学校法人藤田学園（藤田医科大学、藤田医科大学病院 等）

診療録管理室にて、主にDPC※コーディング業務を担当しています。藤田医科大学病院はDPC対象病院であるため、入院患者さんには医師が選択した傷病名に沿って、医療資源病名や入院期間中の診療行為を確認しながら、適切なDPCコーディングを行う必要があります。その過程において、医師と直接関わることが多く、専門的な知識が必要であるものの、これまでの知識に加えて新しいことを知る良い機会となっています。また、日々蓄積されたDPCのデータは、厚生労働省への提出が義務となっており、そのデータの作成にも携わっています。DPCデータには、個々の患者さんの様々な診療情報が含まれており、それらのデータは医療の質の向上や標準化の基となることから、担当者としてデータの質の向上に努めています。全国でトップクラスのDPC症例を有する藤田医科大学病院のDPC関連業務に携わっていることにやりがいを感じています。
※DPC(Diagnosis Procedure Combination)とは、「急性期入院医療を対象とした診療報酬の包括評価制度」

大学病院ということもあり学生の実習やインターンシップ等で業務を教える機会が多々あります。馴染みのない用語が多いので仕事内容を理解することは大変だと思いますが、学生さんが私たちの話をしっかり聞き、質問をしてくれる姿にとても嬉しく感じました。また、日々業務を行う中で、先輩方に確認していたことも1人で対応できるようになり、自分自身の成長を感じたことです。

大学病院で働くことで幅広い知識を習得でき、他病院では経験できないような業務に携わることができると考えたからです。また、学生実習の際に職場の雰囲気が良く、働きやすい環境であると感じたからです。産前休暇や育児休暇などの福利厚生が充実しているため、長く勤めることができると感じ、魅力のひとつでありました。

医療従事者の方と関わる機会が多くあるので、専門的な知識が必要となりますが、課内勉強会等があり職場の仲間同士で知識を高めることができます。また、病院組織だけでなく学校や法人本部もあるので、その中で色々な部署が存在します。医療知識がない方でも活躍できる場所があり、幅広い知識を得ることができる魅力があると思います。