最終更新日:2025/4/29

(株)メガハウス(バンダイナムコグループ)

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • ゲーム・玩具・アミューズメント製品

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分たちの「好きなこと」や「好きなもの」にとことん向き合う。

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メガハウスでの仕事について先輩社員にインタビュー!

バンダイナムコグループの一社としてフィギュア、玩具などの企画・開発・製造・販売を手がける同社。ここでは3名の先輩社員に登場いただき、実際の仕事などについて話を伺いました。

水野 龍太郎さん(写真右)
マーケティング部 ホビーセールスチーム/2019年入社

齊藤 杏子さん(写真中)
ベーシックホビー事業部/2021年入社

名取 響暉さん(写真左)
ODM事業部 開発設計チーム/2024年入社

皆さんから一言

「営業の仕事を通じて多くの人と関わって視野が広がり、多くの情報を得られることを学びました。人とのつながりが重要だと実感しています」(水野さん)
「現在の当社は在宅勤務を上司と相談の上選択できます。フレックスタイム制も導入されており、自分に合った働き方を選べる環境が整っているのも魅力です」(齊藤さん)
「入社3年目で一人前になるのが目標です。現在3年目の先輩から学ぶべきことが多く、私もそのレベルに到達できるよう、日々努力しています」(名取さん)

小売店との協創イベントで大きな売上を達成。社外の人たちが感心するほどの仲の良さ(水野さん)

マーケティング部で営業に携わっています。当社の営業は定型的ではなく、いつも新しいやり方を模索しているのが特徴です。直接ビジネスを行う問屋さんだけでなく、販売先となる秋葉原のホビーショップや家電量販店、そしてオンラインストアまで、さまざまな小売店が私たちの大切なパートナーです。

最近の仕事で印象的だったのは、ある小売店と手を取り合って企画したイベントです。準備段階から社内外を駆け回り、さまざまな困難を乗り越えました。イベント当日には自ら商品の陳列も行い、お店の方々と「ここにはこのキャラクターを飾ったら、きっと面白い!」とアイデアを出し合いました。まるで文化祭のような高揚感の中、みんなで創り上げていく時間はすばらしいものでした。イベントは大盛況でSNSでの反響も大きく、お客さまからは「かわいい」「面白い」と喜びの声をいただき、売上も予想を上回る結果となりました。

そして当社の魅力は、なんと言ってもそのアットホームな雰囲気です。年齢や役職に関係なく、アニメやホビーの話でいつも盛り上がっています。取引先の皆さまからは、「こんなに楽しそうな職場、見たことない」とよく伺います。先日も、イベントで手伝ってくださったアルバイトの学生さんが、「皆さん年齢が全然違うのに、どうしてそんなに仲が良いんですか?」と不思議そうに聞いてきたほどです。

私は後輩たちとのコミュニケーションも大切にしています。後輩の指導では、まず「やりたいこと」を否定しないように心がけていますし、オフタイムにも親睦を深めるようにしています。私自身が上司にそうしてもらってきた経験があるからこそ、後輩にはできるだけ楽しく、そして自由に個性を活かして仕事に取り組める環境を提供したいと思っています。

◯一日の仕事のイメージ
朝は出社してメールチェックから始まり、午前中は秋葉原などのお店へ商品の展示や打ち合わせに出向くことも多いです。昼食を外で取ることもあります。午後は商品ブランドのミーティングに参加し、新商品の展開方法など意見を出し合います。「この商品はこの時期に出したほうがいい」「この打ち出し方がベスト」といった具合です。その後は取引先との電話対応やプレゼン資料の作成など、デスクワークをこなしています。在宅勤務の制度もあり、日々の業務はさまざまです。

企画から開発まで担当し「かわいい」を生み出す。自身の発案によるプロジェクトもスタート(齊藤さん)

私の担当は、女性向けの愛らしいマスコットやキーホルダーなどの企画開発です。一つの商品が生まれるまでには、長い道のりがあります。まず、社内で企画をプレゼン。それが承認されると、商品化に向けて動き出します。イラストレーターさんにデザインを依頼、権利元さまにデザインのチェックをお願いし、OKをいただけたら、原型師さんに原型制作を依頼します。でき上がった原型の品質やデザインを、生産管理担当の方と一緒に細部までチェックします。

原型と色付けが完成すると工場での生産に入ります。工場とのやりとりも重要な仕事です。一つひとつの工程を丁寧に確認し、商品が完成するまでずっと見守り続けます。まさに、ものづくりの最前線に立っていると実感できる仕事です。

入社4年目となった今、初めて自分でシリーズのコンセプトから立ち上げたプロジェクトが始まります。このプロジェクトは、発売まで約2年もの歳月を費やしました。製造面でさまざまな課題に直面し、工場のご担当者と何度も話し合いを重ねました。イラストレーターさんとも、デザインの細部に至るまで繰り返し打合せました。苦労の連続でしたが、その分、思い入れもひとしおです。このシリーズはいろいろなキャラクターで展開していく予定なので、これからもずっと携わっていけると思うと、とても楽しみです。

当社に入社して分かったのは、社員の皆がおもちゃやアニメが好きで、とても明るい雰囲気であること。新しい原型が上がってきたときには、みんなで集まって、「これどうですか?」「かわいい!」と、盛り上がります。今話題のアニメの話に花が咲いたり、「こんな企画をやってみたいね」というアイデアを出し合ったり、本当にコミュニケーションが活発な職場なんです。

◯一日の仕事のイメージ
イラストレーターさんや原型師さん、工場のご担当者とのやりとりが多くの時間を占めています。他にも新しい企画を考えたり、プレゼン資料を作成したりといった業務も担当しています。

食玩フィギュアの開発設計を担当。安全とカッコよさを追求し、フィギュア設計の奥深さを知る(名取さん)

私はODM事業部で開発設計の仕事をしています。ODMというのは、他社から委託されて製品の設計・開発から生産までを行う仕事のことです。お客さまが「こんなものを作りたい」というイメージを、企画チームがまとめ、私が形にするといった流れです。私は戦隊シリーズの食玩フィギュアの開発設計などを担当してきました。

この仕事は、企画チームが依頼元と打ち合わせを重ね、そこでまとめられた要望や仕様が、私たち開発設計チームに届くことから始まります。私はその情報をもとに、フィギュアのデザインだけでなく、パーツ分割や組み立て方まで考えます。小さなフィギュアですが、その一つひとつに、たくさんの工夫とこだわりが詰まっています。例えば、「どんな形にすれば子供たちが安全に遊べるか」「どうすればよりカッコよく見えるか」。知れば知るほど、奥が深い世界です。

もちろん苦労もあります。理想の形を求めて、何度も試行錯誤を繰り返します。金型や材料に関する知識もまだまだ不足しているので、先輩社員に助けていただきながら勉強の毎日です。だからこそ自分の設計したものが形になり、お客さまから評価をいただけた時はうれしいです。先日、とあるキャラクターの設計の案件で、「良いものができましたね!」という言葉をいただきました。自分の努力が評価される瞬間が、仕事における一番のやりがいだと感じます。

私が所属する開発設計チームは、とても仲が良いのが自慢です。皆さん、いろいろなコンテンツやキャラクターが好きで、休憩時間やランチタイムには、いつもその話題で盛り上がっています。共通の趣味があるからこそ、仕事の悩みも共有しやすいですし、お互いに助け合いながら、最高の製品を共に作り上げようと協力し合っています。これからも皆さんと一緒に、たくさんの笑顔を生み出せるような商品を世に送り出していきたいです!

◯一日の仕事のイメージ
出社後、まず3Dプリンターの確認とメンテナンスから始まります。前日の夜から造形していた光造形品のチェックです。その後はメールチェックをして、基本的には修正指示や工場とのメールでのやり取りが中心となります。お客さまのところへ訪問しミーティングをすることもありますが、内勤での設計業務がメインです。

学生の方へメッセージ

学生の皆さんへのアドバイスとしては、学生時代にたくさんの経験を積んでほしいと思います。私自身、大学時代のバックパッカー経験が、営業の仕事に活きています。世界中のいろいろな場所に飛び込んでいった経験が、お取引先さまとの商談でも物怖じせずに臨める自信につながっているんです。「なんとかなる」というポジティブなマインドも、バックパッカーの経験で得られた学びです。(水野さん)

就活中の皆さんには、自分のペースを大切にしてほしいです。無理して演出した自分を見せて入社しても、長続きしない可能性があるからです。私にとって当社は自然体でいられる環境で、働きやすさも気に入っています。また、若手にもどんどんチャンスをくれるのも当社の魅力です。「若手だからできない」ということがなく、自分の企画をどんどん提案できる空気があります。(齊藤さん)

就活生の皆さんへアドバイスするなら、自分の「好き」を恥ずかしがらずに伝えることをおすすめします。大学で知り合った先輩がたまたま玩具メーカーに勤めているのがわかり、業界の話を聞くことができた経験があります。これは、自分が玩具メーカーに行きたいという話を積極的にしていたからこそ得られた機会でした。ちょっとした雑談でも、自分の興味や好きなものを話すことで、思わぬつながりが生まれることがあります。(名取さん)

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「『好きなこと』にとことん向き合い、その気持ちを貫き、主体性を持って業務を遂行する人が活躍できる会社です! あきらめないマインドも大切です」

マイナビ編集部から

取材を通じて印象的だったのは、「好き」という感情を大切にする社風だ。アニメやキャラクターへの造詣の深い社員が多く在籍しており、そうした知識は業務上の重要なスキルとして認識されている。

取材では「自分のオタク趣味を隠す必要はなく、むしろそれが武器になるんです」という言葉もあった。商品開発においては、品質や面白さへのこだわりが重視され、さまざまな視点からの検討が行われている。そんな環境だからこそ、個人の趣味や知識が仕事に活きる場面は数多い。

同社のビジネスでは海外展開も活発だ。ニューヨークコミコンへの出展など、グローバルなイベントにも参加し、日本発の商品を世界に発信している。

同社の魅力は「好きなことを仕事にできる」という点と、それを実際のビジネスとして成立させている点にあると感じた。就活生の中には「趣味と仕事は別」と割り切る人も多いだろう。しかし、少なくとも同社では個人の「好き」という感情が、確かな付加価値を生み出している。

一方で取材を通じて、同社では多様なバックグラウンドを持つ人材が集まることで、より豊かな発想が生まれているようにも見受けられた。そのため同社で働くにあたっては、必ずしもアニメやキャラクターに精通している必要はないだろう。慣れ親しんだアニメを含む、エンタメ全般に興味があるといった方にも検討いただきたい企業だ。

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自分とユーザーの「好き」に向き合うことを出発点として、多様な商品・サービスを展開。伝統的な玩具メーカーの強みを生かし、新しいトレンドも取り入れ挑戦し続けている。

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