最終更新日:2025/5/16

セコム損害保険(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 損害保険
  • 生命保険
  • 共済
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

保険を通じて社会に安心を提供。保険のプロとしてお客様の信頼に応える

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ワークライフバランスの実現で得られる意欲とやりがい

セコムグループの一員として社会システム産業の構築をめざし、損害保険事業を展開しているセコム損害保険(株)。それぞれの部門で活躍する3人にキャリアステップや会社の魅力などについて伺いました。

【写真右】山本 一成さん(2024年入社)
本店営業第一部第四課
経済学部 経済学科卒

【写真中】五十嵐 彩夏さん(2019年入社)
損害サービス業務部 業務企画グループ 主任
人間発達文化学類卒

【写真左】大谷 寛さん(2016年入社)
東関東支店 千葉営業課 課長代理
法学部 法律学科卒

先輩社員が語るセコム損保で働く魅力とやりがい

「営業として代理店に自社商品を説明し、その良さを納得して扱ってもらえるようになった時に、自分の販売促進がうまくいったという手応えとやりがいを感じます」
「自動車保険、火災保険、傷害保険など、多彩な経験ができるのが当社の魅力。それが自分の糧となり、理想とするキャリアに近付けるなど、可能性が広がる会社だと思います」
「セコムグループとしての安定したマーケットや商品力を強みに成長していける会社です。営業として、自分の働きが数字に表れるのもやりがいですね」

研修で営業と損害サービスの両部門を経験し、本配属後はさまざまな問い合わせに対応/山本さん

インフラ整備などの建築関係の仕事をしていた父の背中を見て育った私は、鉄の専門商社やメーカーで働きたいとの想いを軸にして、就職活動に臨んでいました。しかしながら、業務内容に納得できなかったり、想像していた環境ではないことを知り、次第に学生時代に学んだ金融業界を見てみようと思うように。そんななかで出会った当社では、志望に至った経緯や私の想いに親身に耳を傾けてくださり「この会社なら、自分のことをきちんと見てくれる」と直感したのが、入社の大きな決め手になりました。

当時、損害保険に関する知識はなかったのですが、保険という無形商材を扱う仕事であり、お客様との信頼関係や自分の人間性で勝負できることに興味が湧きました。ただ販売するのではなく、被害に遭われた方や加害者になってしまった方を支えられることに魅力を感じ、さらにセコムグループならではの特長的な商品を創り出していることにも惹かれました。

入社後は、約3カ月間の入社時研修が行われました。最初の1カ月間は、保険商品に関する基礎知識や事務処理の流れなどについて学んだり、セコムグループの宿泊研修に参加して同期との絆を深めることができました。2カ月目からは実務研修に入り、営業・損害サービス・コールセンターの3つの部門を約1週間ずつジョブローテーションをしながら、業務を学びました。そのほか、当社のがん保険「メディコム」で保険金支払い対象となる可能性がある重粒子線治療施設の見学を通して、知識を深めることもできました。

どの部署に配属されても力を発揮できるように、学ぶことや任される仕事のすべてを真剣に覚えようという気持ちで取り組んでいたことを思い出します。各部署の先輩社員も一人ひとり丁寧にサポートしてくださいます。質問もしやすく、保険に関する知識がなくても、興味があれば十分に理解して取り組むことができます。

現在は営業部門に本配属となり、代理店に向けた研修や当社商品の紹介、申込書の対応などに従事しています。徹底した研修と面倒見の良い上司や先輩がしっかりとサポートしてくれる環境のおかげで、戸惑うことなく仕事に向き合えています。当社には、資格取得を支援したり、社員が自らスキルを磨ける環境が整っています。代理店にはFPの資格を有する人が多いため、私自身もFPの資格取得を通して金融に関する知識を深めるなど、スキルアップしていきたいです。

損害サービスでお客様と向き合ってきた経験を生かし、管理部門で社員のキャリアを支えたい/五十嵐さん

福島県出身の私は、2011年の東日本大震災で苦労した経験や、実家が地震保険に助けられたことがありました。私も何か困っている人に寄り添い、支えられる仕事ができるのではないかと考え、保険会社に絞って就職活動を進めました。さまざまな企業を調べるなかで、当社がセコムグループの一員であり、保険事業を通じて、「社会に有益な事業を行い、社業を通じて社会に貢献する」という理念に惹かれました。入社後に配属されたのは、本店の損害サービスセンター。当時は台風の被害が多く、その初動対応や、火災保険の受付から支払いまでを担当し、業務の基本的な流れや知識を学びました。

2年目は仙台にある東北サービスセンターへ異動になり、初めて転勤を経験。ここでは自動車保険をメインに、火災保険や傷害保険を担当しました。転勤して間もない頃、契約者の方が自動車事故の加害者で、相手に大きな怪我を負わせた事案がありました。経験が浅いながらも、お相手のために何ができるかを真剣に考え、誠心誠意対応した結果、無事示談が成立。最後に、被害者の方から「あなたが担当で良かった。ありがとう」と言っていただいた時には、嬉しさややりがいとともに、諦めないで頑張ることの大切さを実感しました。今後もこの気持ちを忘れずに業務に取り組もうという決意と、自分の仕事の在り方を改めて考える良い経験になりました。

事案には地域性が色濃く出ます。その土地のお客様や代理店の方々との関わりを通して、本店とは異なる雰囲気を味わえましたし、自分の自信につながる経験ができた貴重な時間になりました。「経験の浅い私が行って、できることはあるのか」と不安はありましたが、上司や先輩方のサポートのおかげで乗り切ることができたと思っています。

入社5年目に主任になり、2024年4月に現在の部署へ異動しました。管理部門として、現場の損害サービスセンターがスムーズに業務を行えるよう、さまざまな企画を立案・実行するほか、新入社員に対して広域災害向けの研修や外部講師を招き、研修の企画なども行っています。常日頃から現場の社員一人ひとりに対し、どのようなことができるのかを考えていますが、これからも多くの経験を積み、後輩や現場の人たちの成長と活躍を支えられる存在になりたいと思っています。

自社商品に対する自信と愛着を持ち、お客様に新たな価値を提供できるようチャレンジしていく/大谷さん

大学時代に損害保険会社で2週間のインターンシップを経験。損害保険の仕組みが専門に学んだ法律と関連がある内容であったことから興味を惹かれ、損害保険業界に進もうと思いました。当社の説明会に参加した際は、セコムグループの一員として、セキュリティでリスクを未然に防ぎ、万が一の場合には損害保険で安心を提供するという、入口と出口を守る筋の通ったビジネススタイルに魅力を感じました。

入社後は本店営業第一部第一課に配属となり、約1カ月間のOJTを経て、代理店営業に従事。徹底した研修と心強い上司や先輩方のサポートのもと、現場で一つひとつ実践経験を積める環境がありがたかったですね。入社1年目の時、上司からある代理店を「毎日訪問するように」と言われましたが、保険販売を専業とするプロ代理店を相手に、経験のない新入社員が訪問することは不安だったので、その分惜しまず勉強を重ねました。自分を知ってもらい、当社の商品を扱ってもらうために自分なりに考え、相手にメリットのある情報を収集しました。提案を続けた結果、前年度に比べ売上が大幅アップ。大きな達成感と嬉しさを味わうとともに、機会を与えてくれた上司への感謝と、諦めないことの大切さを実感しました。

入社4年目に現在の部署へ異動し、5年目に主任、9年目の2024年4月に課長代理を拝命しました。現在は営業として、がん治療費の実額を補償する「メディコム」をメインに当社の商品を代理店に提案するほか、後輩の指導にも携わっています。私が大切にしていることは、お客様のために何がベストなのかを自ら考え、迅速かつ的確にタイミングを逃さずチャレンジすること。特に新人時代は、失敗を含めて経験を積むことで成長できると自覚しているので、考えて挑戦することを大事にしています。

後輩に対しては、質問や相談を受けた際には、相手の立場に立ちながらも、すべてを教えるのではなく、まず自分で考えてもらい解決に導くなど、考える力や自立性を育てていきたいと思っています。キャリアが上がるにつれ、今まで見えていなかった世界が見えるようになり、視野も広がります。これからも、その時々のポジションで出会う人たちとのつながりを大切に、視座を高く持ち、キャリアアップしていきたいです。そして、コミュニケーションを重視しながら、後輩の意欲を引き出し、自己成長を促していきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

自分のやりたいことを見失わないためにも「業種にこだわらず、こんな人と働きたい」「安定性を重視したい」など、これだけは大事にしたい核となるものを持って就職活動に臨めば、納得のできる企業で活躍できると思います。自分の頑張りや成果が正当に評価され、被害に遭われた方々としっかりと向き合い、寄り添える方は当社でやりがいを感じられますよ。一緒に成長していきましょう。(山本さん)

就職活動中は焦りや不安を感じることもあるかもしれませんが、やりたいことや今までの経験を生かせることなどは、自分にしかわからないものです。悩んでいることがあっても、成果として表れる日がきっと来るので、自信を持って前向きに臨んでください。当社は、保険の知識がなくても大丈夫。面倒見の良い先輩がそろっていますので、業務内容に興味を感じたら、ぜひ挑戦してみてください。(五十嵐さん)

社会人になると、1日の大半を仕事に費やすことになるため、仕事を楽しむ心を忘れないでほしいと思います。そして、自分が何に興味を持ち、感動したかなどを明確にして、インターンシップや会社説明会などに参加してみてください。実際に雰囲気を感じ、そのなかで興味を惹かれ、琴線に触れた会社があれば飛び込んでみてください。「これをやってみたい、まずは挑戦しよう」という意欲のある人と一緒に働けることを楽しみにしています。(大谷さん)

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「風通しの良さが当社の魅力。時間内に仕事を終わらせるのが真に仕事ができるという雰囲気があります。ワークライフバランスが保ちやすく、プライベートも充実できますよ」

マイナビ編集部から

セキュリティだけではなく、医療や防災などさまざまな社会課題の解決に取り組むセコムグループの一員として、保険事業で社会に貢献しているセコム損害保険(株)。セコムブランドの安定した経営基盤とシナジーを強みとし「保険を通じて社会に安心を提供する」というミッション達成に向けて事業を拡大している。

同社で働く魅力は、火災保険、自動車保険、がん保険などを通じて私たちの暮らしを支え、安全・安心を守るという社会貢献度の高さだ。そして、それは社員のやりがいや成長にもつながっている。のびのびと働ける職場環境も同社の魅力だ。今回取材した3人も「風通しの良い社風が魅力」と口をそろえて語った。ミスをしても周りが協力してカバーするなど、ともに考える文化が根付いているという。面倒見の良い上司や先輩がいつも気にかけ、失敗を恐れずに挑戦させてくれるなど、取材を通して温かな社風を感じられた。

また、保険という無形の商材を販売するなかで、人間性を大切にし、誠実で前向きにお客様と向き合う社員が多いという。「当たり前のことを日々当たり前に行うだけ、その小さな積み重ねが信頼関係を築く近道だと信じています」という大谷さんの言葉が印象的だった。困難な状況にいる人たちの不安を取り除き、安全・安心を届け、支えになりたい。主体的に仕事に取り組み、人として成長したいという想いのある方に、ぜひ注目してほしい企業だ。

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若手社員が上司や先輩と自由にコミュニケーションできるフラットな社風。社員同士の絆やチーム力が、お客様からの高い信頼につながっている。

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