最終更新日:2024/6/21

ウエルシア薬局(株)【薬剤師コース】

業種

  • ドラッグストア
  • 調剤薬局
  • 食品
  • 薬品
  • 化粧品

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

薬剤師たちの挑戦が、地域社会の未来を切り開く

  • 薬学・医療系 専攻の先輩

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ウエルシア薬局だから、できることがある

ウエルシア薬局は薬剤師の明るい未来のために、確固たるキャリアプランを用意している。同社の若手薬剤師、管理薬剤師、エリアマネジャーに、それぞれの歩んできた道のりを振り返ってもらった。(記事は取材当時)

■籾山 味瑠(もみやま みる)さん
愛知県内店舗 勤務薬剤師
名城大学卒/2021年入社

■中桐 知子(なかぎり ともこ)さん
愛知県内店舗 管理薬剤師
金城学院大学卒/2016年入社

■倉員 智昭(くらかず ともあき)さん
調剤エリアマネジャー
東京薬科大学卒/2012年入社

先輩からのメッセージ

「社員それぞれの思いを汲み取り、フォローしてくれる会社です。私も以前から興味を持っていた『ウエルカフェ』でのイベントを楽しんでいます!」(籾山さん)
「やりたいことがはっきりしている人にとって、ウエルシア薬局は最適の環境です。後輩たちには、自信を持って意見を発信してほしいと思います」(中桐さん)
「コロナ禍ではPCR検査などに素早く対応しました。新しいことに積極的に挑戦し、地域に貢献する文化が根付いている会社だと感じます」(倉員さん)

【籾山さん】「あなたに見てもらいたい」と言ってもらえる薬剤師を目指す。

難病にかかって夢を諦めた人は少なくありません。しかしながら、医薬品が進歩した今、服薬しながら夢を追いかけられる可能性が高まっています。私はそうした人たちを支えたいとの思いから薬剤師を目指しました。最初は病院勤務を想定していたものの、退院後の日常生活を支援できるドラッグストアに興味を持ったところ出会ったのが当社。確かな事業基盤があることや、地域の皆さんの憩いの場となる「ウエルカフェ」を展開している点に惹かれて入社を決めました。

当社は薬局の足りない地域にも出店しています。地域の方の家の近くに出店しているため、近隣遠方問わず様々な医療機関の処方箋を扱っているのですが、私も東京や大阪の病院の処方箋に対応したことがあります。特定の病院に特化しない分、薬剤師として幅広い知識が求められるのが難しいところでもあり、同時に仕事の面白みにもつながっていると感じていました。

私が仕事で心掛けているのは、患者さまが自分の症状について話しやすい雰囲気をつくることです。特に今はマスクを着けていてお互いの表情がわかりにくいので、ボディランゲージを増やして親近感を持ってもらえるように努めています。まだまだ分からないことも多いですが、行き詰ったときに先輩が丁寧に支援をしてくれるのが非常に心強いですね。中でも管理薬剤師の中桐さんは憧れの存在。お店が変わっても、中桐さんに薬を渡してもらいたいと、今のお店に患者さまがきてくれます。患者さまにとって欠かせない薬剤師として活躍している中桐さんの姿は、まさに憧れの先輩ですね。

私がもう一つ大切にしているのは、ワークライフバランスの充実です。薬剤師として仕事しながら、時には同期と、時には先輩達と一緒にプライベートでも遊んでいます。学生の頃より自由な時間が増えたため、やりたいと思った遊びにも積極的に挑戦出来るようになったのは嬉しいです。患者さまと話をしていると、旅行や趣味の話になることもあり、プライベートの充実が、患者さまからの「またお願いね!」の一言につながっていると感じています。最近は近隣のウエルカフェの活動にも参加しており、直近では商業施設での出張イベントを手伝う予定です。地域の方との触れ合いが多くもてる活動も、「やりたい」と声を上げればチャンスをもらえるのが、当社の良いところだと実感しています。

【中桐さん】エリア内で存在感がある管理薬剤師になりたい。

薬学生の進路にはいくつかの選択肢がありますが、私は一貫してドラッグストア勤務を志望していました。地域のさまざまな人たちと触れ合いながら薬剤師の資格を生かすなら、ドラッグストアで働くのが一番だと考えたからです。特に、ウエルシア薬局の「ドラッグストアでは病気になる前の元気な人、治療中の人、治った人の全てに関わることができる」という考え方が心に響き、ここで頑張っていくことに決めました。

2年ほど神奈川県で勤務した後、現在は地元の愛知エリアで働いています。私が入社した頃、名古屋市には4店舗しかありませんでしたが、今では28店舗に増えました。管理薬剤師となったのは、名古屋に来て2年目、薬剤師として4年目のことです。以来、店舗の調剤薬局部門の責任者として、在庫管理や報告書の作成、人員の管理などにも携わっています。当初はわからないことがたくさんありましたが、調剤リーダーなどに相談できたので心強かったですね。

現在の店舗に異動する前も、愛知県内の店舗で管理薬剤師を務めていました。扱う処方箋の数がエリア内で最も多い店です。この店舗で、入社直後の薬剤師の教育指導を担当するうちに、ウエルシア薬局のルールなどをしっかり教えられるようになり、管理薬剤師としての自信がつきました。

今の店舗には、2021年8月の新規オープン時から勤務しています。うれしかったのは、前の店舗で顔なじみの患者さまが、私がいるからと今の店に来てくださったことです。「中桐さんが出勤しているなら行くよ」という電話をいただいたり、薬と関係のない雑談に花が咲いたりすることも多く、地域の人に信頼される喜びをかみしめています。

現在の目標は、数店舗をまとめる調剤リーダーへの昇格です。女性の調剤リーダーとして、様々なことにチャレンジしたいですね。そのために、自店だけでなくエリア全体でも存在感のある管理薬剤師に成長しなくてはと思っています。

【倉員さん】担当エリアの薬剤師が生き生きと働けるように支援する。

以前は、調剤リーダーとして働いていました。調剤リーダーの役割は、ウエルシア薬局に併設された調剤薬局の運営支援です。主に管理薬剤師の育成や人員配置などを行います。

現場をマネジメントする立場ではありますが、店舗の薬剤師には自分より年齢が上の人もいます。そういう人に快く協力してもらうため、試行錯誤を繰り返しました。電話で話しているだけではわからないことも多いので、店舗を訪れて顔を見ながら言葉を交わすことが大切です。そのようにして薬剤師たちの悩みを受け止め、共感することが、店舗に必要な改善策を立てることにつながります。

ある店舗では、管理薬剤師に業務が集中してしまうという問題がありました。私はこれを改善するため、スタッフ同士が丁寧に対話し、お互いの課題を共有するように促しました。すると、店内のコミュニケーションが活発になり、業務がスムーズに進むようになったのです。このときの達成感は大きかったですね。

2021年秋に、エリアマネジャーとなりました。愛知と岐阜の調剤併設店26店舗の管轄に加え、行政とのやり取りや新店舗の薬局開設も担当するので、外部の人たちとの関わりが増えています。当社はPCR等検査無料化事業にもいち早く参加したため、公的機関などとの調整にも奔走しました。

肩書きは調剤リーダーからエリアマネジャーに変わりましたが、担当店舗の従業員たちが生き生きと働けるように支援するという使命は変わりません。以前と同様、薬剤師たちの声に耳を傾け、困っていることには迅速に対応することを意識しています。

「従業員の満足度が高まれば患者さまへのサービスの質も高まる」ということを忘れず、今後も良い店づくりを行っていきたいと思っています。うれしいことに当社は新規出店が増えており、認知度も向上しています。ドラッグストアと調剤薬局を同時運営する当社の特色を生かして、地域に一層貢献していきたいですね。

企業研究のポイント

学生の皆さんも感じているかもしれませんが、この数年間で薬剤師に求められるものは大きく変化しました。おそらく5年後、10年後にはさらなる変化が訪れるでしょう。ですから、薬剤師を目指して企業研究を行う際は長期的な視点に立つことが大切です。勤務条件や待遇だけに注目するのではなく、自分が薬剤師として将来どうなりたいのか、どんな可能性を開拓したいのかをしっかり考えるようにしてください。

ウエルシア薬局には、時代が変化しても地域医療を支えつづけたいと願う人、常に新しいことに挑戦する人、将来を見据えた取り組みを進められる人がそろっています。興味を持った方はぜひ企業研究を進めてみてください。

学生の皆さんには、「怖がらずに、まずはやってみましょう」とお伝えしたいですね。やらずに立ち止まっていては成長できません。まず行動してみましょう。もし失敗しても、それを糧にしてもう一度挑戦すればいいのです。企業研究はもちろん、その後の社会人生活にも、そういう姿勢で臨んでほしいですね。
<人事本部・松岡 毅さん>

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先輩薬剤師が後輩をしっかり支えている同社には、地域の医療を支える存在へと着実にステップアップできる環境がある。

マイナビ編集部から

ウエルシア薬局が運営する全国2000以上のドラッグストアのうち、8割以上が調剤併設店である。「生活のプラットフォーム」として、困った人から頼られる存在、日本の医療インフラになりたいと考えている同社は、今後も全国に店舗のネットワークを広げていく方針だ。

既存のドラッグストアの枠を超える取り組みにも挑戦している。例えば、PCR等検査無料化事業には早期から参加した。困っている人たちを助けたいとの思いから、そして国家資格を有する薬剤師の集団として使命を全うするために乗り出したという。調剤薬局内で薬剤師がワクチンを接種するという案も検討されているが、実施することが決まれば同社は真っ先に名乗りを上げるだろう。

地域の人が気軽に集まり、おしゃべりや薬の相談ができる「ウエルカフェ」も好評だ。医薬品の提供だけでなく食事や運動の提案も行うことで、人々が生涯にわたって健康でいられるように支えている。さらに、過疎地向けに移動式販売車両の運用も推進中。トラックに乗せた機材でオンライン会議システムを利用し、離れた場所にいる薬剤師に相談できるという仕組みが注目されている。これからもウエルシア薬局は医療の最先端を走り、チャレンジを続けていくだろう。

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人事担当の松岡さんを囲んで。「どのような企業でも、調べてみると面白そうだと感じることもあります。積極的に情報を集めて、挑戦してみてください」(松岡さん)

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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