最終更新日:2025/4/15

日本酒類販売(株)

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

食品の流通を支える「卸売」には、予想を超えたやりがいが満載!

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新しい発見と楽しさの連続!「卸売」の魅力に迫る

写真左から
◆K.H.さん(2023年入社)
東日本本部 東日本第二支社
北関東支店 宇都宮オフィス

◆U.R.さん(2023年入社)
流通本部 流通第三支社
営業二部 営業課

全国の酒販店や飲食店、EC業態など幅広い販路を持つ酒類卸売の大手・日本酒類販売。同社でしか経験できないスケールの大きな仕事や達成感とは一体どのようなものなのでしょうか。今回は、同社で活躍する若手社員2名に仕事内容やそのやりがい、これまでの歩みについてお話を伺いました。

先輩たちの仕事風景

常に意識しているのはレスポンスの速さです。お客さまは今起きていることをすぐに解決したいもの。少しでも早く応えられるようにスピード感を重視しています(Kさん)
お客さまに必要なことは何なのかを広い視野で考えて行動しています。だからといって一人で完結せず、お客さまの声を汲み取るために日々欠かさず連絡しています(Uさん)
新商品の試飲会や生産者による説明会、蔵元や工場の見学など貴重な経験ができる機会が多い。客先のみならず自社倉庫にも足を運び、流通の全てを見られるのも同社ならでは。

酒販店と量販店の営業担当として活躍。ひたむきな努力と真摯な姿勢で顧客との信頼関係を構築【Kさん】

◆営業の違いや工夫を知った研修生時代
卒業後は酒類を扱う会社に進みたいと思っていました。当社に興味を持ったきっかけは、一目で酒類を扱っていると分かる社名です。社名通り豊富なラインナップに加え、当社でしか販売できない商品があることに魅力を感じ、入社を決めました。

物流研修では、検品やピッキング、出荷作業を覚え、配送までの流れを学びました。バラ売りとケース売りでは物流コストが変わること、細かい検品や仕分けがトラブル防止に繋がると知りました。その後、営業研修で東北エリアにある2つの部署を経験。先輩の商談は学ぶことばかりで、お客さまによって商談のやり方を変えているのを見たときは目から鱗でした。商品を提案するときに工夫が必要だと知ったことも大きな収穫です。提案する機会をもらったとき、自分の感想や経験を交えるとお客さまの反応が変わり、営業の奥深さを実感しました。

◆活躍の秘訣はプレッシャーを意欲に変えること
入社1年目の10月から現部署である宇都宮オフィスへ本配属に。出身地である仙台から転勤して分かったことは地域ごとの違いです。仙台の売れ筋商品がこちらで売れるわけではありません。栃木県では全国的には珍しい紙巻きの日本酒が人気で、郊外に行くほど高需要。各地の特性を知ることができるのが転勤の面白さだと思います。現在は酒販店と栃木県内に展開しているスーパーを担当しています。研修生時代は電話対応が苦手でしたが、克服するために率先して電話に出ました。慣れるまで苦労しましたが、電話のやりとりが多い今、当時の経験が活かされています。現在、担当するスーパーは所属部署の中でも売上上位店のためプレッシャーを感じますが、それと同時に「やってやろう!」とモチベーションが高まります。思い出深いのはワインの特売企画を提案したとき。入社2年目ながらワイン1,200本の大口受注を取ることができ、営業の醍醐味を感じました。

営業には信頼関係が重要なため、曖昧なことは言わず真摯な対応を心掛けています。雑談できる関係性を築けることも励みになっています。おすすめの飲食店を教えてもらうことも多く、開拓するのが密かな楽しみです。今後の目標は、これからも信頼していただけるようにひとつひとつの対応を丁寧に行い、「この人なら間違いない」と思われる営業になることです。また、知識向上のためにもソムリエの資格を取得したいと考えています。

入社2年目で億単位の取引を担当!目標は「お酒も食品も日酒販」に任せてもらえるようにすること【Uさん】

◆研修で物流の重要性を実感
就職活動では食品メーカーと卸売に絞って取り組んでいました。当社に魅力を感じたことは事業内容です。私はお酒があまり強くないのですが、多種多様なお酒を取り扱っている点に面白みを感じ、ここで営業に挑戦したいと思いました。

入社してすぐのミスとして、物流研修中に本来1ケースの受注のところ、1本で出荷を行ったことがありました。反省すると同時に毎日ミスなく出荷作業を行ってくれる倉庫スタッフのありがたさを実感した出来事でした。営業研修では東京にある営業部署を3箇所経験し、先輩の商談に同行して提案方法やお客さまとのやりとりなど営業の基本を学びました。3つ目の営業部署では、得意先さまの物流センターで研修をすることに。数えきれないほどの物量と自動化の進み具合に圧倒されたことを覚えています。当社の構える物流拠点以外で研修できたことは私にとって貴重な経験です。

◆大きな金額を動かすやりがいは格別!
研修後、ホームセンターやスーパーを担当する現部署へ本配属になりました。まずは先輩のサポート役として見積作成や商品の仕入れを行いながら商品知識を身に付けました。現在は、酒類ではなくスーパーの飲料部門を担当しています。本来は先輩がメイン担当ですが、今はおおむね任せてもらっています。年間受注額が億単位にものぼる取引なので大きな責任を感じる日々です。ミスを起こさないためにも日頃から密なコミュニケーションを心掛けています。以前、お客さまと意思疎通がうまくできておらず商品が在庫過多になり部署に迷惑をかけてしまいました。それ以来、お客さまとはこまめに連絡を取り、社内の発注担当や部署内での報連相を徹底しています。自分が提案した商品が受注に繋がったときは部署に貢献できたことにやりがいを感じますし、「この仕事で良かった」と心から思います。

社内は優しくて話しやすい人が多い印象です。現部署は年が近い先輩が多いので、相談もしやすくストレスなく働けています。そんな先輩の中でも尊敬しているのは、飲料から食品全般を担当している方です。私以上に大きな金額を担当しており、質問をした際は的確な助言をしてくれます。いつか自分も先輩のようになることが目標です。そして、将来的には当社をお酒だけではなく「食品も日酒販」と言われるように貢献していければと思います。

【先輩対談】研修時代から現在まで、振り返って思うこと

――研修生時代に印象に残っている出来事はありますか?
Kさん:百貨店の商談に行ったとき、間違えて正面入口から入ったことがありましたね(笑)また、業務用酒販店で貴重なワインを見させていただいた経験も忘れられません。1本300万円もする高価なワインを持たせてもらったときは感動しました!

Uさん:初めての商品提案の際は知識もまだ浅い状態だったので結果に繋げることはできませんでしたが、それがきっかけで商品の勉強をする時間を作るようになりました。その後徐々に提案する機会が増え、購入いただくことに成功。販売する楽しさを実感しました。

――入社してからギャップを感じたことや、意外な発見はありましたか。
Kさん: 1本売ることが想像以上に大変なことです。500円という比較的安価なワインでも簡単には売れないんだと衝撃を受けました。そもそもお客さまと信頼関係が築けていなければ話を聞いてもらえません。だからこそ、売れたときは毎回やりがいを感じます。

Uさん:営業研修でホームセンターの商談に同行したとき、防災食品の提案と知って「こんなものも売っているんだ」と意外でした。やはり当社といえばお酒のイメージが強いので、ラインナップの広さがギャップでしたね。

――「これぞ日酒販ならでは!」と思ったエピソードはありますか。
Kさん:定期的に生産者さんが来社して商品の説明会を開いてくれることです。直接話を聞けるのは当社ならではだと思います。

Uさん:当社は物流も担う会社なので、物流の裏側を見られるのは貴重だと思います。消費者目線だと店舗に商品があることは当たり前ですが、その裏では在庫管理や出荷数の予測が徹底されていると知り、物流の難しさと重要性を学びました。

――同期で会ったり、連絡したりすることはありますか?
Kさん:ありますね。入社1年目は集合研修が毎月あり、2年目以降も定期的に集合研修があります。

Uさん:同期に会えば自然と会話が弾みますし、集合研修終わりには大体みんなで飲みに行っていました(笑)

Kさん:今は物理的に距離がある同期とも電話などで連絡を取り合うこともあるしね。同期が頑張っていると聞くと、自分も頑張ろうと思えます。またみんなで集まるのが楽しみだね。

Uさん:そうだね、次回の集合研修が楽しみです!

学生の方へメッセージ

【Kさん】
就職活動はたくさんの会社を見られるチャンスなので、とにかく色々な業界を見てみることをおすすめします。たとえその業界に進まなかったとしても、調べたことは自分の知識になり、役立つときがきっとあると思います。貴重な期間だからこそ、幅広く業界を見てほしいです。

当社は社員同士の仲がとても良く、コミュニケーションとして飲みに行くこともしばしば。優しい人も多いですが、熱い想いを持つ人も多いので切磋琢磨できる環境があります。事業内容に興味を持った人はもちろん、お酒が好きな人はぜひ当社を選択肢に入れてほしいです!

【Uさん】
志望業界が決まっているなら、その中でどんな業態があるのかを調べると良いと思います。食品業界といってもメーカーと卸売ではやることが異なるので、深掘りして各社の違いや特徴を見てください。そこまで調べておけば、入社してから「こんなはずじゃなかった」と思うことはないと思います。

当社はお酒が飲めなくても楽しめる会社です。現に私がそうで、以前と比べると少しは飲めるようになったものの、いまだにお酒は強くありません。研修で試飲することもありますが、少量でも十分違いが分かり知識を付けられるので安心して入社してほしいと思います。

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2名は同期。現在は異なる部署に配属されているものの、取材中は仲の良さが伝わってきた。同社では入社前の内定時から同期が集まる機会が多く、自然と絆が深まる環境だ。

マイナビ編集部から

70年以上の歴史を持つ酒類食品卸の老舗である同社。創業以来「豊かな酒・食文化の発展」を目指し、時代に合わせた商品を届けている。その一環として商品開発にも注力し、酒造メーカーと共同開発した「ご当地つまみの旅シリーズ」はこれまで470万個以上を販売。ワインのインポーターでもある同社は海外ワイナリーと多数繋がっており、輸入ワインは圧倒的な販売数を誇る。食品部門では防災食品以外にも年越しそばやおでん、バレンタインチョコレートなど季節に合わせた商品を取り扱い、日本全国・世界各国のおいしいものを提供。多彩なグルメで消費者を魅了し続けている。

取材して感じた同社の魅力は2つある。1つ目は、じっくり時間をかけて育てる教育体制だ。入社前・入社後に基礎研修を行なった後、実践型の物流・営業研修で基本を徹底して学び、その後の仮配属では内勤業務にも取り組んで知識を蓄える。部署にも業務にも慣れた状態で本配属を迎えられるのは新入社員にとって大きな安心感があるだろう。2つ目は、若手の活躍ぶりだ。両名とも主力顧客を任され、大きな数字を動かしていることに驚いた。顧客との関係性を大切にしている姿も印象的。心の通った営業を行っていることが伝わってきた。和気あいあいとした社風で社員同士の仲が良く、仕事内容も働く環境も申し分ない会社である。2名の楽しそうに話す姿を見て、充実した日々を過ごしていることが分かった。

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約3,000社のメーカーと「特約」を結び、酒卸ユニオン<SOU>を主導している同社。業界内で厚い信頼を寄せられる存在だ。EC業態も急伸しており、さらなる飛躍が期待される。

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