最終更新日:2025/4/23

さわやか信用金庫

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 信用金庫・労働金庫・信用組合

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

首都圏エリアのさまざまなお客様に接し、ビジネスや暮らしに関わる課題解決に貢献!

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支店営業&コンサルティングセンターの仕事をクローズアップ!

東京都と神奈川で63店舗を展開するさわやか信用金庫。営業として成長を続ける入庫4年目の職員たちと、幅広い知見と経験値を武器に本部のコンサルティングセンターで活躍する中堅職員の仕事に迫る。

◆ M.Nさん(写真中央)
新宿西支店 営業第二課
2021年入庫/法学部卒

◆ H.Nさん(写真左)
赤坂支店 営業第二課
2021年入庫/経済学部卒

◆ K.Mさん(写真右)
コンサルティングセンター 調査役
2013年入庫/経営学部卒

さわやか信用金庫で働く魅力は?

「幅広い業種のお客様と関われる点です。お客様とお話しするには業界への理解も必要となり、仕事を通じて多彩な知識を身につけることができます」M.Nさん
「支店内の風通しの良さが魅力です。何でも気軽に質問することができ、不安があるときは上司に相談すると、いつも快く同行してくれます」H.Nさん
「当庫には、柔軟にキャリアを描ける環境があります。個人のお客様が多いエリア、法人のお客様が多いエリアなど、自分に合ったキャリアパスを探せると思います」K.Mさん

粘り強くお客様に向き合い、希望を叶えるお手伝いができる喜びを実感/M.Nさん

学生時代は地方自治体関連のゼミに所属し、地方創生などのテーマを勉強していました。就職活動の序盤は広く商社などを見ていましたが、まもなくコロナ禍となり、志望業界を再検討した結果、金融業界に興味を感じるようになり、なかでも地域に根ざして仕事ができる信用金庫に注目しました。当庫に決めたのは、昔から営業職員が祖父母の家に来ていて身近な存在だったことが理由です。

入庫後はまず3年半、上野毛支店で過ごしました。配属後しばらくは支店内で事務業務を学び、1年目の秋頃から少しずつ外回りの訪問活動を開始。新人時代は「何を話そうか」と身構えて訪問することが多かったですが、お会いしてみると良いお客様ばかりで自然に会話ができるようになり、すぐに肩肘を張らずに訪問できるようになりました。訪問先では質問をいただくことも多いのですが、お金に関することなので曖昧な回答はせず、支店でしっかり確認してから確実な情報をお伝えすることに努めています。

上野毛支店は個人のお客様が多いエリアでしたが、1年目に新規に訪問した法人のお客様のことが印象に残っています。初回訪問時に本社移転計画があることをお伺いし、一緒に条件に合う賃貸オフィスを探すことに。しかし、長らく条件面が合致しない状況が続き、途中からは「賃料と同じ返済額で購入できないか」という検討を進めました。最終的に融資が決定してご希望通りのオフィスが完成し、社長から感謝の言葉をいただきました。2年弱の間、粘り強く訪問を続けたことで一つの成果を得ることができ、自分なりに成長も実感できました。

3年目になり、一人で担える業務が増えてきたタイミングで、支店異動が決定。最後の挨拶回りでは多くのお客様から労いの言葉をかけていただき、「良い関係を築けていたかな」と嬉しかったです。そして3ヶ月前から、現在の新宿西支店で仕事をしています。不動産やIT業界が多いエリアで、お客様の業種に多少の違いはありますが、前支店で培った営業スタイルを実践しています。

遠方の場合はバイクや車で訪問する職員もいますが、私は支店に近いエリアを担当しており、自転車で回っています。まずは新しいお客様に慣れて、このエリアでの日々の活動の流れを確立することが目標です。銀行業務検定も一つずつ受けており、平日の帰宅後に1時間勉強することを毎日の習慣にしています。

資格取得に励みながら知識を強化。創業支援の醍醐味を知りました!/H.Nさん

高校時代から簿記を勉強し、数字の扱いには比較的得意な自覚もあったことから、金融業界に注目しました。当庫に決めたのは、人事担当者の人柄や社風に好感を持ったことが理由です。勤務形態はカレンダー通りで、休日には他社の友達に会ってリフレッシュができています。

入庫後は約2ヶ月間の研修期間を経て、赤坂支店へ。放送局や繁華街が近いことから、映像制作やIT、飲食業界などの企業が多いエリアです。まずは先輩職員に同行しながら既存のお客様先を訪問し、会話の流れや話し方を学ぶところからスタート。学生時代、接客のアルバイトを長く経験していたので、お客様との関係性を築いていくのに大きな苦労はありませんでしたが、知識が不十分で、お客様からの質問にその場で答えられない場面が多かったです。持ち帰った質問は支店に戻ってからすぐに確認し、スピーディーに回答することを意識していました。

その積み重ねで知識を培い、2年目の後半頃からは、その場で答えられる場面も増えてきたように思います。 赤坂支店では1ヶ月間のうち1週間を新規開拓活動に充てており、私も2年目からは新規開拓にもトライしています。アポイントを取ることができればお話は聞いていただきやすいので、まずはアポイント獲得を目標に励んでいます。

基本的に営業課の仕事をしてきましたが、半年間だけ融資課の仕事に携わっていた時期もあります。返済できなくなったお客様の対応も経験し、融資にはシビアな側面もあることを学びました。一方で、融資によってお客様の支援ができることは、やはりこの仕事の一番の喜びであり、醍醐味だとも知りました。一番印象に残っているのは、初めて創業に立ち会えた法人のお客様の案件です。創業計画書の作成機関への委託から始まり、前職のご経験なども伺いながら何度も面談を重ねて稟議を進めた結果、創業支援の融資が決定し、感謝の言葉をいただきました。

決算書を読む力などは、銀行業務検定の財務の級にチャレンジする中で身に付けました。資格を持っておくことは、初対面のお客様と信頼関係を構築していく上でも役立つと感じているので、今後は税務や法務にもチャレンジしていきたいです。いろいろな支店を経験し、経験値の幅を広げていくことも今後の目標です。

中小企業診断士としての知見や外部で培った経験を、若手にシェアしていきたい/K.Mさん

私は入庫後、支店営業を経験し、外部団体への出向、その後コンサルティングセンターでキャリアを積んできました。営業時代は主に城南エリアを担当していましたが、新規開拓活動に特に力を入れていました。工場の社長などとゼロから関係を築き、課題をヒアリングしては、当庫がお役に立てるところを探すことに、やりがいを感じていました。

入庫7年目には中小企業診断士の資格を取り、外部団体への出向を経験。信用金庫の中央組織で業界全体を広く見ることができ、首都圏で人や取引先の選択肢を豊富に持てる当庫の優位性を強く実感しました。外部への出向はなかなか経験できることではなく、柔軟にキャリアの選択肢を提示されたことも有難かったです。

そして2年前から、コンサルティングセンターに異動しました。支店にいる約200名の営業職員たちから相談役として連絡を受け、必要に応じてお客様先に同行したり、お客様に必要な提携先を探してご紹介するなどのサポートを行っています。

ここ最近は、中小企業のお客様のDX推進支援に関わることが多くなっています。人手不足が深刻化している近年では、DXの推進は作業効率の向上に欠かせないもの。当初は後ろ向きなお客様でも、必要性を丁寧にお伝えすると「信金さんが言うなら会ってみようかな」と前向きに考えてくださることもあります。お客様の事業に貢献できたと感じられる瞬間や、難易度の高い案件をしっかりサポートできたときには大きな達成感を得られます。

また、後輩職員たちの成長ぶりを見られることも、この仕事のやりがいです。支店の若手職員から「お客様の課題に対して最適な方法がわからない」と相談があったときには、少しでも道筋を付けてあげたいという思いで、アドバイスをしています。「支店の外にいる人だからこそ話しやすい」と気軽に電話で相談してくれる職員もおり、自身の存在意義を感じられています。

これまで、中小企業診断士の資格取得や、外部団体での出向を通じて貴重な知識を培うことができ、必要な情報のアンテナを以前より高く持てるようになりました。こうした自身の経験や知識を営業職員たちに広く届けていくことが、今後の目標です。当庫内でもコンサルティングセンターの認知はまだまだ十分ではないと感じており、営業職員向けのセミナーや研修などを積極的に行いながら、認知度アップに努めていきたいです。


学生の方へメッセージ

信用金庫で働く一番のやりがいは、「地域のお客様に喜んでもらえる仕事ができる」という点にあります。自分が頑張ったことがお客様に何らかの形で役立ち、感謝の言葉をいただける仕事です。お金に関する有益な情報や知識は「聞いてみたい」と多くの方に興味を持っていただきやすく、営業職の中でもご紹介しやすい商材と言えるかと思います。

当庫は創業から100年近い歴史があり、3つの金庫が合併してからも20年以上が経っているので名前も知られており、「さわやかさん」と親しみを持って迎えてくださる方も少なくありません。地域の小学校と連携して金融教室なども行っており、身近な金融機関として広く認知されています。

お金を扱うため「約束を守る、嘘をつかない」などの人としての基本的な姿勢は重要ですが、お客様一人ひとりと親しみを込めてコミュニケーションを取っていける方なら、どのような方でもこの仕事の素養があると思います。もちろん金融の知識は必要ですが、入庫後に一から学べる環境を用意しており、外回りに出る前には「新任渉外担当者基礎研修」などでしっかり準備もできるので、安心してチャレンジできると思います。

福利厚生制度も整備されていますが、当庫で働く魅力は温かい人柄の職員が多いことに尽きると私は思っています。就職活動では、ぜひ職員たちの人柄にも注目いただければと思います。

(人事研修部・企画役 上原 雄太さん/2009年入庫)

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「東京と神奈川のみで店舗を展開しており、転居を伴う転勤は基本的にありません。通勤距離も考慮しますので、地域に根ざして働きたい方とも合致する金融機関だと思います」

マイナビ編集部から

それぞれに長い歴史を持つ3つの信用金庫が合併し、現在の形となったさわやか信用金庫。地域との距離の近さは信用金庫の特徴だが、同金庫が網羅しているのは、国内でも最も経済活動が盛んで、人口も多いエリアだ。お客様を取り巻く社会の変化も激しく、近年はお客様の悩みも多様化しているという。そこにしっかりとオーダーメイド型のサービスを提供していこう、というのが同金庫の方針だ。

その具体例の一つが、課題解決型営業の推進だ。専門的な方法論の提案やその実現を支援するコンサルティングセンターを本部に設置し、各支店と一体となって難易度の高い課題の解決にも寄与している。K.Mさんの取材では、その連携の様子がよく理解できた。

また2023年に経営理念を「さわやか信用金庫は地域に根ざし、人々に寄り添い、中小企業とともに歩みます。あらゆる課題に向き合い、あらゆる変化に挑み、明るい未来を創造します」という地域金融機関の使命と向き合いながらも新たな時代に相応しいものへ変更している。来たる2026年には100周年を迎えるため、記念実行委員会も発足。お客様やこれまでの職員・役員への感謝の気持ちを形にすべく、さまざまな企画が持ち上がっているという。人と人とのつながりや小さな関わりを大切にする姿勢こそが、100年もの長い間、地域のお客様に必要とされ続けてきた理由なのだろう。若手職員の層も厚くなっており、次世代に向けて盤石に歩みを進めている。

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活躍する職員の共通点は「地域の支援にやりがいを持てる人」や「地域のお客様と一緒に成長していきたいという思いがある人」。地域にさまざまな形で貢献できる金融機関だ。

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