上伊那農業協同組合【JA上伊那】

長野県伊那市出身の私は県外の大学へ進学しましたが、就職先としては地元の長野県で地域に密着した企業で働きたいと考えていました。実家が兼業農家だったこともあり、興味を持っていたのが農業です。長野県は農業が盛んで、他県に誇れるような米・野菜を作っています。そんな自慢できる農産物を生産している農家さんのお役に立ちたい、農家さんを少しでも支えられたらと思い、当組合を志望しました。様々な企業を検討した中でも、当組合の人事担当の方は親身になっていろいろと話を聞いてくださり、好印象を抱いたことも入組の決め手の一つです。

農家さんはもちろん、それ以外の方も対象に、幅広く共済の営業を行っています。お客様のご自宅を訪問し、ご契約いただいている共済の内容の確認・見直しや、お客様の心配事に応じて新しい共済商品をご提案しています。1日の訪問軒数は、時には10軒ほどになることもありますが、平均して3～5軒程度です。
共済は、病気や怪我、災害などの万が一の際に給付を受けられるものですが、お客様の中には給付の申請をし忘れている方もいらっしゃるため、私のほうでしっかりと確認することを大切にしています。また、お客様から電話でご相談があった時には、できるだけすぐに駆けつけることも心がけています。

お客様に万が一の事が起きた際に、共済でお力になれた時にはやりがいを感じます。お客様から感謝の言葉をいただける機会がたびたびあり、「この仕事をやっていてよかった」と心から感じました。お客様の身内の方がお亡くなりになられた時に、「しっかりと手続きをしてくれてありがとう」といっていただけたことが印象に残っています。
この仕事の大変な点は、覚えなければいけないことがたくさんあることです。私は共済担当をするようになって4年目ですが、まだまだ知識不足を痛感することがあります。常にお客様に的確なアドバイスや情報提供ができるように日々学び続けています。

今はまだ成長途上ですが、共済の知識は確実に増えていますし、お客様とのコミュニケーションも円滑になっていると感じています。目標は、自分が掲げている目標をクリアすること。そのために、チームのメンバーからアドバイスをもらいながら、自分の行動を見直して営業に取り組んでいます。また私の上司は、頼まれた仕事も嫌な顔をせずにやり遂げる尊敬できる方。そんな上司のように私も後輩から信頼される人になりたいです。
そして、プライベートも充実させていきたいです。私は野球チームに参加しているのですが、メンバーが不足しているので、増やしていきたいですね。