最終更新日:2025/6/11

(株)ジーテクト【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 金属製品
  • 非鉄金属
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
埼玉県、東京都
PHOTO
  • 5年目以内
  • 資源系
  • 技術・研究系

先輩社員インタビュー

  • A.K
  • 2016年入社
  • 日本大学
  • 生物資源科学部 植物資源科学科卒
  • 開発部

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 研究をメインにする仕事
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
現在の仕事
  • 部署名開発部

現在の仕事内容

研究開発部門にて新たに考案された新工法等を、量産技術として確立します。技術部門全体や設備メーカーと協力し、品質や生産性、メンテナンス性を実験/検証の上、最適条件を導き出し、設備仕様を決定します。その後は、設備製作部門(プレス技術・溶接技術)に引き継ぎます。


開発のアイデアを、量産の技術へ。

開発課で確立された新工法等を、生産現場へ量産化技術として昇華することが、鮎川のいる生産技術課だ。量産化には、開発とはまた違なる技術的視点が要求される。例えば、連続して何千、何万もの同質の部品を造ることができるか。その負荷に生産設備が耐えることができるのか。品質・コスト・作業性において、机上での計算を繰り返し、そして、実験・検証を重ねていく。近年では、車体の軽量化が求められ、欧米を中心に、アルミを骨格部品にまで適用する動きが進んでいる。従来素材の鉄とアルミは、熱伝導や電気抵抗など、特性が異なり、接合は容易ではない。しかし、ジーテクトはTSWという独自の異材接合技術を確立した。今、鮎川が挑んでいるのは、その将来技術の量産化だ。「今は事前検証の段階です。応用可能設備と新規導入設備の検討や、量産設備仕様検討など、日々シミュレーションと、実験を繰り返しています」。技術としても、ニーズとしても、まだまだ発展段階。しかし、鮎川は言う。「これからの時代、確実にアルミの需要が増える。この技術は、来たるべき未来を見据えた技術なんです」。


出会う技術、すべてが教材。

生産技術は、開発や技術だけでなく、時には営業までと、全社横断的に関係を持つ部署だ。研究開発により考案されたアイデアを、量産現場に引き渡すまで、多くの部署と調整がある。だからこそ、自分が担当する部分以外の工程知識もなくてはならない。「初期は開発部との連携も必要ですし、量産化にあたり各工場の設備能力やその他キャパシティの把握も必要。生産技術では全体を見る力を持っていないと、いい仕事はできません」。鮎川自身、大学で機械工学を学んでいたわけではなかった。今、現場で活かしている技術や知識のほとんどは、会社に入ってからの研修と、自身の好奇心から得たものだ。「知識がないからこそ、自分で判断せず、なんでも吸収しようと思います。異材接合の他にも、EV向けアルミバッテリーケース量産など、特に自分が関わるのは、生産技術の中でも最先端の部門。だからこそ、今は勉強の毎日です」。未経験ということに加え、新しい技術という難しさもある。けれどその分、やりがいも大きい。「いつか自分の技術に、街中で出会うことが楽しみです」。来るべきその日に向かって、鮎川は今日も技術を磨いている。


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