最終更新日:2025/4/28

日本コープ共済生活協同組合連合会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 共済
  • 生命保険
  • 損害保険
  • 生活協同組合
  • その他金融

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

全国の生協や組合員さんのために、多彩に挑戦しながら社会に貢献できる!

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CO・OP共済で自分を磨く――。3名の若手職員の仕事を大公開!

CO・OP共済を通じて、全国の生協の事業活動や組合員さんの安心安全なくらしをサポートするコープ共済連。今回はそれぞれの部門で活躍する若手職員に仕事のやりがいと目標、職場の魅力などを語ってもらいました。

■Y.H
共済数理部
2015年入協
経済学部経済学科卒

■A.R
共済推進本部 推進企画部 推進企画グループ
2017年入協
経営学部国際経営学科卒

■M.H
事務本部 共済金第1部 支払案内グループ
2021年入協
人文学部教育福祉学科卒

先輩職員のもう一つの表情

目の前の業務に習熟するだけでなく、勉強を通じて得た知識を仕事に還元することで生協さんや組合員さんに貢献したいと思っています。〈Yさん〉
推進企画部では会員生協での現場経験を活かし、資料一つとってもみなさんが見やすく、利用しやすいものを心がけ、きめ細かくサポートしていきたいと思います。<Aさん>
他のグループと連携を図ったり、スタッフの方をサポートする役割を担ったりするようになりました。今後は周りの人たちから頼りにされる存在を目指していきます。<Mさん>

全国の組合員さんのために、数字から価値を作る〈Y.Hさん〉

私は、数学が活かせることと、自分の価値観として「+を生み出すよりも、-を減らす」「困っている人の負担を減らす」ことにやりがいを感じ、保険業界を中心に就職活動をしていました。中でも非営利団体の当会であれば、生協さんや組合員さんに寄り添って仕事ができると考え入協しました。仕事選びの中でアクチュアリーという資格が保険商品の設計に活かせることも知り、入協1年目は、資格取得のための外部講習を受講。週2日平日に行われ、数理知識を学ぶことができました。また、当会では、試験1か月前からは週1のペースで勉強会を開催しており、資格取得をサポートする体制があります。

仕事に関しては共済開発部で商品の規約の修正業務や新商品の解説書作成に携わり、商品理解を深めました。2年目からは現在の共済数理部に異動し、商品開発の検討や再保険会社への出再、決算時の責任準備金に関する業務などに携わっています。特に再保険の契約内容に関して再保険会社との交渉に臨みました。再保険のスキームや交渉に関してはわからないことが多かったのですが、上司や先輩職員にサポートしていただきながらやり遂げることができました。数値を正確に算出するだけでなく、その数値から何を読み取るかは、経験とセンスを磨くことが重要で、難しいけれど奥が深いです。また、新商品の開発は組合員さんによる組合員さんのための共済であり、全国の生協さんと検討・開発を進めるのが当会の特徴です。関係者と検討を重ねて、本当に必要な商品は何かを追求しています。

私が日頃から心がけているのは、普段接することのない組合員さんの存在を忘れずに仕事に取り組むことです。2016年の熊本地震の時には、現地に1週間滞在し、お見舞金を組合員さんにお支払をする経験をしました。被災された組合員さんに直接お会いして、「ありがとう」の言葉をいただいたときや、地域の方に「コープさんが来てくれた」と打ち解けていただいた時は、生協活動が地域に浸透していることを実感することができ、この経験を開発に活かしたいとの思いが強くなりました。仕事とアクチュアリーの資格取得に向けての勉強を両立する日々ですが、資格取得後は、商品開発やリスク管理、経営管理、資産運用などの分野から、自分の得意とする専門領域を確立して活躍し、組合員の方々のお役に立ちたいです。

組合員さん視点の多彩な企画やプロモーションにより、全国の共済推進を支援したい〈A.Rさん〉

8年目を迎える私は、これまで様々なエリアで異なる業務を経験してきました。1年目は事務部門でCO・OP共済に加入する組合員さんの住所変更や解約手続きに関連する業務を担当。2年目には会員生協に出向し、兵庫県内で食品や日用品などの宅配を行い、組合員さんと直接関わる貴重な経験をしました。「今週はたくさん商品を購入されますね」「週末に運動会があるんです」といった会話を重ねながら、ご家族の状況に合わせてCO・OP共済をご案内することも。病気やケガなどを保障する共済は、使わないに越したことはありませんが、もしものときのお守りになります。前任者から引き継いだ組合員さんから「CO・OP共済に加入していて良かった」と感謝されたときには、長期間にわたり安心を提供できる共済の重要性を感じることができました。

4年目には中四国地区推進部に異動し、主に広島・高知の生協の支援や課題解決のサポートに従事。その当時は、受付手続きを紙からタブレットに移行した時期で「タブレットの使い方がわからない」という問い合わせが各生協から寄せられました。私はメールや電話で対応し、ときには、担当者に同行してタブレットでの受付手続きをサポートしたこともありました。会員生協の方々に頼りにしていただけたことは嬉しかったです。経験を重ねるうちに質問や相談に対して、相手の状況やどのような回答を求められているのかを深く考えて対応できるように。自己裁量が大きく、責任を感じることが多かったものの、それ以上のやりがいを得ることができました。

現在は、推進企画部でCO・OP共済に関する企画立案やメディアを中心としたプロモーション戦略の策定から実施までを行っています。これまでエリアでの推進業務に携わってきましたが、全国が対象になるため、各地の生協の意見や要望を聞きながらバランスを保つことを意識しています。特に印象に残っているのは、新しいテレビCMの制作を任されたことです。ここ数年、コロナの影響で対面での推進活動がしづらかったため、職員が組会員さんに直接提案するシーンを取り入れました。自然で親しみのある応対にこだわり、イチから手がけたCMが放送されたときの喜びは格別。今後も多面的に生協の事業活動に役立ちたいと思っています。2024年はCO・OP共済《たすけあい》が40周年を迎え、様々な記念イベントや企画の検討が進むなか、それらを円滑に進めることが当面の目標です。

丁寧で真摯な対応を心がけ、共済の助け合いの輪を広げていきたい〈M.Hさん〉

私は福祉に興味を持ち、大学では社会福祉士の資格が取得できる教育福祉学科を専攻しました。途中で自分には向いていないと感じたものの、就職活動では人のためになる仕事に就きたいと考え、非営利団体を中心にインターンシップに参加。なかでもコープ共済連は、職員の方が学生にも真摯に対応してくださり、その優しい人柄や風土に惹かれて入協を決めました。

入協後、まずは約2週間の新人研修で社会人としてのマナーや基礎知識を身につけ、その後の共済金部門では4日間、商品知識や支払手続きについて学びました。これまで健康に暮らしてきた私は、入院や通院に大きな費用がかかることを初めて知り、改めて共済の重要性を知ることができました。

私が所属する支払案内グループでは、全国の組合員さんからCO・OP共済の請求に関する質問や相談に対応しています。組合員さんからのお問い合わせが1日に200~300件、医療機関から50件程の電話がかかってきます。最初は先輩やベテランスタッフの方々の仕事を見学したのち、付き添ってもらいながら電話対応に挑戦。わからないことが多かったものの、電話中に先輩方からメモ書きをもらうなど、きめ細かなサポートを受けることで着実にスキルを身につけることができました。常に心がけているのは、組合員さんの知りたいことや伝えたいことをしっかりと聞くこと。また、私が不安や戸惑いを感じていると相手に伝わるため、自信を持って正確な情報を伝えるように意識しています。4年目を迎えた今、先輩が異動になり、新人職員が入協するなか、自分がしっかりしようと責任を持って取り組むように。また、1つの質問に対して1つを返答するだけでなく、自分なりに考えてプラスαの情報を伝えるくらいの余裕が生まれ、複雑な案件にも対応できるようになりました。

この仕事のやりがいは、共済金のお支払いを通して組合員さんから感謝されることはもちろんですが、日々の小さな「ありがとう」が私にとってのモチベーション。組合員さんには貴重な時間を割いていただいているので、スピーディで正確、真摯で丁寧なご案内を実践していきたいと思います。私の対応をきっかけに、周りにも勧めたいと思っていただき、そこから一人でも多くの方々がCO・OP共済に加入することで助け合いの輪を広げていきたいですね。

学生の方へメッセージ

【Aさん】
世の中に完璧な会社はありません。これだけは譲れないという自分軸を持ち、幅広い業界を視野に活動することをお勧めします。私自身、人に恵まれた環境であれば、どんなことがあっても頑張れると思い、コープ共済連を選びました。また、私たちは相互扶助の理念を掲げ、人と人との助け合いの輪をむすび、安心安全なくらしを支援しています。「人の役に立ちたい」という想いを持った方に注目してほしいですね。

【Mさん】
学生のみなさんに伝えたいのは、学部学科にとらわれず、自分のやりたいことは何かを素直に考えることです。私は保障業界へと目指す方向を変えて良かったと思っています。就職活動を通じていろんな企業や先輩方の話を聞けるのは学生の特権です。貴重な経験ができることを前向きに捉え、何事にも積極的に行動してほしいですね。ときには自分へのご褒美を与えると継続して頑張っていけますよ。

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テレビCMなどでもお馴染みのマスコットキャラクター「コーすけ」と「タヌロー」と一緒に撮影。和気あいあいとした雰囲気の中で楽しく働いている様子が伺える。

マイナビ編集部から

日本コープ共済生活協同組合連合会(コープ共済連)は、生協の保障事業である「CO・OP共済」を専門に扱う連合会だ。商品開発や広報をはじめ、全国の生協の事業活動の支援を行い、組合員の問い合わせを受ける窓口業務も担う。日々のくらしに寄り添い、組合員の視点で設計・運用される保障商品は絶大な支持を受け、加入者はCO・OP共済全体で1020万人を突破。2021年度から3年連続でJCSI(日本版顧客満足指数)の生命保険部門にて顧客満足度第1位の評価を得ている。

取材を通じて感じたのは、コープ共済連ならではの温かな空気感だ。相互扶助の理念を掲げ、組合員に対してはもちろんのこと、職員同士の連携や協力によるチームワークが根づく。Mさんは「資料作りが期日までに間に合わなくて困っているとき、先輩方が一緒に手伝ってくれるなど、何度も助けてもらいました」というエピソードを教えてくれた。また、Aさんは「長期的にこの人たちと働きたい」との想いが入協の決め手となり、組合員や会員生協、同会の職員をはじめ、多くの人たちとの出会いを通じて着実にキャリアを重ねている。

非営利団体である同会は、多くの組合員に加入してもらうことで事業基盤が安定する。利益を追求するのではなく、助け合いの輪を広げながら社会に貢献し、一人ひとりの幸せなくらしに寄与したい。そんな想いに共感する方は、ぜひコープ共済連の説明会に参加してほしい。

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「組合員のもしものために」という想いのもと、生協の保障事業を担うコープ共済連。CO・OP共済を通して助け合いの心を育み、くらしの向上や豊かな社会づくりを目指す。

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