最終更新日:2025/5/2

西東京市役所

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 官公庁・警察・消防

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

子育て支援・税金・インフラ。各分野で“いい”まちをつくる。

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働きやすい環境だから、“いい”仕事を目指せる。

西東京市役所では、20万人を超える住民の豊かな暮らしを支えるべく、さまざまな仕事に取り組んでいます。子育て支援・固定資産税・道路インフラの3分野の先輩職員が、それぞれの仕事や働き方について語りました。

◆渡邉 真歩さん
(子育て支援部 幼児教育・保育課 事業調整係/2024年新卒入職/写真左)

◆前田 晃洋さん
(市民部 資産税課 土地係/2017年新卒入職/写真右)

◆細見 裕基さん
(都市基盤部 道路課 道路維持係/2022年中途入職/写真中央)

※所属は2025年3月時点

西東京市の“いい”をつくる職員たち

公立保育園の運営を支える渡邉さん。西東京市が掲げる子育て支援につながる業務を通じて子どもたちや保護者に貢献しながら、自らもパワーをもらっているそう。
固定資産税の課税計算と、それにまつわる住民相談に対応する前田さん。正しく公平な課税を行うという責任の大きさが、仕事のやりがいにもつながっているそう。
道路を維持するための工事管理や補修を行う細見さん。自分たちの住むまちの安全を守るやりがいを感じながら、充実したワークライフバランスを実現できているそう。

【渡邉さん】公立保育園の管理業務を通じて、子どもたちの未来に貢献。

子どもの頃から市役所へ行く機会が多く、職員の仕事に興味を持っていました。就職活動では民間企業も受けていましたが、本命はやはり市役所職員。私は西東京市の出身ではありませんが、SPIで受験できるということで興味を持って説明会に参加してみると、担当者の方がとても親切だったことが印象的で、志望度がますます高まりました。
念願叶って入職してからは、子育て支援部で働いています。西東京市内の10の公立保育園を維持管理することが私の担当です。例えば、保育園の設備に不具合が出た場合の修繕や、給食調理用務、エレベーターの保守点検など、保育園を運営するための契約、保育園で働く会計年度任用職員の採用活動、賃金を支払うための勤務状況の確認などを行っています。「保育園の維持管理」と一口に言ってもその業務は多岐にわたるので、覚えなければならないことも多いです。入庁したばかりの頃は特に大変でしたが、OJTトレーナーをはじめ周囲の先輩たちに支えられながら壁を乗り越えてきました。同じ担当内で業務を割り振るなど、お互いに声を掛け合っています。
修繕に携わった保育園の設備がきれいに直り、子どもたちに安心して使ってもらえている様子を見ると、仕事のやりがいを実感します。保育園へ足を運ぶ機会も多いのでかわいい子どもたちから元気をもらえますし、そんな子どもたちが育つ場所を守っているのだと思うと、モチベーションも高まります。
これまでは研修やマニュアルを通じて学んだこともたくさんありますが、業務に取り組むなかで自然と身についたことが多いです。分からないことがある時はまず自分なりに調べて正解を考えてみて、その答え合わせのような形で先輩に尋ねることを心がけています。どんどん知識をインプットして一人でできることを増やしていくことが今の目標です。
仕事中は担当する業務を滞りなく進めることで手一杯ですが、お休みを取りやすい環境なので無理なくリフレッシュできています。入職したばかりの4月から有給休暇が与えられますし、実際に私は4月にも有給を使いました。新人のうちから働きやすさを実感しています。

【前田さん】固定資産税の課税計算を担い、市政を動かす税収を支える。

「暮らしやすいまち」といえば、西東京市だと思います。都心への交通の便がよく、日常生活に必要な買い物をする施設も充実しています。それでいて自然も豊かです。そして何より、人が親しみやすく温かい。西東京市出身の私は、近所の商店街を歩けば誰かに声をかけてもらえるような環境で生まれ育ちました。そんな地元の魅力をよく分かっていたからこそ、以前から将来の選択肢の1つとして市役所で働くことも考えていたのです。就職活動では民間企業の選考も受けていましたが、SPIで受験できることにも背中を押されて西東京市の職員採用試験に挑戦しました。
現在は市民部に所属し、固定資産税の課税計算とそれに付随する市民からの相談受付などを担当。市内に土地を所有する方の固定資産税額を計算するために、その土地の登記や利用状況を把握するのですが、それらの情報だけでは評価が難しいケースもあります。詳しく調査したり、時には所有者にコンタクトを取って確認する場合もあります。知識とノウハウの蓄積が重要な仕事だと感じています。
正しく公平な課税を行うことが私の使命なので、責任をもって業務にあたっており、それがやりがいにもつながっているのです。また、固定資産税に関する相談に訪れた方に対しては、疑問を解消し納得して税金を納めていただけるよう丁寧なコミュニケーションを心がけています。人によってニーズや理解度も異なるので、相手に合わせた柔軟な対応が不可欠です。その結果、「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることもうれしい瞬間です。
これからも地元・西東京市をより良いまちにしていくため、税収業務を通じて市政の推進を支えていきます。また、仕事を通じて周囲の同僚や関係者と信頼関係を深め、自分自身を成長させていくこともこれからの大きな目標です。
そんな私の職場は、職員同士のつながりを実感できる雰囲気です。業務では一人で解決できない問題にぶつかることもありますが、そんな時は必ず同僚が一緒になって課題解決に尽力してくれるので、本当に助かっています。ちなみに、任意参加ですが職員たちの部活動もあり、私はサッカー部に所属。そこではさまざまな部署の人と楽しみながら交流できるので、仕事の相談もしやすくなります。こうして支えあえる職場の雰囲気も魅力です。

【細見さん】道路を維持・管理し、人々が安心して歩けるまちをつくる。

前職では建設コンサルタントで働いていました。交通渋滞や事故の原因特定と対策提案を行う業務を8年ほど経験し、全国各地の道路を巡っているうちに、どこか特定の地域に密着して自分の経験を活かす仕事をしてみたいと感じるように。そんな時、自分が暮らしている西東京市の職員として道路の知見を活かせることを知り、志望しました。
今は市内の道路の維持管理を行っており、道路の舗装をはじめ、道路に設置されたカーブミラーや街路灯などの付属物の管理も私たちの仕事です。それらの劣化や破損があれば修繕し、安全な道路を守っています。大きな工事は業者さんに依頼しますが、小規模であれば私たちの手で補修します。自分自身も暮らしているまちを住み良くすることに直接貢献できることがこの仕事の何よりも魅力です。例えば、家族とよく訪れる市内の商業施設のそばに自転車がたくさん通る歩道があったのですが、歩行者と接触する危険を感じていました。そこで、自転車を車道側に誘導する対策を行ったところ、歩道を安心して歩けるようになりました。自分たちの仕事の成果を肌で感じられたことや、住民や家族の安全を守れたことをうれしく思っています。とはいえ、費用対効果を考えることも重要な仕事です。市民から預かった貴重な税金で仕事をする以上は、低コストで効率良くインフラを管理する必要があるので、長期的な視点でバランスよく判断するよう心がけています。
今は家族との時間を大切にしながら働けており、そこも転職して良かったと感じるポイントの1つです。過去にも妻の出産に合わせて2ヶ月間の育児休暇を取得したことがありましたが、もうすぐ二人目の子の育児休暇を取得予定で、職場のみなさんも快く受け入れてくれるので助かります。新生児のお世話はとても大変なので妻を支えられて良かったと思っていますし、生まれたばかりの我が子とかけがえのない時間を過ごせたことは、人生の大切な思い出になりました。今も子どもの体調が優れない日は看護休暇制度を活用させてもらうなどして、子育てと仕事を両立。理想的なワークライフバランスを実現できる環境だからこそ職員一人ひとりに余裕が生まれて、お互いをフォローし合いながらより良い仕事ができるのだと感じています。

学生の方へメッセージ

私たち西東京市役所では、学生のみなさんに寄り添った採用試験制度を導入しています。公務員の採用試験を受ける際、法律や政治経済等に関する筆記試験の勉強が必要だと思われる方も多くおりますが、西東京市ではSPIを一次試験としているので、民間企業を中心に就職活動をしてきた方にも挑戦していただきやすいです。また、2次試験以降の面接では人物重視。申し込みもWebフォームから行えるので、履歴書を郵送いただく必要はありません。こうした採用試験を実施することで、より多くの学生さんがチャレンジしやすい環境を整えたいと考えています。

また、働きやすい環境づくりも私たちが注力してきたことの1つです。入庁後に安心して業務に集中できるよう、1週間の新規採用職員研修など切れ目なく研修やフォローの機会を設けることや、育児・介護といったプライベートと仕事をきちんと両立できるよう、さまざまな種類の休暇制度を用意しています。子育てに関する休暇のなかには、未就学~小学校卒業までの子どものケアのために1日2時間の休暇を取得できる「子育て部分休暇」もございます。こうして職員のワークライフバランスを推進することが、西東京市をより良くしていくことにもつながっていくと考えています。
(人事採用担当より)

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採用担当のお三方。入庁試験の段階から始まり、実際に働き始めてからも、職員に寄り添った制度が充実していると語ってくれた。

マイナビ編集部から

2001年に田無市と保谷市が合併して生まれた西東京市は、東京都内でもっとも新しい市だ。そんな同市では「次世代への責任ある選択」を基軸に、「子どもがど真ん中のまちづくり」を政策の柱としてさまざまな取り組みを進めてきた。未来の希望である子どもたちが安心して遊び、学び、育つことができる西東京市をつくりあげることに注力しているのだ。具体的には、未就学児~高校生までの医療費無償化や、学童クラブの過密化対策、給食費の無償化と事情により給食を食べられない子どもへ補助金を支給するなどの取り組みを検討している。

こうした政策を推進するためには、それを実行する職員がいきいきと幸せを感じながら働ける環境が不可欠と考える同市は、職員のワークライフバランスの充実・相互コミュニケーションの推進・多様な価値観の尊重という3つを大切にした働きやすい環境づくりを推し進めている。「職員が子育てなどのプライベートを充実させられなければ、市民の暮らしを充実させることはできませんから」とは、取材にお応えいただいた採用チームの方の言葉。豊富な休暇制度を活用してゆとりを持ったワークライフを実現できるからこそ、職場ではお互いを助け合う文化が定着しているそう。西東京市に縁がない学生も、働く場としてぜひ一度検討してみてほしい。

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池澤隆史市長は2021年から西東京市長を務めている。子育て支援を中心に、ゼロカーボンシティ、恒久平和、若者の市政への参画といったキーワードで政策を推進中。

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