最終更新日:2025/4/16

日本郵便輸送(株)

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 物流・倉庫
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

全国各地の拠点で多彩な仕事に挑戦しながらキャリアアップを実現!

PHOTO

安全・確実・丁寧な輸送を強みに郵便・物流ネットワークを支える

日本郵政グループの郵便・物流ネットワークの中核を担う日本郵便輸送株式会社。本社で活躍中の中堅・若手社員3人に、これまでのキャリアや仕事内容、やりがい、今後の目標等について伺った。

本社企画部 課長(2012年入社/法学部卒)※写真中央
本社総務部 係長(2016年入社/経済学部卒)※写真右
本社業務部 事務員(2021年入社/法学部卒)※写真左

社員が語る!

「支社は15~40人の規模ということもあり、社員同士の距離感が近く、和気藹々とした雰囲気です。仕事帰りに食事に出掛けることもよくありました」(企画部 課長)
「働きやすい環境も当社の魅力。繁忙期を除けば、残業はそれほどありませんし、有給休暇についても若手の頃から気軽に取得することができています」(総務部 係長)
「業務課の仕事に必要な知識、スキルに関しては、挑戦と失敗を繰り返して学んでいきました。上司や先輩が手厚くフォローしてくれるので安心です」(業務部 事務員)

ジョブローテーションを経験しながら、係長、課長へのキャリアアップを実現!

転校した友人と文通をしたり、年賀状を書いたりと、子どもの頃から手紙を書くことが好きだった私は、「郵便に関わる仕事に携わりたい」との思いから、2012年に当社へ入社。入社後はジョブローテーションを通して多彩な業務を経験してきました。
最初に配属されたのは東北支社で、約2年間、“金庫番”として会社のお金を管理する仕事や決算の調書作成等に従事。その後に配属された近畿支社の総務課では約3年間、社員の社会保険の手続きや被服の管理を担当しました。続く信越支社の総務課では係長に昇格。管理職として部下のマネジメントや上司のサポート、不動産管理の仕事に携わった後、近畿支社でも係長として総務・人事の仕事に携わりました。次の中国支社で総務課長に昇格し、支社長のスケジュール管理を含め、支社全体の経営施策に関わった後、本社に異動。現在は企画部の課長として、組織規程の改定に関する仕事や、親会社の日本郵便による監査への対応等に携わっています。
以上が私のこれまでのキャリアパス紹介となりますが、当社は40代の割合が少ないこともあり、若手のうちからキャリアアップのチャンスがある会社です。

“仕事術”といいますか、常日頃から心掛けているのは、仕事の意味や目的をしっかりと考えること。そして、自分の判断で物事を進め、間違った方向に進むことのないよう、わからないことに直面したら上司や先輩に質問・相談し、アドバイスを仰ぐことです。若手の育成に当たっても、悩みを抱えていそうな部下にはこちらから積極的に声を掛け、相談しやすい雰囲気づくりを大切にしています。やりがいを感じるのは、与えられた仕事をミスなく、やり切ることができたとき。トラブル対応など“本来なら発生しない仕事”を生み出すことなく、着実に業務をこなしていくことが、仕事の達成感につながっています。

私が入社した頃に比べると、自身を含め女性管理職もずいぶん増えた印象です。社員一人ひとりが活躍できるよう、企画部の一員として労働時間の正確な管理や業務効率化の推進、仕事と子育てを両立しやすい環境づくりに、より一層力を入れて取り組んでいきたいと考えています。将来的には私自身がロールモデルとして活躍できるよう頑張っていきたいですね。

運送費の算出・請求や経理、総務の仕事のやりがい。日本郵便輸送の魅力とは?

企業研究に当たって「公共性の高い仕事、人々の役に立てる仕事に取り組みたい」と考えた私は、インフラ企業を中心に会社選びを進めました。当社の存在を知ったのは、企業説明会がきっかけです。全国津々浦々に事業所を構え、安全、確実、丁寧な郵便輸送を通して社会に貢献している点に惹かれ、入社を決めました。2016年に入社した後は、信越支社で約3年間、東京支社で約2年間、業務課の一員として運送費の算出、親会社である日本郵便への請求業務、営業所に勤務するドライバーの勤務表作成、協力会社との調整に携わりました。その後は中国支社の総務課経理係に異動となり、約1年間、各種支払い業務や支社・営業所の資金繰りの調整、駐車場など不動産契約関連の仕事に従事。続く九州支社の総務課総務係では係長に昇格し、社会保険の手続きや勤怠管理等を担当しました。現在は、本社総務部の係長を務めています。

業務課で仕事をしていた頃に心掛けていたのは、上司や先輩にこまめにチェックしてもらい、運送費の算出、請求業務をミスなく行うこと。当社のトラック、協力会社のトラックを街中で見掛けるたびに、「郵便輸送を通して社会のために役立っているのだな」という実感と、やりがいを感じていましたね。一方、経理や総務に携わるようになってからは、給与の支払いや社会保険の手続きなど、社員の皆さんの生活に関わる仕事も多いので、お金の流れをしっかりと意識。ミスもトラブルも何もないことが当たり前の仕事ですから、常に緊張感と責任感をもって仕事に取り組んでいます。マネジメントのスキルに関しては、係長になったタイミングで集合研修があり、先輩との意見交換等を通して、管理職としての心構えを学ぶことができました。また、わからないことがあれば上司に助言を求めることができるので、安心して業務に取り組むことができています。

当社で8年余り仕事をしてきて魅力に感じるのは、全国各地の支社の皆さんと、プライベートの話題を含め、気軽にコミュニケーションを取ることができること。そして異動したあとも関係が継続する素敵な仲間がどんどん増えていくことです。私自身の今後の目標は、先輩方が築き上げてきた業務のノウハウをしっかりと継承し、次の世代を担う若手社員に伝えていくことです。これまで経験してきた業務以外の新たな仕事にも積極的にチャレンジしていきたいと思っています。

四国支社の業務課で配車業務を経験。臨機応変の対応が求められるやりがいある仕事!

学生時代は法学部に所属。ゼミでは日本史の勉強をしていました。企業研究ではインフラ業界など、公共性の高い事業を展開している企業を軸に会社選びを展開。数ある企業の中でも当社を選んだ理由としては、“人”の良さに魅力を感じたことが大きかったですね。入社前に社長をはじめとする役員の方々とお話しさせていただく機会があったのですが、皆さんフランクで、話しやすい雰囲気。緊張することなく、自分の考えや思いを伝えることができました。

2021年に入社後、まずは本社での約2ヶ月間の新入社員研修があります。1週間の集合研修を通して会社の概要や基本的なビジネスマナーを学んだ上で、総務部、業務部、安全推進部、営業部など、本社の各部署をローテーション。先輩社員によるマンツーマンの指導のもと、各部署の基本的な業務内容をOJTで学んでいきました。会社全体の仕事の流れを把握するとともに、さまざまな部署の人たちとつながりができたという意味でも意義のある研修でしたね。

研修終了後は四国支社の業務課に配属。自社及び協力会社のトラックの配車業務や、運送費の算出・請求業務、ドライバーのシフト管理等に取り組みました。特に印象に残っているのは配車業務ですね。親会社である日本郵便からの依頼を受けて、トラックを手配するのですが、貨物の増減や自然災害の影響による道路交通状況の変化等に合わせて、臨時便を出したり、用意したトラックをキャンセルしたりと、柔軟に対応しなければなりません。複雑なパズルを解くような仕事でしたが、業務課にいた頃に心掛けていたのは、協力会社の皆さんと日頃からコミュニケーションを取って、信頼関係を深めておくことですね。夏・冬の繁忙期を乗り切ることができたときには、大きな達成感を味わうことができました。

現在は本社業務部の一員として、各支社から上がってくるデータの取りまとめや資料作成等に取り組んでいます。まだまだわからないことばかりで、上司を質問攻めにしている毎日ですが、幹部会議用の資料の出来栄えを褒めてもらったときにはやりがいを感じられますね。今後は本社の仕事をしっかり覚えた上で、支社や営業所の目線に立った、わかりやすい資料をつくる力を身に付けたいと思っています。

学生の方へメッセージ

【本社企画部 課長】
企業のホームページや情報サイトを見るだけでなく、セミナーやインターンシップに足を運び、実際に働いている先輩社員の“生の声”を聞くこと。先輩社員の人柄、職場の雰囲気を感じ取ることが大切ではないでしょうか。また、私自身は「手紙を書くのが好き」というところから郵便関連の会社を志望しましたが、「自分の好きなこと」を振り返ってみるのも、自分に合った会社を選ぶためのポイントになると思います。新卒で企業研究を行えるのは人生で一度切り。是非、いろんな世界を見ていただきたいと思います。

【本社総務部 係長】
私自身はインフラ企業を中心に会社選びを進めましたが、自分の興味・関心とは関係のない企業も見て回るようにしていました。さまざまな業種・業界の企業セミナーに参加し、話を聞いてみて、フィーリングの合う企業を選ぶこと。その上で家族や友人とも相談しながら、自分に合った会社を見つけることが大切だと思います。

【本社業務部 事務員】
企業研究では「自分にはこの業界・会社しかない!」といった固定観念に縛られず、できるだけ視野を広げ、幅広い業種・業界の企業の情報を収集すること。企業セミナーやインターンシップにも積極的に参加して、さまざまな企業の人に会い、話をすることが大切ではないでしょうか。私自身もそうでしたが、第一志望の会社以上に自分に合った会社を見つけられるはずです。

PHOTO
産休・育休や時短勤務制度をはじめ、仕事とプライベートの両立を支える制度も充実。長期的に活躍できる環境が整っている。

マイナビ編集部から

1都1道2府36県に12の支社及び64の営業所を構え、高品質な郵便輸送サービス、多様なニーズに合わせた一般貨物輸送サービスを提供している「日本郵便輸送株式会社」。今回、同社で活躍中の中堅・若手社員3名にお話を伺って感銘を受けたのは、「ジョブローテーション」を通して、本社及び全国各地の支社で、多様な業務を経験しながら成長し、入社年次が比較的浅いうちから管理職へのキャリアアップを実現していることだった。
本社企画部の課長が触れているように、こうしたことが可能なのは40代の中堅社員が少ないという事情もあるかもしれないが、若手社員の挑戦と成長を組織全体でサポートする社風、本社と支社、部門間の垣根を越えた人と人とのつながりがあってこそだろう。こうした環境が根づいているからこそ、それぞれが恐れず業務に取り組み、小さな失敗を繰り返しながら、知識やスキルを体で覚えることができる。わからないことや困ったことがあれば、ほかの支社・部署で働く社員を含め、誰にでも気軽に相談することができる。入社年次を問わず、誰もが安心してチャレンジできるのである。
物流に興味関心をお持ちの方のなかでも、仕事や環境の変化に対して常に前向きに対応し、好奇心を持って課題解決に取り組むことのできる方、コミュニケーションを通して周囲のメンバーの意見を柔軟に取り込みながら、自分の考えや思いを発信することが得意な方にお勧めしたい企業である。

PHOTO
日本郵政グループの郵便・物流ネットワークの中核を担う同社。「輸送品質ナンバーワンの実現」を目標に掲げ、「安全・確実・丁寧」な輸送サービスを提供している。

トップへ

  1. トップ
  2. 日本郵便輸送(株)の取材情報