして当社に?

佐藤/私は都市科学部で都市の課題にアプローチし、街づくりに関心がありました。学生のころから関わるものいろんなものに興味を持っていた反面、一つの興味に絞ることはできませんでしたし、就職活動のときも幅広く様々な業界を見ていました。そんな時に学研ココファンの「介護」の会社だけど「介護」だけではない、幅広く福祉に携われる点に魅力を感じ入社を決めました。

鹿子畑/当社は1年目の新卒者は、高齢者向け住宅でケアスタッフとしてキャリアがスタートするけれど、入社前とはギャップを感じませんでした?

佐藤/いい意味でギャップを感じています。現在はケアスタッフとして勤務をしていて、皆さんがイメージしやすい「入浴介助」などいわゆるその人の生活を支える仕事をしています。ただ仕事内容はそれだけではなく、心ゆたかな生活を送ってもらうために事業所内でイベントを行ったり、生活の相談に乗ったり介助以外のアプローチもしています。高齢者の「生活」に広く関わることができるのがとても楽しいです。学研ココファンを選んだ私の選択は間違っていなかったかなと思います。

鹿子畑/佐藤さんは福祉学部の出身ではありませんが、仕事をする上での不安はありましたか?

佐藤/もちろんありました。ただ入社1年後は、新入社員1人につき先輩社員が1人つく、1対1のOJT研修を行うサポーター制度があります。介護の知識や経験はありませんでしたが時間をかけて介護技術やコミュニケーションの取り方を学びました。さらには仕事での不安や悩みも聞いてくださります。徐々に気を付けるべき点や緊急対応の仕方も学び順応できるように。入居者の方と親身に接していたら、「佐藤さんなら」と打ち明けてくれるようになり、明るい表情で、心を開いてくれたと感じることが日々の大きな励みとなっています。

事業所長は入居者様に一から寄り添うため、やりがいも格別。経営手腕や対話スキルはどんな業務にも活きる!

佐藤/鹿子畑さんは現在、育成や品質管理の部署を兼任して本社で活躍されていますが、ケアスタッフからどのようなキャリアを積まれて今があるのですか?

鹿子畑/私は、入社後ケアスタッフとして勤務し、ケアリーダーやケア管理者を経て5年目に事業所長を任せていただけました。所長はいわば事業所の社長です。ご入居者様に安心安全な暮らしやサービスを提供することと、事業所全体の経営を担った経験は今でも大切な財産です。

佐藤/所長になると入居者様やご家族との対応、全従業員の管理や売上管理もあって大変そう、というイメージがあるのですが、どんなやりがいがあったのでしょう?

鹿子畑/所長業務の中では営業活動も含まれています。住み替えや介護サービスが必要となりご入居を検討しているご本人様やご家族様と対面しサービスの説明を行います。ご入居を決めていただくことはいわば「終の棲家」として選択していただいたことであり、私たちはその方の生活だけでなく人生そのものに寄り添っていきます。ご入居を決断していただいた方の体調の変化や日常生活を支えていき、日々楽しそうに生活をされている姿を拝見すると、心から大きなやりがいを感じることが出来ました。

佐藤/やりがいは大きいのですね。現場で事業所長まで経験されてから、本社に入るきっかけは何だったのですか?

鹿子畑/職務申告書にキャリアビジョンや今後行いたいことを記載したのがきっかけです。当社では全国の事業所で取り組んでいる事例を発表しあう「ケア品質向上大会」を実施しています。実は私が4年目の時に事業所の業務改善や従業員の負担軽減策をテーマにICT化の取り組みについて発表しました(ちなみに優勝しました!)。そのときから、より質の高いサービスを提供するためには、環境や研修がなによりも大切だと考えていました。そして自分の事業所だけではなく、全国に取り組みを広めていきたいというのが思いを職務申告書に記載しました。現場での仕事をしていると、沢山の課題が見えてきます。そういった課題を解決する手助けとなる様に、現場目線を持ってこれからも業務を行っていきたいと思います。

外の世界と接点が持てる施設、介護ロボットやICT導入で負担を減らせる社会へ。2人の目標とは。

佐藤/現在の仕事に、ケアスタッフ経験はどのように生きていますか?

鹿子畑/人財開発部として、新入社員研修や階層別研修、専門職研修も行っています。これらの仕事は自身のケアスタッフとしての経験がなければ話せる内容や説得力がなく、今の業務は行なえていないと思いますね。自分の仕事が最終的に「誰」に繋がっていくのか、という一番大切な目線を持てたことが何よりも大きいです。佐藤さんはこれからどんなことに挑戦してみたいですか?

佐藤/現在ケアスタッフをしている中で、ご入居者様が日常的に外とのつながりを持つには何ができるかを課題に思っています。コロナの影響で、ご家族様との面会に制限がある状況を見てきたので、将来的に制限なくご家族様やご友人と接点を結べる仕組み作りをしていきたいです!そして、お身体が不自由な方でも日常的に外とのつながりをもち、当社が進める多世代交流ができる街の担い手として地域貢献を進めていきたいという思いが強いですね。

鹿子畑/とても素晴らしいですね!暮らしながら地域の人と自然と関わっていくのは大切なことです。私が所属していた複合型施設では高齢者住宅と保育園が併設されており、日常的に多世代交流が行われていました。もちろん併設されていない場所でも、地域イベントへの参加や他施設との連携などを日常的に生み出せるチャンスがあるので、アイディアをどんどん出して欲しいですね!役職や立場に関係なく、いい企画は率先してやらせてもらえるのも当社の社風です。

佐藤/ありがとうございます。挑戦を後押ししてくれる社風は本当に心強いです。鹿子畑さんの今後のビジョンは?

鹿子畑/今後、少子高齢化の進展は避けられない社会課題です。少ない人数で高齢者を支えるために介護ロボットの導入やDXの推進としてICTの活用なども行い、職員の負担を軽減できる取り組みを進めたいです。例えば、当社はゲーム会社と提携してテレビゲームを事業所に導入しましたが、認知症予防にもつながり好評。他にもデイサービスに「脳元気タイム」というプログラムも展開。学研のコンテンツ開発力も活かし、企業や医療機関・研究機関と連携し、新たなサービスを開発していきたいです。

佐藤/私の事業所でもいち早くゲームを導入しています!入居者様が楽しまれている姿は印象的です。新たなコンテンツを活用して、学研だからこそできる地域貢献を進めていきたいと思います!

学生の方へメッセージ

当社は、最初は介護の現場でキャリアをスタートします。目の前にいる高齢者の方がどうしたらその人らしく暮らせるのか考えてサービスの提供をしていきます。さらに一人ひとりが何を求めているのか、それを形にするためには何が必要なのかを実現させていくことで新たなキャリアにつなげていくことが出来ます。広く福祉に関わる学研ココファンだからこそ、キャリアの幅が広く、幅広い視点をもってその課題に取り組むことが出来るのが特徴です。

そして皆さんの「やりたい」を応援する「職務申告制度」もあります。年1回、挑戦したいことを直属の上司を通さずに社長・役員に直接申告できる制度です。その都度皆さんの気持ちの変化を伝えていくことができるので、長く働き続けられるそんな制度になっています。

「広く福祉に関わりたい!」「社会貢献に繋がる仕事がしたい!」「人の役に立つ仕事がしたい!」「挑戦してみたい!」という思いのある方はぜひ学研ココファンでお待ちしております!

<採用担当>

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介護とは無縁の学生生活を送っていた社員も少なくない。新人にはサポーターとして先輩がつき常に細やかなフォローがあるため、知識がなくても心配なく成長していける。

マイナビ編集部から

(株)学研ココファンは「すべての人が心ゆたかに生きることを願い、今日の感動・満足・安心と明日への夢・希望を提供します」という企業理念のもと2008年に創立。近年、グループ全体で向き合い、推進しているのが「学研版地域包括ケアシステム」であり、これは「0歳から100歳を超える高齢者まで、多世代が支え合いながら地域の中で安心して暮らし続けられる街」の実現を目指すというもの。この理念に共感した2名による対談からは、高齢者の介護現場から課題を見出し、自ら考え理想を追求していこうという頼もしい姿が確認できた。多様なバックボーンを持つ社員が事業所と本社はもちろん、教育研修や委員会・プロジェクトで交流・切磋琢磨できる環境があり、視野が広がり成長のチャンスが多いのも特徴だ。

同社は高齢者福祉事業を全国に展開し、事業所数を拡大。同時にグループとして介護予防事業や訪問看護事業、子育て支援事業にも力を入れている。高齢者の課題を解決し、皆が元気に暮らせる社会を行政機関とも連携のうえに推進している。人生のオープニングからエンディングまでライフステージすべての局面で支援する動きが顕著だ。

今回の取材を通じて企業とともに安心して長く活躍できる環境にも注目できるだろうと感じることができた。

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学研ココファンの本社が入る学研ビルのエントランス。同社はここを拠点に、全国へ事業を展開中。現在、サ高住を主に毎年ハイペースで施設数は拡大している。

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