最終更新日:2025/4/25

(株)地域科学研究所

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 専門コンサルティング
  • 情報処理

基本情報

本社
大分県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

行政のデジタル化を進め、より良い地域社会の実現を力強くサポート!

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地域社会の課題解決に携われるやりがいが仕事の面白さに。

システム開発から社会実験まで、さまざまな事業を通じて地域社会の活性化や発展に貢献。各地方自治体が持つ悩みや課題に向けたソリューションを提供しながら、社会づくりに参加できる仕事のやりがいをインタビュー。

■Social Impact事業部
エンジニア職
Y.A(写真右)
2020 年入社

■Social Impact事業部
創生デザイナー職
C.U(写真中央)
2022 年入社

■Social Impact事業部
コンサルタント職
M.N(写真左)
2023年入社

\成長できる環境/

「ミネルバの森」という名称で親しまれるミーティングルームには、自由に読める本がずらり。アカデミックな雰囲気の中、社員同士でさまざまな意見交換が行なわれる。
マッサージチェアでリラックスタイムを楽しむのも良し、1人掛けソファでオンラインMTGを行なうのも良し。誰もが思い思いに利用できる「オアシスルーム」。
パーテーションなどで仕切りのないワンフロアのオフィスは、社歴や年次に関係なく誰もが話しやすい雰囲気。面倒見のいい先輩たちが若手の成長を後押ししている。

未経験からエンジニアへ。将来は地元の課題解決に貢献したい/安藤

地元・宮崎の市役所で働く母から、私たちが住む地域では人口減少や少子高齢化が進み、さまざまな課題を抱えていると聞き、「地域に貢献できる仕事がしたい」と考えていました。
また福岡の大学に進学したことをきっかけに、県外から宮崎、ひいては地元のことが見えるようになり、「外から地元を盛り上げたい」「外で得た知見を地元にフィードバックして課題解決できる会社で働きたい」と当社を志望しました。
情報系の学科出身ではありませんでしたが、ゼロスタートからエンジニア職にチャレンジ。挑戦したいという社員の声を尊重し、実際にチャンスを与えてくれる会社だと感じています。またこれまで数多くの自治体と取引を重ねてきた経験やノウハウから、独自の解決策をご提案できるのも当社の強みですね。

現在はすでに九州や四国の自治体で導入されている、自治体公式アプリの開発に携わっています。自治体と住民の方が「地域協働で町をより良くしよう」という考えのもと開発されたアプリでは、道路の危険な箇所を撮影して自治体に知らせることができるだけでなく、粗大ゴミがポイ捨てされている、カーブミラーが見えないなど、自治体のパトロールだけでは見つけにくい生活の中での課題発見ができるアプリとして役立っています。
当社の仕事スタイルの特長は、開発者が営業と共にお客様先に同行し、直接話を伺うことです。中でも直接お会いすることで名前と顔を覚えていただき、何かあればご連絡いただける距離感であること、頼っていただけることは仕事のモチベーションにつながっています。
またイベントを実施し、エンドユーザーである住民の方から実際にご意見をいただくこともあります。アプリ開発もそうですが、実際に使用していただく現場の声が聞けるのが嬉しいですね。

入社5年目になり後輩社員も増えていく今、今後は後輩の成長を促せるような存在として成長していくことが目標です。また技術者としては日々勉強を重ねながら技術力を高めていきたいと考えています。
ゆくゆくは私自身が開発するアプリを地元の自治体に導入していただき、住民の方に使っていただけるよう展開できたら嬉しいですね。さらに自治体アプリだけに留まらず、さまざまなサービスを利用いただき、関係を深められたらと思います。

地域の人々の役に立ち、地域の発展に貢献できる創生デザイナーの仕事/内林

大学時代、サークルやゼミの活動を通じて地方に行く機会が多く、「お世話になった方々のために役立つ仕事がしたい」と当社を志望しました。特に惹かれたのは現場主義なところ。実際に足を運んで取引先となる自治体や住民の皆さまの声を聞き、地域の課題を捉え、お客様とやり取りを重ねながら課題解決に取り組みます。
私たち創生デザイナー職の仕事は、住民の皆さまと直接接する機会がとても多いです。自治体と住民の皆さまで「どんな地域にしたいのか」「どんな行事がしたいのか」を話し合う街づくり協議会の支援もその一つ。高齢の方が多くてデジタル機能を上手く活用できないというご相談に対し、SNSなどの使い方や活用方法をアドバイスしています。

今年度からは、大分県のシビックテック推進事業に参加。これは地域住民の皆さまで少人数のチームをつくり、デザイン思考を取り入れながら、行政の問題や社会課題を解決するというものです。そのプロジェクト事務局として住民の皆さまや学生の方を対象に、参加者を募るところからスムーズな運営をサポートしています。
また竹田市にある祖母山の周辺エリアを盛り上げようと5年前からスタートした「祖母山麓エリア再生プロジェクト」では、宿泊施設と地域交流センターの2つの施設を拠点に、住民や自治体の皆さまと企画。廃校になり宿泊施設にした校舎のグラウンドをキャンプ場にしようと、一昨年にオープンさせました。このような事業を通じて、地域の方と話し合いを進める中から生まれたアイデアをカタチにし、社会実験を重ねられることが大きなやりがいです。地域のために何かお役に立てていると感じられる仕事です。

どの企画でも大切なのは、地域の魅力を発信し、発展させるために何をすべきか、今後も続けられる内容なのかを考えながら進めること。その中で次に掲げる目標は、昨年11月に開催して好評だったキャンプ場での音楽祭の2回目を開催し、より多くの方に楽しんでいただくことです。祖母山麓周辺の地域をみんなで歩きながら何気ない景色を楽しむ「フォトウォーク」など、さまざまな企画で社会実験を続けていきたいと思っています。

DXを活用し、自治体の未来づくりをサポート。学べる環境があるのも当社の魅力!/中村

「地元・沖縄で就職したい」と考えていましたが、弊社で働いている先輩の話を聞き、地域活性や課題解決に取り組む事業内容に惹かれました。地方自治体のお客様と共に、地域の課題解決に取り組める点が当社の大きな魅力だと感じています。コンサルタント職の仕事は幅広く、さまざまな業務がありますが、私自身はシステムサポートの仕事や自治体の固定資産台帳、財務書類の作成を手掛けています。
システムサポートでは、弊社で開発した地理情報システム「GIS」を活用。例えばバスのルートを地図に落とし込み、人口分布を重ねることで、どのルートが必要とされているのかをシミュレーションするなど、データを加工しながら必要な情報を提供しています。また書類作成の中でも私がメインで携わっているのは、固定資産台帳の作成です。1年間の歳入歳出に関するデータをいただき、自治体の資産を確認しながらまとめています。

どちらの仕事も学生時代に学んだことのない分野だけに、先輩に一つひとつ教わりながら取り組んでいるところです。その中で、システムサポートの案件でお客様と一からやり取りし、作成したものを納品できた時には、大きな達成感を味わうとともに、自分自身の成長を感じることができました。
データをもとに地域にどのような課題があり、どのような解決策があるのかを考えるのも地域に役立つ手段の一つです。今はまだ、データ整備で手いっぱいの部分がありますが、より多くの知識やスキルを磨いていきたいですね。どんなデータがどんな施策に活用できるのかを提案する先輩や上司の姿から多くを学び、知識やスキルを吸収し、携わっている分野について極めたいと考えています。
振り返れば、入社当初はExcelの使い方も分からず、右も左も分からないことだらけでしたが、現在は、Excel作業を中心にいろいろな業務を進められるようになりました。上手くいかない時や分からない時には、すぐ隣の先輩に質問しやすい雰囲気があるなど、教わる環境が整っています。また別の業務をしているブラザー&シスター制度の先輩もいるなど、相談できる人が多いことも安心感につながっています。
生まれも育ちも沖縄という私がめざすのは、沖縄の案件に携わり、沖縄に貢献することです。本社にいる間にまだ沖縄で実践できていない部分を吸収し、将来力を発揮できるよう準備したいと思っています。

学生の方へメッセージ

【安藤】技術書などの購入サポートがあるほか、外部研修に積極的に参加できるのも当社の魅力。国内外問わず、気になる研修を受けることも可能で、最近では東京で行なわれたUI/UXの研修に参加することができました。また新人研修では、会社の事業内容から仕事に必要な知識、全体の流れまで丁寧に教わることができ、意欲があればゼロからスキルを学べる環境です。

【内林】ワンフロアのオフィスでは、誰がどこで何をしているのかが一目でわかります。誰とでもラフに打ち合わせできる環境があり、相談すれば丁寧に応えてくれる先輩ばかり。入社前は、社会人になると質問しづらいのかなと不安もありましたが、先輩方から積極的に声を掛けてもらえたことで安心感の方が大きくありました。また仲間とはプライベートでも一緒に楽しんでいます。

【中村】当初は勤務地を沖縄に絞り込んで就職活動していましたが、そのままでは自分が本当にやりたいことに近い企業を見つけることができなかったかも知れません。その意味では、最初から限定せず自分のやりたいことを重視し、会社を探してみるのもおすすめです。最初は地元から離れる不安もありましたが、見知らぬ環境に飛び込んでみると、不安よりも楽しさの方が大きかったですね。休みの日に大分の名所を巡るなど、楽しく過ごせています。優しい人が多いので、いろいろな人との交流を楽しんでいます。

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仕事内容や部署が違っても「地域の課題を解決したい」という思いは同じ。他部署のメンバーと協力しながらプロジェクトを進めることもあり、部署を超えた交流も盛ん。

マイナビ編集部から

(株)地域科学研究所が提供しているのは、ガバメントクラウドや生成AI、自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)、クラウドシステム、行政×AI(人工知能)システム×まちづくり、3DGIS(地理情報システム)、行政デジタル化、非接触オンライン窓口システム、地方ブランド構築、まちづくりワークショップ、ビッグデータ財務分析など、非常に幅広い分野のサービスだ。
今回は西日本を中心に、地方の課題解決、魅力創造を手掛け、会社の最前線で活躍するエンジニア職の安藤さん、創生デザイナー職の内林さん、コンサルタント職の中村さんの3人に話をうかがうことができた。入社2年目から5年目までの先輩たちが語ってくれたのは、それぞれの仕事内容やそのやりがい、選社理由、今後の目標など。地方自治体の課題を地域の方と一緒に考え、まちづくりを進めていくやりがい、人々の生活や暮らしを守るためにできることを日々考えカタチにしていく喜びを、イキイキとした表情で語る姿が印象的だった。
また特筆すべきは、手厚い教育環境があることだろう。新人研修はもちろん、その後の研修にも惜しみない投資をする同社は、自身の成長を実感しながらキャリアアップを重ねられる環境に違いない。

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数多くの地域の課題解決に取り組み、数多くの実績を持つ(株)地域科学研究所。地方発イノベーションからSDGs・ESGへの取り組みまで幅広く展開している。

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