最終更新日:2024/10/2

戸田中央メディカルケアグループ(TMG)[グループ募集]

業種

  • 医療機関
  • 福祉サービス
  • 教育

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

地域で「愛し愛される」ことを目指すグループ。志を持って働ける職場です!

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多様な個性や専門性を生かして活躍する先輩職員にインタビュー

1都4県で、29の病院と6の介護老人保健施設を含む約120の関連事業所を展開している戸田中央メディカルケアグループ(TMG)。それぞれの分野で成長を続けている若手職員に、仕事の内容ややりがいを伺いました。

■細川 佳奈子さん/写真左
医療法人社団 東光会 戸田中央総合病院
医療技術部 薬剤科
2019年入職

■松田 佳歩さん/写真中央
医療法人社団 東光会 戸田中央総合病院
医療技術部 医療福祉科
2019年入職

■来海 泰志さん/写真右
一般社団法人TMG本部
総務部 総局長室
※戸田中央総合病院ローイングクラブ所属
2021年入職

私のワーク・ライフ・バランス

夜勤もありますが、退勤後にそのまま遊びに行くこともあります。普段はほぼ定時に帰れますし、休日はライブなどを楽しんでいます!(細川さん)
育児休暇・時短勤務の職員もおり、将来のビジョンを持って安心して働けます。平日にも週末にも休みを取れるので、様々な職業の友人たちと会っています。(松田さん)
実業団に所属する私は、基本的に午前は本部オフィスで働き、午後はボートの練習をしています。スポーツと仕事をしっかり両立させています。(来海さん)

【薬剤師】様々な職種と連携を図れるのが病院薬剤師の魅力。学びたい人に適した環境です!

私が薬剤師の仕事に興味を持ったのは、薬局で働く家族の影響です。薬局と病院のどちらで働くかで迷いましたが、実習を通じて多職種で協働できる病院薬剤師の仕事に魅力を感じ、「自分もその一員として手助けしたい」と思えたことから病院への志望を固めました。特に、一般的な症例を幅広く見られる急性期病院で働きたいと考え、調剤業務と病棟業務の両方を経験できる当院を志望しました。見学時に薬局長が丁寧に接してくれたことも、当院を選んだ理由の一つです。

研修期間である1年目は、セントラル業務に従事しました。流れの早い病院なので、調剤業務や混注業務、発注業務などを並行してスピーディに行うのは簡単ではありませんでしたが、メンターの先輩に気軽に相談できたので助かりました。

2年目からは一般内科病棟の担当になりました。急性期病院の入院期間は長くても1~2週間程度なので、初対面の時からできるだけ患者様の話を聞くことを心掛けています。患者様から吸い上げた情報を話すと医師や看護師は真摯に耳を傾けてくれますし、管理栄養士やMSWと退院後のサポートや薬の内容について相談することもあるので、様々な職種の人と協力して医療を提供するという病院薬剤師のやりがいを感じられました。心に残っているのは、「生活が不規則で薬をきちんと飲めていない」と話していた患者様のことです。その話を医師に伝えて薬を変えてもらい、「一緒に頑張りましょう」と提案したところ、患者様は治療に前向きになってくれました。

3年目の終わりからは脳神経外科病棟を担当しています。お話しすることが難しい患者様も多い科なので、入院初期はご家族に話を聞いたり、電子カルテの検査値を見たりして様子を把握します。リハビリが進んだ患者様に「手足のしびれが出て、今までの薬が飲みにくくなった」と相談された時は、飲みやすいタイプの薬に一包化して服薬の練習を手伝いました。退院後のサポートができて、うれしかったですね。

内科での経験を生かして「糖尿病療養指導士」の資格を取得できたので、今後も何かに特化した勉強をすることが目標です。医師に相談や提案ができるレベルの専門知識を身に付けることは、病院薬剤師として必要な姿勢だと思っています。薬剤科には育児などをしながら働いている先輩も多いので、先々のことを心配せず働けています。
(細川さん)

【医療ソーシャルワーカー】患者様の様々な思いに寄り添い、チーム医療に貢献できる仕事です

人と関わることが好きで、コミュニケーション力を持ち味にしている私は福祉職を志望しました。大学4年生の時に社会福祉士の資格を取得し、資格を生かせる進路を検討しました。そのなかでも「医療と福祉がどのように連携できるのか」を考えながら企業研究を進めるうちに、興味を持ったのが医療ソーシャルワーカー(MSW)の仕事です。当院は中学生の頃に職業体験に参加したこともある身近な病院で、地元に貢献できることに魅力を感じて入職を決めました。

入職後は、スーパーバイザーの先輩がいろいろな診療科を見せてくれました。2年目の半ばに独り立ちし、4年目の現在は脳神経内科・泌尿器科専門病棟の専従MSWとして20名前後の患者様を担当しています。当院には16名のMSWがおり、快く助けてもらえる環境ではありますが、専門病棟の担当者としての責任感を持って臨んでいます。「安全・安心に退院していただくために、患者様にできることは何だろう」と自分で考え、答えを見付けられるようになったことはこの3年間の成長だと感じています。

MSWが収集した情報をもとに医療が展開されることもあるので、チーム医療のやりがいを感じます。情報を得るために、失語やマヒ、認知症などでお話が難しい患者様のところにも必ず足を運ぶようにしていますね。幅広い診療科を見ることができ、それに付随する様々な悩みに寄り添えるのが、急性期病院で働く魅力だと思います。

MSWは患者様のご家族と病院との間を取り持つ役割も果たします。ご家族の思いを代弁して病院と交渉し、感謝されることもありますが、ご家族に急性期病院であることを理解していただけるよう促すのも私の仕事です。相談職として働くうちに、相手が話したいことや聞きたいことを察知する力が磨かれてきました。ただ、担当する人数が年々増えているので、相談の質を落とさないようにすることが今の課題です。キャリアの展望としては、介護老人保健施設やリハビリ施設など、グループ内の別施設でMSWを経験した上で、再び急性期病院に戻ってきたいと思っています。

私がこれまで頑張ってこられたのは、内定者懇談会の時から仲良くしてくれている10名以上の同期たちのおかげです。今でも定期的に集まり、絆を深めていることは私の自慢です!
(松田さん)

【総務】仕事と実業団スポーツを両立させています。目標は国際大会での活躍です!

私は8歳の頃からボート競技に熱中しています。大学ではスポーツ科学を専攻しながら、国体や全日本選手権などに出場しました。就職先を選ぶ時に重視したのも、実業団があって競技を続けられるかどうかです。当グループは練習場の近さやサポート体制など、競技に集中できる環境があると感じて入職を決めました。

1年目は、グループ内の検体検査業務を担う登録衛生検査所に勤務しました。総務課の所属でしたが、PCR検査の需要が大きい時期だったので、実務を手伝うことも少なくありませんでした。急増する検査に対応しながら、現場のことをたくさん学びました。社会人としての振る舞いや資料作成のスキルも、この時期に身に付けられたと感じています。

2年目にグループ本部へ異動してからは、各院の事務長の取りまとめを担当しています。ボートでも舵取りや指示役を担っているので、観察力や洞察力を発揮できていると思います。経営に近いところでグループ全体を見渡せるのが、この仕事の面白さですね。医療福祉業界の魅力は「患者様の健康を支える」「人生を有意義に過ごしていただく」という明確な目標があることだと思います。TMGにはその目標に向かってイキイキと働いている職員が大勢います。使命感を持って仕事をしたい方にマッチした風土ではないでしょうか。

ボートの練習には基本的に一日の半分をあてていますが、大会前には終日練習ができるよう配慮してもらっており、非常に感謝しています。ただ、実業団スポーツはあくまで業務の一環であり、学生スポーツとは違って結果を求められるので、その責任を常に意識しています。コロナ禍で大会が縮小・延期することもよくありますが、今年は初めてパラ種目の日本代表チームに参加しました。現在は2024年、2028年の国際大会に向けて練習に励んでいます。日本で初めてボート競技のメダルを取ることが目標です。

実業団のメンバーは男女9名で、一度引退してから出産後に復帰した先輩もいます。今春には新人が2名入ったので、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。当グループが「愛し愛される」という理念を掲げているように、私も職場の仲間から愛され、応援される存在でありたいと思っています。
(来海さん)

企業研究のポイント

医療業界では2年に一度「診療報酬改定」があり、その都度、医療機関の経営の方向性は大きく変わります。企業研究では、各機関の経営・運営方針をしっかり調べることが大切です。

直近の診療報酬改定では、「感染症対策・働き方改革・地域包括ケア・ICT推進といった取り組みを推進している病院でなければ、収入の割合を減らす」という内容が発表されました。当グループの場合、改定が発表されてから対応するのではなく、本部に各部門の専門家を揃えた「経営支援部」を設け、精度の高い予測を立てて発表前から動いています。その予測を各病院に通知し、先んじてシステムの導入や有資格者を迎え入れることで、安定経営を図っているのです。

例えばここ数年の当グループとしては、「働き方改革」の一環として医師事務作業補助者(医療クラーク)を育成する研修に注力しています。また、人財開発センターなど専門の教育機関も設け、タスクシフトを積極的に進めていくなど、ほかにも数多くの取り組みを行っています。企業研究する上でHP内の「運営方針」などもご参考にしてみてください。

病院がこれからの時代を生き残るには、確かな方針を立てて経営を安定させることが必要です。医療専門職を志望する方も、ぜひこのようなポイントをチェックしてみてください。

(人事担当 矢葺 大地さん)

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「事務職や経営マネジメント職は、事務作業以外にも企画立案などを担います。マネジメントや経営にもご注目ください」

マイナビ編集部から

創立60周年を迎えたTMGは、ここ数年の間にも病院や高齢者施設を新設し、地域で大きな存在感を発揮している医療・福祉事業グループだ。医療を志す方だけでなく、経営やマネジメントに興味がある方にも魅力的なフィールドといえるだろう。キャリアの希望を自己申告できる制度を設け、手を挙げる人にチャンスを与える方針だ。組織の都合による異動はほぼなく、各自がキャリアの希望やライフステージの変化に応じて多様な働き方を実現できる体制を目指している。

近年はジェンダーフリーの観点から制服の選択肢を増やしたり、60歳以上の職員の再雇用制度を導入したりと、ダイバーシティを積極的に推進している。外国籍の看護師を毎年10名以上採用していることは、外国籍の患者との意思疎通にも一役買っているという。来海さんのように、実業団に所属して夢を持って働いている職員もおり、様々な個性の持ち主が活躍できる環境であることがわかった。

医療専門職の2名は、チーム医療のやりがいについても話してくれた。同グループでは、職員たちの知見と情報を生かし、最適な医療サービスを提供するための仕組みがしっかりと構築されている。医療・福祉のインフラを担い、地域に貢献するやりがいも大きい。ここでは挙げきれないほどの多彩な取り組みを行っているため、いろいろなことに関心を持つ人に検討してほしい法人だ。

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ソフトボール大会や大運動会など、職員の家族も交えた交流を大切にしている。兄弟グループとの共催イベントも行っている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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