最終更新日:2024/9/26

(株)トライエス

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
岡山県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

望む未来を目指せる。目指す未来が見える。だから、必死に走り続けられる。

  • 数学・情報系 専攻の先輩

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10年目・4年目・3年目の先輩が語る、これが私たちの「働き方」

IT技術は日進月歩。顧客の要望は千差万別。そこに向かい合い続けるのは易いことではない。それでも前へ前へと走り続ける彼らの原動力とは。理想のエンジニア像を実現するため未来に挑む先輩たちに話を聞いた。

◇開発事業部 コーポレート事業室 ESSグループ T.Wさん/2014年入社

◇開発事業部 インフラ事業室 SIグループ M.Kさん/2021年入社
岡山県立大学 情報工学部情報通信工学科 卒

◇開発事業部 インフラ事業室 ネットワーク事業開発グループ Y.Hさん/2020年入社
茨城大学大学院  理工学研究科知能システム工学専攻 卒

私たちが思うトライエスの魅力とは。

私の直属の上長は女性。同性だからこそ気軽に相談できることもあるので、本当によかったです。(M.Kさん)
ITエンジニア=PC前で淡々と業務に当たっているイメージがありますが、当社のオフィスは笑顔が絶えません。とても働きやすい環境だと思いますね。(Y.Hさん)
ミーティングや社内イベントなど情報共有の場が充実しているのも魅力です。普段は別の現場にいても、経営陣と現場のベクトルがしっかり合っていると感じます。(T.Wさん)

未熟さを努力の原動力に。認められる喜びが、さらなる成長意欲を駆り立ててくれる。

入社以来、お客様先に導入済みのグループウェア・データベースの運用サポートを行うインフラ事業室・SIグループに在籍。主に取引先からのご相談やお問い合わせに対し、不具合の原因調査を行ったり問題解決のため、改修を行ったりしています。今年3年目になり、徐々に成長実感を得られるようになってきましたが、中でも印象に残っているのは入社後初めて携わったプロジェクトです。とあるお客様のOSのバージョンアップを先輩エンジニア2名とともに担当させていただいたのですが、私がそのOSを触るのはその時が初めてでした。更新後も既存のアプリが問題なく動作するか、動かなかった場合はどのように対処するかなど事前の調査と対策を行うため、先輩からいろいろと説明を受けるものの、用語さえ理解できず苦労しました。それでも、何とか先輩たちに余計な負担をかけまいと参考書を読み込み、PCを使って実際に手を動かし、日々コツコツと知識を補完。もちろんスキルは一朝一夕に身に着くものではありませんが、基本さえ分かっていれば少なくとも「何が理解できていなくて、何が理解できているか」を示すことはできます。おかげで徐々に現場のコミュニケーションは円滑になったと感じています。もちろん、担った業務は極めて限定的で、その後別のプロジェクトに参画するため5カ月ほどでそのプロジェクトを離れたときも手応えらしい手応えはまったくなかったのですが、先輩から「お客様が1年目とは思えないとほめていた」と聞かされ、初めて成長を実感できました。自分なりに努力してきたことが認められた気がして、とてもうれしかったですね。

その経験を経て、3年目の現在はあるグループウェアアプリの運用保守プロジェクトのメインエンジニアとして従事しています。調査業務がメインだったOS更新のプロジェクトとは求められる知識・技術や業務の目的もまったく異なるため、また一からのスタートではありますが、OS更新プロジェクトでの“成功体験”が自信となったのか、今では新しい知識に触れることが楽しくて仕方ありません。経験の蓄積によって不具合の原因や改修ポイントの“当たり”も付けられるようになり、作業ペースも日に日に向上しています。この成長をいっそう加速させるべく、今後は応用技術者試験をはじめ資格取得にも挑戦したいと思っています。
<開発事業部 インフラ事業室 SIグループ M.Kさん>

「できる・できない」ではなく「やってみよう」と思えるのは、頼れる仲間がいるからこそ。

ネットワーク事業開発グループでは、主にクラウドに関わる環境移行や運用サポート、ウェブアプリケーションの改修を行っています。その中で私は現在、IT企業から建設会社まで幅広い業界で活用されている人事系アプリケーションの改修業務を担当。アプリ内のソースコードを変更し、各クライアントの希望に沿ったカスタマイジングを進めているところです。また、それと並行して担っているのがクラウドサービスの環境移行プロジェクト。「現在稼働中のクラウドサービスの使用料が高額なので、安価なものへ移し替えたい」というクライアントの要望に応じ、クラウド移行に着手しています。もちろん右から左へと簡単に移せるものではないため、まずは移行の影響が及ぶ範囲を事前に調査し、クライアントの移行と安全性を考慮しながら確実な業務の遂行に取組んでいます。

このような話をすると、「一人でそんなに案件を抱えるのか」と驚く人もいるでしょうか。確かに開発系の業務では数カ月単位で一つのプロジェクトにかかりきり、というのもよくあることです。しかし私が現在抱える案件は規模が小さく、総量的な業務負担は決して重くはありません。一方で苦労しているのは、思考の整理です。二つの案件を抱えれば求められる知識量も考えることも単純に2倍になります。その分知識は倍速で増え、実績の多さに比して成長スピードも高まるのですが、二つを混同してミスを招いてしまっては元も子もありません。そのため打ち合わせや作業の内容を案件ごとに逐一記録し、それぞれの案件を整理して臨むことを徹底しています。

それでも、不測の事態というのは発生するものです。実際、抱える二つの案件で同時多発的にトラブルが発生し、頭を抱えてしまったこともあります。まずは重要度や優先順位を見極めながら自分で解決しようと試みるのですが、双方の緊急度が高ければ対応に窮することも。そのとき頼りになるのは同僚エンジニアの存在です。誰に相談しても嫌な顔一つせず快くサポートを請け負ってくれるので、これほど心強いことはありません。新しい仕事や複数の案件を抱える際も「できる・できない」と決めつけず、まずは「やってみよう」と前向きに臨めるのも、「いざとなれば助けてもらえる」この環境があるからこそだと思っています。
<開発事業部 インフラ事業室 ネットワーク事業開発グループ Y.Hさん>

エンジニアとしての飛躍を支えられた記憶を、次なる誰かの飛躍のために。

ESSグループには私を含め現在3人のエンジニアが在籍していますが、同じグループでありながら、実は全員が別々のSES(業務委託)案件に従事しています。メンバーの一人はマネジメント経験もあるベテラン、もう一人も6年目の中堅エンジニアと、各担当業務のマネジメントスキルはともに不足なし。そのためグループ長である私も普段はエンジニアとして、とある大手半導体メーカーのPLMデータベースの統合・移行プロジェクトに従事しています。数社が協業する常駐先でツール開発やテストシナリオの作成、APIの分析・調査などを行っています。

グループ長として担うのは各案件の社内的な手続きやほかのメンバーの業務量の調整・フォローですが、その中でも意識しているのは人間関係づくりです。終業ミーティングなどで顔を合わせたときにはプライベートな相談に乗ったり、趣味の話をしたり、仕事とは直接関係のないことも気軽に話し合える関係づくりを心がけています。仕事と無関係の他愛のない話題をあえて大切にしているのは、その“職場の同僚”の域を超えた親密さが、ときとして大きな力になると考えているからです。原点は、遡ること5年ほど前に携わったCAD系のツール開発プロジェクトで、規模自体は大きなものではありませんでしたが、納期が短く、開発人員は当社からは私、他社からはベテラン1名のみの2名体制。一人当たりの業務負担は重く、当時未熟だった私にとっては正直かなりの“挑戦事案”でした。幾度もくじけそうになる中、何とか乗り切る力になったのは、その時“唯一のチームメイト”だったベテランエンジニアの存在。知識や技術力はもちろん捌く業務量も私よりはるかに多いのに、とても気さくで、常に私を気遣ってくださいました。私の中で次第に「この人に報いなければ」という使命感のような気持ちが芽生え、それが結果的に、自分の限界領域を超える力を与えてくれたのです。その時私がつくづく実感したのは、「やりがい」とは必ずしも仕事の中身にあるのではないということです。「この人のためにも頑張りたい」という気持ちが、やりがいとなり、自己成長につながることも少なくないはず。グループ長を担う以上、私も同僚や後輩たちにとってそんな存在なれたらと思っています。
<開発事業部 コーポレート事業室 ESSグループ T.Wさん>

企業研究のポイント

私がもっとも慎重に検討したのは、「そこで何ができるか」ではなく「そこで働き続ける覚悟が持てるか」どうか。情報通信工学科で学び、プログラムを組むこと自体はとても楽しく感じていましたが、それが仕事になったとき同じ熱量が維持できるかどうかは分かりません。そこを考えたときに、上司や先輩になる人の人柄や社風のよさ、キャリアの自由度の高さなど、魅力に感じられるポイントが沢山あったことがトライエスを選択する大きな決め手になりましたね。企業研究において「この会社なら」と思える要素がどれくらいあるか比較検討してみると良いかもしれません。
<開発事業部 インフラ事業室 SIグループ M.Kさん>

工学部出身でITエンジニアを志す気持ちが固まっていた私が会社選びで重視したのは、会社の雰囲気。組織で働く以上、仕事を円滑に進める最大の要は「コミュニケーションの取りやすさ」だと思ったからです。そのため積極的に企業訪問し、リアルな仕事風景を観察したり、面談時も上司や先輩方の人柄を冷静に観察していました。また、型通りの準備はせず「うまく行かなければそれは縁がなかったということ」と割り切って、私自身の個性をありのままに伝えることを意識して臨みました。学生のみなさんにも参考になれば幸いです。
<開発事業部 インフラ事業室 ネットワーク事業開発グループ Y.Hさん>

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基礎知識を持つ学生にとって引く手数多の業界だからこそ、その先の長いキャリアを見据えた選社軸を持つことが不可欠。「将来どう成長したいか」を描いた上で臨んでほしい。

マイナビ編集部から

(株)シンニチロのソフトウェア事業を継承・独立。自動車・造船業界向けのハイエンドCAD3次元化を強みに据えつつ、生産現場のインフラ開発から端末・自社パッケージソフト開発、クラウド事業へと躍進的に活躍の舞台を広げてきたトライエス。

そんな同社の強みは何といっても、チャレンジングな企業風土だ。ITエンジニアというととかく職人的で与えられたタスクを黙々とこなしていくイメージが強いが、同社は、エンジニア自身が意思・意欲に従って自らのキャリアを開拓。その中核となるのが「目標管理制度」で、新入社員を含めすべての社員が「専門性を極めるスペシャリスト」と「マネジメントを担うジェネラリスト」のいずれかを自ら選択できる。さらに、個々の目標に応じた評価項目に沿って毎年面談を重ね、組織の強力なバックアップを受けながら資格取得やスキルアップに挑戦。その成果は配属業務やポジションにダイレクトに反映されるので、夢や目標に向かうモチベーションもおのずと高まり続ける好循環の仕組みが確立されているという。

「成長途上の今はまだ自分に自信がないし、不安もある。でも、挑戦と努力がキャリアに直結する明確なキャリアパスがあり、自分では気づかない成長もしっかり評価してくれるから『もっとやってみよう』と思えるんです」。上記にも登場したM.Kさんの言葉に、“若手が伸び・若手が伸ばす”同社の成長の源泉を垣間見た気がした。

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万全の成長環境もさることながら、社員たちが異口同音に語るのは「人のよさ」。「この人がいるから」と思える人に出会える職場ほど、働きがいある場はないのかもしれない。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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