最終更新日:2025/4/1

CRESS INFO(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • インターネット関連
  • 通信・インフラ
  • 広告制作・Web制作

基本情報

本社
東京都

取材情報

事業について伝えたい

真っすぐに技術に向き合う人材たちが、会社をさらなる高みに導いていく

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若き経営者が語るCRESS INFOの過去、現在、未来

サンユ情報システムから社名変更を果たしたCRESS INFO。新卒入社後、取締役まで昇格した齊藤さんに、同社が歩んできた道のりや目指す未来について、ご自身の体験も踏まえながら語ってもらった。

齊藤 茂
取締役
システム事業部 事業部長
工学部機械工学科卒/1998年入社

若き取締役の1日

「前向きにチャレンジをして、ポジティブシンキングで考えられる人材、多様な考えの人たちと協調性を持って仕事に臨める人材に未来を託したい」と齊藤さん。
経営層に新卒出身者が加わるのは同社の企業文化でもある。齊藤さんはトップの一人として、社名変更を果たしたCRESS INFOの可能性のさらなる開拓に勤しんでいる。
一人ひとりの意見を尊重して、全員で一体となって課題解決を進めるのが同社の流儀。オープンでフラットな社風だから、若手からベテランまでが同じ目線で仕事に臨んでいる。

多彩な技術にすそ野を広げる。新人エンジニアが育つ環境も整える

私たちCRESS INFOが前身となるサンユ情報システムとして設立されたのは2002年のこと。しかしながら、組織としてはそのはるか以前から存在しており、1968年、大型プラントや交通インフラなどの設計などを多く手がけてきたサンユテクノスのシステム部門として誕生しています。せっかく培った技術を設計以外の領域にも広げていくべく、ジャンルを問わずに多彩なシステム開発に取り組んできました。

今や通信、金融、医療、教育、メディア、研究開発など多彩な領域に活躍の場を広げており、中でも大手SI系企業と密なパートナーシップを組んでいることから公共系案件では強みを発揮しています。実際、公的機関向けシステム、エネルギーインフラ、消防指令システムなどで高度な技術を提供しているところです。

当社がこれだけ多くのお客さまから支持を集めている最大の理由は、要望を実現するべく、真面目にコツコツと努力できる人材がそろっているからだと自負しています。大手SI系企業と付き合いがあるだけに、AIやIoT、ビッグデータ解析、ディープラーニング、クラウドサービスといった先端テクノロジーを活用する案件もあるのですが、当社の社員たちはたとえ未知の技術であったとしても、全員が一体となって真っすぐな姿勢で学び続けることで、確かな価値が提供できるレベルにまで成長を遂げてくれています。

社員が育つように学びの場もしっかり整えています。元来、当社ではIT経験の有無を問わずに人材確保をしており、入社後は2か月にわたる新人教育を通してプログラミング言語のJavaなどの基礎を徹底的に指導します。配属してからもOJT担当の先輩が寄り添いながら新人の成長を支えていきますが、3~4名のチームで仕事を進めていますので、OJT担当以外の上司たちも手厚くサポートしていきます。

また、入社したら全員に基本情報処理技術者資格の取得を目指してもらいますが、合格後には補助金を支給しています。Javaやクラウド、各種ベンダー資格などに関しても取得補助を行っており、キャリアを積んでからの成長も徹底的に支援します。

IT経験ゼロから取締役へ。未知なる世界にチャレンジし続ける

私も実はIT未経験のまま新卒入社をした一人です。プログラムは全く書けない状態だったものの、家にあるパソコンに触れて楽しさを覚えた経験から、思い切ってITの世界で頑張ってみたいと当社の扉を叩きました。私の場合、大手SI企業のプロジェクトではなく、ベンチャー系企業からの直請け案件でキャリアを積み上げており、中でも10数年間にわたり、旅行分野のECサイトの開発に携わっていました。

そのサイトは某交通機関のチケットをインターネット上で購入できるというもので、日本では先駆的な存在として2000年前後に立ち上げられました。私は当時から開発に加わっていましたが、世の中に存在しないシステムを作るというのは苦労の連続でした。しかし、エンジニアとして貴重な経験を重ねることができました。

実際、今では主流となったプログラミング言語のJavaが世に出始めていたその時代に、いち早く技術を身に付けられたのは大きな財産となりました。また、32歳の頃にはプロジェクトマネージャーとして責任ある立場を任され、お客さまのビジネスを創出するという視点からの仕事に挑戦。例えば、「決済を増やしていくべき」との声を受け、ICカード決済やコンビニ決済などの機能を開発しました。また、チケットの情報を提供する機関のシステム検索に時間がかかる難点を解消するべく、ある程度のデータを自社端末に蓄積しておくという試みもスタートさせました。ベンチャー企業がクライアントだけに実現までのスピードが速く、どんどん自分の提案が受け入れられる点には面白みを見出していました。

その後はインターネット決済関係の案件に取り組みつつ、次第に会社経営にかかわる仕事にも携わっていきました。2013年にフィリピンにグループ会社を立ち上げたときには私もプロジェクトに参画しました。今、責任者を務めている営業統括部に移ってからは、社内の営業管理や各開発部の新規案件開拓のサポート、要員の調整などに臨んできました。また、勤怠管理システムやQRdeMenuなどの自社開発案件は、営業統括で開発も販売も兼務。さらには子会社立ち上げにかかわった経験からフィリピンのほか、上海のオフショア開発の窓口も私が務めるなど、まさに縦横無尽に仕事に臨んできました。

200名体制を目指して歩み続ける。充実のオフタイムが満喫できる場作りも推進

取締役という立場になったのは、ごく最近のこと。新卒入社の社員が経営陣に加わっていくというのは、当社ではごく自然な出来事ではあるのですが、40代後半での昇格に周囲からは「若いね」と言われるケースが多いですね。ただ、個人的には実力勝負のベンチャー企業とお付き合いしてきたので、早い段階で昇格したという感覚ではないのですが、それでも年次やキャリアを問わず、本人次第でチャンスがつかめるというのは当社らしい点だと思っています。

今後、当社は200名体制に人員を増強し、さらなる発展を目指していこうとしています。歴史ある会社だけに50代のベテランエンジニアが多く、60代もグループ会社で再雇用されているほどですが、ここに多くの若い力を登用していくことで組織の活性化を実現したいですね。このほかにも海外展開も積極的に行いたいですし、自社開発のアプリケーションに関しても社員からアイディアを募って積極的に形にしていく所存です。

働く環境という意味でも、当社はすばらしい場が広がっています。システム開発会社というと、多忙なイメージを抱く方もいると思いますが、私が新人だった頃はともかく、現在は多くても月20時間程度の残業時間に抑えています。客先常駐型の案件が多く、しかも相手はほとんどが大手企業。それだけ勤務体系も世の中の標準のルールが適用されているという部分も少なからずあります。ちなみに2022年に神田駅前に本社オフィスを引っ越したのをきっかけに、今後は自社に持ち帰る案件を増やしていくことで、社内の横の連携を深めていく考えでもあります。

有給休暇なども取りやすく、私が現場にいた時代から既に毎年のように海外旅行に出られるくらいの余裕はありました。メリハリを利かせた働き方に関しては、経営陣である私も率先して実践しているつもりです。長く中断していた登山を昨年から再開。その昔は南アルプスの険しい山々にも登っていましたが、現在は関東地方の比較的に低い山から再チャレンジしているところです。また、10年ほど前からは友人に誘われてゴルフを始めたのですが、交友関係の広がりや努力してスコアが上がる楽しさに魅了され、今では会社の仲間や友人たちなど様々な人とラウンドに出かけるようになりました。プライベートが充実してこそ、仕事にも力が入るもの。社員たちがオンオフの切り替えができるような場作りにも勤しみたいですね。

学生の方へメッセージ

企業研究に限らず、対人関係で大事なことは相手をよく知ることだと思います。

CRESS INFOをひと言でいえば、「人が人を育てる会社」だと思います。当社は企業として身の丈に合った人材確保を行いますから、一度に入社する人数は多くありません。それだけに一人ひとりとお会いして真剣に対話し、お互いの性格や志向の合った方と一緒に成長していきたいと思っています。入社後は教育研修、日々のOJTを通じて成長を促し、その後も先輩、上司との密接な関係や豊かな交流の中でプロフェッショナルとして育てていきます。人にはさまざまな成長過程があり、成長に合った活躍の場を提供していますので、能力があれば20代でプロジェクト・マネージャーに抜擢することもあります。誰もが公平に評価され、頑張れば責任あるポジションにも就くことができ、また若手を指導しながらさらなる高みをめざせる、CRESS INFOはそんな会社です。

経営層についても、これまでの歴史の中で常に社内生え抜きの人材がトップマネジメントに就き、経営の持続性、企業文化、社風の堅持を重視し、全員が一体となって成長をめざしてきました。業績も着実に伸びており、経営基盤も盤石です。これからも社員の親近感、一体感を大切にし、キラリと光彩を放つソフトウエア企業として成長を続けていきたいと思います。

(人事担当/浜谷 利美さん)

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「人とのつながりがなしには社会も会社も成立しません。当社では人との縁を大切にする人間が活躍中です。そんな先輩たちに共感できる人と働きたいですね」(浜谷さん)

マイナビ編集部から

CRESS INFOは2023年1月、従来のサンユ情報システムから社名変更を果たした。これはグループ全体のCIを受けてのもの。親会社が創業60周年を迎えるにあたり、その先の100年企業グループの達成も視野に入れて、全社が一斉に社名を変えたのだという。これを契機に社是も「社会の安心を創る」に変更された。そもそも同社は業種業態を問わず、社会を支えるシステム開発を担ってきたが、今回の社名と社是の変更を契機に、その姿勢はいっそう力強く打ち出されていくことになるだろう。

取材では取締役に昇格したばかりの齊藤さんに話を伺った。IT経験がないまま入社した新卒が仕事の中で実力をつけ、経営陣にまで上り詰めることができる。まさに未来の希望をもって成長を目指せるのが、同社で働く醍醐味だと言えるだろう。チャンスにあふれた企業文化だけに、若手が自在に意見を発信して行ける風通しの良さも根付いている。早くから活躍を遂げたいという人にも打ってつけの職場だと言えるだろう。

なお、社内有志によるイベント委員会が中心となってバーベキューやバス旅行なども開催しているそうだ。社員同士が仲良く、和気あいあいと過ごしているのも、柔和な人材が集う同社らしいところだ。

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2022年5月には新オフィスに移転。旧オフィスは2フロアに分かれていたが、移転後は全員が1フロアに集結しており、一体感がぐっと高まっている。

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