最終更新日:2025/4/4

(株)片岡製作所

  • 正社員

業種

  • 機械
  • 精密機器
  • 機械設計
  • その他電子・電気関連

基本情報

本社
京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

誠実な心で努力する若い”人財”たちが作り出す片岡製作所の新しい未来

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次の時代を担う若い力

■S.Tさん(写真:右)
技術本部 第一技術部 電池課
■T.Iさん(写真:中央)
研究開発本部 先端レーザ研究所
■O.Hさん(写真:左)
本社営業部 営業二課

創業以来、止むことなく成長を続けてきた片岡製作所。その背景には社員一人ひとりの力、そしてたゆまない努力があったのは言うまでもありません。年齢や役職・部署を問わず力を発揮しやすい環境を整えるとともに、「人財」としての育成にも力をいれています。そして、そうした社員たちの「幸せの追求」を何より大切に考えてきました。ここでは、働く社員たちの生の声をお届けします。

JOB STYLE

ハードとソフトをトータルで設計し、一貫性の高い装置を生み出します。完成後は適正な状態で納品するために社内および納入先でテストを実施します。
レーザ加工や電池検査など、世界最先端の研究開発を進めます。近い未来にどんな製品が必要とされるかを予測するためには、高度な専門性とフロンティア精神が不可欠です。
お客様のニーズ、自社の技術の双方を深く理解し、信頼を得ていきます。 技術知識・コミュニケーション力・行動力が欠かせません。

お客様にも認められる高い技術力。若いうちから挑戦させてくれる会社です。

大学で学んだメカトロニクスの知識を生かして仕事をしたいと思っていました。自動車が好きだったので、自動車に搭載される電池の充放電装置の設計ができる仕事に魅力を感じ、片岡製作所に入社しました。
入社当初は先輩が組み上げた装置を図面に落とし込む作業などをしながら設計を覚え、3年目からは詳細設計を任されています。一部の装置では設計して部品図を起こすところまでを担当。早いうちからいろいろな経験ができる環境にすごく満足しています。
電池の充放電装置を作るのは非常に難しいといわれているのですが、それを安定的に出荷できる片岡の技術は多くのお客様からも認められています。自分の設計したものが組み上がっていき、それをお客様が喜んでくれた時はすごく嬉しいですね。
当然ながら仕事では技術力が求められますが、一方でコミュニケーションカもすごく重要です。資材や製造などいろいろな部署との関わりが多く、お客様とも直で接するので、相手の意見をきちんと汲み取って形にしていかなくてはいけません。その点、片岡は人間関係がすごくいいので、誰に対しても気軽に相談できますし、仕事が大変な時でも「頑張ろう」と思える環境が整っていると感じます。
最近は海外向けの大型案件にも携わっています。まずはそこでしっかりと成果を出しお客様に満足してもらいたいです。ゆくゆくは新しい技術を開発して、会社の次の柱になるような装置開発にも携わってみたいですね。そのためにもいろんな仕事にチャレンジし、仕事の幅を広げていきたいです。「継続はカなり」の心がけで、コツコツとスキルを磨いていこうと思います。

成長分野を支える「技術力の高さ」が強みです

入社の決め手は、今後伸びていく事業をしていると感じたからです。レーザ事業は半導体関連、電池事業は電気自動車、ライフサイエンス事業は医療関連と、それぞれの事業が世界中で注目されている分野に進出していて、各分野の成長を支えている点に魅力を感じました。
私の仕事はレーザ加工装置の開発業務で、光学部品の選定から装置の設計、レーザの実験、調整、評価、さらには実際の加工まで行っています。「習うより慣れろ」の気持ちで、ひたすら装置に触って覚える毎日です。わからないことがあれば知識も経験も豊富な先輩たちが教えてくれるので安心して仕事に取り組めます。
開発業務で特に大変なのが、コストと性能のバランスを考えることです。高性能の装置だと必然的にコストは上がるため、お客様のニーズから必要な機能と無駄な機能を見極めて、バランスの良い、それでいてコストに見合った装置を開発することを心がけています。それで他社よりもいい製品ができ上がり、お客様に喜んでもらえた時は嬉しいですね。入社3年目の時に初めて装置の中の一部分の製品を全て任されたのですが、若いうちから責任ある仕事を任せてくれるのも片岡の魅力。自分の作ったものがお客様のところで使われているのは自信につながります。
今後は、もっと創造性やアイデアを発揮して、社会や環境、時代に合った信頼される製品の開発に携わっていきたいです。
(研究開発本部 先端レーザ研究所 T.I)

若手社員の成長を優しく見守ってくれる会社です

日本のものづくりに携わりたいと思っていました。人と話すのが好きで、海外留学の経験もあったので、「グローバルニッチトップ企業100選」に選ばれていて海外との仕事のチャンスもある片岡製作所の営業職に魅力を感じました。
文系出身で最初は技術に関する知識がなかったので、入社後の研修で製造部門や開発部門などに実際に入り、現場の仕事に触れられたのはすごく勉強になりました。特にレーザのことは何も知らなかったため、「こんなにすごい技術を持っている会社なんだ」と驚きました。
現在は先輩と一緒にお客様先を訪問し、生産技術・製造部門の方々から悩みや困りごとなどをヒアリングして社内に展開しています。お客様の課題を解決するために片岡の技術をどう活用できるかを考えるため、自社の技術についての知識が欠かせません。片岡のいいところは、先輩や上司が私の成長を温かく見守ってくれて、「どうしたら成長できるのか」を親身に考えてくれるところ。その期待に応えるべく、もっともっと頑張ろうと思える会社です。
入社1年目から、海外企業との数十億円規模のプロジェクトに参加させてもらえているのも、片岡ならでは。まだまだ私一人ができることは小さいですが、そのような大きな仕事の現場に入って、先輩たちの仕事ぶりを間近で見られるだけでも貴重な経験だと思っています。「毎日1つでも何かを身につけること」を心がけているので、その積み重ねの先に、将来は大きな仕事を任されるような頼られる営業職になりたいです。
(本社営業部 営業二課 O.H)

学生の方へメッセージ

経済や、社会の発展に「片岡製作所があって、良かった!」と思われる確かな貢献を果たしながら、働く人も生きがいや成長する喜びを実感し、「この会社で働いて、良かった!」と誇りを持てる。そんな会社であり続けるためには、お客様やともに働く仲間の存在、自分自身の生き方に、一人ひとりがいつも誠実に向き合い、自ら考え行動を起こすことが、重要と考えています。そしていま、その持続的な成果として、超精密加工を可能にするレーザ加工装置や二次電池の充放電検査装置、ライフサイエンス研究の伸展を支える細胞プロセッシング装置など、様々な「信頼される製品」を創り出しています。いずれも、ケータイやパソコン、電化製品に日用品、自動車・航空機、医療など「暮らしに身近な幅広いシーン」で、しかも「グローバルなフィールド」で役立つことが強みです。また、環境保全にも貢献し、SDGs(持続可能な社会)を目指すこれからの時代を担う成長分野であることも共通点です。「世界一になるために、何ができるか」。私たちのビジョンは、社是に掲げる「誠実さ」と「信頼される製品」を、さらに積み重ねていく思いの表れです。若い人材にはその原動力として思う存分、活躍してもらいたいと願っています。

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「誠実な心を持って信頼される製品を生産し、社会に貢献する」。創業以来、社是に掲げるその想いはこれからも、経営の価値判断の揺るぎない基準となっていく。

マイナビ編集部から

100周年へと進み行くNEXT50も、成長し続ける「技術」と「人材」が育っている――。そんな頼もしい印象を受けるのが片岡製作所だ。他社の追随を許さず、伸びしろも大きい「レーザ加工システム」や、EVなど多用途で需要が高まるリチウムイオン電池の「二次電池検査システム」、AIとビッグデータを活用しiPS細胞を選別する「細胞プロセッシング装置」。「限られた分野」に焦点を定め、それぞれの専門分野で「世界一になる」、グローバルニッチトップ戦略を推進し、「KATAOKA KYOTO.JAPAN」の名と存在感が着実に浸透している。それは「世界で戦える技術と人材」が不可欠と考え、その両輪をしっかりと育てることに目を向け、力を注いできた証しと言えるだろう。育児支援・奨学金返済支援・資格取得・人事教育などの各種支援制度や福利厚生制度が充実しているのも、会社全体で「育む環境」を重視する企業姿勢の表れだ。事業や組織が大きく成長するほど、さらなる発展を遂げるには、一人ひとりに独自の発想や主体的な行動が求められることになる。京都から世界への新たな発信拠点となる新本社・新工場の建設計画も進むいま、新鮮な風を吹き込む若いチカラへの期待は高まっている。時代を切り拓く最先端の技術に携わり、より良い役立つモノを自らの手で実現したい。そんな人には、ワクワクする楽しみな舞台が、ここにある。

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グローバルニッチトップと呼ばれる評価は、モノづくりの充実感だけでなく世界中から期待される喜びを実感し、生きがいと誇りを持って働ける会社であることを物語っている。

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