最終更新日:2025/5/23

一建設(株)【飯田グループホールディングス】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 住宅
  • 建設
  • 建築設計
  • 不動産
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

分譲戸建住宅大手の社風、カルチャーとは

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若手のうちから幅広い仕事を経験し、飛躍的に成長できる

飯田グループホールディングスの中核企業「一建設株式会社」は、分譲戸建住宅の販売で着実に成長を続けている。同社の採用担当者と経営企画室の中堅社員に、仕事の魅力や会社の雰囲気について伺った。

人事部 人材採用課 課長 田中誠基さん(2018年キャリア入社)
経営企画室 渡邉大祐さん(2014年入社/経済学部卒)

社員は語る

「入社して驚いたのは、膨大なノウハウがマニュアルとしてしっかりと整理・管理されていること。ビジネスの仕組みを創る力も当社の強みです」(田中さん)
「若手のうちは、失敗して学ぶことが多いと思います。『同じ失敗を繰り返してたまるか』という覚悟も大切ですね」(渡邉さん)
住まいのプロフェッショナルを育てる研修制度・育成環境も充実。建築や土木を学んだことがなくても、一から成長できる環境が整っている。

メリハリのある働き方ができる。一気通貫でモノづくりに携わる企画営業職の魅力(田中さん)

前職は不動産売買仲介会社の社員です。20年ほど営業や人事の仕事に携わっていたのですが、管理部門の縮小をきっかけに転職を決意し、不動産業界の人事の仕事を探すなかで当社の求人を見つけました。すぐに応募したのは、前職で当社の物件を販売したことがあり、「一建設は間違いない会社だ」と感じていたからです。現在は人材採用課長として、新卒・中途と幅広く採用業務に携わっています。ここでは、当社の営業職の仕事内容や働く環境、社風などをご紹介したいと思います。

「不動産の営業職」というと、アグレッシブで売る気満々の姿が思い浮かぶかもしれませんが、当社の企画営業職の雰囲気は少し違います。当社の企画営業職にとって、販売はあくまで一つのプロセスに過ぎません。企画営業職は、土地探しから区割りや間取りの作成、値付けを含めた事業計画の策定、仕入れ、販売、引き渡し、アフターサービスまで、“ゼロベース”で「モノづくり」に携わります。いわば“事業主”として家づくり・まちづくりに主体的に関わり、当社のコンセプトに基づく「ちょうどいい家」を数多く提供するため、落ち着いて真面目な態度で働いているのです。

社員の働き方についても説明したいと思います。当社では、全ての職種でメリハリのある働き方が浸透しています。例えば営業職のビジネスモデルは、当社とエンドユーザーの間に仲介業者さんを介在させる「B to B to C」です。販売を仲介業者さんに委託するケースが多いので、平日の夜や土日にエンドユーザーと連絡を取って物件を売るということはありません。また、施工管理職もしっかり休みが取れます。当社では住宅地が勤務地になるので、24時間体制で突貫工事を行うようなことはあり得ないのです。そのため、当社は非常に働きやすい環境の会社です。

企画営業職を経て経営企画室へ。それぞれの仕事のやりがいと魅力とは(渡邉さん)

経済学部で学んでいた私は、「お客さまの人生における重要な選択をサポートしたい」という思いから、不動産業界や保険業界、金融業界を中心に会社探しを進めました。数ある企業の中から当社を選んだ理由としては、土地の仕入れから物件の引き渡しに至るまで一気通貫で関われる点や、多種多様な物件を扱って幅広い知識を学べる点が大きかったですね。また、高校生の頃から当社がつくった物件に住んでいて、その品質の良さを肌で感じていたことも入社の決め手となりました。

2014年に入社し、約1カ月間の新入社員研修を受けた上で日野営業所に配属されました。最初の2カ月ほどは上司や先輩への同行です。物件を見学したり仲介業者さんと顔を合わせたりするほか、お客さまとの物件確認や販売契約の手続き、物件の引渡しといった企画営業職の業務をOJTで学び、一人でできることを増やしていきました。1年目の終わりには、間取りの作成や上下水道の引き込み工事、ブロック積み、残土処理の手配の仕方などをについて学び、2年目後半には土地の仕入れ・区割りも担当。確認不足で大失敗したこともありましたが、その教訓を生かしながら仕事の幅を着実に広げていくことができました。

その後は立川営業所を経て、多摩営業所の立ち上げに参加しました。在庫がゼロの状態から土地を仕入れ、ビジネスを始めることの難しさと面白さを味わえましたね。6年余り携わってきた企画営業の醍醐味は、自分の考えた間取りがカタチになることにあると思います。お客さまの希望に合わせて物件の仕様を変更し、喜んでいただけたときもうれしかったですね。

入社7年目の2020年には、社内の異動により、現在は経営企画室の一員として、全事業部門の業績資料の取りまとめや、執行役員会議の運営、マーケティングや広報、コーポレートサイトの運営、中期経営計画の策定に向けた調整などに携わっています。役員が出席する会議に参加した際は現場に近い目線で提案を行うことができ、やりがいを感じます。

社員や社内の雰囲気、共に働きたい人材(田中さん・渡邉さん)

■社員・社内の雰囲気について聞かせてください。
【田中さん】非常に風通しの良い会社だと思っています。100人規模の中小企業の“距離感”が維持されているとでもいいましょうか、タテの垣根が非常に低く、経営陣から直接連絡をもらうケースも少なくありません。自らの業務に実直に取り組んでいる社員たちは、それぞれが「こうすればもっと良くなる」という意見を持っていますし、経営陣も専門的な知識を持つ社員の話にしっかりと耳を傾けてくれます。こうしたカルチャーが当社の魅力だと思います。

【渡邉さん】グループ会社の人にもよく言われますが、真面目にコツコツと働くタイプの社員が多い印象です。営業所によって多少の違いはありますが、全体的にかなり落ち着いた雰囲気の会社だと思いますね。同僚との交流も盛んで、同期や入社年次の近い社員とはかなり仲良くしています。営業所で仕事をしていた頃は、同僚と休みを合わせてテーマパークに行ったり、釣りに行ったりしたこともありました。

■どのような人と一緒に働きたいですか?
【田中さん】何よりも「家が好きな人」ですね。“家”という生活基盤を提供する私たちの仕事は、お客さまの人生に大きな影響を及ぼします。「ちょうどいい家」という当社のコンセプトに共感する方や、生活の場を提供する仕事に携わってみたいという方と一緒に働きたいと思っています。

【渡邉さん】仕事に積極的に取り組むことができる方、自分は“何がわからないのか”をきちんと言える方と働きたいですね。新人の頃は“何がわからないのか”がわからず、なかなか質問できないこともあるとは思いますが、そのままにしてほしくはありません。自分が“わかっていない”ことに気付いて質問してくれないと、こちらとしても何もしてあげられないからです。また、コミュニケーションの得意・不得意は人それぞれだと思いますが、相手の思いや考えを汲み取ろうとする姿勢は欠かせないでしょう。

学生の皆さんへのメッセージ

当社は施工管理職と企画営業職を求めています。どちらの職種でも学部・学科を問わず採用を行っており、教育研修にも力を入れています。木造建築に関わるさまざまな知識を習得できる環境です。建築・土木系学科の学生が特別に有利ということはありません。

私たち一建設は、住まいづくりと住まいの供給において多くの実績を残し、顧客との信頼関係を構築してきました。分譲戸建住宅のニーズは拡大を続けており、私たちはグループの中核企業として街づくりや都市開発の一端を担っていると自負しています。

設立から50年以上が経ち、アセットソリューション事業やリースバック事業、リフォーム事業といった新規事業を推し進めている今、これから入社する方は一建設の将来を担うコアメンバーとして活躍することになります。成長意欲と軽いフットワークがあれば、学部や学科は関係ありません。もちろん、大きな目標や夢を持つ方は大歓迎です。知識と技術を身に付けながら、ぜひこの仕事を楽しんでください。長きにわたって活躍してくれることを期待しています。

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設立から50年以上となる同社。主力の分譲戸建住宅のほか、分譲マンションや注文住宅、リフォーム・リノベーションに関わるチャンスもある。

マイナビ編集部から

「ちょうどいい家」をコンセプトとし、1967年の創業以来、主に分譲戸建住宅の供給で成長を続ける「一建設株式会社」。「より多くの人々が幸せに暮らせる住環境を創造し、豊かな社会作りに貢献する」という経営理念を掲げ、年間4万6000戸以上を供給している「飯田グループホールディングス」の中核企業である。

今回の取材で特に印象的だったのは、事業計画の策定からアフターサービスまでを一気通貫で手掛ける企画営業職の仕事の幅広さ、上下の分け隔てなく誰とでもコミュニケーションを取れる風通しの良い社風だった。多様な仕事に挑戦する同社の社員は、厳しい状況に直面することもあるが、周囲の助けを借りながらそれを乗り越え、成長していくことができる。ここに同社の強さと魅力があるといえるだろう。

不動産業界や住宅会社に興味を持つ方の中でも、若手のうちから幅広い仕事に挑戦して飛躍的に成長したい方、家づくりに関わる仕事がしたいという方、信頼できる仲間とコミュニケーションを取りながら真面目にコツコツと仕事をしたい方におすすめの会社である。

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本社は豊島区南池袋にある。「ちょうどいい家」をコンセプトに掲げ、高品質な住宅を低価格で提供することで発展を遂げてきた会社だ。
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