最終更新日:2024/10/15

SOMPOケア(株)

業種

  • 福祉サービス
  • スポーツ・レジャー用品(メーカー)
  • 教育
  • ホテル・旅館
  • 食品

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

介護のプロを育成する、ユニークな企業内大学「SOMPOケア ユニバーシティ」

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最新鋭の研修施設で、現場直結の知識・スキルが身につけられる!

2017年7月開設の「SOMPOケア ユニバーシティ」では、大学や専門機関の協力のもと、幅広い領域を網羅した人財開発プログラムを提供している。教育研修部の渡部さんに、その特長や教育姿勢について伺った。

渡部 一平さん(教育研修部)

人と技術が伸びる環境

同社の蓄積したノウハウ、各種学術機関の叡智を集積したSOMPOケアユニバーシティ。研修施設の枠組みを超え、さまざまな社会的要請に応えていこうとしている。
さまざまな研修を通して、時に意見をぶつけあい、時に悩みを吐露していく受講者たち。同じ道を志す者として、理想の介護を語り合いながら“プロ意識”が醸成されていく。
実践さながらの施設で学んだ技術を、現場におけるケアでいかんなく発揮する先輩達。考え方、動き方の基礎が固められていれば、状況に応じた臨機応変な対応が可能となる。

業界最高水準の研修施設が始動! スタッフ全員が、常に成長し続けられる環境を創り上げていく

2017年7月、私たちSOMPOケアは、東京・港区に「SOMPOケア ユニバーシティ」を創設しました。同施設では、介護付きホームや訪問介護先を忠実に再現。より実践的な見地から、介護に関するあらゆるスキルを身につけられるようになっています。
提供されているプログラムも多彩で、介護知識・技術、公的資格取得支援、介護施設マネジメントをはじめ、外国人受入プログラム、自己啓発型能力開発、産学連携プログラムにいたるまでを網羅。今後も、さらに進化したプログラムを開発・提供していく予定です。そして、将来的にはSOMPOケアにとらわれず、介護事業を支えるさまざまな方々の学びの場となり、現場で生じる課題の把握、その対策の研究機能を持つ“介護の総合研究開発センター”として機能していくことをめざしています。

この施設で展開されている研修の特長として、以下の4点が挙げられます。
第1は、自己啓発型能力開発。「現場力」アップのためのワークショップ 、マネジメント経験、交流研修など、それぞれが主体的に学べる内容の研修を用意しています。
2つめは、マネジメント力の強化に注力している点です。教育指導力のほか、ビジネスリーダーシップの能力開発をめざせるようなプログラムを提供しています。
3つめは、より実践的な介護技術や知識の修得です。一人ひとりの知識・進捗レベルを可視化することにより、それぞれに合わせたプログラムを用意。また、常に最先端事例について検討を加えることで、知識をさらに深いものにしていくことができるようになっています。
そして4つめは、産学連携事業の展開。大学などの研究機関との連携を積極的に進めることで、介護品質の向上や人財育成に取り組んでいます。
これらのほかにも、初任者研修・実務者研修などの資格取得講座の開講や、ICT技術のさらなる活用、技能実習生の受け入れ繰り返し機関としても機能。個々のめざすキャリア、価値観の多様性に応えることで、介護の枠を超えた知識力・技術力・人間力が身につく人財開発プログラムの開発に取り組んでいるのです。
一方、講師を務めるのは、当社の経験豊かな社員たちです。彼ら、彼女らが語る実感のこもった言葉から、日常の現場で起きていることやマニュアル通りにいかないこと、コミュニケーションの重要性などを感じていただけることでしょう。

介護現場をリアルに再現した、業界最高水準の施設で“真に役立つ”スキルを吸収していける

SOMPOケア ユニバーシティの研修設備には、私たちが介護事業を通して蓄積してきた知見、より効果的・効率的な講習を行うための工夫がいたるところにちりばめられています。
たとえば、介護付きホームを想定した設備。ここでは、ベッドやダイニング、特殊浴の浴槽など、全て実際のホームと同じ造りのものを再現。廊下は車いす同士がぶつからず、すれ違える幅に設定しているほか、入浴介護の設備については、通常の浴室だけでなく特殊浴のお風呂も用意されています。また、居室における介護をグループで学べるよう、各居室の仕切りは取り外せるようになっています。
このように、ホームの設備を細部まで再現しているからこそ、あらゆるシーンに即した介助方法を学ぶことができるのです。
一方、サービス付き高齢者向け住宅や訪問介護先の住宅を再現した設備においても、細部の造りについて徹底的にこだわりました。さまざまな住宅へ介助に出向くことを想定し、多種多様なタイプのトイレや浴室を用意。現場と同じ条件での、トイレ介助・入浴介助の練習ができるようになっています。また、通常のホームにはない坂道を再現した廊下も設置。現場で遭遇する問題への、臨機応変な対応を身につけていきます。
さらに、施設内に一軒の模擬住宅まで再現。玄関の段差や、和室までも一般的な住宅を模して再現されているので、介助方法の細かな部分までしっかり学ぶことが可能となっています。

では、私たちがここまで、教育施設・プログラムの充実に力を注ぐのはなぜでしょう? それは、SOMPOケアの教育方針である『知識の修得』『技術の研鑽』『人間力の向上』を確実に遂行することで、ご利用いただいた皆さまから「SOMPOケアを選んで良かった」と言っていただける存在となるためです。
私達がめざすのは、世界でNo.1と言われる最高品質の介護サービスの提供です。その実現のためには、社員一人ひとりに向け質の高い教育を実施していくことが不可欠なのです。業界トップクラスの教育環境のもと、社員一人ひとりが介護に必要な「知識」「技術」「人間力」を確実に身につけ「人」によって差別化が図れる介護を実現していきたい。そして、未来の介護を支える、真のプロフェッショナルを1人でも多く育てていきたいと考えているのです。

個々のやりたいことに応え、仲間と想いを共有できる場を提供。そこに、最大の存在価値がある

SOMPOケアに入社された方は、このSOMPOケア ユニバーシティを舞台に、研修を受けていくことになります。
当社では6カ月にわたる入社時研修を実施。入社時の仲間と共に、現場における技術等の復習・フォローアップを行っています。さらに、知識・技術を学ぶだけではなく、入社後の悩みや不安についての相談にも応じています。入社時研修に続くOJT研修では、ホームの現場で業務に携わるトレーナーの実務指導を受けることになります。ここでも、同施設の充実した設備が、その真価を発揮することでしょう。
そして、配属後も一人ひとりの実務経験・スキルに沿った研修が、各セクション毎に実施されていきます。さらに、3年間で定期開催されるフォローアップ研修では、介護福祉士の資格を取得するための知識・技術を中心とした研修を行っていきます。これらの研修の随所で、SOMPOケア ユニバーシティが蓄積した知見、先進の設備が活用されていくことになるでしょう。


SOMPOケア ユニバーシティには、さまざまな大学や専門機関と連携し、一人ひとりが「やりたい」と思ったことに取り組める場が、豊富に用意されています。私は、この点こそが、同施設における最大の魅力だと考えます。また、そのカリキュラムは介護経験がある人にとっても納得できる内容となっている一方、経験のない方、初めて研修を受ける方でも、ついてこられるよう構成されています。こうして、次々と湧いてくる疑問を解決しながら前に進むうち、受講者達の顔つきがみるみる変わっていくのです。さらに、研修を通して感じた戸惑い、悩みといったものを仲間と共有し、助け合いながら前に進んでいく。まさに、そういった場を提供する施設なのです。

受講生の方々からは「現場経験だけでは自己流になりがちな実技についても、その根幹となる知識・技術を分かりやすく学ぶことができた」「講師陣は時折、ユーモアを交えつつも、介護という仕事の使命や責任をいつまでも心に残るような言葉で語ってくれた」といった声が、数多く聞かれます。
こうして、現場に羽ばたいていったスタッフたちと会話することが、私にとって、大きな楽しみとなっています。フォローアップ研修でお会いした時に聞く「仕事がすごく楽しい」という言葉は、私にとって最大のご褒美ですね。

企業研究のポイント

まだ企業研究を始めたばかりで何も定まっていない方
いち早く企業研究をはじめ目当ての業種、職種が最初から定まっている方
どちらのタイプの方もいるかとおもいます。
現段階ではどちらの方がいてもいいと(当社は)考えます。
インターン期は、様々な業種をみて、ふれて、かかわって、自分は何を心に決めて社会人として働いていきたいのか、はじめて、もしくは改めて考える大事な時期です。
“小さなころから夢にみていた”
“この会社のこういったところが自分の考えとあった”
“私はこう決めているから絶対にそこだけは譲れない”
人によって想いや悩みは様々です。
ぜひこの期間に自分自身としっかり向き合い、今後歩みたい道のりをじっくり検討していってください。

SOMPOケアでは人に寄り添うこと、一人ひとりに合わせることをとても大切にしています。
インターンシップ~人事面談まで、学生の皆さんが想い、悩んでいることに、先輩社員が、丁寧に、親切に、お答えする機会を多くご用意しています。
皆様の企業研究の一助となるお手伝いをしておりますので、お気軽にインターンにご参加ください。担当一同皆様にお会いできることを楽しみにしております。

<インターンシップ担当一同>

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介護のあり方について楽しく、多角的に考えていくことができる、同社のインターンシップ。介護業界の現状を知り、未来を展望する上での大きなヒントを与えてくれるだろう。

マイナビ編集部から

お客さまの安心・安全・健康な暮らしをひとつなぎで支えるため、さまざまな事業を展開しているSOMPOホールディングスグループにおいて、介護・ヘルスケア事業を担当しているのがSOMPOケアだ。「世界に誇れる豊かな長寿国日本の実現」に向け、『高齢者の尊厳を確保した、より安心・安全な介護サービス、介護予防サービス』を提供できる持続可能な事業モデルを構築している。グループにおいて、新たな事業の柱となっていくことが期待されているという。何より注目すべきなのは、業界シェアの大きさだ。2020年3月期におけるSOMPOケアの売上高は1,283億円となる。また、SOMPOケアが運営するシニアリビング居室数は約25,611室(2020年9月時点)もの数となるのだ。
こうした、盤石な経営基盤を背景に在宅介護から施設介護までのフルライン・サービスを提供する同社は、今後の展開がますます楽しみな企業と言える。

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SOMPOホールディングスグループにおける、新たな柱として位置づけられる“介護・ヘルスケア事業”。大きな伸びしろを秘めた分野だけに、今後の伸展に期待がかかる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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