長野森紙業(株)

プラテンという段ボール箱を製造する機械に配属されております。仕事内容は主に、シート状の段ボールを型抜きするために使う木型の準備とセット、型抜きしてできた製品の検品です。木型にはとても多くの種類がありますが、木型一つ一つに番号が記載されており、それを見ながら準備をし、順番に機械にセットをしていきます。型抜きされた段ボールは、そのまま製品になりますので、出荷する前に検品をします。検品項目は主に、刃切れ、罫線割れ、汚れ、印刷ズレがないか等を目視で確認します。特に問題が無ければ、パレットに積んで出荷されます。

私の好きな言葉の一つに『負けるが勝ち』があります。このことわざは、一見おかしいようにも見えますが、物凄く深いことわざだと思っています。この『負ける』というのは、個人的な解釈として、勝負事を表しているのではなく、自分の非を認めることだと考えています。例を挙げると、何か争い事が起きた際に、自分の意見だけが正しいと思いがちですが、自分にも非があるのではないかと考え、先に謝罪を口にしてみると、相手も考え直し、争いが解決するなんてことがあります。自分の非を認めることは難しい事だけど、それを認めることができた時、『負けるが勝ち』と言えるのではないかと思っています。