最終更新日:2025/4/8

社会福祉法人カトリック京都司教区カリタス会(高齢者総合福祉施設 神の園)

  • 正社員

業種

  • 福祉サービス

基本情報

本社
京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

入居者さんにも職員にも優しい職場で、介護職にやりがいを持って働いています。

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居心地の良い空間で、入居者さんと一緒に楽しむ職員の皆さん

ICTを活用して、入居者さんが自宅のように暮らせることを目標にユニットケアをおこなっている高齢者総合福祉施設・神の園。今回は、3名の職員に仕事内容ややりがい、職場環境などを伺いました。

■Y・A(写真左)
笛竹1丁目 ユニット介護職員/2024年入職

■S・Y(写真中央)
介護室主任 介護支援専門員/2012年入職

■T・H(写真右)
精南1丁目 ユニット介護職員/2015年入職

ズバリ、法人の魅力とは?

勤務はシフト制ですが、休みたい日を伝えておけば、基本的に希望は通ります。有給休暇も取りやすいので、プライベートを大切にしながら働ける点は魅力ですね。/Y・A
施設内には喫茶店「せいかいちごカフェ」があり、入居者さんや職員をはじめ、地域の方々など誰でも利用可能。カフェを通して多くの方と交流ができることは魅力です。/T・H
職員同士の仲の良さです。介護の仕事は大変なこともありますが、そういうときに「あの業務大変だったよね!」など、共感し合える仲間がいることは嬉しいですね。/S・Y

入職前から手厚いサポートの下、入居者さんや先輩にも恵まれて、楽しく仕事ができています!

将来の役に立つ勉強をしたかった私は、福祉系の学部に進学。直接介護に関わる勉強はしていませんでしたが、祖父の介護をしていた祖母の姿を見て、介護職にも興味を持って就活をしていました。
当法人のことは、合同説明会のブースに立ち寄ったのがきっかけで知ることに。
施設長自らが説明してくださり、見学やアルバイトを勧めていただいたので、後日当施設を見学しました。最初は1日体験でしたが、温かな雰囲気に惹かれて、1週間アルバイトを経験。最終的には「私もここで働きたい」と思い、入職を決めました。

入職後はアルバイトのときと同じユニットに配属になったので、入居者さんが私を覚えていてくださり、すぐに馴染めました。
職員の皆さんも変わらず優しく接してくれたので、入職後のギャップもなかったです。

普段の業務は、入居者さんの生活スタイルを時間ごとにまとめた24時間シートを活用して、一人ひとりの生活をサポート。1つのユニットに最大13名が入居されていますが、24時間シートのおかげで一斉にサポートしないといけない時間はありません。
また、当施設では入居者さん1.9人に対して職員が1人の体制です。ある程度ゆとりを持って接することができますし、昼食を元気な入居者さんと一緒に調理するなど、楽しみながら働けています。

特養ホームでは、入居者さんの最期に立ち会う機会も少なくありません。私も何度か経験し、つらくて寂しい気持ちになりました。それでも、ご家族から感謝の言葉をいただくと、この仕事をやっていて良かったと思います。
「誰かを想って、誰かの役に立てている」のは間違いないので、介護職はやりがいの大きな仕事だと実感しています。

上下関係があまりなく、みんなで意見を出し合う風通しの良さも特徴です。年齢の近い先輩も多く、仕事以外の話もしやすいですね。
また、入職前の介護職員初任者研修の費用は法人が一部負担してくれます。OJTではエルダー制度を採用して、先輩が1対1で指導。年4回の面談で上長が直接不安や悩みを聞いてくださるなど、常に見守られている感じがして、新入職員でも安心して働ける環境です。(Y・A)

入居者さんの笑顔で元気をもらい、業務と並行して後輩のサポートにも注力しています!

当法人のことは、先生からの勧めで知りました。
見学に訪れると、周囲はのどかな風景が広がり、入居者さんもご家族も職員も、皆さん笑顔が素敵で楽しそうに過ごされている雰囲気に一目惚れ!
私の働きたい環境にぴったりとあてはまっていたので、入職を決めました。

入職してしばらくは、先輩に教えていただきながら入居者さんの生活をサポート。
4年目には後輩ができたので、初めてOJTを担当しました。
現在は、入居者さんに寄り添う傍ら、後輩とユニットリーダーとの橋渡し役としてそれぞれの意見を聞くなど、コミュニケーションを図っています。後輩たちが安心して働けるように、緊急時にはすぐにフォローに入り、私の方から積極的に話しかけるなど、サポートもしています。普段の業務と並行して後輩を見るのは責任感もあって大変ですが、私もこれまで先輩にたくさん助けていただきました。次は私の番だと思って、しっかりとつなげていくつもりです。

入居者さんとお話をして笑顔が見られたときはやりがいを感じます。もともと曾祖母と過ごす時間が長く、お年寄りと話すのが大好きだったことが、介護職をめざすきっかけでした。
多少大変なことがあったとしても、仕事を楽しめているのはこれが理由かもしれません。
最近はマスクで表情が伝えづらいときもありますが、笑顔で接していることは感じ取ってもらえていると思います。入居者さんとお話しするときは、こちらがしゃがんで目線を合わせるなど、細かな配慮も大切にしていますね。

入職前に社会福祉主事を取得していた私は、入職後に社会福祉士と介護福祉士の資格を取得。介護福祉士取得に必要な実務者研修は当施設で受講ができました。月2回の研修のうち1回は出勤扱いなので、休みにもゆとりがあって挑戦しやすい点が良かったです。教科書代以外は法人が負担してくれますし、一緒に働いている同期と受講でき、安心して学べましたね。
また、受けたい外部の研修があれば、費用の一部を補助してもらえるので、私も薬や認知症に関する研修に参加しました。
やりたいことに積極的に挑戦できるのが当法人の魅力です。(T・H)

介護主任となり、キャリアの幅を広げて、さまざまなカタチで施設に貢献しています!

介護主任として働いている私は、各リーダーの統括をおこない、それぞれのユニットの現状把握に努めています。
より良い施設づくりをめざすため、私も現場に入って積極的に入居者さんのサポートをしながら、学びや気付きを得るようにしています。同時に、介護支援専門員(ケアマネージャー)の業務も担当。入居者さんがどのような生活を望んでいるのかを知るために、普段の様子を観察したり、ヒアリングをしたりしながら、一人ひとりのケアプラン(介護サービス計画書)を作成しています。

ユニットリーダーだった頃は、担当するユニットの入居者さんと職員の対応だけで良かったのですが、介護主任になると対応や管理をする範囲も広くなって大変です。今は各リーダーとの関係づくりを重視して、密にコミュニケーションを取ることを意識しています。周りの協力あっての仕事なので、そこは主任になっても変わらないですね。
もし、どこかのユニットでトラブルが発生した場合は、すべて私の責任です。ときには職員を注意するなど、対面では言いづらいことも言わなければなりません。マネジメントの難しさを痛感しつつも、その分やりがいも大きいです。自分を頼って相談に来てくれて、その結果うまくいったときは、達成感もありますよ。

介護主任は、新入職員へのサポートも欠かせません。特に新人研修は、入職してから約1年かけてカリキュラムを組んでいます。実際の現場研修と並行して、社会人としての基本的なマナーやリスクマネジメントや感染症対策など、実務に必要な知識を定期的に伝えることが大切。新入職員が安心して業務に臨めるようにしっかりとサポートしていきたいですね。

当法人は、職員それぞれの生活スタイルに合わせて、さまざまな働き方が可能です。もちろん産休や育休も取得でき、私も育休の取得経験があります。仮に一定期間職場を離れても、スムーズに復帰できる体制も整っています。
体力的に現場業務が厳しくなった職員のなかには、新たに資格を取得して、私と同じ介護支援専門員として働いている人もいますよ。
働く職員の人生を尊重しているのが当法人の方針です。(S・Y)

学生の方へメッセージ

世の中のニュースを見ていると、介護施設や高齢者施設の仕事にネガティブなイメージをもたれる方もいるかもしれません。
当法人では職員が働きやすい環境を整えることで、入居者との接し方はもちろん、介護職員としてのスキルアップにも、前向きに取り組んでもらえるようにしています。

これまでもさまざまな制度や設備を導入してきましたが、それは「入居者にとって大切なこと」を職員みんなで考えた結果です。それは今も変わりません。課題・問題に対してみんなで考え、経験や職歴に関係なく誰もが自由に意見を出せる雰囲気があります。良いものは誰の意見であっても積極的に取り入れる職場風土ですので、入職当初から働きやすさを実感できるでしょう。

また、職員が積極的に学び続けられる体制の構築にも注力。自身で考えて行動することが自己成長だと捉え、職員が興味のある分野があれば、自由に外部研修に参加することを推奨しています。それぞれの分野を学んできた職員が知識やノウハウを発揮してくれたからこそ、今の神の園があります。

少しでも当法人に興味が湧いた方はぜひ一度施設見学にいらしてください。当法人で働く職員や介護職の魅力を感じ取っていただけると思います。そして人の想いに寄り添い、共に歩んでみたいと思う方と働けることを楽しみにしています。
(特別養護老人ホーム神の園 施設長 齊藤裕三)

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神の園では誰でも利用できる地域福祉活動「せいかいちごカフェ」を運営。手芸教室や認知症予防教室など、地域の方と交流しながら社会貢献活動を進めています。(齊藤さん)

マイナビ編集部から

1972年に設立した特別養護老人ホーム・神の園は、デイサービスやホームヘルプ、ショートステイなどの在宅事業にも注力して、今では高齢者総合福祉施設として機能。神の園以外にも、居宅介護サービスや地域包括支援センターを開所するなど、さまざまなカタチで福祉サービスを提供している。

人を大切にしている同法人では、入居者だけではなく、職員も同様に扱い、関わる人すべてを大切にするという考えが根付いている。
そのため、業務の効率化を考えて、介護のICT化を実現。データに基づいて入居者一人ひとりに合った対応が可能となり、双方にとってストレスの少ない介護ができている。
結果、好循環が生まれ、施設内にいる皆さんがゆとりを持って穏やかな気持ちで生活をしているようだ。

実際に今回インタビューをした職員3名も、職場の居心地の良さを実感しながら、業務に取り組まれている様子がうかがえた。

同法人は、それぞれの希望する働き方を尊重し、自由に選べる環境を整えている。
また、社内外の研修などで自己研鑽を積めば、さまざまなキャリアを築けるだろう。
高齢者に寄り添いながら心地良い雰囲気のなか、長く勤めたい人はぜひ、同法人をチェックしてみて欲しい。

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入居者さんと職員の人生を尊重して、誰もが幸せに暮らしていけることを願う同法人。穏やかに過ごせる神の園では、みんなが笑顔になれる空間が広がっている。

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