学校法人 明治学院【明治学院大学】

現在所属する大学院事務課は、大学院に関わる授業・履修・成績のことから、学生生活、入試にいたるまで、一つの部署で幅広い業務を担っています。その中でも私が担当する入試業務では、国内外で行われる説明会への参加やパンフレット、ノベルティグッズの作成などを行う広報業務、出願の受付から入試の準備、入試当日の運営などを行う実施業務と入試に関わるすべての業務を行っています。また、授業に関するサポートや学生生活の相談・支援など、大学院の運営に必要不可欠な業務も担当しており、大変な思いをすることはあるものの、その分、充実した日々を送ることができています。

入試の出願者数が伸びたとき、地道な広報活動の成果を感じられ、次の入試に向けてより一層前向きに仕事に取り組むことができます。また、相談会などで大学院に進学するか悩んでいた学生が、実際に受験して入学を決めてくれた際には、本学の魅力を伝えられた喜びと大きなやりがいを感じます。

明治学院大学の可能性にかけてみたいと思ったことが理由です。明治学院大学は偏差値や各雑誌などが発表するランキングを見ると、決してトップに位置する大学ではありません。しかし、150年以上の伝統と優秀な教員・卒業生の多さ、立地の良さ、財務基盤の安定性など、今後少子化に伴い激変する大学業界において、これからの大学の経営次第ではまだまだ上を目指せる大学ではないか、その可能性を探ってみたいと考え、伸びしろ十分な明治学院への入職を決めました。

入職前まではルーティン・ワークを中心とした定型的な業務が多いものと思っていました。しかし、実際に入職してみると、学生や保証人、教員への対応や企画運営にいたるまで様々な事案が発生し、常に柔軟さを求められるということが分かりました。正確さ、丁寧さはもちろん、アイディアや工夫を求められる場面も多く、入職して年数が経ったいまでも日々の様々な場面で刺激を受けながら仕事に取り組んでいます。

前職やこれまでの経験だけに左右されず、様々な業務を経験できるということです。一つの部署に留まることなく、定期的なジョブローテーションが行われます。時には自分が予想もしていなかった部署に配属されることもありますが、自分の業務の幅を広げることができ、成長できるきっかけとなっています。