最終更新日:2025/4/27

SOMPOケア(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • スポーツ・レジャー用品(メーカー)
  • 教育
  • ホテル・旅館
  • 食品

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

介護の知識・経験ゼロからでも、安心して挑戦できる環境が魅力!

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充実の教育・研修体制のもと着実にスキルアップ

介護業界のリーディングカンパニーを目指し躍進を続けるSOMPOケア株式会社。介護に関する知識も経験も“ゼロ”で入社し、着実に成長を続ける若手社員に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標等について伺った。

SOMPOケア ラヴィーレ上福岡 藤吉 優さん(2022年入社/経営学部卒)

若手社員は語る

「当社のインターンシップ参加後は、ほぼSOMPOケア一択でした。ちなみに内定後は内定者懇親会に参加し、同期の親睦を深めていました」(藤吉さん)
「配属当初はご利用者さまの顔と名前を覚えるので必死でした。資料とにらめっこしつつ、積極的に声がけをすることで覚えていきました」(藤吉さん)
「『SOMPOケア グランプリファイナル』に向けて何度か事例発表を行う機会があったのですが、そのたびに先輩方が温かいメッセージを送ってくれました」(藤吉さん)

きっかけはインターンシップ。先輩社員の穏やかで温かい人柄に魅力を感じて、入社を決意

経営学部に所属していた私は、介護に関する知識も経験も“ゼロ”の状態で、当社に入社しました。きっかけは、大学3年生のときに参加した対面形式のインターンシップです。人事担当者から会社の説明を聞くなかで介護の仕事に対する興味が湧いてきたのに加え、先輩社員の穏やかで温かい人柄にも魅力を感じたんですね。また、インターンシップでは「ご利用者さまの生活を想像してみよう」というテーマでグループディスカッションを行なったのですが、自分の意見を強く押したり、否定的な発言をしたりする参加者が一人もおらず、皆さん協力的な方ばかり。こうした仲間と一緒に働けたらいいなと思えたことも大きかったですね。さらに、インターンシップの締めくくりとして、ガクチカや自分の強みに関する作文を添削してもらいました。「エントリーするかどうかもわからない学生のために、貴重な時間を割いて、ここまで親身に対応してくれるのか」と。これを機に、当社への入社を心に決めたのです。その後もオンラインで開催されたインターンシップに2度、3度と参加するうちに、当社への想いはますます強くなっていきました。

こうした想いは、面接の過程でも全く変わることはありませんでした。人事部長との最終面接は約1時間に及びましたが、終始穏やかな雰囲気。面接というよりは“対話”のような感覚で、私の考えや思いを上手に引き出してくれましたし、私の話に真剣に耳を傾けてくれたのは本当に嬉しかったですね。先ほどお話ししたように、入社前は介護に関する知識も経験も“ゼロ”でしたから、「本当にやっていけるのか」という不安もありました。ただ、未経験で入社する人が全体の約8割ということでしたし、入社後は半年間に及ぶ研修期間が設けられており、仲間たちと一緒に基礎からじっくり学ぶことができるとのことでしたので、安心して飛び込むことができました。介護業界のリーディングカンパニーを目指す当社ならではのブランド力や安定感、福利厚生の充実も決め手となりました。

約6ヶ月間の新入社員研修で、介護の基礎を着実に習得。ICTも積極的に活用

2022年4月に入社後は約6ヶ月間の新入社員研修です。当時はコロナ禍ということもあり、オンラインでの集合研修でビジネスマナーや接遇の基礎、ご高齢の方々がかかりやすい病気、介護の歴史について学んだ後、東京・芝浦の研修施設「SOMPOユニバーシティ」で実技研修に取り組みました。具体的には育成課の社員の指導のもと、介護施設で実際に使用されているベッドやトイレを使って、現場で仕事をするために必要なスキルを習得。その後は再びオンライン研修に取り組み、介護や病気に関する知識を深めた上で、配属先でのOJT研修に取り組むことになりました。

私の場合は埼玉県ふじみ野市の介護付有料老人ホーム「SOMPOケア ラヴィーレ上福岡」でOJTを経験。先輩の仕事のやり方をみて学び、自分でも実践してみることで少しずつ介護技術を習得していきました。介護業務を初めて経験するなかで「難しい仕事だな」「果たして自分に務まるのだろうか」と思ったこともありましたが、ご利用者さまの笑顔、そして「新人さん、頑張って」といったお言葉がモチベーションになりました。また、わからないことや困ったことがあれば、育成課の社員に気軽に質問・相談できたので、スムーズに現場業務に入ることができました。新入社員研修の中で実務者研修の資格を取得できたこと、同期との仲を深めることができたのは嬉しかったですね。

2022年10月には前述の「SOMPOケア ラヴィーレ上福岡」に本配属。シフトによって違いはありますが、起床介助や食事の配膳、食事介助、排泄介助、口腔ケア、入浴介助、ナイトケアなど、ご利用者さまの生活全般をサポートしています。基本的な業務としては、約20名のご利用者さまが入居されている一つのフロアを一人で担当。ご利用者さまの笑顔をみるたびに大きなやりがいを感じられる仕事です。ちなみに現場ではSOMPOケア独自の介護スケジュール管理ソフト「アクシスト」を積極的に活用しています。どのご利用者さまがいかなる介助を必要としているのかが、スマートフォン上で確認できるほか、介護記録の入力もその場で行うことができる仕組みです。「アクシスト」は質の高い介護サービスをスムーズに提供するという意味でも、スタッフの業務負荷を軽減し、働きやすい環境を実現するという意味でも大いに役立っています。

入社2年目でレクリエーション委員会のリーダーに。事例研究にもチャレンジ!

仕事をする上で心がけているのは、ご利用者さまが話しやすい雰囲気をつくること。“職員に迷惑をかけているのではないか”と思わせることのないような態度で接することですね。例えば、自分から挨拶をする。ご利用者さまを名前で呼んで、目線を合わせて話す。どんなに忙しいときも笑顔で接する。当たり前のことではありますが、現場で実践するのは容易ではありません。ふとした瞬間に自分の仕事ぶりを見つめ直し、基本に立ち返るようにしています。

入社2年目に入ってからは通常の介護業務に加え、新たな仕事を任せてもらう機会も増えてきました。具体的には、レクリエーション委員会のリーダーとして、各種行事・イベントの企画・運営に取り組んでいるほか、事例研究にもチャレンジ。「ご利用者さまの夢を叶える取り組み」というテーマに同期と二人で向き合い、認知症による問題行動が顕著に現れていた90代のご利用者さまに対して、“人間らしさ”を意味する新たな認知症ケア技法「ユマニチュード」の観点から介護を実践しました。「かつての仕事仲間に会いたい」という夢の実現をサポートしていくなかで、いつも不機嫌な様子でうつむいてばかりいたご利用者さまが、顔を上げ、笑顔で話してくれることも。ご利用者さまの新たな一面を発見するとともに、人の心の深い部分に触れられる、介護という仕事の面白さをあらためて実感することができました。ちなみに、この研究は全国の介護現場を対象とした事例発表会「SOMPOケア グランプリファイナル」で報告し、優秀賞を獲得。自らの成長もさることながら、私たちの取り組みをサポート・応援してくれた上司や先輩社員の優しさ、温かさを実感することができました。今後の目標は仕事と勉強をしっかりと両立し、介護福祉士の資格を取得すること。また、レクリエーション委員会のリーダーとして、上司や先輩を巻き込みながらホーム全体を盛り上げていくことです。将来的には、本社の仕事にもチャレンジしたいと思っています。

学生の方へメッセージ

就職活動で大切なのは、自己分析をしっかりと行って、「自分は何を大切にしたいのか」を突き詰めること。いいかえれば、自分の“軸”を明確にすることだと思っています。私の場合は、経験から、「人間関係のいい会社かどうか」を“軸”に据えたのですが、当社はインターンシップの段階から、介護の知識・経験も“ゼロ”の私を温かく迎えてくれました。また、現場でも人間関係の良さを実感しながら働くことができています。オープンな性格の職員も、控えめな性格の職員も、一人ひとりが個性を発揮しながら介護に取り組むことができるのも大きな魅力です。
皆さんの中には、「介護の知識や経験がないので不安」「自分の強みがわからなくて心配」という方もいらっしゃるかもしれません。ただ、心配する必要はありません。これは私が人事部長にかけていただいた言葉ですが、「人が好きなら、それだけで十分」。学生時代の専攻分野や、介護の知識、経験の有無は全く問題ありません。介護の仕事に少しでも興味をお持ちなら、思い切って飛び込んできていただきたいと思います。

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経営理念は「人間尊重」。ご利用者さまやご家族に高品質の介護サービスを提供するのはもちろん、従業員にとって働き甲斐のある、働きやすい職場環境を創り上げている。

マイナビ編集部から

SOMPOグループの一員として、在宅介護から施設介護までフルラインナップの介護サービスを提供している「SOMPOケア株式会社」。今回、「SOMPOケア ラヴィーレ上福岡」で働く若手社員・藤吉さんにお話を伺って感銘を受けたのは、介護に関する知識も経験も“ゼロ”の状態で入社した彼女が着実に成長し、現場の第一線で活躍していることだった。
こうしたことが可能なのは、約6ヶ月間に及ぶ充実した教育・研修制度や、「アクシスト」などのICTツールの存在もさることながら、上司や先輩のサポートがあってこそだろう。持ち前のコミュニケーション力を生かしながら、事例研究など、さまざまな課題に取り組む彼女をホーム全体で支えている。つまり、同社は制度や仕組みを整えるだけでなく、組織全体で「人を育てる」カルチャー、“らしく生きる人”の成長を支える風土が根付いているのである。筆者はここに、日本全国1000以上の施設・事業所を展開し、介護業界のリーディングカンパニーを目指し躍進を続ける同社の強み、魅力を垣間見た次第である。介護業界に興味関心をお持ちのすべての方に、企業研究をおすすめしたい会社である。

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「SOMPOケア ラヴィーレ上福岡」にて。未来の介護を創り上げていくために求められるのは「誠実さと高い倫理観」「協調性」「素直さ」を兼ね備えた人材だ。

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