最終更新日:2025/4/1

(株)ホンダトレーディング【Hondaグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 商社(鉄鋼・金属)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

社員の可能性を最大限に引き出すステージを用意!20代で海外を経験できるチャンスも

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国内外の幅広いフィールドで活躍する、先輩社員の本音!

自動車関連の総合商社として多彩な商材&サービスを扱い、グローバルに事業を展開している「ホンダトレーディング」。その最前線で活躍する若手・中堅社員に、具体的な業務内容や仕事のやりがいを聞いてみました。

★設備・環境事業部 環境ビジネス課
 A.Y.さん
 2022年入社

★イタリア駐在
 H.A.さん
 2018年入社

★部品事業部 戦略企画課 スーパーバイザー
 H.K.さん
 2013年入社

先輩社員たちの日々の仕事

東京・千葉・埼玉・神奈川のディーラーを中心に、環境サービスを提案しているA.Y.さん。朝から夕方までの間に3~4店舗を訪問するのが、日々のルーティンだそうです。
駐在員として、イタリアの拠点で活躍する H.A.さん。お客さまと商談を行うほか、アジアの拠点との情報共有や現地スタッフとのミーティング、資料作成などにも携わります。
10数年間にわたって、国内外で多彩なキャリアを歩んできたH.K.さん。Honda以外の自動車メーカーにアプローチし、センサーやカメラなどの導入提案を行っています。

循環型社会の実現に貢献できる営業!若手のうちから主体的に動ける環境が魅力

外国語学部出身で、大学では南米の言語や文化について学んでいました。学生時代に身につけた知識や語学力を生かせる仕事を探すなか、大学の先輩が働いていた当社に注目。「働きやすいし、優しい先輩が多いよ」と聞いて商社に対するイメージがガラリと変わり、入社を決めました。3カ月間にわたる製造体験など、入社後はさまざまな新人研修に参加して自動車の基礎知識をインプット。11月には、持続可能な社会の実現につながるサービスを提供する、環境ビジネス課に配属されました。

私の仕事は、自動車販売店に向けた、オリジナルの環境サービスを提案する営業です。整備作業で出る廃棄物管理の適正化をサポートするコンサルティングサービスや、廃鉛バッテリーのリサイクルサービス、整備士のユニフォームのリネンサービスなどを提供。先輩の商談に同行してサービスの知識や営業スキルを磨き、2年目の秋ごろに独り立ちしました。グループ会社をメインターゲットに新規営業を行い、日々刺激を貰いながら成長に繋げています。

この仕事の醍醐味は、独自の環境サービスの提供を通して、循環型社会の実現に貢献できること。また、廃棄物管理のサービスを導入したお客さまから、「業務効率化につながった」「コンプライアンスに対する意識が高まった」などとリアクションがあったときには達成感を味わえます。

当社ではトップダウンではなく、現場の声を大切にするボトムアップの文化が浸透しています。アイデアを生かして新しいサービスを立ち上げることも可能。私も現在、先輩が考案した新サービス関連のプロジェクトに関わっています。現場発信で“ゼロイチ”を生み出せることが、当社で働く魅力だと言えるでしょう。また、個人の裁量が大きく、仕事の進め方やアプローチ先の選定、提案スタイルは自由。自分がこうしたいといった意見が通りやすいので、主体的に働けます。

直近の目標は、当社の環境サービスをより多くのHondaグループのディーラーに導入していくこと。自分の手で新サービスを立ち上げることも、目標のひとつです。また、若手のうちから海外駐在に挑戦できるのが当社の特徴。私も20代で海外駐在を経験し、グローバルに活躍したいと思っています。

〈A.Y.さん〉

社内公募制度を活用してイタリアへ!お客さまとの取引拡大というミッションに挑む

横須賀市出身で、学生時代は米軍基地でアルバイトをしていた私。英語が身近な環境だったこともあり、英語を使ってグローバルに活躍できる会社を軸に就職活動を行いました。当社を選んだ理由は、海外に多くの拠点を展開しているHondaのグループ企業だったから。メイド・イン・ジャパンの技術を武器に世界で勝負しているHondaを支えられる点も、決め手のひとつとなりました。

入社後は、車やバイクの部品をHondaの海外工場に輸出する海外営業を担当。現地から注文を受け付け、サプライヤーと折衝を行って部品を仕入れ、輸出の段取りを組む、というのが一連の流れです。日本にいながら、台湾・ベトナム・フィリピン・香港・パキスタン・イタリアとやりとりを行うなど、グローバルに活躍できるのが特徴。日々英語を使って働く環境だったので、大きなやりがいを味わえました。

入社当時からグローバルに活躍するのが目標だったので、20代のうちに駐在員として海外で働きたいと思っていました。そんな私に、チャンスがまわってきたのは6年目のとき。社内公募制度でイタリア駐在の募集が出たので、迷わず応募しました。7月に赴任してからは、日本にいたときからのお客さまだったHondaのイタリア工場に営業活動を行っています。私に与えられたミッションは、お客さまとのパイプを太くして取引拡大を目指すこと。そのためにも、他拠点とのネットワークを駆使し、期待以上の部品を提供できる努力を続けています。

海外で働いて感じたギャップは、“以心伝心”“忖度”といった日本的なコミュニケーションが通用しないことです。カルチャーの違いに最初は戸惑いましたが、自分の想いをキチンと言葉にしないと伝わらない、ということを学びました。現地スタッフとの会議の席で、お互いヒートアップしてしまうことも少なくありません。けれども、会議が終われば後腐れなく普通に話せる関係性です。

イタリアの拠点はHondaの工場のすぐ隣にあるので、日本にいた頃と違って物理的にお客さまとの距離が近いのが特徴。日々、直接会って話せるので、信頼関係を築きやすいのが魅力です。今後の目標は、お客さまとの取引拡大を実現し、会社の利益に貢献すること。また、現地スタッフたちに「あなたが駐在員として来てくれてよかった」と思われる働きをしたいと考えています。

〈H.A.さん〉

国内外で幅広い仕事にチャレンジ!まもなく、マネージャーとしてマレーシアへ

新人研修を経て、最初に配属されたのは部品事業部です。輸出のオペレーション業務を担当し、サプライヤーから仕入れた部品をHondaの海外工場に輸送するために、コンテナの手配や通関書類の作成などを行っていました。4年目で企画部門へ異動し、新たな営業フローを構築するプロジェクトのメンバーに。半年ほどの在籍期間でしたが、仕組みづくりというダイナミックな経験ができました。

海外トレーニー制度を活用し、4年目の途中からイギリスへ。半年間にわたって、現地にいる日本人の先輩からトレーニングを受けました。仕事に慣れるのに必死で、あっという間に時間が過ぎていったという印象。異文化コミュニケーションを通して、相手を尊重しながらも自分の意見を発信することの大切さを学ぶなど、多くの収穫がありました。帰国してから任されたのは、輸入のオペレーション業務です。海外から部品を調達し、日本の工場に供給していく仕事に携わりました。

5年目からの3年間は、駐在員としてアメリカの拠点に勤務。現地の工場のニーズに応えて部品を提供するだけでなく、“何でも屋的な存在”になれるよう、さまざまなことに挑戦しました。印象に残っているのは、生産設備に取り付ける“治具”の仕入れ先をアメリカからタイのメーカーへ切り替え、コスト削減に貢献できたこと。安定的な部品の注文が見込めるなか、積極的に行動を起こしてプラスαの価値提供につながった、忘れられないエピソードです。

グローバルビジネスは面白い反面、大変なことも少なくありません。アメリカと中国の関係性が悪くなると、中国からの仕入れが難しくなるなど、世界情勢がダイレクトにビジネスに影響をおよぼします。また、赴任後にコロナ禍に突入したこともあり、イレギュラーの連続でした。けれども、パンデミックの混乱期に海外勤務を経験できたことは、自分の成長にとってプラスになったと感じています。

現在は、Honda以外の自動車メーカーへの販路拡大を目指す営業に携わっています。私は主に、センサーやカメラを担当しており、ゼロからの挑戦で結果を出すことができました。まもなく、マネージャーとしてマレーシアに赴任することが決まっています。今後の目標は、リーダーシップを発揮しながらアジアでの販路拡大に貢献すること。入社から10年以上が過ぎても新しい挑戦を続けられる環境で、さらに自分を高めていきたいです。

〈H.K.さん〉

学生の方へメッセージ

就職活動では、会社側の説明をすべて鵜呑みにしないことが大事です。しっかりと情報を収集し、会社に足を運んで社風に触れ、自分が感じたことを大切にしてください。特に、自分がその会社に合うかどうかは重要なチェックポイント。いくらやりたい仕事に就けたとしても、職場の雰囲気に馴染めなければ、楽しく働くことはできません。

ですから、できるだけ多くの社員とコミュニケーションを取る機会を増やしましょう。ちなみに、当社ではOB・OGに話を聞ける機会や、社員との座談会の場を設けています。ぜひ、積極的に活用してください。

面接に挑むにあたって、事前に準備したセリフを丸暗記してくる学生さんが少なくありません。けれども、面接は暗記力をテストする場ではなく、言葉のキャッチボールを通して学生さんの人柄を理解する場です。できるだけ、自分の言葉で本音をさらけ出したほうが、あなたの魅力が面接官に伝わるでしょう。

多くの方にとって、大学時代というのは一生に一度きりです。ですから就職活動が終わったら、積極的にやりたいことに打ち込んでください。仕事のことは、会社に入ってから覚えれば大丈夫。有意義な学生生活を送ったうえで、4月の入社を迎えてもらいたいと思っています。

〈総務人事部 人事課/O.R.さん〉

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「入社後は、6カ月間におよぶ手厚い新人研修に参加。じっくり時間をかけて丁寧に育成していくので、車の知識がまったくない方でも着実に成長していけます」とO.R.さん。

マイナビ編集部から

半世紀以上の歴史を誇る「ホンダトレーディング」は、世界に56拠点を構える自動車関連の総合商社。車やバイクなどの原材料から部品、生産設備、リサイクル素材までを扱い、グローバルにビジネスを展開するHondaのモノづくりを支えている。

長年培った実績とノウハウを武器に、近年はHonda以外の自動車メーカーへの営業にも注力。今後も、グループ外の販売比率を高めていく計画だ。また、世界の社会課題を解決する新ビジネスにも、積極的にチャレンジしていくという。Hondaブランドのうえにあぐらをかくことなく、同社は今後も進化し続けるだろう。

同社では、社員の約25%が駐在員としてグローバルに活躍している。そのため、20代のうちから海外でキャリアを積める可能性が高い。H.A.さんやH.K.さんのインタビューからも、若手のうちから世界で活躍できることがよくわかった。また、幅広い活躍の場が用意されているのも、特徴のひとつ。環境サービスの営業に携わるA.Y.さんの話からも、多彩なフィールドで営業にチャレンジできる会社であることが伝わってきた。

総合職採用なので、将来のキャリアパスは無限大。若手に積極的にチャンスを与えるカルチャーが根づいており、社内公募制度も用意されている同社でなら、想像以上のスピードで理想のキャリアを叶えることができるだろう。

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大手グループの一員としての安定感とベンチャー気質が融合している同社。安心して働ける環境のもとで、新しいことに積極的にチャレンジしていけるでしょう。
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