最終更新日:2025/4/22

(株)橋本商会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(電子・電気機器・OA機器)

基本情報

本社
長崎県

取材情報

事業について伝えたい

明治5年(1872年)に長崎で創業した“技術情報商社”として、九州の発展に貢献!

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時代の変化を的確に捉えた多彩な商材が自慢。

機器営業部、電機営業部、特機営業部、福岡支店の4部門で、幅広い業種のお客様を支える(株)橋本商会。商材の販売だけではなく、地域社会のお困り事を解決するパートナーとして成長し続けている。

今回は「機器営業部」「電機営業部」「特機営業部」それぞれの部署で活躍する先輩社員にインタビュー。部署の役割、現在の仕事とやりがい、職場の雰囲気などについて、語っていただきました。

写真左から
●黒岩 亮さん(機器営業部 第1グループ 副主事/2010年入社)
●矢竹 南帆さん(電機営業部 第2グループ/2019年入社)
●武居 竜ノ介さん(特機営業部 第1グループ/2020年入社)

(株)橋本商会の魅力

「創業150年超という歴史があるため、全国の造船所に人脈が広がることが自慢。地域ごとの特徴を知り尽くしているからこそ、幅広い提案ができます」(黒岩さん)
「さまざまなメーカーと取引があり、お客様に対して幅広い提案をできることが営業の醍醐味。幅広い商材の知識を習得しながら、大きく成長できる環境です」(矢竹さん)
「学生の頃は仕事に対して黙々と作業するイメージを持っていましたが、当社はやわらかい雰囲気で、先輩はおだやかな人ばかり。居心地のいい職場環境ですよ」(武居さん)

お客様の現場にもっとも近い営業として奮闘中!

私が所属する「機器営業部」は、お客様である造船所に対してさまざまな設備機器の提案を行っています。取り扱う商材は決まっておらず、お客様が要望する多種多様な産業用機器を取り扱っています。古くなった工場設備のリニューアルの提案や、DXやAIを活用した作業の自動化の提案のほか、装置の据付工事や電気工事の施工管理まで幅広く携わるのが特徴です。

具体的には、まずお客様のお困りごとをヒアリングし、現場に足を運んで、状況を正しく把握するための現地調査を行います。現地調査は必要に応じて、メーカーや協力会社に同行をお願いすることもあります。その後、タクトタイム(1つの製品をつくるのにかかる時間)の短縮に向けたさまざまな提案を行います。提案には正解がないため、社内メンバーはもちろん協力会社、さらにはお客様を巻き込み、1つのチームとしてよりよい設備の実現に向けて連携を大切にしています。

先日、大規模なコンベアの据付工事を担当する機会がありました。2週間の工期には、多い日で協力会社から30名ものスタッフが参加するため、最初はまとめるのにひと苦労。現場では図面通りに施工ができない箇所の対応に追われながらも、各職種のリーダーたちと密にコミュニケーションをとることでチームワークを構築しました。この経験を通して学んだことは、チームをまとめるマネジメント力と、想定外の出来事に対する柔軟な対応力です。

「機器営業部」のおもしろさは、お客様が求めるモノすべてが商材となること。それも一品一様のものが多いため、営業として幅広い知識が得られる環境があることです。さらに商材の据付工事まで担当することで、お客様により近い営業として活躍できることも魅力の1つです。スーツでビシッと決める日もありますが、私にとっては作業服の方が落ち着きます。これから国内の造船所では新燃料船に向けた大規模な設備投資計画がスタートします。私もいち営業として関わりながら、大きな変化を楽しみたいです。
(黒岩 亮)

対面のコミュニケーションで潜在ニーズを引き出す。

私は三菱電機FAシステム部の代理店でもある「電機営業部」に所属しています。お客様は主に三菱電機のグループ会社となりますが、ほかにも半導体メーカーや装置メーカーなどさまざまな製造現場を担当しています。工場に欠かせない工業用ブレーカーやタッチパネル、モーターなどの産業用機器を販売。その中で私が担当するのは、プレス機メーカーや風車メーカーのほか、システムインテグレーションを提供するSIerです。お客様から要望をヒアリングして三菱電機FAシステム部に伝える、橋渡し役を務めています。

最近はAIが導入された製品、3Dシミュレーター、DX関連製品、カーボンニュートラル関連製品と、最先端の商材を扱う機会が増えています。どれも高い専門知識が求められるため、メーカー主催の勉強会や展示会などへ積極的に参加したり、日頃からニュースに目を通して、取引先企業や経済の動向にアンテナを張ったりしています。

当社の営業はいわゆるモノ売りではなく、お客様のお困りごとを解決することが重要な役割です。私はできるだけ現場に足を運んで、対面でのコミュニケーションを大切にしています。現場では、電話やメールだけでは気付けない小さな変化も見逃さず、潜在ニーズを引き出すのが腕の見せ所。先日は生産中止になる製品を使用していたお客様に対して、代替品となりうる製品やサービスを提案する機会がありました。仕様の確認などとても時間がかかる作業でしたが、担当者から「本当にありがとう。これで安心して製品が作り続けられます」と声をかけてもらった瞬間、すべての苦労が吹き飛びました。

今後は情報処理技術者などの資格取得に挑戦し、仕事の専門性を高めることが目標です。いつも物事を前向きに考えられるのは、ワークライフバランスが実現できている職場環境のおかげです。営業は自らスケジュールを調整できるので、有給休暇が取得しやすいところも助かっています。
(矢竹 南帆)

入社5年目に初めての大型案件すべての照明機器を担当!

私が所属する「特機営業部」は、非常用発電設備、太陽光発電設備、照明機器などを取り扱っています。非常用発電設備は病院やホテル、金融機関、公共施設向け、太陽光発電設備は工場、商業ビルなど向けです。照明機器はさまざまな施設向けに販売をしています。お客様となるのは自治体や電気工事などの会社で、その中で私は照明機器の担当をしています。お客様が求める製品の見積もり作成や納期の調整に取り組んでいます。施設全体で同じ照明機器を使用する傾向にありますが、場所ごとに最適な照明機器の提案をすることも重要な役割です。

新築現場には、工事の進捗に合わせて照明機器を納入する必要があります。工事はずれ込むことも多く、その都度納期をスピーディーに調整して現場を支えています。変更が多いときは大変に感じることもありますが、社内の営業アシスタントとメーカー担当者様の協力をいただきながら日々頑張っています。1つの現場が無事に終わったときは、ホッとすると同時に大きな達成感を感じています。

照明機器は「光」を提供するどの施設にも欠かせない設備で、場所に合わせた最適な明るさを実現することで快適な空間を作りだしています。少し前に、ある大型案件の照明機器を担当する機会に恵まれました。これまでに担当したことのない規模だったため、照明機器の台数、種類も膨大で不安も大きかったですが、お客様と、現場での打ち合わせを何度も行い、途中何度か納期の面でハラハラする場面もありましたが、上司からの助言やメーカー様の協力もあり、無事に納入を完了することができました。この経験を通して、お客様との人脈構築、商品知識の向上、そしてさまざまな方々の協力を得て、仕事は成り立つのだなと学ぶことができましたし、対応力も養うことができたように思います。

私が担当する照明機器は奥が深く、蛍光灯からLEDに切り替える際も現場の調査力や適切な機器の選定力が求められます。これからもお客様、メーカー様との信頼関係を構築しながら、知識の引き出しを増やしていきたいです。そして照明機器のことならどんなことでも対応できるスペシャリストとして、地域に貢献していきたいです。
(武居 竜ノ介)

学生の方へメッセージ

当社は機器営業部、電機営業部、特機営業部、福岡支店の4部門で、お客様の課題を丸ごと解決する老舗の“技術情報商社”です。どの部門もお客様が求める多種多様な機器を取り扱っています。「機器」と聞くと「工学部出身じゃないとダメ?」と感じる方もいるかもしれませんが、先輩社員の7割は文系出身者です。入社時に機器知識がなくても心配無用。ベテラン社員によるOJTのほか、専門知識を習得するセミナー、資格取得の費用をサポートする制度などで、成長をきめ細かにサポートします。

150年超の歴史を誇る当社ですが、時代のニーズに柔軟に対応しながら事業転換してきました。現在は“技術情報商社”として多くの取引先からご支持をいただいておりますが、それに甘んじることなく新しい領域に果敢に挑戦しています。今後当社に入社する若手社員と共に、お客様に感謝される会社であり続けるよう、深化と探索を続けていきます。
(取締役 橋本 大祐)

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「皆さんに求めるのは専門知識ではなく、お客様のお困りごとを解決する姿勢と地域に貢献したいという思いです」(橋本さん)

マイナビ編集部から

地元・長崎の人であれば知らない人はいないと思われる同社だが、学生の皆さんの中には「橋本商会って名前は知っているけど、何をしている会社なの?」という方も少なくないかもしれない。

明治5年(1872年)に創業した同社の社史を紐解くと、長崎で「中津屋橋本商店」を立ち上げた初代・橋本雄造は、元中津藩の藩士。のちにサルベージ技術を学び、大型沈没船引き上げで大成功を収めるなど、歴史に詳しくなくても老舗の凄みを感じる。その後も時代のニーズに応じて変化し続け、現在は「機器営業部」「電機営業部」「特機営業部」「福岡支店」の4部門を展開する“技術情報商社”として地域に貢献している。

同社ではルート営業が中心となるため、新入営業職社員が苦労する「お客様探し」というステップがないことも魅力の1つ。さらに150年超の歴史によって培われた信頼関係や情報力を生かして、若手のうちから大きな仕事にも挑戦可能だ。老舗の安定した経営基盤のもと、幅広く経験を積みながら大きく成長できる環境だと感じた。

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2022年に創業150周年を迎えた同社。長年培った技術力と情報力を駆使して「技術情報商社」として成長しながら、固定観念に捉われることなく積極的に新しい市場に挑戦中。

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