最終更新日:2025/3/11

(株)アコーディア・ゴルフ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • レジャーサービス
  • 外食・レストラン
  • ホテル・旅館
  • 商社(スポーツ・レジャー用品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ゴルフの楽しさを、より多くの人に知ってもらうために

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若手たちが輝きを放つアコーディア・ゴルフ

多様な年齢層にゴルフの魅力を伝えているアコーディア・ゴルフ。ここではオペレーション部門とコース管理部門で活躍中の2人の若手従業員から、仕事に対しての充実感や情熱について聞いてみた。

■平林 弓奈
 千葉桜の里ゴルフクラブ オペレーション部門 副主任
 ライフデザイン学部健康スポーツ学科卒
 2022年入社

■安藤 大
 アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ コース管理部門 クルーリーダー
 応用生物学部環境生物科学科卒
 2019年入社

先輩の横顔

平林さんはかつてゴルフのプレイヤーだった。競技から離れて後方から支える立場になった今、改めてゴルフの魅力、素晴らしさを感じ取っているそうだ。
コース管理部門で活躍中の安藤さん。アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブという同社の顔となるコースを預かることでクオリティの高い管理能力を習得し続けている。
オペレーションとコース管理。その2つの部門が密に連携しながら、快適なゴルフ空間づくりに勤しんでいる。

【平林さん】ゴルフの魅力を再発見!責任ある仕事を通して成長する自分も実感する

私は小学校から高校まで、ジュニアクラブチームでゴルフに打ち込んでいました。大学入学後はゴルフから離れていたのですが、講義で健康寿命を延ばすための運動を学んだのをきっかけに、子どもから高齢者まで多様な世代が一緒に楽しめるゴルフの魅力を再確認しました。就職活動ではゴルフ場運営会社を志望。集客状況によって料金を変える「レベニューマネジメント(RM)」、ジュニア人口の拡大を支える「ファースト・ティ」といった新しい活動を展開してる当社に興味を持ち、その取り組みに共感したのが入社の決め手です。

1年目はOJT研修期間で、神戸パインウッズゴルフクラブでオペレーション業務に取り組んでいきました。フロントに立ってチェックイン・アウト業務を手掛けつつ、電話や予約の対応、RMによる料金の設定を行うというのが役割です。忙しい場合はレストランやマスター室にもヘルプで顔を出すなど、さまざまな角度からゴルフ場運営に向き合っていきました。

入社したての頃は電話に出てはみるものの、お客さまのおっしゃっていることがわからず、保留にして先輩に質問をするのを繰り返してばかりでした。しかし、わからないことも丁寧に教えてくれたので、次第に一人で対応できる幅が広がり、最後には一緒に配属された同期と、どちらが先に電話に出るかといった競争をするくらい楽しく、自信を持って対応できるようになりました。他にも、ゴルフ場に相応しいハイレベルな接客スキルも指導していただき、これから働いていく上での基礎が固めることができました。

2年目には千葉桜の里ゴルフクラブに異動。OJT期間が明けたので責任も重くなり、RMに関しても私が予約状況を見て、リアルタイムで金額を決めたりしています。上長の確認が必要とはいえ、自分の意志で料金という重要な部分を決められるのは挑みがいがあります。フロント業務も板についてきており、会員のお客さまには顔と名前を覚えていただき、気さくに声をかけていただくことが、この仕事をしていて嬉しい瞬間です。

一度ゴルフから離れていた私ですが、改めて楽しいスポーツだと感じています。実際、私が選手だった頃よりもゴルフ場に初心者やジュニア選手の姿を数多く見かけるようになり、すそ野が広がってきたのがよくわかります。これからもこの流れを支えていけるような活動に挑んでいくつもりです!

【安藤さん】会社の顔となるコースを管理。果敢に技術を身に付けていく

大学では生物や環境、化学について専攻していた私は当初、専門分野に基づいた就職を考えていました。そんな中、学内説明会で当社の話を聞いたのが転機となりました。実は小学生の頃に両親に連れられてゴルフをプレーした経験があり、その後ブランクがあったものの、大学入学後に同級生や家族とラウンドに出かけるようになっていました。ゴルフに関しては関心を持っていたので大きく心魅かれ、専攻とは異なる分野に挑戦してみることにしました。

所属するコース管理部門は、ゴルフ場のコースを整備する役割を担っています。グリーンやフェアウェイの芝を刈ったり、バンカーをならしたり、樹木を伐採したりしながら、スムーズにゴルフが楽しめるような環境を作るのがその使命。私の場合、入社後の1年間は空港ゴルフコース成田でのOJT研修を通してコース管理の基礎を学んでいきました。整備用の機械の運転には戸惑いましたが、何度も先輩に教えてもらいながら技術の土台を固める時間を過ごしました。

2年目には同じ千葉県の四街道ゴルフ倶楽部に異動。一人で作業を任される場面が増え、責任がぐっと大きくなったのを実感する日々でした。同じように見える芝も、コースによって種類が変わり、必要となる機械や薬剤も全く異なってきます。刈り込むにしてもボールのスピードが変わるだけに繊細な操作が必要不可欠。試行錯誤しながらも、ここで実践的な技術を習得することができました。

現在はPGAツアーの開催地でもあるアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブで勤務しています。当社でも顔となるゴルフ場だけに、ここに異動するという話を聞いたときは正直驚きました。当然、求められる技術レベルも高く、新しく学ぶことが多々ありました。既にPGAトーナメントは2回経験しましたが、職人技のように細部までこだわる先輩たちの技術には圧倒されっぱなしです。その中でも少しずつ、自分ができる範囲が広がってきているとは思っています。

自分が努力した成果が見えやすいのが、コース管理の醍醐味。実際、刈り取った芝のラインがビシッと整ったときや、丹念に肥料を撒いて青々とした色合いを見せてくれたときは、非常に嬉しい思いに包まれます。ベテランの先輩の背中を追いかけながら、少しでも成長できるようにこれからも頑張っていきたいですね。

2人の先輩の掲げる目標、職場の雰囲気

■私はジュニアゴルフ出身ということもあり、ゴルフを通じて子どもたちの人生を豊かにする「ファースト・ティ」にコーチのアシスタントとして参加しています。球出しなどをサポートする程度ですが、やってみたかった役割だったので楽しく仕事をすることができています。
当社で働き始めてわかったのですが、ゴルフ初心者の方々はゴルフ場のルールやマナーに苦戦している様子が見て取れます。ただ、少しでもゴルフ経験のあるジュニア人口が増えれば、初めてゴルフ場にやってきた人たちをエスコートして楽しい時間を作ってくれるはず。ゴルフの可能性広げるためにも、「ファースト・ティ」にはこれまで以上に注力したいと思っています。
当社には同年代の若手から、親世代のベテラン、キャディでは祖父母世代が元気に働いています。だからこそ、家族のように温かく、和やかな雰囲気が流れているのだと思っています。支えててくれる優しい先輩がいますので、ゴルフの経験がない人でも大丈夫。そもそも未経験者の視点は私たちが常識だと思っていたことに風穴を開けてくれるので貴重な存在だと思っています!
<平林さん>

■6年のキャリアを積んだ私は今、新人とベテランの中間の立場で仕事をしています。新人の指導をしつつも、先輩から教わることも多いですが、ここからさらに上の立場にステップアップするためにも、自分自身で主体的に改善点を発見し、他の誰かに改修をお願いしていく役割もさらに経験していかなくてはなりません。そのためにも先輩がどのように指示を出しているのか、どんなところに着目しているのかを学び、真似をして実践していくのが近道だと思っています。いずれはコースマネジャーに昇格して、自分の意志でやりたいことを決め、その思いを反映させたコースづくりに挑んでみたいですね。
今の配属先はベテランが多いですが、それ以前の勤務地は若手も多く、さまざまな世代が活躍している会社だというのがわかります。ゴルフが好きな人が多いので、休日はみんなでラウンドに出かけて交流を深めることも。おかげでどの職場でも和気あいあいとした空気が醸成されているのかもしれません。
<安藤さん>

学生の方へメッセージ

■ゴルフ場で働いている人たちは、どんな立場であっても、お客さまをはじめとする多くの人と接しながら仕事を進めています。それだけに人と話すことが好きな人なら、当社にマッチする可能性がとても高いと思います。また、フロントやレストランなどさまざまな場所での業務を通して多角的なスキルが身に付けられるので、接客サービスを究めたい人にもおすすめです。
就職活動では説明会やインターンシップに直接参加してみてください。私も、当社の説明会で雰囲気の良さを体感した経験が、最終的に当社を選ぶ後押しとなりました。学生生活との両立で時間が限られている中で大変かもしれませんが、ぜひ足を運んで企業とコミュニケーションしてください。
<平林さん>

■就職活動では幅広く企業を見つめながら、“これだ!”と思える企業を見つけてください。実際に働いている先輩にリアルな話を聞けばイメージも膨らみますので、説明会等には積極的に参加してほしいです。当社の説明会では私も学生の前で話をする予定です。タイミングが合えばぜひお会いしましょう!
私の場合はゴルフ経験がありましたが、同期を見ていると半分以上はほとんど何も知らないまま入社しています。素直な気持ちを持って学んでいく姿勢があればしっかりと成長を遂げられるはず。技術が問われるコース管理も、文系理系問わない人材が活躍中ですので、多くの学生さんにトライしてほしいですね。
<安藤さん>

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取材に応じてくれた二人の先輩はゴルフ経験者だが、ゴルフを知らなかったという人の入社も多いそうだ。ゴルフの知識は入社してからでも問題なく身に付けられる。

マイナビ編集部から

アコーディア・ゴルフは2003年に誕生して以来、日本全国でゴルフ場・練習場を運営管理してきた企業である。その数は190か所以上に達しており、日本をリードするゴルフ場ブランドとして、ゴルフ人口の拡大に大きく貢献し続けている。この数年はアメリカ男子プロゴルフのPGAツアーの開催地として、取材にも登場してくれた安藤さんが所属するアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブが選ばれている。これも同社が優れたゴルフ場経営を展開してきた何よりの証である。

新卒入社の社員に対しては将来、支配人やコースマネジャーといった幹部候補として飛躍してほしいとの期待が寄せられている。学生時代、リーダーシップを発揮した経験のある人材や、主体性を持ってチャレンジしてきた人材は、間違いなく同社多くのチャンスをつかむことができるはずだということが、今回の取材を通して垣間見ることができた。

また、同社は革新的な取り組みを数多、展開しており、レベニューマネジメントを導入した料金体系、ポイントカードの導入、サービスの品質向上といった試みを業界に先駆けて進めてきた。ゴルフ場に新しい価値をもたらすべくアグレッシブに行動したいと思える人には、まさにうってつけのフィールドが広がっているだろう。

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毎日の勤務先が緑豊かなゴルフ場というのは、働く上での心の安らぎにもつながる。社員たちの笑顔が多いのも、環境の良さが一つの要因となっているに違いない。

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