最終更新日:2025/4/24

(株)トライエス【シンニチログループ】

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
岡山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

コミュニケーションの取りやすさは働きやすさ!自分らしく成長していける職場

PHOTO

先輩社員に聞く(株)トライエスの仕事スタイル

(株)シンニチロのソフトウェア事業から独立した(株)トライエス。東京と宇都宮に拠点を置く、同社での働く環境や社員の仕事スタイルなどについて、3名の先輩社員にお話を伺った。

◇スマートマニュファクチャリング部 SIグループ K.Mさん/2021年入社
岡山県立大学 情報工学部 情報通信工学科卒(写真中央)

◇スマートマニュファクチャリング部 SIグループ H.Rさん/2024年入社
岡山県立大学 情報工学部 人間情報工学科卒(写真右)

◇スマートマニュファクチャリング部 SIグループ グループ長 K.Yさん/2011年入社(写真左)

(株)トライエスのここが好き

週に1度は出社するようにして、メンバーと直接コミュニケーションを取っています。同期とも年末年始に出かけたり、BBQをしたりと、交流がたくさんあります。(K.Mさん)
年次が近い先輩が多く、優しくて明るい社員ばかりなので馴染みやすい職場です。研修中に同期と仲良くなることができ、配属後も連絡を取りあっています。(H.Rさん)
私は結婚後に入社しましたが、当社は社員全員が活躍できるようにと出産も快く受け入れ、キャリアを継続していける環境を整えてくれました。(K.Yさん)

大手直請け案件で、早くから上流工程に挑戦できる(K.Mさん)

学生時代の授業でプログラムを書くことが得意だったため、就職活動ではプログラミングのスキルを活かせる企業を検討していました。ただ、技術を活かすにしても職場の雰囲気が良くなければ、自分の力を発揮することができないと思っていたので、人間関係も重視していましたね。就職活動を進めるなかで、当社の社員の方が話しやすい空気を作ってくれたことから自分に合っている社風だなと感じて入社を決意しました。私は岡山の大学出身ですが、先輩や上司が「困ったことはないか?」とよく気にかけてくださるので、馴染みやすかったのも魅力でしたね。

入社後は4カ月ほど研修を行い、約半年ほどサーバーのバージョンアップの業務を担当。さらに、現在まで各種業務システムの開発・運用を行うSIグループで、大手自動車メーカーの社内システムの運用・保守を担当しています。仕事で心がけているのは、積極的にコミュニケーションを取ること。現在は主にリモートワークをしていますが、チャットやビデオ会議などのツールを使ってこまめに連絡を取ることで、ほかのメンバーが今どのような作業をしているかを把握するように努めています。周囲の動きを把握して互いに相談しやすい環境を作るようにしていますね。

印象に残っているのは、入社4年目で申請書管理システムの開発の要件定義からテストまでを一人で担当したとき。お客様が求める納期と工数の調整に苦労しましたが、上司のサポートもあり、最終的に当初の納期通りにリリースすることができました。お客様と話しあいをしながら、顧客企業の業務効率化につながる機能を提案し、作りあげていけるのがこの仕事の面白いところ。お客様からの「使いやすくなった」との言葉がやりがいにつながっていますね。

私はもともと人と話すことに苦手意識があったのですが、仕事を通じてたくさんの方と話すうちにうまくコミュニケーションが取れるようになったことが成長したところ。今後の目標はさらに技術を磨き、対応できる仕事の範囲を広げることです。それによってより良い提案ができるようになりたいですね。そのために現在は応用情報技術者試験の勉強中なので、仕事を頑張りつつ確実に合格できるように準備していきたいと思います。

先輩に相談しながら、できる仕事に積極的に挑戦(H.Rさん)

学生時代は、人間情報工学科で人体やITの基礎について学んでいました。就職活動では、大学で学んだプログラミングを活かすことができて、休暇が取りやすく働きやすい環境のある企業を視野に入れて進めていました。最終的に当社を選んだのは、インターンシップで感じた社内の楽しそうな雰囲気があったから。私は人と話すのが得意ではなかったのですが、自然といろんな話ができて居心地の良さを感じましたね。

入社後は4カ月間の研修を受けました。最初の2カ月間はJavaについて学び、その後の2カ月間は3DCADソフトのCATIAについて習得。研修後は、現在も所属しているSIグループで先輩に業務全体の流れについて学びました。配属後は、1年目の10月から簡単なエラーの修正対応から実際の業務に携わり、徐々に業務の幅を広げていくようになりました。たくさんのタスクがあるなかで、自分で対応ができそうなものは自ら手を挙げ、少しでも多く任せてもらえるように努力していました。そのおかげもあり、どんどん任せてもらえることが増えているのはとても成長を感じますね。

現在担当しているのは、大手自動車メーカーの業務システムの運用・保守。システムの改善をしつつ、エラーの修正に対応しています。仕事で意識していることは、チーム内での作業状況の共有。まだまだわからないことが多いのですが、わからないことを一人で抱え込んでいると業務全体に遅れを生じさせてしまいます。そうならないように、行き詰まったときにはチャットやビデオ通話のツールを使ってチームの先輩方にすぐ相談するようにしていますね。

入社当初はわからないことばかりでしたが、経験を積むなかで「前に教えてもらったことはこういうことだったのか」と理解できるようになってきており、成長を実感できるのが楽しいです。また、苦手意識があったコミュニケーションが取れるようになったのも成長を感じる部分。先輩に確認するということが臆せずできるようになりましたね。今後は、さらに知識や技術を磨き、チーム全体に貢献していきたいです。また、当社は社内ルールに基づき、書籍購入の費用や受験費用の補助が会社から出るので、資格を取得しやすい環境があります。今年は、自分自身のレベルアップのために基本情報技術者試験とJava Bronzeの資格も取得する予定なので、業務と並行しながら勉強に励んでいきたいです。

2度の出産を経験し、子育てとキャリアを両立(K.Yさん)

私は、これまでにスマホのデフォルトアプリやグループウェアアプリの開発を手がけてきました。現在は、SIグループで大手自動車メーカーの名刺発注や休日出勤の申請に使われている、申請ワークフローシステムの開発・運用・保守を担当。さらに5年前からグループ長として、次案件に向けてのお客様との交渉やグループのお金の管理など、プロジェクトマネージャーとしての仕事も行っています。

運用・保守は顧客の社風を理解していなければ、良い仕事はできません。大手自動車メーカーのシステムは30年にわたって当社が担当しており、現場が混乱しそうな業務の進行方法の傾向を熟知しています。申請ワークフローシステムを新規開発した際も、これまでの顧客のワークフローを踏まえて仕様を提案し、採用いただきました。「トライエスだから任せられる」と信頼いただけて、仕事を任せてもらえることにやりがいを感じていますね。

私には9歳の息子と5歳の娘がおり、出産の際にはそれぞれ1年間の育休を取得。復職後は、それぞれ子どもが3歳になるまで短時間勤務をしていました。娘を出産し、復職した後にグループ長になりましたが、働ける時間が限られているため、業務に時間がかかっても影響のない仕事を割り当ててもらっていましたね。仕事中に子どもが急に熱を出したこともありましたが、上司を含め社員全員でフォローをしてくれたので、子育てと仕事を両立できました。

現在はフルタイムで働いていますが、コロナ禍以降はリモートワークが中心になったため、休むことなく仕事を続けることができています。先日も娘がインフルエンザになり、寄り添いながら仕事をしていました。子育てしている私にとってはリモートワークが大きな存在となります。自分なりの働き方で成果が出せる環境が整っていますね。今後の目標は、担当する大手自動車メーカーの申請ワークフローシステムにおいて「申請ワークフローならトライエス」と認知してもらうためにも満足していただける提案ができるようにしていきたいと思います。

学生へのメッセージ

当社はコミュニケーションが取りやすい職場。SIグループでは毎朝雑談タイムを設けており、休日の過ごし方、最近遊んでいるゲームなど趣味の話や世間話をしています。現段階ではリモートワークが中心ですが、積極的に上司や先輩方と話せる環境が整っています。社内の環境は、働くうえで重要なポイントになると思いますので、皆さんもぜひ注目してみてください。
(K.Mさん)

当社はリモートワークとオフィス勤務を組み合わせたハイブリッド勤務を採用しています。リモートワークでは、チャットや通話ができるツールで随時先輩に相談できる環境があります。仕事の話や雑談もでき、明るい雰囲気がありますね。先輩と一緒に出かけている同期もいます。また、社内でゲームサークルも立ち上げられており、私もそこに参加して日々コミュニケーションを取りながら仕事をしていますよ。
(H.Rさん)

入社後の研修期間は2カ月~5カ月です。まずはビジネスマナーなどの基礎研修を実施し、その後は2カ月間ずつアプリケーション開発とCATIA(3DCADソフト)の研修を実施。(※配属先によってはCATIAの研修を実施しない場合もあります)。その後、実務を通じたOJTで指導していきます。基本はビデオ会議のツール越しのOJTですが、出社日には疑問点などについて対面での指導もしています。リモートワークでも研修がしっかりとあり、安心して技術を身に付けられる環境がありますよ。
(K.Yさん)

PHOTO
社員旅行やボーリング大会、BBQ、ゲーム大会など、仕事以外で親交を深められるイベントも実施。プライベートな部分も大切にしながら働いていける環境がある。

マイナビ編集部から

ソフトウェアの企画、開発、制作、販売および製造業向けのシステム導入に関するコンサルティングを手がけている(株)トライエス。同社の特徴の一つはエンジニアが自らの意思・意欲によってキャリアを開拓していく仕組みにある。「専門性を極めるスペシャリスト」「マネジメントを担うジェネラリスト」のいずれかを選択でき、スキルアップや資格取得に必要なサポートが提供される環境が整っており、モチベーションを高く持ちながら研鑽を積んでいける。

一方、先輩社員3名にインタビューを実施し、とくに印象に残ったのが職場の人間関係の良さだ。リモートワークだけではコミュニケーション不足に陥りやすいため、ハイブリッド勤務を採用し、直接顔を合わせる機会を増やした。その結果、孤立することなく、円滑なコミュニケーションを維持しているという。また、「社員が出社したくなるオフィス」をテーマに、24年12月には東京オフィスと宇都宮オフィスを改装。大画面テレビやゲーム機、仕事後にお酒が飲めるバーなども設置された。次々と働きやすい環境が整えられていく同社であれば、ワークライフバランスの取れたキャリアが歩んでいけることだろうと取材を通して感じた。

PHOTO
新しくなったオフィスでは、仕事後にみんなで集まり、大画面テレビでスポーツ観戦をしたり、ゲームで遊んだり、バーでくつろいだりすることができるという。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)トライエス【シンニチログループ】の取材情報